今週のSANFRECCE Diary


<14.1.25> 1/20に行われた「AFC U-22選手権オマーン2013」の準々決勝でU-22イラク代表と対戦したU-21日本代表は、攻守に圧倒されて0-1で敗れてベスト4進出を逃しました。この試合のメンバーは、GK:櫛引、DF:川口、吉野、西野、山中、MF:吉野、矢島(→荒野66分)、喜田(→金森55分)、原川(→浅野87分)、中島、FW:鈴木。先発11人のうち10人にA代表招集歴がある、と言うイラクに対して序盤から苦しい展開を強いられたそうで、前半10分にはペナルティエリア外からの強烈なミドルがポスト直撃。24分には右からのクロスにフリーでシュートを打たれるなど攻め込まれたそうです。逆に攻撃では前半はカウンターからのシュートが1本だけ。後半も18分と30分に中島が惜しいシュートを放ったものの枠を捉えることができず、逆に後半39分にスピードでDFラインを突破されて先制点を奪われます。その後浅野を投入して必死の反撃を試みたものの得点を奪うことはできず、そのまま終了のホイッスルとなりました。手倉森監督は試合後に「就任して2週間でタイトルが獲れるほど甘くないということを自分に言い聞かせたい」と語っていたそうですが、急造チームで臨んだにも関わらずグループリーグを突破すると言う結果を出したのはまずまず、と言ったところでしょうか。この年代はしばらく活動を休止して再開はW杯後になるそうですが、それまでに選手たちがどれだけJリーグで成長するか、がカギになるのではないでしょうか。
<14.1.25> 今月上旬にベトナムに遠征していたU-19日本代表は、「U-19国際フットボールトーナメントNutifood Cup」に参加して2勝1敗で優勝しました。今回のメンバーは次の通りで、広島からはユースの諸岡が選ばれていました。
【GK】高木和(清水ユース)、田口(横浜FMユース)
【DF】内田(G大阪ユース)、内山(札幌U-18)、広瀬(浦和ユース)、
    三浦(清水)、安東(JFAアカデミー福島)、畠中(東京Vユース)
【MF】南野(C大阪)、望月(名古屋)、松本昌(大分)、関根(浦和ユース)、
    大山(大宮ユース)、小川(G大阪ユース)、高木(東京V)
【FW】金子(JFAアカデミー福島)、田村(京都U-18)、諸岡(広島ユース)、
    北川(名古屋U18)、宮市(中京大中京高)
 また試合結果とメンバーは次の通り。
U-19日本代表 1-2 トットナムU-19 【日】金子
 GK:高木和、DF:広瀬、三浦、内山、内田、MF:関根(→田村75分)、松本、
 望月、南野、金子(→小川80分)、FW:宮市(→諸岡60分)

U-19日本代表 7-0 U-19ベトナム代表 【日】南野2、関根、三浦、望月、田村、北川
 GK:田口、DF:広瀬、内山、三浦(→畠中61分)、内田、MF:関根(→高木66分)、
 望月、大山、小川(→田村69分)、南野(→宮市72分)、FW:諸岡(→北川66分)

U-19日本代表 1-0 ASローマU-19 【日】関根
 GK:高木和(→田口72分)、DF:広瀬、内山、三浦、内田、MF:関根、望月
 大山、高木(→田村84分)、南野(→宮市87分)、FW:諸岡(→北川60分)
 なおこの大会で初めて代表に招集されて2試合に先発した諸岡ですが、ユース卒業後は福岡大学に進学するとのこと。大学で大きく成長して、また広島に戻ってきて欲しいと思います。
<14.1.25> 年末から今月中旬にかけてロシア遠征を行ったU-18日本代表は、「第26回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメント」を戦いました。グループリーグではチェコ、ギリシア、アゼルバイジャンにいずれも勝って全勝で突破すると、準決勝でトルコ代表を、決勝でロシア代表を破って優勝しました。なおこのU-18代表には宮原が選出されていましたが辞退したため、広島からの参加はありませんでした。
