9/22〜9/28のSANFRECCE Diary


<13.9.28> 中国新聞によると、4人が鎬を削る激戦の左サイドはファン・ソッコの先発が濃厚だ、とのこと。本来の守備力に加えて攻撃力もアップした韓国代表の力で、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はベストアメニティスタジアムで午後3時キックオフ。1時から「アウェイサポーターへおもてなし」と言うことで、先着500名様にうれしの茶をプレゼントするそうです。テレビ中継はスカパー!のch181(SD画質)とch581(HD画質)及びCS801で生放送が予定されています。今日もブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<13.9.27> 明日はJ1リーグ戦第27節。サンフレッチェはアウェイでサガン鳥栖と対戦します。
 前半戦は3勝5分け9敗で降格圏ぎりぎりの15位だった鳥栖は、夏以降大々的な選手補強を敢行。菊地、ニルソン、播戸に加えてGKには元日本代表の林彰洋を獲得しました。そしてその効果は絶大で、林の加入前は1試合平均2.7失点していたのが0.67に激減。また成績も5勝1分けと負けなしで、後半戦に限れば堂々の首位に立っています。その後半戦の戦績は以下の通り。
18H ○3-2 大分  【鳥】池田、豊田、ニルソン、【分】阪田、高松
19A ●1-2 柏   【鳥】ニルソン、【柏】工藤2
20A ●1-2 横浜FM 【鳥】早坂、【横】中村、マルキーニョス
21H ○2-1 大宮  【鳥】池田、豊田、【宮】チョ
22H ○1-0 仙台  【鳥】水沼
23A ○3-2 FC東京 【鳥】豊田2、池田、【東】平山、渡邉
24H △1-1 名古屋 【鳥】水沼、【名】増川
25H ○1-0 湘南  【鳥】OG
26A ○1-0 川崎F 【鳥】金井
 前節はエース豊田が出場停止と言うことで苦しい試合が予想されましたが、まずは強固な守備ブロックで川崎のパスワークを封殺。そして後半23分にセットプレーから虎の子の1点を奪うと、その後の川崎Fの猛攻を弾き返してそのまま逃げ切りました。好調に勝ちを積み重ねている、とは言え順位は14位のままでJ1残留のためにはまだまだ安心できない位置にいるだけに、明日は今まで通りの現実的なサッカーで勝点3のみを目指して来るに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、携帯サイトによると今週は別メニュー組もなく良い練習ができていたそうです。古巣との対戦と言うことで岡本がメンバー入りする可能性もありますが、一応前節と同じメンバーを予想しておきます。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ         ファン

