10/26〜11/1のSANFRECCE Diary


<14.11.1> 明日はJ1リーグ第31節。サンフレッチェはホームに大宮を迎えます。
 現在15位と降格ラインの上にいる大宮ですが、勝ち点は16位清水と同じ31。17位のC大阪との差も1しかなく、完全に残留争いの渦中にいます。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
15H △3-3 広島  【宮】ズラタン、ムルジャ2、【広】佐藤2、石原
16A △2-2 鹿島  【宮】家長、ズラタン、【鹿】ダヴィ、カイオ
17H ●1-3 徳島  【宮】ズラタン、【徳】高崎2、衛藤
18A △2-2 仙台  【宮】ムルジャ、OG、【仙】梁、石川直
19H ●0-2 G大阪 【G】今野、宇佐美
20A ●1-2 新潟  【宮】ムルジャ、【新】成岡、鈴木
21H ●1-3 鳥栖  【宮】家長、【鳥】金民友、水沼、池田
22A ●0-4 浦和  【浦】梅崎、興梠、森脇、宇賀神
23H ○2-1 鹿島  【宮】ムルジャ、高橋、【鹿】昌子
24A ○2-0 徳島  【宮】ムルジャ2
25H ●1-3 川崎F 【宮】OG、【川】大久保3
26H ○2-1 清水  【宮】ズラタン、家長、【清】本田
27A ○1-0 甲府  【宮】ズラタン
28H ○1-0 FC東京 【宮】高橋
29H ●2-3 横浜FM 【宮】増田、ムルジャ、【横】下平、佐藤、藤田
30A ●1-2 神戸  【宮】カルリーニョス、【神】チョン・ウヨン、マルキーニョス
 渋谷監督就任以降の6試合で5勝1敗と劇的な変化を見せた大宮でしたが、金澤の離脱以降は2連敗。決して内容が悪いわけではないものの、安定感の欠ける戦いが続いています。明日はアウェイゲームではありますが、できれば勝ち点3、少なくとも勝ち点1は確保するつもりで来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節出場停止だった高萩が戻ってきます。また怪我で離脱していた森崎和も今週から練習に復帰しているそうですが、エルゴラによると29日の練習中に青山が腰を押さえてリタイアしたとのこと。大事には至っていないとは思いますが、ナビスコカップ決勝が1週間後に迫っていることを考えて無理はしない可能性もありそうです。ということで、青山を温存した場合のメンバー予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     茶島  柴崎

柏             山岸

   石原      高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、清水、森崎浩、野津田、浅野、皆川
 優勝の可能性は無くなりましたが、3位鹿島との勝ち点差は6なのでまだ追いつける可能性が残っています。来週のナビスコカップ決勝に良いイメージで臨むためにも、サンフレッチェらしい楽しいサッカーで勝利して欲しいと思います。
<14.10.31> フランス遠征中のU-15日本代表は28日にパル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2014の初戦を戦い、U-15オランダ代表に1-3で敗れました。メンバーは、GK:若原、DF:仙波、吉田、伊藤、田中陸、MF:藤本、宮島、佐藤昴(→坂井50分)、FW:田中雄(→佐藤颯70分)、新井、杉浦。日本は前半39分に右サイドを駆け上がった仙波(広島Jrユース)がゴールを決めて先制しましたが、後半早々からオランダの激しいプレスにさらされて開始わずか50秒で追いつかれ、後半21分にはクロスを中央で決められて逆転を許したとのこと。その後後半35分に佐藤颯の強烈なシュートで相手ゴールに迫ったものの決められず、逆に後半終了間際に右サイドをドリブル突破されてクロスを決められ敗れました。
 因みに今回のU-15日本代表のメンバーですが、サンフレッチェJrユースから仙波、川村、明比の3人が選ばれています。
【GK】沖(鹿島Jrユース)、若原(京都U-15)
【DF】佐藤颯(日章学園中)、田中陸(柏U-15)、橋岡(浦和Jrユース)、
    吉田(清水Jrユース)、仙波(広島Jrユース)
【MF】新井(長野U-15)、伊藤(磐田U-15)、井澤(JFAアカデミー熊本宇城)、
    藤本(東京VJrユース)、川村(広島Jrユース)、宮島(名古屋U15)
【FW】坂井(FCレグノウァ)、明比(広島Jrユース)、杉浦(名古屋U15)、
    田中雄(FC多摩Jrユース)

