8/4〜8/10のSANFRECCE Diary


<13.8.10> 「ホットニュース」によると森保監督は「選手のタレントだけを見たら、磐田の17位と言う順位は信じられない」と語っています。降格圏脱出のためには何としても勝利が欲しい磐田ですが、報道によると今週の練習では「広島対策を十分に練っていた」とのこと。サンフレッチェとしては浦和戦の二の舞いにだけはならないように、十分に注意して戦う必要がありそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップU-8」と「ファミリーサッカースクール」が行われます。またピッチ内ではいつものように「フォリアチャレンジ」が行われるほか、安芸高田市の甲冑武者がラウンドし、出陣の法螺貝で入場を盛り上げます。ファンクラブサロン前での「キックターゲット&スピード」は午後5時から。場外のおまつり広場では、ヤマメのつかみ取りや特産品販売が行われる安芸高田市のブースが3時からスタートします。
 試合会場限定グルメは、静岡県産の桜海老を使用した「桜海老のかき揚げ丼」を600円で限定500食提供。選手コラボメニューは佐藤寿人選手の「冷製トマトのカッペリーニ」を700円で、石原選手の「汁無し担々麺 温泉卵付き」を650円で販売します。これらの販売はいずれもおまつり広場の特設ブースで、午後2時半からとなっています。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、ミキッチ選手のプレミアムカードを3,000名様に。また今日は「一銭必勝!!小中高生ワンコインデー」と題して、ホーム側自由席の小中高チケットをワンコイン特別価格(バックスタンド500円、サポーターズシート100円)で販売しますので、ぜひご来場下さい。
 テレビ放送はNHK-BS1とスカパー!ch183(SD画質)とch583(HD画質)及びCS805で生放送が予定されています。今日はブログでの速報は行いませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方は携帯サイトの速報をどうぞ。
<13.8.9> 明日はJ1リーグ戦第20節。サンフレッチェはホームにジュビロ磐田を迎えます。
 開幕から調子が上がらなかった磐田は第9節終了後に森下前監督を解任。その後長澤コーチが引き継いだものの状況は好転せず、第14節から関塚新監督が指揮を執っています。そしてその後の4連戦は無敗で切り抜けたもののこのところ2連敗。順位も17位に沈んだままで降格圏を抜け出せていません。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
7H ●0-2 広島  【広】佐藤、石原
8H ○4-0 湘南  【磐】山田、松浦、山本脩、山崎
9A ●1-2 甲府  【磐】金園、【甲】ウーゴ2
10A △2-2 FC東京 【磐】伊野波、小林、【東】石川、李
11H ●0-1 柏   【柏】ジョルジ・ワグネル
12H ●2-4 川崎F 【磐】前田、チョ、【川】小林、レナト、ジェシ、矢島
13A △1-1 大分  【磐】山田、【分】高松
14H △2-2 C大阪 【磐】前田、山田、【C】南野、エジノ
15H ○2-1 新潟  【磐】金園、山崎、【新】川又
16A △1-1 仙台  【磐】前田、【仙】角田
17A △1-1 鹿島  【磐】金園、【鹿】ダヴィ
18H ●1-2 浦和  【磐】駒野、【浦】マルシオ・リシャルデス、森脇
19H ●2-3 名古屋 【磐】山田、金園、【名】小川、ケネディ、玉田
 前節はヤマハスタジアムの改修工事終了後のこけら落しのゲーム、と言うことでクラブの歴史を彩る人々を迎えての試合となりましたが、試合全体としては名古屋に主導権を握られ3失点。終盤の反撃も1点止まりで記念の試合を落として、サポーターからのブーイングを受ける羽目になってしまいました。降格圏脱出のために必要なのは、内容よりも結果。と言うことで明日は広島対策を十分に立てて乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、ここまで6試合連続で先発出場してきた山岸が離脱したため、左サイドに誰を起用するかがポイントです。パクの正確なクロスも捨てがたいのですが、対面が駒野だと言うことも考えて経験値の高い清水を起用する可能性が高いのではないか、と予想します。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、パク、中島、岡本、井波、野津田
 前節は浦和の「広島対策」にしてやられて完敗を喫したサンフレッチェですが、もう一度自分たちのやるべきことを見直して、再スタートを切る良いきっかけにできるのではないかと思います。明日はたくさん来場するであろう子供たちの良い夏休みの思い出になるような、熱いゲームを見せて欲しいと思います。
