11/23〜11/29のSANFRECCE Diary


<14.11.29> 中国新聞によると昨日のミニゲームでは皆川、浅野、野津田を前線に並べて練習していたとのこと。森保監督は「ミスを怖れてこぢんまりせず、チャレンジ精神を持ち続けて欲しい」と期待を込めて先発に起用することになりそうです。
 今日の試合会場は等々力陸上競技場で午後2時キックオフ。テレビ放送はスカパー!ch582とCS802で生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<14.11.28> J1リーグ戦も残り2節。サンフレッチェは今季最後のアウェイゲームを、川崎Fと戦います。
 今季は中断明け以降に調子を上げて首位争いを展開してきた川崎Fでしたが、怪我人がでたこともあって秋口から急激に失速して順位も6位まで後退。ACL出場権獲得も絶望的な状況となっています。後半戦のリーグ戦の戦績は次の通り。
18A ●1-4 柏   【川】中村、【柏】高山2、藤田、レアンドロ
19H ○2-1 浦和  【川】レナト、大久保、【浦】梅崎
20H ○5-4 C大阪 【川】小林2、大久保、レナト、中村、【C】南野、丸橋、藤本、フォルラン
21A ●0-2 横浜FM 【横】ラフィーニャ、兵藤
22A △1-1 名古屋 【川】谷口、【名】川又
23H ○4-0 徳島  【川】安、小林、レナト、ジェシ
24H △0-0 FC東京
25A ○3-1 大宮  【川】大久保3、OG
26H △1-1 仙台  【川】森島、【仙】ウイルソン
27A ●0-3 新潟  【新】レオ・シルバ、山本、ラファエル・シルバ
28A ●0-1 G大阪 【G】米倉
29H ○2-0 鳥栖  【川】田中、小林
30A ●1-2 甲府  【川】レナト、【甲】阿部、佐々木
31H ●2-3 清水  【川】福森、小林、【清】六平、吉田、村田
32A ●1-2 鹿島  【川】レナト、【鹿】遠藤、赤崎
 前節はACL出場権獲得のためには絶対に負けられない試合でしたが、鹿島の若さと勢いに押されるようにミスから失点して敗れています。モティベーションを失いつつある川崎Fですが、ただ明日はホーム最終戦。サポーターのためにも負けて終わるわけにはいかない、と言う強い気持ちで試合の準備をしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、こちらも内容に結果が伴わない試合が続いています。明日は前節同様に若手を起用する可能性もありますが、私は現状のベストメンバーで戦う、と予想します。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

    石原     高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、柴崎、森崎浩、清水、浅野、皆川
 中国新聞にも書かれていましたが、今季関東でのリーグ戦の戦績は2分け4敗。ナビスコカップでも1分け2敗と一度も勝てていません。(公式戦勝利はゼロックススーパーカップのみ。)関東サポーターのストレス解消のためにも、最後ぐらいは勝って欲しいところ。川崎Fは苦手チームの一つではありますが、明日はいつも以上に勝利に執着して勝ち点3をゲットして欲しいと思います。
<14.11.28> プレスリリースによると、長崎に期限付き移籍中のイ・デホン選手と井波靖奈選手と、来季の契約を結ばないことになりました。一方長崎もこの2人の「期限付き移籍期間満了」を発表しています。広島ユース出身の井波は2011年にトップ昇格し、1年目は試合出場が無かったものの2年目のナビスコカップ浦和戦でプロデビュー。続いて7/14の川崎Fでリーグ戦初出場を果たし、翌年もリーグ戦4試合天皇杯1試合に出場しました。そして今季は更なる成長を求めて長崎に移籍していましたが、残念ながら1試合の出場に留まっていました。一方のイ・デホンは広島在籍中の2年間に国内試合の出場はなく、公式戦はACLの3試合出場に留まっていました。そして今季は長崎で先発7試合を含む13試合に出場するなどチャンスは与えられたものの結果を残せず、退団することになりました。
<14.11.27> モバイルサイトによると、9月に左肩の亜脱臼の手術を受けた丸谷は部分的にではあるものの全体練習に復帰したそうです。またミキッチは先週から練習に復帰していて高橋とのバトルを繰り返しているとのことなので、次節の出場の可能性もありそうです。一方今月上旬に捻挫でリタイアしたビョンは別メニュー調整でゆっくりとウォーキングをしているとのことです。
<14.11.26> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第16節で東山高と対戦したサンフレッチェユースは、1-0で勝って5位京都と勝ち点で並びました。メンバーは、GK:白岡、DF:荒木、石津、MF:柄脇、渡辺、横山、長沼(→阿部89分)、佐藤(→濱中HT)、津留(→岡村60分)、FW:椿本、加藤陸。得点は後半21分で、横山から渡辺に繋いだパスを加藤陸が右足で決めました。第16節の全結果と順位表は次の通り。
【第16節】
富山第一高  3-4 C大阪U-18
広島ユース  1-0 東山高
東福岡高   0-3 名古屋U18
G大阪ユース 2-3 京都橘高
京都U-18   3-4 神戸U-18

         勝点 勝 分 負 得失差
1 神戸U-18    35   11   2   3   +16
2 G大阪ユース  34   11   1   4   +24
3 C大阪U-18   34   11   1   4   +12
4 名古屋U18    31   10   1   5    +8
5 京都U-18    26    8   2   6    +9
6 広島ユース   26    8   2   6    +6
7 東福岡高    22    7   1   8    +7
8 富山第一高    9    2   3  11   -28
9 京都橘高     8    2   2  12   -23
10 東山高      6    1   3  12   -31