<14.10.30> 11/29(土)に行われる川崎F戦の応援ツアーの募集が先週から始まっています。日程は11/28(金)の午後9時に広島ヘリポート、9時半に広島駅新幹線口に集合して、小谷SAと福山SAを経由して川崎へ。午後2時キックオフの川崎F戦を観戦して帰途につき、日曜の早朝に広島に戻ってくる、というスケジュールになっています。料金はアウェイAゾーンの入場券付きで大人25,000円、小中学生22,500円。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員はそれぞれ1,000円引きになります。〆切は11/11(火)ですが先着40名様限定となっていますので、参加希望の方はお早めに。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞旅行セールスセンター(082-512-1010)か福山営業所(084-923-2228)までどうぞ。
<14.10.29> 先週末にJユースカップの予選リーグ最終節が行われ、サンフレッチェユースは徳島ユースに10-1(得点は前半14分に柄脇、24分に渡辺、42分に椿本、後半8分に渡辺、14分に阿部、16分にOG、21分に加藤陸、23分に田中、32分に渡辺、36分に伊藤。失点は90+4分。)で勝ちましたが、3試合の通算成績は1勝1分け1敗で3位に終わりました。なおもう1つの試合は福岡U-18が鳥栖U-18に勝利。この結果、福岡が勝ち点7で首位で決勝トーナメントに進出。また勝ち点6の鳥栖は広島と並んで予選リーグ敗退となりました。今年のサンフレッチェユースは夏のクラセンも中国地域予選で敗退しており、この結果はそれに続く失態だと言えます。
 1993年から始まったJユースカップは今回が22回目。その中でサンフレッチェユースは常に優勝を争う位置にいて、優勝回数はG大阪ユースより少ないものの決勝進出8回(優勝3回準優勝5回)は最多。特に森山監督が率いた2002年以降の成績はすさまじく、12年間に優勝2回、準優勝3回、3位2回。またその他の年もすべてベスト8には進んでいて、予選リーグで敗退するなど想像したこともありませんでした。今年のユースは怪我人の続出など難しい状況もあったとは思いますが、それにしてもユースの3大大会のすべてで結果が出せなかった、というのは「育成型クラブ」としては深刻に捉えなければならない事態だと言えるのではないでしょうか。
<14.10.28> プレスリリースによると、日本プロサッカー選手会が12/14(日)に仙台で開催する「チャリティサッカー2014」(東北ドリームス×JAPANスターズ)のメンバーに千葉和彦選手が選ばれました。
<14.10.28> 昨日ヤマハ大久保グラウンドでジュビロ磐田とのトレーニングマッチを行い、1-1で引き分けました。メンバーは両チームとも不明で、得点は前半20分に皆川、後半43分にチンガでした。
<14.10.27> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第30節清水戦は、石原の2ゴールと寿人の11年連続2桁得点となるゴールで3-1で快勝し、順位は8位に上がりました。
 出場停止の高萩の替わりに先発したのは野津田。また左サイドに山岸が入って、次のメンバーで戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  柴崎

柏             山岸(→清水74分)

   石原     野津田(→森崎浩56分)

       佐藤(→浅野70分)