<13.8.9> 日本サッカー協会は昨日、8/14に行われるウルグアイ代表との親善試合に臨む日本代表を発表し、広島から西川と青山が選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】川島(スタンダール・リエージュ)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】駒野、伊野波(磐田)、今野(G大阪)、長友(インテル)、
    森重(FC東京)、内田(シャルケ04)、吉田(サウサンプトン)、
    酒井高(シュツットガルト)
【MF】遠藤(G大阪)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、青山(広島)、
    高橋(FC東京)、山口(C大阪)
【FW】豊田(鳥栖)、岡崎(マインツ05)、本田(CSKAモスクワ)、
    香川(マンチェスターU)、清武(ニュルンベルグ)、工藤(柏)、
    柿谷(C大阪)
 コンフェデレーションズカップのメンバーから栗原(横浜FM)、酒井宏(ハノーファー96)、中村(川崎F)、細貝(ヘルタ・ベルリン)、前田(磐田)、ハーフナー(フィテッセ)、乾(フランクフルト)が外れ、東アジアカップのメンバーから駒野、森重、青山、山口、豊田、工藤、柿谷が再選出されました。東アジアカップを戦ったフレッシュなメンバーが「旧メンバー」とどのように融合し、また化学反応を起こすのか。また「ザッケローニ監督のお気に入り」と言うウワサの青山の出番はあるのか。注目したいと思います。
<13.8.8> サンフレッチェは昨日、山岸選手が左ハムストリング肉離れで全治4週間と診断された、と発表しました。山岸は浦和戦で負傷して途中交代し、一昨日広島市内の病院で検査を受けていました。中国新聞によると森保監督は「けが人は痛いが、ピンチで自信を持って送り出せる選手は揃っている」と語っていて、磐田戦までに選手を見極める方針だとのこと。浦和戦で途中出場した清水とパクがポジションを争うことになると思われますが、日曜日の練習試合で左MFに入った井波やファンもポジションを狙っているそうです。サンフの左サイドはもともと最激戦区ですが、今週の練習ではこれまで以上に激しいポジション争いが繰り広げられることになりそうです。
<13.8.8> プレスリリースによると、ファン・ソッコ選手が8/14に行われる韓国代表とペルー代表の親善試合の韓国代表メンバーに選出されました。報道によると洪明甫監督は今回の代表では「自ら追求するカラーを明確に表した」とのこと。長身FWのキム・シンウクやベテランのイ・ドングクを外し、背が低くても機動力のある選手を選出している様子です。新しい監督の元で新しいチーム作りを進める韓国代表の中で、ポジションを取れるかどうか。ファン・ソッコにとっては、クラブと同じぐらい重要な戦いが待っていると言えそうです。
<13.8.7> 日本サッカー協会は昨日、SBSカップに向けてのU-18日本代表候補を発表し、サンフレッチェユースからは越智と川辺が選ばれました。今回選ばれたのは次の22人。
【GK】阿波加(札幌)、高木和(清水ユース)、田中(青森山田高)
【DF】ハーフナー(名古屋)、三浦(清水)、鴨池(FC東京U-18)、
    内田(G大阪ユース)、内山(札幌U-18)、安東(JFAアカデミー福島)、
    北谷(興國高)、広瀬(浦和ユース)
【MF】望月(名古屋)、松本昌(大分)、田村(湘南)、関根(浦和ユース)、
    大山(大宮ユース)、小川(G大阪ユース)、川辺(広島ユース)
【FW】金子(JFAアカデミー福島)、越智(広島ユース)、北川(名古屋U18)、
    宮市(中京大中京高)
 先月行われた中国遠征のメンバーから桜井(流経大)、畠中(東京Vユース)、高橋(立正大淞南高)、谷村(山形)川上(FC東京U-18)、松田(東福岡高)、小屋松(京都橘高)が外れ、阿波加、三浦が選ばれています。この代表候補メンバーの中から18人が選ばれて、8/15から静岡で行われるSBSカップを戦います。
<13.8.6> Jリーグは先週、9月以降のリーグ戦の日程とキックオフ時間、会場、及びTV放送予定を正式に発表しました。サンフレッチェの日程は以下の通りで、半分以上が地上波かNHK-BS1で放送される予定です。これはおそらく、今後の試合が注目を集めていることの現れでしょう。サンフレッチェらしい「人もボールも心も動かす」サッカーで、連覇に向けて突き進んで欲しいと思います。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
20
8/10(土)
19:00
ジュビロ磐田
エディオンスタジアム広島
スカパー!/NHK-BS1
21
8/17(土)
19:00
名古屋グランパス
エディオンスタジアム広島
スカパー!
