9/29〜10/5のSANFRECCE Diary


<13.10.5> 携帯サイトと「ホットニュース」によると森保監督は、清水エスパルスについて「イメージ的には前節戦った鳥栖に似ている」と語っています。前節は豊田には良い形は作らせなかったものの池田の飛び出しに苦しめられただけに、ラドンチッチの周囲を走り回る大前と高木俊に特に注意する必要がありそう。来週はリーグ戦はお休みで次節は横浜FMとの直接対決になるだけに、今日は何としても勝ち点3を取って首位に食らいついて行って欲しいものです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後4時キックオフ。試合前イベントとしては9時半から「Jリーグ介護予防事業 グラウンドゴルフ大会」が、11時から「サンフレッチェカップU-9」が行われます。メインスタンド前のおまつり広場では、12時から福山市と大竹市のブースが出てそれぞれローズキャンディ420円、スタンドクリップ500円(福山市)、大竹オイスター焼きそば400円、焼きアナゴ5尾で500円(大竹市)などを販売します。13時からは「フェイスペイント」と「カルビーパーク2013〜おやつクイズに答えて、北海道の新ジャガをつかみ取ろう!〜」を開催。更にマツダブースではCX-5とアテンザセダンの車両を展示し、新調された「Mu-Len DELTA スタジアムシート」も展示されます。
 先着プレゼントは「マツダ アテンザ オリジナルタオルマフラー」を7,000名様に差し上げます。サンフレッチェクラブ会員プレゼントは井波選手のプレミアムカードです。
 試合会場限定グルメは、トマトベースのスープと鶏ガラスープのWスープに麺を付けて食べる「つけ麺風ナポリタン」を600円で限定400食提供。選手コラボメニューは水本選手の「牛すじカレー&ナン」700円と、高萩選手のプルコギ丼650円です。グッズ販売はおまつり広場が12時、メインスタンド3Fコンコースとバックスタンドは1時半開店で、NIKEコラボ商品の「HIROSHIMA EASTHAM MID QS」(9,450円)、「HIROSHIMA BLACK AW77」9,345円、「HIROSHIMA BLACK JKT」26,250円を限定販売します。また前回は25分間で売り切れたと言う「こやのんキーホルダー」800円も限定500個販売しますので、欲しい方はお早めにどうぞ。
 テレビ放送はスカパー!のch183(SD画質)とch583(HD画質)、及びCS805で生中継が予定されています。今日はブログでの速報は行いませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方は携帯サイトの速報をどうぞ。
<13.10.4> 明日はJ1リーグ戦第28節。サンフレッチェは清水エスパルスとのホームゲームを戦います。
 今季はシーズン当初からなかなか波に乗れずに中位にとどまっていた清水ですが、第18節以降の10試合の勝点は16で「2nd stage首位」の鳥栖との差は3。特にここ5試合は4勝1敗と調子を上げてきています。後半戦の戦績は次の通り。
18H △0-0 FC東京
19A ●1-3 新潟  【清】ラドンチッチ、【新】川又2、岡本
20H ○3-1 湘南  【清】ラドンチッチ2、村田、【湘】菊池
21A ●1-4 C大阪 【清】平岡、【C】エジノ2、柿谷、枝村
22H ●0-2 浦和  【浦】柏木、興梠
23H ○4-3 鹿島  【清】ラドンチッチ、高木俊3、【鹿】大迫2、山村
24A ○3-2 大分  【清】村松、大前、高木俊、【分】森島2
25H ○2-1 名古屋 【清】ラドンチッチ、大前、【名】増川
26A ●0-1 横浜FM 【横】中村
27H ○2-1 甲府  【清】大前2、【甲】パトリック