<14.1.24> またまた遅くなってしまいましたが、「紫熊倶楽部」の2月号(Vol. 192)を紹介します。
 一番最初のページは見開きに優勝報告会で撮った写真が出ていて、タイトルは「王者は、広島だ」。横浜FMに敗れた天皇杯決勝を題材に、リーグ優勝と天皇杯優勝の違いや天皇杯のレギュレーションの問題点について書いています。これに続くのは水本選手のドキュメント。昨年の優勝のターニングポイントとなった3連敗とその直後の新潟戦、そして逆転優勝を決めた鹿島戦を中心に、水本選手の目から見たチームの様子を描いています。また中野編集長が水本選手の生まれ故郷である伊勢を訪問して、彼のサッカー人生のルーツを辿っています。
 ロングインタビューで取り上げられているのは小谷野社長。感動の連覇のシーンから経営面、そしてチーム強化について等、様々な点について詳しく説明しています。特に昨年はほとんど即戦力補強が無かったのに対して今季は補強に動いた意図について、率直に述べています。内容的には「サポカン」議事録とかぶっている部分もありますが、そこでは触れられていない内容も含まれています。またもう一つのインタビューは吉田安孝氏の前編で、監督の采配等についてなど語っています。
 「READER'S AREA」を挟んで外部ライターによるコラムが一本。今回はサンフレッチェの「暗黒時代」に中国新聞で筆を振るっていた木村雅敏記者が、以前を振り返りながら連覇の感慨を述べています。そして後半のカラーページは中島選手。これまでのサッカー人生を振り返るとともに、今後の生き方について語っています。そして最終ページの「SANFRECCE NEWS」では、Jユースカップで準優勝したユースに「さあ、胸を張ろう!!」と呼びかけています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<14.1.23> 中国新聞によると、サンフレッチェは今年の年間パス販売に苦戦しているそうです。昨年は過去最高の4,824席を売り上げたそうですが、今年はまだ3,500席ほど。ペースは昨年の同時期と同じながら、目標とする6,500席にはまだまだ及ばない状況となっています。「連覇効果」かサンフレッチェクラブ会員は昨年末で過去最多の23,000人を記録しているそうですが、「クラブへの関心は高まっているが販売にはつながっていない」(森脇企画広報部長)とのこと。クラブとしてはスタジアムから5km圏内を重点地域としてチラシを配布するなど、新規の顧客の掘り起こしに努めているそうです。年間パス販売は、天候などに左右されない観客動員が見込まれシーズン当初に収入になるなどクラブ経営の基盤となるもの。昨年のサポーターズカンファレンスでも、小谷野社長は「『クラブ経営上の一番の課題は何か』というサポーターの方々からの質問に答えるならば、喫緊の課題としては、個人観客向けのシーズンパスの売り上げが伸び悩んでいることが、経営の安定性という観点からは依然として大きな課題です」と述べています。他のリーグ優勝クラブでは翌年のシーズンパスの売り上げが6,000枚程度行くこと、シーズンパスとレプリカユニフォームの販売数がほぼ同じ場合が多いこと等を考えれば、広島ももっと売れるポテンシャルがあるはず。ACL初戦に間に合うためには1月末までに申し込む必要があるとのことですので、購入を考えている方はお早めにこちらからご購入下さい。
<14.1.22> Jリーグは昨日今季の第1節、第2節の対戦カードを発表し、サンフレッチェの開幕戦はアウェイのC大阪戦、第2節はホームの川崎F戦に決まりました。なお開幕戦はACL日程を考慮したシフトはなく3/1(土)の開催。また第2節はすべてのゲームが3/8(土)の開催となります。リーグ開幕からいきなり前年度3,4位との対戦となるサンフレッチェですが、どちらもACLを戦うことを考えれば条件は一緒。むしろ早いうちにライバルを叩いて、波に乗って行きたいところです。