22
8/24(土)
19:00
大分トリニータ
大分銀行ドーム
スカパー!
23
8/28(水)
19:00
ヴァンフォーレ甲府
山梨中銀スタジアム
スカパー!
24
8/31(土)
19:00
FC東京
エディオンスタジアム広島
スカパー!/NHK-BS1
天2
9/8(日)
15:00
天皇杯2回戦
福山市竹ヶ端運動公園
25
9/14(土)
19:00
川崎フロンターレ
等々力陸上競技場
スカパー!/NHK-BS1
26
9/21(土)
14:00
アルビレックス新潟
エディオンスタジアム広島
スカパー!/中国放送
27
9/28(土)
15:00
サガン鳥栖
ベストアメニティスタジアム
スカパー!
28
10/5(土)
16:00
清水エスパルス
エディオンスタジアム広島
スカパー!/NHK広島
天3
10/13(土)or14(日)
天皇杯3回戦
29
10/19(土)
15:00
横浜Fマリノス
日産スタジアム
スカパー!
30
10/26(土)
16:00
ベガルタ仙台
エディオンスタジアム広島
スカパー!/NHK広島
31
11/10(日)※
13:00
柏レイソル
日立柏サッカー場
スカパー!
32
11/23(土)
14:00
セレッソ大阪
金鳥スタジアム
スカパー!
33
11/30(土)
14:00
湘南ベルマーレ
エディオンスタジアム広島
スカパー!/NHK広島
34
12/7(土)
15:30
鹿島アントラーズ
カシマスタジアム
スカパー!/NHK広島/NHK水戸

※柏がACL決勝に進出した場合には11/12(火)に開催。
<13.8.5> 昨日大原サッカー場で浦和との練習試合を行い、1-1の引き分けでした。広島のメンバーは非公開(私の想像は、GK:増田→原、DF:ファン、中島、パク、MF:石川、岡本、キム、井波、浅野、野津田、FW:イ)。浦和は、GK:山岸(→大谷HT)、DF:坪井、永田充、山田暢(→野崎58分)、MF:小島、山田直(→山田暢73分)、関口、岡本、矢島、マルシオ・リシャルデス(→永田拓HT)、FW:阪野。得点は前半8分に山田直、14分にキム・ジョンソクでした。
<13.8.4> 昨日アウェイで行われた第19節浦和戦は、早い時間帯での失点が響いて10試合ぶりに黒星が付いてしまいました。
 サンフレッチェのメンバーは控えも含めて前節と同じで以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本
       (→ファン68分)
     青山 森崎和

ミキッチ          山岸(→清水32分)
(→パク87分)
    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、中島、岡本、野津田
 対する浦和は鈴木が約1ヶ月ぶりに復帰して、GK:加藤、DF:森脇、那須、槙野、MF:平川、阿部、鈴木(→山田暢63分)、宇賀神、柏木、原口(→マルシオ・リシャルデス85分)、FW:興梠(→阪野69分)、と言うメンバーでした。開始早々に塩谷がドリブルで攻め上がって広島がチャンスを作りましたが、先制点を奪ったのは浦和。微妙なファウルで与えたFKで、柏木のボールを興梠に頭で流し込まれてしまいました。
 これで落ち着いた浦和は、前線の3人とサイドの2人にマンマークを付けて守備を固めます。広島はDFラインでボールを動かしながらチャンスを窺いますが、なかなかシュートまで行けません。逆に前半27分にはロングボールの落としを受けた原口がドリブル突破を図ると、空いたスペースに走り込んだ柏木がゴール前を横切るパス。興梠のシュートはゴールライン上で水本がクリアしたもののこれが原口の前にこぼれてそのまま蹴り込まれ、リードは2点に広がりました。