 前節は開始早々に左サイドを破られて先制点を奪われ、その後も主導権を握られましたが前半14分に大前が相手のクリアミスを拾って同点ゴール。続いて後半12分にはカウンターから大前が決めて、逆転で勝利を挙げました。なかなかゴドビ監督が目指すサッカーで結果が出ない清水ですが、しかし大前、ラドンチッチ、高木俊の前線3枚はリーグ有数の爆発力を持っています。ゴドビ監督は「ACL出場を諦めていない」とのことなので、明日も当然勝つつもりで広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、3連敗の後は2連勝。しかも好調だった新潟、鳥栖相手に無失点勝利を挙げたと言うことで、徐々に調子が上がっているのは間違いないところ。首位との勝点差も2に縮まって、連覇に向けての道が見えてきました。明日のメンバーですが、U-20代表の野津田と浅野は欠場するものと思われます。また前節足首を痛めて早々に退いたファン・ソッコの出場も微妙ですが、その穴は清水か山岸が埋めるでしょう。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ         清水

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、パク、中島、岡本、山岸、井波、森崎浩
 前節の勝利で2位に浮上したサンフレッチェですが、首位横浜FM、3位浦和との勝点差はいずれも2で、1試合でひっくり返る可能性があります。ここまではどのチームも波に乗れずに足踏みしていましたが、これからはラストスパートをかけてくるはず。サンフレッチェとしてはこれまで通り目の前の試合に集中して、勝点を積み上げて行って欲しいと思います。
<13.10.4> 日本サッカー協会は昨日ヨーロッパ遠征に参加する日本代表を発表し、広島からは西川が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】川島(スタンダール・リエージュ)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】今野(G大阪)、伊野波(磐田)、長友(インテル)、森重(FC東京)、
    内田(シャルケ04)、吉田(サウサンプトン)、酒井宏(ハノーファー96)、
    酒井高(シュツットガルト)
【MF】遠藤(G大阪)、長谷部(ニュルンベルク)、細貝(ヘルタ・ベルリン)、
    本田(CSKAモスクワ)、山口(C大阪)
【FW】岡崎(マインツ05)、ハーフナー(フィテッセ)、乾(フランクフルト)、
    香川(マンチェスターU)、清武(ニュルンベルク)、柿谷(C大阪)、
    齋藤(横浜FM)
 グアテマラ戦とガーナ戦の代表から青山、工藤、大迫が外れ、細貝、ハーフナー、乾が復帰しています。今回の遠征ではオランダ代表と対戦する、と言うウワサでしたが残念ながら相手はセルビア代表とベラルーシ代表。どちらも既にW杯予選からの脱落が決まっているだけに、勝たなければならない試合、と言って良いのではないでしょうか。
<13.10.3> 左ふくらはぎ肉離れで8/3の浦和戦以来先発出場の無かった山岸選手ですが、中国新聞によると「先発復帰へ着実な歩みを進めている」そうです。怪我をした当初は4週間で試合に復帰する予定だったそうですが、「もう若くないから」(山岸)か、なかなか状態が上がらなかった、とのこと。出場できない間のチームを見ながら「引いた相手には、サイドでもう少し人数をかけた攻撃をしないといけない」と感じていたそうです。一昨日のミニゲームではサイドから中に切れ込んでシュートを放つなど積極的なプレーを見せていたとのこと。清水戦で左サイドに起用するのはファンか清水か山岸か、森保監督も頭を悩ませることになりそうです。
<13.10.2> 日本サッカー協会は昨日FIFA U-17W杯UAE2013に参加するU-17日本代表を発表し、サンフレッチェユースからは宮原と白岡が選ばれました。今回選出されたのは次の21人。
【GK】林(G大阪ユース)、白岡(広島ユース)、阿部(新潟ユース)
【DF】宮原(広島ユース)、三竿(東京Vユース)、石田(磐田U-18)、
    佐々木(FC東京U-18)、茂木(浦和ユース)、坂井(大分U-18)
