10/5〜10/11のSANFRECCE Diary


<14.10.11> 明日は日立柏サッカー場で、ナビスコカップ準決勝の2nd legが行われます。
 初戦を0-2で落とした柏レイソルは、勝ち抜きのためには3点差以上の勝利が必要です。従って明日は立ち上がりからエンジン全開で点を取りに来るのは間違いないところ。中2日と言うことも考えて、ある程度フレッシュなメンバーを揃えて運動量で圧倒するような戦い方をしてくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、「ウィニングチーム・ネバーチェンジ」の法則に従えばメンバーはそのままの可能性が高いのですが、ただ中2日のアウェイゲームと言うことを考えると多少は入れ替えてくるかも知れません。
        林

   ファン 千葉 清水

     青山  柴崎

柏             山岸

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、パク、茶島、森崎浩、野津田、浅野、皆川
 サンフレッチェとしてはアウェイゴールを取れば圧倒的に有利になる(例えば1-3で終わっても勝ち抜き決定)ため、早めに得点を取って試合を進めたいところ。ストッパーが足りない状況は明日も同じなので、引いて守りきるのではなく攻めて勝つつもりで、戦い抜いて欲しいと思います。
<14.10.11> 日本代表は昨日ジャマイカとの親善試合を戦い、1-0で勝ちました。日本代表のメンバーは、GK:西川、DF:酒井高、塩谷、森重、長友(→太田88分)、MF:細貝、柴崎、香川(→田口90分)、FW:本田、岡崎(→小林59分)、武藤(→柿谷74分)。日本代表は立ち上がりからボールを支配してジャマイカゴールに迫り、15分には香川が強烈なミドルを打つなどチャンスを作ります。そして16分、岡崎が高い位置でボールを奪うと本田から柴崎へ。柴崎のクロスはGKが弾いたもののこれがDFに当たり、オウンゴールを誘いました。日本はその後も何度も決定機を作りましたが追加点は奪えず。逆にジャマイカの数少ないチャンスはしっかりと抑えて「アギーレジャパン」初勝利を挙げました。
 代表初出場となった塩谷はフル出場で勝利に貢献。アギーレ監督も試合後に塩谷について「非常に良かったと思う...彼はパーフェクトなゲームをプレーした。満足している」と語っていたそうです。まるでずっと前から代表にいたような落ち着いたプレーで、守備だけでなく鋭いパスでも貢献した塩谷は、今後も起用される可能性が高そうです。
<14.10.11> 一昨日「AFC U-19選手権ミャンマー2014」のグループリーグ初戦を戦ったU-19日本代表は中国に1-2で敗れました。メンバーは、GK:中村、DF:廣瀬、中谷、三浦、坂井、MF:関根、川辺(→井手口HT)、松本昌、金子(→奥川62分)、FW:南野、越智(→オナイウ78分)。JFAのオフィシャルサイトによると、開始早々に不用意なファウルでPKを与えて先制点を奪われると、16分に南野のゴールで同点に追いついたものの、その後はチャンスを生かせず同点で前半を折り返し、後半も攻め込みながらも得点を奪えなかったとのこと。逆に後半32分にFKを決められて勝ち越しを許し、その後はミスも重なってそのまま敗れました。日本が戦うグループCのもう1試合は韓国がベトナムに6-0で勝って現在首位。グループリーグ突破のためにはまずは今日のベトナム戦に勝って、最後の韓国戦に賭けるしかありません。
<14.10.10>  昨日エディオンスタジアム広島で行われたナビスコカップ準決勝1st legは、佐藤寿人の2ゴールで2-0で勝ちました。
 DFラインにはファンと清水を起用。また久々に山岸と柴崎を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

   ファン 千葉 清水

     青山  柴崎

柏             山岸

    石原    高萩(→森崎浩67分)
    (→浅野90+2分)
       佐藤(→皆川60分)

