11/2〜11/8のSANFRECCE Diary


<14.11.8> 昨日行われた「決勝前夜祭」で森保監督は「今のチームのコンディション、雰囲気ともに非常に良いと思っています...明日は最高の状態で試合に臨める」と語っています。一方の長谷川監督は「雰囲気は非常に良いが、コンディションは明日スタートしてみないと何とも言えない」とのことです。過去の決勝では先に失点をしたくない気持ちが強く様子見の時間帯が長くなることが多いのですが、どういう展開になってもチャレンジする気持ちを強く持って、アグレッシブに戦って優勝カップを勝ち取って欲しいと思います。
 今日の試合会場は埼玉スタジアム2002で午後1時5分キックオフ。試合前イベントとしてはビクトリーロードの写真をバックに記念撮影ができる「記念撮影パネル」と「フェイスペイント」が10時から。「シュートゲームとドリブルゲーム」が9時から行われます。また当日券販売は9時半からで、完売のセレブレートシート、SB席、ファミリー席を除く全席種で販売予定です。
 テレビ放送はフジテレビで生中継が、またスカパー!(ch580, CS800, スカパーオンデマンド)は午後10時から録画中継が予定されています。今日は現地観戦のためブログでの速報はありませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報などをどうぞ。
<14.11.7> 明日はナビスコカップ決勝。2010年以来4年ぶり2度目の決勝進出となったサンフレッチェ広島は、7年ぶり3度目のガンバ大阪と埼玉スタジアム2002で戦います。
 ナビスコに加えてリーグ、天皇杯の3冠の可能性を残すG大阪の、前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
23A ○1-0 広島  【G】宇佐美
24H ○2-0 C大阪 【G】阿部、佐藤
25A ○3-0 清水  【G】宇佐美、丹羽、リンス
26H ○4-1 鳥栖  【G】遠藤、パトリック3、【鳥】豊田
27A ○3-2 鹿島  【G】OG、パトリック、リンス、【鹿】赤崎、土居
NSF1 ○3-1 川崎F 【G】米倉、宇佐美、パトリック、【川】田中
NSF2 ●2-3 川崎F 【G】阿部2、【川】大久保、ジェシ、森谷
天QF ○2-0 大宮  【G】二川、佐藤
28H ○1-0 川崎F 【G】米倉
29A ●0-1 柏   【柏】太田
30H ○2-1 FC東京 【G】大森、遠藤、【東】松田
31H △1-1 仙台  【G】大森、【仙】柳沢
 リーグ戦7連勝で2位まで上昇したG大阪は、第30節終了時点で首位・浦和と勝ち点差3まで迫っていました。しかし前節は後半早々に先制点を奪って優位に試合を進めたものの追加点を奪えず、逆に後半アディショナルタイムに柳沢に同点弾を許して勝ち点2を失っています。次節は浦和との直接対決となるため2週連続のビッグゲームとなりますが、遠藤、今野ら経験豊富な選手も多いのでチームが落ち着きを失うことはないはず。明日は1つ目のタイトル獲得に向けて、万全の準備をして来るに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、柏戦の途中交代以来1ヶ月にわたって戦列を離れていた森崎和幸選手が復帰していて、流通経済大との練習試合でもプレーしています。中国新聞によると「ずっと痛かった右足首も支障が無くなった」とのことなので、明日の試合では先発から出場するのは間違いなさそうです。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