 その直後に広島は、水本のスルーパスで山岸が抜け出してクロスを入れると、ゴール前で受けた高萩がフェイクを入れてシュートしたものの加藤に抑えられる、と言うシーンを作ります。しかしその後は浦和の執拗なマークを剥がすことができず、なかなかシュートにも行けないままにハーフタイムを迎えました。
 後半も同じ流れで広島がボールを支配しつつ攻め手を探しますが、逆に後半9分に右サイドをドリブルで駆け上がった平川が斜めのクロス。千葉がボールの前に入ったものの空振りしてしまい、興梠に決められて点差が更に開いてしまいました。
 この後も広島はボールを支配しつつ何とか相手守備を崩そうとします。逆に浦和はカウンターから攻め込み、何度も危ないシーンを作られましたが西川の頑張りで凌ぎます。そして後半ロスタイムにはパクのCKを水本がヘッドで決めて一矢を報いたものの時既に遅し。リーグ戦では約3ヶ月ぶりの敗戦は、苦々しい思いの残るものとなりました。
 ペトロヴィッチ監督はこの日も「広島対策」を徹底してきました。寿人、高萩、石原に那須、槙野、森脇を付けて密着マーク。これによって後ろからのパスの出しどころを消しました。また平川と宇賀神も山岸とミキッチをケアして両サイドに蓋をして、サイドからの攻撃も封殺。更にこの日から復帰した鈴木が中盤を走り回って守備網に穴が空くのを防ぎました。「普段やられていること、最近自分たちがやられている試合展開を逆にできた」とは柏木の言葉ですが、まさに相手の嫌がることをやる、と言う浦和の戦い方にまんまとはまってしまった試合だった、と言えるでしょう。開始早々に失点してしまったこと。そして狙い通りにカウンターから追加点を奪われたことにより、ますます相手にとってはやりやすく、そしてこちらにとってはやり難くなってしまったと思います。サンフレッチェはそれでも粘り強く戦ったと思いますが、やはり個人の能力の高いチームが自分たちのやり方を崩してまでこちらに合わせてくると難しくなるのは当然のこと。クリアボールが相手に渡ってしまう、等のいくつかの不運も含めて、負けるべくして負けた試合だった、と言わざるをえません。
 今節は広島の他に大宮も敗れたものの横浜FMが勝ち、浦和とともに勝ち点3を積み上げて広島との勝点差が縮まりました。ただ幸いにして順位はまだ広島が上なので、次の試合から勝ち続ければ首位を明け渡すことはありません。ここまで、特に代表選手にとっては過密日程が続いていたわけですが、次節までは1週間空きます。その間にしっかりと体調と戦術を整備して、再び走り始めて欲しいと思います。

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<13.8.4> 昨日三ツ沢で行われた「adidas CUP 2013 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」の決勝で、サンフレッチェユースは横浜FMユースと延長まで戦った末に1-4で敗れ今季1つ目のタイトル獲得を逃しました。マッチレポートによると前半は両チームともにチャンスを作りながら決めきれませんでしたが、後半8分に広島が川辺のスルーパスから宮原が決めて先制点を奪いました。しかし25分に横浜FMに同点に追いつかれて延長戦に突入すると、延長前半9分にクロスのこぼれを押し込まれて勝ち越しを許し、その後も追加点を奪われ敗れました。
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