SUB:増田、パク、茶島、野津田
 対するレイソルはリーグ戦から1人だけ入れ替えて、GK:桐畑、DF:藤田、渡部、増嶋、橋本、MF:高山(→ドゥドゥ46分)、小林(→栗澤46分)、エドゥアルド、大谷、FW:レアンドロ(→大島72分)、工藤、と言うメンバーでした。最初にビッグチャンスを作ったのはレイソルで、前半9分に高山のFKをエドゥアルドがボレーで林の股の間を抜いてゴールネットを揺らしましたがオフサイド。15分にはレアンドロのシュートが枠外に外れ、16分にはCKをエドゥアルドが頭で狙います。広島も序盤から素早いパス交換から相手ゴールに迫り、19分には青山がミドルを打ちましたが枠外。24分には青山のスルーパスで寿人が飛び出しましたが増嶋がカバーします。また32分には速いリスタートから柴崎がシュートしましたが枠を捉えることができません。豊富な運動量と球際の強さでペースを握った広島は、前半40分、右サイドでファンが粘り強い守備でボールを奪うと高萩が低い位置からDFのギャップを突いてスルーパス。ここで絶妙なタイミングで飛び出した寿人がGKの鼻先でシュートして、見事な連携で先制点を奪いました。
 後半立ち上がりから2枚替えで流れを変えようとするネルシーニョ監督。ところが後半2分、中盤で反転して突破しようとする寿人をエドゥアルドが後ろから押し潰してイエローカードを提示されます。これが2枚目のイエローカードと言うことでエドゥアルドは退場。そしてその直後の後半5分、右サイドでボールを持った高萩がふわりとしたパスをDFの間のスペースに落とすとここに走り込んだ寿人がダイレクトでループシュート。これが桐畑の頭を越えてゴールに飛び込み、寿人が歴代トップタイとなるナビスコカップ通算26得点目を奪いました。
 この後はリズミカルにパスを繋いでレイソルゴールに迫る広島に対して、無理をせずこれ以上の失点を防ぎ、隙あらばアウェイゴールを奪おうとするレイソル、と言う展開になります。後半13分にはセンターサークル付近から青山が超ロングシュートを狙いましたがGKがキャッチ。19分には柏のクロスに高萩が飛び込み、30分には森崎浩がフリーでミドルシュートを打ちましたが枠を捉えることができません。33分にはドゥドゥにフリーで打たれてヒヤリとするシーンがあったもののボールは大きく枠の外。36分には皆川がDFと競り合いながら山岸のクロスに頭を叩きつけましたがクリアされます。45分にはレイソルのカウンターから工藤にフリーで打たれましたが林が素晴らしい反応で防ぎます。逆にアディショナルタイムには森崎浩の絶妙なスルーパスで飛び出した浅野が決定的なシュートを打ちましたが、惜しくもGKに当ててしまいます。結局スコアはそのまま動かず、広島が2-0で先勝して第2戦に臨むことになりました。
 この試合のポイントは水本、塩谷、宮原が不在のDFラインだったわけですが、代わりに入ったファンと清水は素晴らしいプレーを見せていたと思います。特に清水は素晴らしい読みと身体のキレで、本職のストッパーに遜色のないプレーを見せていました。高校時代はFWとして活躍し、インターハイの得点王にもなったことのある清水ですが、プロになってからは守備能力を高めてWBのポジションを確保しました。ストッパーとしての起用は突然のことだったわけですが、そこで破綻することなく無失点勝利に貢献したのは、彼のここまでの努力の成果だったと言えるでしょう。
 一方攻撃面では、低い位置からの鋭い縦パスが何度も入っていて、これがスイッチとなって何度も相手陣内に攻め込んでいました。先週日曜日のリーグ戦ではグラウンダーのパスが繋げずストレスのたまる試合となりましたが、その鬱憤を晴らすような広島らしいサッカーができていました。そして何と言ってもこの日のハイライトは高萩と寿人のコンビネーション。1点目と2点目は形こそ違えどちらも「これぞ高萩」「これぞ寿人」と言うもので、レイソルの集中した守備を一瞬にして無力化して得点に結びつけました。昨日の観客は5,516人でやや少なかったのが残念だったのですが、そのサポーターたちを満足させるに足る素晴らしいゴールだったと言えるでしょう。
 1st legで良い勝利を挙げたとは言え、単に180分間の戦いの半分が終わっただけ。2点差をつけた上にアウェイゴールを与えなかったのは良かったのですが、相手が1人少なかったにも関わらず3点目4点目と追加点を挙げて止めを刺せなかったのも確かです。2nd legは1点差までなら負けても勝ち抜きが決まり、アウェイゴールを挙げれば2点差でもOKと言う有利な条件で戦うことになりますが、決して気を緩めることなく最後まで集中して戦い抜いて欲しい、と思います。