柏             山岸

   石原      高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、柴崎、清水、森崎浩、浅野、皆川
 9月のホームでの連戦ではG大阪に連敗してしまったサンフレッチェですが、その時に比べるとずっとチームの状態は良くなってきています。今年のG大阪戦で経験した悔しい思いを晴らすため、そして4年前に手にする寸前に失ってしまった優勝カップを掲げるため。明日はJリーグ王者のプライドにかけて、タイトルを勝ち取って欲しいと思います。
<14.11.6> 日本サッカー協会は昨日「キリンチャレンジカップ2014」に向けての日本代表を発表し、広島からは塩谷が選ばれました。今回選ばれたのは次の人。
【GK】川島(Sリエージュ)、東口(G大阪)、西川(浦和)
【DF】森重、太田(FC東京)、内田(シャルケ04)、塩谷(広島)、
    吉田(サウサンプトン)、酒井高(VfBシュツットガルト)、
    昌子(鹿島)、松原(新潟)
【MF】遠藤、今野(G大阪)、長谷部(フランクフルト)、柴崎(鹿島)、
    香川(ドルトムント)、田口(名古屋)
【FW】豊田(鳥栖)、岡崎(マインツ05)、本田(ACミラン)、
    小林(川崎F)、乾(フランクフルト)、武藤(FC東京)
 先月の代表から権田(FC東京)、鈴木(柏)、水本(広島)、長友(インテル)、西(鹿島)、細貝(ヘルタ)、田中(スポルティング)、森岡(神戸)、ハーフナー(コルドバ)、柿谷(バーゼル)が外れ、東口、内田、松原、遠藤、今野、長谷部、豊田、乾が復帰しています。今回の特徴は、アギーレ監督になってから初めて遠藤、今野、内田が選ばれたこと。1月のアジアカップに向けての最後の親善試合シリーズだということで、チームを固める試合となると語っています。
<14.11.5> 広島のサッカー専用スタジアムのあり方を検討する「サッカースタジアム検討協議会」の第18回の会合が、ちょうど1週間前に開かれました。来月に予定されている最終報告書に向けて、最終候補地として「広島市民球場跡地」「広島市中央公園」「広島みなと公園」の3ヶ所を挙げてそれぞれのメリッと、デメリットをまとめた、と言うことになっています。TSSスーパーニュースによるとアクセスや発進力、付加機能、建設費ないくつかの観点からコンサルタント会社が点数化し、広島みなと公園がわずかに上回ったと言う結論を出そうとしていたようですが、しかし議論の中ではその評価の方法などについて次々と疑問の声が出されていたとのこと。その上広島市の担当者がスタジアム建設の補助金は出ない、と語ったことに対して、中国地方整備局からクレームがつくなど不透明な部分があることも明らかになってきています。ひろスポ!で詳しく分析しているように、これまで1年半も議論を続けながら建設場所もスタジアムの規模もはっきりせず、基本コンセプトすら決められなかったこの協議会は、結局のところ「お役所仕事」の延長だったようにしか見えません。TSSスーパーニュースでも出ていたように多くの市民が市民球場跡地を推しているにも関わらず、それを何とか阻止しようと動いているようにしか見えない広島市。この流れを変えるには、もう一押しも二押しも必要なのではないでしょうか。
<14.11.5> プレスリリースによると、流通経済大との練習試合で負傷したビョン・ジュンボン選手は昨日広島市内の病院で検査を受けて、左足関節捻挫で全治6週間と診断されました。
<14.11.4> 昨日吉田サッカー公園で流通経済大との練習試合を行い、2-0で勝ちました。得点は後半12分に皆川、22分に大谷でした。
<14.11.3> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第31節大宮戦は、山岸のゴールで後半30分に追いついたものの追加点を奪えず1-1の引き分けに終わりました。
 高萩が出場停止から復帰し、それ以外は前節と同じメンバーで以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  柴崎

柏             山岸

   石原      高萩(→森崎浩76分)

       佐藤(→皆川70分)