【MF】水谷(清水ユース)、仲村(千葉U-18)、会津(柏U-18)、
    斎藤(浦和ユース)、鈴木(前橋育英高)、三好(川崎FU-18)
【FW】瓜生(筑陽学園高)、杉本(帝京大可児高)、永島(京都U-18)、
    渡辺(前橋育英高)、小川(浦和ユース)、杉森(名古屋U18)
 先月行われたトレーニングキャンプのメンバーが全員そのまま選出されています。また昨年のアジア予選(AFC U-16選手権イラン2012)を戦ったメンバーで残っているのは、林、宮原、石田、佐々木、茂木、杉本、水谷、会津、鈴木、三好、小川、杉森の12人となっています。2年前のチーム立ち上げから総勢200人を招集して作り上げてきたチームが、「世界」を相手にどう戦うか。グループリーグ初戦のロシア戦は、10/18の20時キックオフです。
<13.10.1> プレスリリースによると昨日、クラブライセンス交付第一審機関(FIB)はサンフレッチェ広島に来年の「J1クラブライセンス」を交付しました。J1クラブライセンスを受けたのは現在J1の18クラブに加えて水戸、岐阜、鳥取、北九州を除くJ2の18クラブの合わせて36クラブ。そのうち「B等級」に指定されている基準(特にスタジアムの屋根の大きさとトイレの数)を一つでも満たしていない24クラブには、Jライセンス交付と同時に制裁が科されています。サンフレッチェもその一つで、ホームスタジアムの洋式トイレが観客1,000名あたり0.8台しかないこと(基準は5台以上)、スタジアムの観客席の5%程度しか屋根で覆われていないこと(基準は1/3以上)が問題となっています。この「制裁」はその語感ほど重いわけではなく10/31までに「ホスピタリティ向上策の実施状況および今後の施策を書面で回答」すれば良いのですが、トイレや屋根の改修はスタジアムの所有者である広島市が動かなければどうにもならないだけに難しいところ。むしろこの「制裁」を専用スタジアム建設に向けてのテコにできれば良いのではないか、と思います。
<13.10.1> 韓国サッカー協会は昨日、10/12にブラジル、10/15にマリと対戦する韓国代表にファン・ソッコ選手を選出した、と発表しました。今回選ばれたのは25名で、Jリーグからはファンの他にキム・チャンス(柏)、キム・ジンス(新潟)、ハン・グギョン(湘南)が選ばれています。なかなか勝てなかったホン・ミョンボ監督の韓国代表ですが、9/6のハイチとの親善試合で初勝利を挙げています。鳥栖戦では怪我のため10分間しかプレーできなかったファンですが、足の状態が問題ないようであればぜひレギュラー獲得のために頑張って来て欲しい、と思います。
<13.9.30> 昨日鳥栖との練習試合を行い、1-1で引き分けでした。得点は後半23分に清武、42分にキム。鳥栖のメンバーは、GK:赤星(→藤嶋)、DF:磯崎(→練習生)、小林(→金正也)、坂井、岸田、MF:ニルソン(→ジョナサン)、末吉、清武(→早坂)、福田、FW:播戸(→練習生)、平(→練習生)。広島のメンバーは例によって非公開ですが、たぶんGK:増田(→原)、DF:宮原、中島、パク、MF:井波、岡本、キム、山岸、川辺、森崎浩(→イ)、FW:浅野、と言う感じだったのではないでしょうか。
<13.9.29> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第27節鳥栖戦は、寿人のスーパーゴールと野津田のPKの2点を守りきって2連勝。首位との勝点差を2に縮めました。
 先発は前節と同じ。またベンチに岡本を入れて、次のメンバーで戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ         ファン(→清水11分)
(→山岸81分)
    石原    高萩

       佐藤(→野津田68分)

SUB:増田、中島、岡本、浅野