ゲキサカ 戦評
日刊スポーツ スコア速報 戦評
J's GOALゲームサマリー
Jリーグ公式サイト試合総括

<14.10.9> 中国新聞とモバイルサイトによると、昨日の練習は非公開だったそうですが一昨日はファンと清水がストッパーに入っていたとのこと。2人の前への推進力を生かして、今日は守りを固めるのではなく攻めて点を取って勝って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、場外のファンクラブサロン前で「ナビスコキッズイレブン クラブといっしょにファイナルを目指そう!!」と題して、ドリブルゲーム、シュートゲーム等が行われます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、パク・ヒョンジン選手のプレミアムカード。試合会場限定グルメは、千葉県産の落花生を塩ゆでした「ゆで落花生」を300円で限定300食提供します。また選手コラボメニューは、森崎和幸選手の「カニツナマヨ丼」と森崎浩司選手の「豚すき丼」がそれぞれ700円です。今日も平日開催ゲーム限定の「駆けつけ割!」(キックオフ30分以降当日券が全席種半額)を行いますので、学校や仕事の都合で遅れる方もぜひご来場下さい。
 テレビ放送はスカパー!ch581とCS801及びフジテレビONEで生中継が予定されています。今日はブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報をどうぞ。
<14.10.8> 明日はナビスコカップ準決勝1st leg。サンフレッチェはホームで柏レイソルと戦います。
 鈴木大輔が日本代表に招集されたものの、リーグ戦では出場停止だった近藤直也が戻ってくる柏。雨中の熱戦から中3日で迎えるアウェイゲームと言うことで体力面での不安はあるでしょうが、栗澤や茨田、渡部ら実績組で試合に出ていなかった選手が何人もいるので、コンディションを見ながら入れ替えてくる可能性もあります。希代の戦術家であるネルシーニョ監督が知恵を絞って、広島対策を練って来るに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、水本と塩谷が日本代表に呼ばれている上に宮原もU-19代表で不在なので、実績のあるDFが千葉とファンの2人しかいません。またリーグ戦で途中退場した森崎和は長期離脱に繋がるような怪我では無さそうですが、今後のことを考えて無理はさせない可能性が高そう。モバイルサイトによると森保監督は4バックにすることも含めて考えているそうですが、メンバーを変えてシステムも変えるのはリスクが高いので、私は次のメンバーを予想します。
        林

   ビョン 千葉 ファン

     青山  柴崎

清水             柏

   石原      高萩

       佐藤

SUB:増田、パク、茶島、山岸、森崎浩、浅野、皆川
 2試合合計のスコアで勝敗が決まるホーム&アウェイの戦いはアウェイゴールを与えないことが大事ですが、守りを固めて守りきれなかった時のダメージを考えれば攻める姿勢を貫いて欲しいところ。明日はホームの利を生かして、勝利して2nd legに向かって欲しいと思います。
<14.10.7> 先週末からJユースカップの予選リーグが始まり、サンフレッチェユースは初戦を福岡U-18と1-1で引き分けました。得点は前半31分に加藤陸(広島)、後半29分に東家でした。因みにサンフレッチェユースは鳥栖U-18、福岡U-18、徳島ユースとともにIグループで、今後の日程は次の通り。
10/12(日)14:00 広島ユース×鳥栖U-18(吉田サッカー公園)
10/25(土)14:00 徳島ユース×広島ユース(徳島スポーツビレッジ)
 決勝トーナメント進出の条件は予選グループ1位になるか、あるいは2位11チームの中で5位以内に入ること。従って予選突破のためには2試合とも勝つ必要がありそうです。
<14.10.6> 雨の降りしきる中で行われた昨日のJ1リーグ第27節柏戦は、両者ともファイトの限りを尽くしたものの得点を奪えずスコアレスドローに終わりました。
 ミキッチはコンディション不良でメンバーにも入らず、清水がG大阪戦以来の先発。また高萩と石原が2試合ぶりに先発して、次の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和(→柴崎50分)

清水             柏
(→ファン79分)
   石原      高萩

       佐藤(→浅野86分)