SUB:増田、ファン、茶島、清水、野津田
 対する大宮はムルジャ、カルリーニョスらがベンチスタートで、GK:北野、DF:今井、菊地、高橋、和田、MF:横山、増田(→中村55分)、渡邉、橋本(→福田70分)、FW:家長、ズラタン(→ムルジャ82分)、という布陣でした。試合は序盤からぴりっとせず、5分には今井のクロスにズラタンが触って林がクリアする、というシーンを作られます。そして11分、大宮の縦パスが合わずに塩谷がカットしてバックパス。ところが林と全く合わずにそのままゴール方向に転がり、必死で戻る林も間に合わずにゴールラインを割って先制点を与えてしまいました。
 これで気が楽になったか大宮は無理をせずに後ろでブロックを作って待ち構える態勢を作ります。対する広島もなかなか攻めの形が作れませんでしたが、21分には柏がカットインして左足でシュート性のクロスを入れましたが枠外。23分には高萩がFKで狙いましたが枠を外します。また33分にも高萩が直接FKを狙いますが今度は壁。37分には塩谷のクロスに寿人が合わせましたがDFにブロックされます。そして前半アディショナルタイムには山岸が、青山が狙いましたが枠を捉えることができません。前半はミスからの失点が重くのしかかって、大宮の思い通りの展開でハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると広島は、前半以上に積極的に攻め込みます。そして4分には山岸のクロスを柏が折り返し、寿人がシュートしましたが惜しくもポストの横に外れます。大宮は1点を守りきるつもりか全員が自陣に引きこもって白い壁を作ります。広島は外から突き崩そうと13分には塩谷、20分には青山がミドルを放ちましたがいずれも枠外。大宮は21分に一度だけ攻め込むシーンを作って渡邉がシュートしましたが、それ以外は攻めを放棄してひたすら守りを固めます。後半24分には寿人に代えて皆川を投入する森保監督。これを見て渋谷監督はすかさず福田を投入し、5バックで最終ラインのスペースを消して逃げ切りを図ります。青山からのスルーパスで皆川や石原を走らせるものの収まらず、27分には皆川がペナルティエリア内で倒されたもののノーファウル。29分には山岸がカットインからシュートしましたが枠外に外れます。そして後半30分、柏が右サイドのゴールライン際から抜き切らずにクロスを入れると、逆サイドからゴール前に入ってきた山岸がヘディングシュート。これがGKの手を弾いてゴールネットを揺らして、ようやく広島が同点に追いつきました。
 これで大宮が前に出てくるか、に思われましたが、勝ち点1確保を優先したか広島ボールになるとあっという間に引いてブロックを作ります。しかし広島は何とかこじ開けようと攻め続け、38分には皆川がフリーになりかかったもののGKがキャッチ。42分には皆川のシュートがポストに弾かれ、43分には水本のシュートが枠外。アディショナルタイムには浩司のヘッドが皆川に当たってしまい、その後も攻め続けたもののゴールを割れず勝ち点1ずつを分け合う結果となりました。
 ムルジャ、カルリーニョス、泉澤のレギュラー3人を控えに回し、対広島用のスペシャルな戦い方をして来た大宮。DF4枚とMF4枚を自陣に並べてブロックを作り、ズラタンを前線に残して家長が自由に動いてボールをキープすると言う「引き分けでもOK」と言う感じの割り切り方でした。それに対して広島はいつも通りの戦い方でしたが、しかしこの試合に臨む上の「覚悟」は明らかに違っていたのではないかと思います。試合後に塩谷は「入りのところから、どこかボーッとしていた」と語っていますが、それはたぶん塩谷だけではない。チーム全体に何となく緩い雰囲気が漂っていたために攻めのペースも上がらなかったし、またあり得ないようなオウンゴールが生まれてしまったのだと思います。試合後に森保監督は「優勝の可能性がなくなったことで、モチベーションの維持が難しいのでは」と言う問いに対して「優勝がなくなってもモチベーションが下がることはないです。むしろ、だからこそ我々がJのトップを争えるチームであることを示したい」と答えていますが、しかしそれが本当に全選手の思いになっているのかどうか。なっているのであれば、なぜ後半のような戦い方が最初からできなかったのか。その部分をもう一度問い直す必要があるのではないでしょうか。この試合の結果3位との勝ち点差が8に開き、ACL出場権獲得も絶望的な状況になりましたが、今季チャンピオンとして戦ったチームのプライドを示すためにも、1つでも上の順位でフィニッシュしなければならないし、またナビスコのタイトルも取らなければならない。ある意味これからの1ヶ月が、今季のサンフレッチェにとって最も重要な時期だと言えるのかも知れません。

ゲキサカ 戦評
日刊スポーツ スコア速報 戦評 山岸 大宮
Yahooスポーツテキスト速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグ公式サイト試合総括

<14.11.2> 「ホットニュース」によると森保監督は外国籍2トップと家長の「個の力」を警戒しています。前回の対戦ではムルジャのデビュー戦で「ウチの選手が実際に体感する強さや速さ、うまさといった部分を把握する前にやれて」しまい、その結果3-0から追いつかれて引き分けに終わる、という試合になりましたが、今日はぜひその教訓を生かしたいところ。J1残留に向けて絶対に勝ちたいと思ってくる相手を戦う気持ちで上回って、ホームのサポーターに勝利を届けて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後4時キックオフ。試合前イベントとしては、サンフレッチェカップのU-7&9とU-11がそれぞれ11時から。2時20分ごろからは「フォリアチャレンジ」が行われます。ファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が午後2時から。おまつり広場では「フレンドリータウン大竹」「JALブース」「スカパー!なんでも相談ブース」「沼田町商工会ブース」「THANKS FOR ALL 2014写真展」のほか、SPL∞ASHパフォーマンスステージとアンガールズの山根さん、久保竜彦さん、中島浩司さんによる「絶対優勝!トークイベント」が行われます。
 試合会場限定グルメは、埼玉・嵐山町のB級グルメの「辛モツやきそば」を500円で限定400食提供。選手コラボメニューは、佐藤寿人選手の「釜揚げしらす茶漬け」500円と林卓人選手の「豚生姜焼きプレート」700円です。また和洋中バラエティに富んだスイーツを販売する「スイーツあつまる・甘味 in Eスタ」を開催します。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、森崎和幸選手のプレミアム選手カード。テレビ放送はスカパー!のch605とBS245で生中継が予定されています。今日のスカパーは無料放送の日なので、BSが付いているテレビをお持ちの方は申し込み無しでもご覧になれますので、スカパーに加入していない人もぜひどうぞ。なおブログでの速報は今日はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報などをご覧下さい。
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