<14.11.25> 「サッカースタジアム検討協議会」は最終回となる第19回を先週金曜日に開催し、「旧広島市民球場跡地」と「広島みなと公園」の2ヶ所を候補地として結論づけました。この協議会は官民・有識者が揃って1年半もかけて議論したにも関わらず、結論として出したのは2ヶ所の候補地だけ。事業主体も資金調達方法も決めることができないまま、時間だけが過ぎてしまいました。ひろスポ!の記事にもあるように、広島はJリーグクラブのあり方や実力の面で「手本」と言える存在だ、と誇りを持って言えますが、唯一スタジアムに関してはJ2クラブにすら後れを取っているのは明らか。もう一度「スタジアム作りは街づくり」と言う観点からスタジアム建設に向けて加速しなければ、広島の町としての魅力も失うことになるのではないでしょうか。
<14.11.24> 昨日JFLのファジアーノ岡山ネクストとの練習試合を行い、6-2で勝ちました。得点は前半10分と後半27分、35分、39分に浅野、前半23分に川辺、後半15分に皆川。失点は前半2分と29分でした。
<14.11.23>  昨日アウェイで行われたJ1リーグ第32節甲府戦は0-2で敗れ、順位は9位まで下がりました。
 森崎和が5試合ぶり、また野津田が2試合ぶりに先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

清水             柏
(→浅野78分)
   石原直    野津田(→高萩65分)

       佐藤(→皆川65分)

SUB:増田、ファン、柴崎、森崎浩
 対する甲府は、GK:荻、DF:畑尾、山本、佐々木、MF:松橋(→橋爪62分)、新井、マルキーニョス・パラナ、阿部翔、FW:石原克、阿部拓(→稲垣85分)、盛田(→クリスティアーノ58分)、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりから広島がボールを支配し、2分には塩谷の鋭い縦パスが石原に通ったもののDFがクリア。3分には野津田のCKに塩谷がボレーで合わせましたがポストを激しく叩いたシュートは真下に落ちてゴール外に外れ、こぼれを千葉が狙いましたがサイドネットに外れます。その後は甲府のタイトな守備にてこずって膠着状態に陥り、16分には青山からの縦パスに寿人と石原が走りましたが山本がクリア。17分には水本のロビングパスを寿人が落として野津田が狙いましたが上に外れます。その後は甲府も反撃し、22分には新井、27分には佐々木がシュートしましたが枠を捉えず脅威にはなりません。その後も広島がボールを支配し甲府がブロックを作って守る、と言う展開が続き、35分には清水のクロスのこぼれを青山が右足で狙いましたがシュートは大きく枠を外れます。前半は両チームとも我慢比べの様相でスコアレスで折り返しました。
 後半も前半同様に攻める広島、守る甲府。ゴール前にボールを運びながらもなかなかシュートも打てない時間帯が続きましたが、しかし後半13分、柏のパスに反応した森崎和が畑尾に倒されてPKをゲットします。当然、蹴るのは寿人。そして右隅を狙って強く蹴りましたがボールはポストに弾かれ、逆サイドに流れてゴールラインを割ることができません。逆に後半20分、水本が阿部拓を倒してPKを与え、これを山本に決められて先制点を奪われました。
 ここで森保監督は寿人と野津田に代えて皆川と高萩を投入します。しかしますます強固なブロックを作る甲府の守備は堅くシュートも打てず。逆に後半32分、カウンターから新井にペナルティエリアまで持ち込まれ、対応した水本もかわして右足でシュート。これがあっさりとゴールネットを揺らして痛い追加点を奪われます。広島はその後浅野を投入したものの有効な手とならず、甲府の逃げ切りを許してしまいました。
 中国新聞には「まさかの『PK負け』だった」と書かれていましたがまさにそんな感じ。広島が攻め、甲府が守ると言う流れが続く中で、広島がPKを外して甲府がPKを決めた、と言うことが試合を左右したと言わざるを得ないでしょう。また森崎和幸選手が指摘しているように、2失点目も問題。相手がカウンターからの追加点を狙っているのは明らかだったにも関わらず、注文通りに失点してしまいました。サンフレッチェのサッカーができていなかったわけではなく、むしろ試合の入りは悪くなかったにも関わらず終わってみれば敗戦。90分間我慢強く戦いながら失点を防ぎ、ここぞと言うところで得点して勝つと言うことができなかったと言う点で今年を象徴している試合だった、と言えます。昨年、一昨年と粘り強い戦いで連覇したサンフレッチェですが、それを越える成長を見せることができなかったと言うことで、チームとしての曲がり角に来ていると言うことなのかも知れません。
 森保監督も語るように、全てを賭けて戦ったナビスコカップ決勝に敗れて2週間と言うことで「この試合に臨むにあたって我々は、非常に難しい準備をしてきた」のは確かだと思いますが、ただそれでもサッカーは続いて行く。3連覇もACL出場権獲得の可能性も無くなった今、チームとしての目標は賞金獲得圏内に入ることだけとなりましたが、選手一人ひとりにとっては違うでしょう。むしろサンフレッチェの将来を担うべき若手選手たちにとっては、ベテランが結果を出せなかった今こそがポジション奪取のチャンスなのです。昨日は野津田が先発起用され、途中交代で皆川と浅野が出てきましたがまだまだ物足りない。彼らだけでなくこの日ベンチ入りできなかった選手も含めて若手がもっともっと成長しなければ、サンフレッチェの未来はありません。

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