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、中島、山岸、清水、森崎浩、野津田、浅野
 ここ6試合の成績を見ると、首位・横浜FMと3位の浦和が3勝1分け2敗、4位の鹿島が4勝2敗、5位のC大阪に至っては1勝の後は5試合連続引き分けと、いずれも足踏みが続いています。これが、広島が1勝2分け3敗だったにも関わらず2位にとどまっている原因なのですが、しかしここから先は違うと思っておいた方が良いでしょう。森保監督がいつも言っているように、まずは目の前の試合に勝つこと。それを積み重ねて行けば、その先には栄冠が待っています。明日は新潟戦で見せたような粘り強いサッカーで、勝利を挙げて欲しいと思います。
<13.9.26> 2週間前に出ていた「紫熊倶楽部」10月号(Vol. 188)を紹介します。
 今回の表紙は青山敏弘選手で、中身も青山選手の大特集となっています。最初の記事は中野編集長によるドキュメントで、「完全数」である6番を背負ってプレーする彼のサッカー人生を様々な角度から分析しています。これに続いて中国新聞の日野記者とサッカーダイジェストの原山記者によるコラムを掲載。また後ろのカラーページでは「青山敏弘の源流を探る旅」と言うことで、作陽高校の野村監督や足立スカウトの言葉を絡めて書いています。1冊のほぼ半分に相当する14ページにわたる特集を読めば、「広島のエンジン」として、また日本代表として活躍する青山選手の全てが分かる、と言って良いでしょう。
 その他に今回取り上げられているのは、服部コーチと浅野選手です。服部コーチはプロ17年目にして初めて広島を離れて岡山でプレーした経験を振り返るとともに、指導者1年生としての生活について語っています。一方浅野選手は大家族で育った生い立ちから広島入りの理由、そして今後の抱負などを語っています。
 マッチレポートは8月中のリーグ戦5試合(磐田戦、名古屋戦、大分戦、甲府戦、FC東京戦)と、天皇杯の福岡大学戦。また西川、青山両選手が出場した日本代表のグアテマラ戦もレポートしています。「THE SCENE OF SANFRECCE」はJ1通算300試合出場を果たした佐藤寿人選手と、広島県歯科医師会などが中心になって行われた「デンタルサッカーフェスタ」と高萩選手を取り上げています。そして最終ページでは、ストライカースクールに参加した佐藤寿人選手を紹介しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<13.9.25> 日本サッカー協会は昨日「AFC U-19選手権2014予選」に向けてのトレーニングキャンプに参加するU-18日本代表を発表し、広島からは川辺と越智が選ばれました。今回選出されたのは次の22人。
【GK】阿波加(札幌)、高木和(清水ユース)、田口(横浜FMユース)
【DF】ハーフナー(名古屋)、三浦(清水)、鴨池(FC東京U-18)、
    内田(G大阪ユース)、内山(札幌U-18)、畠中(東京Vユース)、
    広瀬(浦和ユース)
【MF】望月(名古屋)、松本昌(大分)、深井(札幌)、関根(浦和ユース)、
    小屋松(京都橘高)、金子(JFAアカデミー福島)、小川(G大阪ユース)、
    川辺(広島ユース)
【FW】越智(広島ユース)、北川(名古屋U18)、宮市(中京大中京高)、
    高木(東京V)
 9月上旬に行われたウズベキスタン遠征のメンバーから安東(JFAアカデミー福島)、大山(大宮ユース)、谷村(山形)、北谷(興國高)が外れ、怪我などで辞退していた高木和、三浦、望月が復帰。また深井も6月以来の招集となっています。10月8日から始まる予選の相手はマカオ、マレーシア、中国。戦術を確認し体調を整えて、勝ち抜いて欲しいと思います。
<13.9.24> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第14節でサンフレッチェユースはアビスパ福岡U-18に2-5で敗れました。メンバーは今のところ不明で、得点は前半7分に諸岡、8分と33分に関(福岡)、26分に山口(福岡)。後半は6分に諸岡、12分に関、40分に渡辺でした。第14節の全結果と順位表は次の通り。
【第14節】
福岡U-18   5-2 広島ユース
名古屋U18   2-3 富山第一高
G大阪ユース 5-1 大津高
京都U-18   1-0 C大阪U-18
神戸U-18   1-2 東福岡高

        勝点 勝 分 負 得失点差
1 神戸U-18   28    9   1   4   +10
2 広島ユース  26    8   2   4    +8
3 東福岡高   25    8   1   5    +9
4 名古屋U18   23    7   2   5    +7
5 C大阪U-18  22    7   1   6    +1
6 京都U-18   22    7   1   6     0
7 富山第一高  16    5   1   8   -10
8 G大阪ユース 14    4   2   8    -3
9 大津高    12    2   6   6   -16
10 福岡U-18   11    2   5   7    -6
 なお高円宮杯PLの公式サイトによると、第11節で神戸が3-1で福岡を下した試合が終わっていないことになっていて、勝点が25の神戸の順位は3位。サンフレッチェユースが首位に戻っています。詳細は不明ですが、ここでは前節終了時の順位表に第14節の結果を加えていますのでご注意下さい。
<13.9.23> 10/19に日産スタジアムで行われる横浜Fマリノス戦のアウェイ応援ツアーの募集が始まっています。まずバスツアーは10/18(金)の午後11時に広島ヘリポート、11時半に広島駅新幹線口に集合し、小谷SA、福山SAを経て翌日昼頃にスタジアムに到着。試合観戦後に日産スタジアムを出て日曜日の朝に広島に戻ってくると言う日程です。料金はビジター自由席のチケット付きで大人22,800円、小中高生20,900円(チケット不要の場合は大人20,600円、小中高生20,000円)。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員はそれぞれ1,000円引きになります。
 一方の新幹線利用ツアーは土曜日の午前8時に広島駅新幹線口改札前、8時半に福山駅改札前に集合し、当日の夜10時16分に福山駅、10時40分に広島駅に戻ってくると言う日程です。こちらもビジター自由席の入場券付きで広島駅発が大人33,700円、中高生32,600円、小学生17,000円、福山駅発が大人30,700円、中高生29,600円、小学生15,500円。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員はこちらもそれぞれ1,000円引きです。お申し込み、お問い合わせは、ひろでん中国新聞旅行セールスセンター(082-512-1010)か福山営業所(084-923-2228)。ホームページからなら24時間お申し込み可能です。バスツアー、新幹線ツアーとも募集人数は先着40名様限定となっていますので、希望される方はお早めにどうぞ。
<13.9.22> 昨日エディオンスタジアム広島で行われたJ1リーグ第26節新潟戦は、前半のファンと寿人のゴールを堅い守備で守りきって8/10以来久々のリーグ戦勝利を飾りました。
 怪我が治ったミキッチと前節出場停止だった石原が先発に復帰。またファンが左サイドで先発して、以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ         ファン
(→清水65分)
    石原    高萩