SUB:増田、ファン、茶島、皆川
 対するエスパルスは、GK:櫛引、DF:ヤコヴィッチ、平岡、吉田、MF:河井、藤田、本田(→高木俊53分)、六平(→竹内64分)、石毛(→村田73分)、FW:大前、ノヴァコヴィッチ、と言うメンバーでした。試合前半はエスパルスのペース。高い位置からのプレスで広島のパス回しを寸断し、河井と吉田が頻繁に前線に顔を出しつつ攻め込んできます。13分にはノヴァコヴィッチの突破から吉田に危ないシュートを打たれましたが枠外。25分には石毛にミドルを打たれましたが枠外に外れます。逆に広島は25分に柏のクロスのこぼれを山岸が打って決定的なシュートを打って逆襲の烽火を上げます。そして前半27分、塩谷のロングフィードを逆サイドで寿人が折り返すと、走り込んでいた石原がその勢いのままに流し込んで先制点を奪いました。
 その後前半33分にノヴァコヴィッチに危ないシーンを作られたものの、全体的には広島ペース。両サイドからクロスを入れ、何度もエスパルスのゴールに迫ります。そして37分、左サイドで寿人が頑張ってキープして山岸に渡すと中央へ正確なクロス。ここに飛び込んだ石原が頭で決めて、2点リードで前半を折り返しました。
 後半に入って最初のチャンスを作ったのはエスパルスで、3分にはカウンターから石毛に危ないシュートを打たれます。また6分にもショートカウンターから石毛に狙われましたがこれも枠外に外れます。本田に代えて高木俊を投入して攻めの圧力を強めるエスパルス。12分には藤田のミドルが広島ゴールを襲いましたが、林が横っ飛びで防ぎます。逆に広島は19分、右のスペースへの展開でフリーになった柏が敵陣深く入って鋭いクロス。これはGKが触ったもののファーサイドに飛び込んでいた寿人の身体に当たってゴールネットを揺らし、広島がリードを3点に広げました。
 J1残留のために負けられないエスパルスは、この後も諦めずに攻め続けて34分には高木俊にミドルシュートを決められ1点を返します。また36分には大前にフリーで打たれましたが、これは枠外に外れて助かります。その後はオープンな攻め合いとなりお互いにチャンスを作り、35分には森崎浩と石原が決定的なシュートを打ちましたがブロック。39分には浅野がDFに挟まれながらも反転して抜け出しましたがシュートは惜しくもDFに当たり、42分にはロングフィードで抜け出した石原がループで狙いましたが枠外に外れます。43分には高木俊のシュートが上に外れ、44分にはGKのクリアボールに身体を当てた浅野が抜け出してシュートしましたが必死に戻った櫛引にセーブされてどうしてもゴールを割れません。アディショナルタイムには吉田が、柴崎がそれぞれ決定的なシュートを打ちましたがいずれも枠を外れて、3-1のまま試合終了のホイッスルとなりました。
 試合後にエスパルスの大榎監督は「カウンター気味で1本で失点してしまった」と語っています。それまでやや劣勢だった広島がワンチャンスを生かしたのは確かですが、しかしカウンター気味だったと言えるかどうか。むしろ1点目は前を向いて大きなサイドチェンジをした塩谷、逆サイドに開いてパスを受けた寿人、そして中央に走り込んだ石原だけでなく、右サイドのスペースに走ってDFを引きつけた柏や野津田も含めたチーム全体の意志がシンクロして得点を奪った、広島らしい得点だったと言えると思います。また2点目は寿人がボールを奪われそうになりながら倒れずにボールをキープしたことがまず重要で、その後にDFが揃っていたにも関わらず得点に結びつけた山岸のクロスの正確性と石原の身体能力を褒めるべきでしょう。J1残留に向けて選手全員が気持ちを一つにして戦い、決定的チャンスも何度か作りながらもなかなか得点を奪えなかったエスパルスには気の毒でしたが、広島が一時期の悪い状態を完全に脱して、チャンピオンチームらしい戦いができるようになったと言うことが改めて確認できた試合だった、と言えるのではないでしょうか。
 この試合の結果、残り試合に全勝したとしても浦和の勝ち点には及ばないことになり3連覇の可能性は消滅。一方16位との勝ち点差は14に開いたためJ1残留も確定しました。また3位鹿島との勝ち点差は6となり、4試合で追いつくことも可能なところに来ています。ACL出場権獲得とナビスコカップ制覇を目標に、このままの勢いを維持して進んで欲しいと思います。

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<14.10.25> 中国新聞によると出場停止の高萩に替わって出場するのは野津田。リーグ戦で先発出場するのは4/29の鳥栖戦以来となりますが、その間に味わってきたいろいろな悔しさ(横浜FM戦とかアジア大会とか)を糧にして、成長した姿を見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場はIAIスタジアム日本平で午後7時キックオフ。当日券は各券種とも残っているようです。テレビ放送はスカパー!のch607とCS250で生中継が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
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