 対する鳥栖は、GK:林、DF:丹羽、菊地、呂、金民友、MF:金井(→清武69分)、高橋、藤田(→福田87分)、野田(→ニルソン56分)、FW:池田、豊田、と言うメンバーでした。最初に決定機を迎えたのは広島で、右からのCKを逆サイドでファンが落として千葉が右足で打ちましたが林の好セーブに弾かれます。その後も広島は両サイドから攻めますが、しかし7分のプレーで足を痛めていたファンが立ち上がれず10分に清水に交代。その清水も積極的に攻めますが、鳥栖の中央は堅くクロスを入れても弾かれ、19分には高萩が超ロングシュートを狙いましたが惜しくも枠を外します。そして22分、低い位置でボールを奪ったミキッチのパスが高萩に入ると、ダイアゴナルにロングパスを送ります。ここにマークを外して走り込んだ寿人がGKとDFの位置を確認して左足を振り抜くと、シュート回転がかかったボールは林の頭を越えると急激に落ちてファーサイドのネットに沈みます。まるで7/10の川崎F戦の3点目の再現のようなスーパーゴールで、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いのついた広島は、27分のミキッチのシュートや33分の水本のシュートなどで鳥栖ゴールを脅かします。逆に鳥栖もロングパス主体で反撃し、34分には高橋、36分には池田、39分には豊田が狙ってきます。しかし広島守備陣の集中は高く1点リードで前半を折り返しました。
 後半のオープニングシュートはミキッチでしたが、しかし徐々に鳥栖が主導権を握って攻め込む時間が長くなって行きます。そして16分にはロングパスを受けて塩谷と競り合いながら前を向いた池田が決定的なシュートを放ったもののバー直撃。18分には金井がフリーになってシュートしましたがサイドネットを揺らしただけで済み、その直後にも金井に頭で狙われましたが枠外に外れます。広島は運動量が落ちてパスを繋げず、またロングパスを送ってもセカンドボールを拾われ苦しい時間がつづきます。28分には金民友に突破を許しましたが塩谷がぎりぎりでクリア。34分には金民友のクロスに藤田が合わせましたが危うく右に外れます。そして39分、青山のロングパスで抜け出した石原を菊地が後ろから倒して一発退場。これで得たPKを野津田が決めて点差を2点に広げます。その後鳥栖は最後の攻撃に出てきましたがはね返し、最後はしっかりとボールをキープして時計を進めて勝利のホイッスルを聞きました。
 この日の勝利のポイントは何かと言えば、佐藤寿人選手のスーパーシュートに尽きます。本人のコメントによると三浦知良選手がアメリカW杯予選で決めたゴールをイメージしたもので、これまで何度も何度もシュート練習して身体の中に感覚を覚え込ませていたとのこと。「思考するストライカー」佐藤寿人選手にとっては、動き出しからパスの受け方、GKやDFの位置の確認、そして足の振り、ボールスピードなど全てが予定通りだったに違いありません。なかなか得点が決まらないスポーツであるサッカーにおいては、「ゴール」と言うものは時には偶然性に支配されるものであり、また時には個人の飛び抜けた技術によって生み出されるものですが、この日の佐藤寿人選手のゴールは彼の才能と努力が生み出した必然のものだった、と言えます。鳥栖の尹晶煥監督は「今日は決定力の部分で足りないところがあって追いつけなかったことがこういう結果を招いた」と語っていますが、まさに鳥栖のストライカーと佐藤寿人の質の違いがゲームを決めた、と言って良いのではないでしょうか。
 一方チームとしては2試合連続無失点で勝てた、と言うことが大きいと思います。首位に立っていた頃の広島を支えていた力はリーグ最少失点を誇る守備力だったわけですが、第21節以降の5試合の総失点は8。特に第23節以降は3試合連続で2点ずつ失っていたことが3連敗、そして首位陥落の原因でした。それが被決定機を2回程度に抑えて無失点勝利を収め、この日も危ない場面を作られながらも耐えて無失点に抑えたことで、チーム全体として自信を取り戻すことができたでしょう。それがこれからの終盤の戦いで、きっとチームを押し上げる力になるのではないでしょうか。

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