       佐藤(→森崎浩77分)

SUB:増田、中島、山岸、野津田、浅野

 対する新潟は、GK:東口、DF:川口(→坪内HT)、舞行龍、大井、金珍洙、MF:三門(→ホージェル・ガウーショ52分)、レオ・シルバ、成岡、田中亜、FW:岡本(→田中達66分)、川又、と言うメンバーでした。この試合の最初にチャンスをつくったのは広島で、2分に相手のバックパスを拾った石原がシュート。GKが弾いたこぼれを逆サイドで拾ったミキッチのクロスを寿人がダイレクトで狙いましたが惜しくも枠を外れます。これに対して新潟も積極的に攻め、5分にはレオ・シルバとのパス交換から成岡が抜け出して危ういシュートを放ち、直後のCKから岡本に頭で狙われますがポストが弾きます。広島も8分にファンのクロスに高萩が頭で合わせましたが枠を捉えることができず、11分にも高萩が中央を持ち上がりましたが囲まれてシュートもパスもできません。パスミスから逆襲を受けることが多くなり、引いて守りを固める広島。新潟は鋭い出足からセカンドボールを拾い、広島を押し込みます。しかし前半28分、高萩が中盤で囲まれながらもキープして石原へ。前を向いた石原が左サイドのスペースに出すと、走り込んだファンが見事なシュートを決めて広島が先制点を奪いました。
 続いて前半36分、前からの守備でボールを奪って森崎和が強烈なミドルシュート。これは東口に弾かれましたが、こぼれ球を拾った石原がゴール前を横切るクロスを送ると「消える動き」でフリーになっていた寿人がヘディングシュートを決めて、リードを2点に広げました。
 その後新潟は、選手を入れ替えながら逆襲を試みます。これに対して広島はがっちりとブロックを作って守りを固め、カウンターから得点を狙います。後半4分には千葉のロングボールで抜け出したミキッチが鋭いクロスを入れましたが寿人にはわずかに合わず。15分には川又が危ないシュートを放ちましたが西川が素晴らしい反応で弾き出します。その後も新潟がボールを支配してパスを回しますがゴール前には入れさせず、逆に18分にはカウンターから石原がフリーで抜け出し、21分には清水のクロスに高萩が合わせるなどビッグチャンスをつくります。その直後にも青山のスルーパスを受けた石原が難しい体勢から打ちましたがわずかに左に外れ、28分にはFKからファンがループで狙いましたがGKにキャッチされます。新潟はパスを繋いで、あるいはロングボールから広島陣内に攻め入りますが、決定的な場面と言えば35分に成岡のシュートのこぼれを拾った川又にペナルティエリア内で粘られたぐらい。逆に広島は42分と44分の森崎浩のシュートや、ロスタイムの清水の、それに続く石原のシュートなど決定機を量産しましたが追加点は奪えません。結局スコアは前半のまま動かず広島の2点リードのままで終了のホイッスルとなりました。
 新潟の柳下監督は敗戦がよほど悔しかったのか試合後に「あんなつまんないサッカーに負けたのが悔しい」と語っていましたが、広島側から言えば止むを得ないこと。連敗を3で止めることを最優先に考えるならば、そのためにやるべきことを貫いたのがこの試合の内容であり、結果だったと言えます。攻撃だけを考えていたようなペトロヴィッチ監督のサッカーに森保流の守備のエッセンスを加えたのが今のサンフのサッカーですが、結果を出すために重要なのは攻撃と守備のバランスを保つこと。後半戦に入って以降毎試合失点が続き、特にここ3試合は2失点ずつしたことが連敗に直結していたわけですから、攻守のバランスを守備側に傾けていたのも当然です。柳下監督の嘆きも理解はできますし、本来であれば打ち合いの面白いサッカーで「おもてなし」したいところでしたが、ちょうどこちらの調子が悪くて結果が欲しい時に当たったのが不運だった、と諦めてもらうしかありません。
 この第26節は横浜FMが勝ったため首位との勝点差は4のまま変わらず、浦和が引き分けたため得失点差で広島が上回って2位に浮上しました。今後サンフは鳥栖、清水、横浜FM、仙台と好調の相手ばかりが続きますが、どこが相手であっても粘り強く、チーム一丸となって戦えば勝てるはず。残り8試合に全力を尽くして、シーズン終了後には再び栄冠を掲げたいものです。

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