<14.1.21> 中国新聞によると、サンフレッチェは森保監督と新たに2年契約を結ぶことが分かったそうです。クラブは育成と勝利と言う2つの目標を両立させた手腕を最大限に評価したそうで、年俸は1,500万円増の5,100万円にアップしたとのこと。今季は3連覇だけでなく昨季逃したACL、ナビスコカップ、天皇杯のタイトル奪取に向けて、腰を落ち着けて頑張って欲しいと思います。
<14.1.21> 中国新聞によると、サンフレッチェは昨日鹿児島キャンプの概要を発表しました。それによるとチーム始動となる1/27には午後から練習を開始。その後は2部練習で体力強化を図ります。そして最終日の2/3には鹿屋体育大と今季初の練習試合を行って打ち上げることになります。
<14.1.20> 一昨日から予約販売が始まった今季のユニフォームですが、あっという間に予定の3,050枚が完売してしまいました。e-VPOINTでは大人用は数分間で完売し、店頭販売も早朝から長蛇の列ができていたそうです。一般販売は2/27(木)からですが、こちらも数は限られていて大人用の1stレプリカが1,250枚、子供用が200枚となっています。大人用の1stレプリカは追加で5,500枚販売する予定もあるとのことなので最終的には欲しい人にはだいたい行き渡りそうですが、しばらく時間がかかりそうです。
 なお、ACL用のユニフォームは1,500枚販売予定だとのこと。昨年よりも500着増えていますが、こちらも厳しい争奪戦になりそうです。
<14.1.19> サンフレッチェは昨日、今季の新加入選手の発表と記者会見を行いました。今季加入したのは移籍3人+新人7人の計10人で、12人を獲得した2005年以来の大量加入となっています。その中でまず林選手は開口一番「大好きなサンフレッチェに帰ってくることができて嬉しい」と喜びを語りました。新人から4年間を広島で過ごし、当時現役だった下田選手の背中を追いかけるように成長してきた林ですが、その間の積み重ねが「今の自分の土台になっている」とのこと。出て行く時にも「いつかは広島に帰りたい」と思っていたそうですが、しかしその一方で「もう一生広島には戻れない」と言う気持ちもあったそうです。12月半ばぐらいに広島から正式オファーを受けた時には「言葉では言い表せないくらいに嬉しかった」と言う林が自分の目標とする「自己ベスト」(2011年の34試合25失点)を越える結果を残せるなら、サンフレッチェの3連覇も現実のものとなるのではないでしょうか。
 続いて記者会見した柴崎は「パスが得意」と自分の特徴を述べる一方で「自分でも得点して行きたい」と抱負を述べました。また柏は「甲府から来た『カシッチ』こと柏好文です」と受けを狙ってスベりましたが、プレーでは「練習からミキッチ選手に負けない」と強い決意を述べました。
 一方新人選手ですが、皆川は「ポストプレー」、茶島は「プレースピードとアイディア、運動量、テクニック」、ビョンは「ビルドアップ」、高橋は「走力と運動量」、大谷は「くさびのパス」、宮原は「中盤での守備やハードワーク」とそれぞれの得意なところを紹介しましたが、川辺は「(持ち味は)自分ではよく分かりません。皆さんにアドバイスしてもらいたい」と答えました。新人選手の獲得、と言うと将来性を買ってのことだと思いがちですが、大卒の2人はもちろんのこと高卒の4人にもレギュラー陣を脅かすようなプレーを見せて欲しいもの。今季の過密日程の中でリーグ戦、カップ戦、そしてACLで勝ち抜くためには、この10人の中からいかに多くの選手が戦力になるかがカギとなります。
 なおこの記者会見の全文と林と柏の囲み取材の内容が携帯サイトに掲載されていますので、ぜひごらん下さい。
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