SUB:増田、山岸、森崎浩、皆川
 対する柏レイソルは、GK:桐畑、DF:藤田、鈴木、増嶋、橋本、MF:小林、エドゥアルド、大谷、高山(→ドゥドゥ79分)、FW:レアンドロ、工藤、と言うメンバーでした。ピッチ上のあちこちに水が浮き、グラウンダーのパスはどこで止まるか分からない、と言う状況だということで、両チームとも割り切ってロングボールを蹴って走る、と言う戦いを続けます。広島は2分に高萩の浮き球のパスに寿人が走り込んだのに続いて、5分には清水のDFラインからのロングパスがDFラインの裏で止まり、走り込んだ寿人がシュートしましたが枠外。9分には森崎和からのパスを高萩がヘッドで流し、寿人が胸トラップからシュートしましたが惜しくも枠を外します。レイソルも同様にロングパスからレアンドロに当ててチャンスを作ろうとして、13分には橋本のクロスを受けたレアンドロがペナルティエリア内で前を向きましたが清水がクリア。18分には森崎和のミドルがDFに当たってクリアされます。前半の後半は柏レイソルに攻め込まれる場面が増えて、28分には藤田のボレーが枠外。30分には橋本のクロスを高山にフリーで打たれます。広島も31分には柏好文が寿人を使って突破しましたがシュートを打てず、33分には高萩が高い技術を見せますが守備を崩すことができません。34分には柏レイソルのクリアボールがレアンドロに通り、ドリブルから決定的なパスを出されましたが水たまりで止まって林がキャッチします。ピッチでボールが走る、止まる、等の状況の変化によってチャンスとピンチが目まぐるしく変わる戦いは両チームともに守備の集中が高く、無得点で前半を折り返しました。
 後半立ち上がりは広島ペースで、開始早々に寿人と青山のコンビで右サイドから攻め込みます。しかしその直後に森崎和が太ももの裏を抑えて自らピッチを去ります。8分には石原のクロスをDFが空振りし、拾った寿人がシュートしましたがDFがからだを投げ出してブロック。26分には青山のロングパスの対応に走った鈴木が足を滑らせ、寿人が走り込みましたが桐畑が飛び出してクリアします。逆に24分にはFKのこぼれを拾われてレアンドロがバイシクルで打ちましたが、林が素晴らしい反応で弾きます。29分にはCKから千葉がシュートしましたがGKがセーブ。33分には高山に危ないシュートを打たれましたが枠を外れて助かります。終盤は浅野が躍動し、後半41分には右サイドを突破してシュートしましたがGKがブロック。43分にはDF2人に囲まれながらも右サイドを抜け出し、ペナルティエリアの中で後ろから引っかけられたにも関わらずファウルを取ってもらえません。両チームとも最後まで攻め合ったもののそれ以上のチャンスは作れず、雨中の熱戦は勝ち点1ずつを分けあって終わりました。
 ネルシーニョ監督は試合後に「今日は両チームとも自分たちの良さ、サッカーを出せなかった。これは自然が許してくれなかった日だと思います...ゴールはありませんでしたが、両チームとも高いレベルでナイスファイトだったと思いますので、引き分けは妥当だった」と語っていますが、まさにその通りだと言えます。ピッチのどこでボールが止まるか分からない状況の中では球際で負けないよう、最後までボールから目を離さず集中し続けるように頑張るしかなく、その点で両チームとも90分を通してファイトを見せ続けたと思います。サンフレッチェのサポーターとしては浅野に対するファウルでPKを取ってもらえなかったのは残念なのですが、それもまたサッカー。この浅野だけでなく出場した選手たち全員が持ち味を発揮して、最後まで戦い抜いたことは高く評価して良いのではないでしょうか。柏レイソルとは今週はナビスコカップの連戦を戦いますが、昨日と同様に選手全員が力を合わせて戦えば、きっと勝ち抜けるに違いありません。

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<14.10.5> 中国新聞によると、今週の練習ではワントップに寿人を据えて高萩、石原との連携を磨いてきたとのこと。寿人には前回の柏戦以来のリーグ戦でのゴールを期待したい、と思います。
 今日の試合会場は日立柏サッカー場で午後3時半キックオフ。ビジター指定席、ビジター自由席とも12時半から当日券が販売されます。またローソンチケットではキックオフ時間まで購入が可能です。テレビ放送はNHK-BS1とスカパー!ch580およびCS800で生中継が予定されています。今日もブログでの速報ができると思いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
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