11/30〜12/6のSANFRECCE Diary


<14.12.6> 中国新聞によると左ふくらはぎ痛の寿人は欠場の見通しで、ミニゲームで主力組に入った石原、高萩、森崎浩が前線に並ぶことになりそうです。ここのところ来季を見越して若手を起用してきた森保監督ですが、「トップを争える力があることを証明する」ために最終戦はベストメンバーで勝利を目指します。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後3時半キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-10とU-12が10時半から、「ファミリーサッカースクール」が1時から、「フォリアチャレンジ」が1時50分ごろから行われます。ファンクラブサロン前(場内)では「キックターゲット&スピード」が1時30分から。おまつり広場(場外)では「高所作業車体験」「フレンドリータウン北広島町ブース」(どぶろく500円、豚丼700円、芸北高原豚使用中華そば600円などを販売)、「TJ Hiroshimaブース」(佐藤選手が表紙の12月号を特別販売するほか、先着500名様にオリジナルポスタープレゼント)、「人権啓発ブース」「THANKS FOR ALL 2014写真展」「オリジナルストラップづくり」「サッカースタジアム建設署名活動ブース」「サンフレッチェクラブ会員ご来場ポイント引き換え」「フェイスペイント」などのイベントを11時半から行います。また「ガチャガチャフェスタ」ではミサンガ、タッチペンいずれかのガチャガチャを1,000円分お買い上げごとにサイン入りユニフォームなどが当たるガラポンを1回行うことができますので、ぜひお買い上げ下さい。
 先着プレゼントは「フリースブランケット」を3,000名様に。「THANKS FOR ALLクリアファイル」を先着20,000名様に差し上げます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは林選手のプレミアムカード。試合会場限定グルメは、仙台名物の牛タンを丼にした「ミニねぎ塩牛タン丼」を500円で限定600食提供します。また選手コラボメニューは佐藤寿人選手の「釜揚げしらす茶漬け」500円と、林卓人選手の「豚生姜焼きプレート」700円です。更にバラエティに富んだスイーツを販売する「スイーツあつまる・甘味 in Eスタ」を11時半から開催します。
 テレビ放送はNHK広島、NHK仙台及びスカパー!のch605とBS245で生中継が予定されています。今日はブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報をどうぞ。
<14.12.5> 長かった2014年シーズンも明日が最終戦。サンフレッチェは今季51試合目の公式戦を、ホームでベガルタ仙台と戦います。
 開幕からの低迷で4月にアーノルド監督に代えて渡辺監督が引き継いだ仙台は、一時は盛り返したものの第21節から5連敗するなどなかなか降格圏から抜け出すことができませんでした。しかし野沢の補強が功を奏して終盤に入って粘り強く勝ち点を積み重ね、前節J1残留を確定しています。リーグ後半戦の戦績は次の通り。
18H △2-2 大宮  【仙】梁、石川直、【宮】ムルジャ、OG
19A △0-0 甲府
20H ○3-2 清水  【仙】武藤2、鎌田、【清】ノヴァコヴィッチ、大前
21A ●1-2 神戸  【仙】鎌田、【神】ペドロ・ジュニオール、岩波
22H ●1-2 横浜FM 【仙】菅井、【横】栗原、下平
23A ●0-1 新潟  【新】レオ・シルバ
24A ●1-2 鳥栖  【仙】赤嶺、【鳥】豊田、水沼
25H ●0-1 鹿島  【鹿】土居
26A △1-1 川崎F 【仙】ウイルソン、【川】森島
27H ○1-0 FC東京 【仙】赤嶺
28H ○4-2 浦和  【仙】ウイルソン、野沢、赤嶺、村上、【浦】興梠2
29A △0-0 名古屋
30H ●1-2 柏   【仙】武藤、【柏】渡部、レアンドロ
31A △1-1 G大阪 【仙】柳沢、【G】大森
32H △3-3 C大阪 【仙】野沢、赤嶺、ハモン・ロペス、【C】杉本、永井、カカウ
33H ○2-1 徳島  【仙】太田、菅井、【徳】橋内
 前節は前半5分の先制点でペースをつかみ、終盤に攻め込まれたもののしっかりとした守備でリードを守って逃げ切りました。苦しい残留争いを勝ち抜いてほっとして、明日はリラックスして試合に臨むことができるはず。柳沢の最後の試合を勝利で終えたいと言うモティベーションで、広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると昨日のミニゲームでは左ふくらはぎを痛めている寿人に代わって石原がFWでプレーしていたとのこと。浦和からのオファーについては「今は何も言えない」と口を濁している石原を起用するのかどうか微妙な感じはしますが、10/18の名古屋戦以来ホームゲームでは勝利がないことを考えると、ベストメンバーで勝ちに行く可能性が高そうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

    野津田    高萩

       石原

SUB:増田、ファン、柴崎、森崎浩、清水、浅野、皆川
 中国新聞によるとリーグ戦、ナビスコカップ、ACLを含めた主催22試合の通算入場者数は280,499人。従って明日の試合で19,501人以上入れば3年連続で30万人を超えることになります。今季は2万人を超えた試合は2試合しかありませんが、ホーム最終戦に限れば3年連続で2万人以上入っているので明日もきっと入るはず。今年のスローガン通り「全力」で戦って、沢山のサポーターに今季の集大成を見せて欲しいと思います。
<14.12.4> 昨日「日本プロサッカー選手会」主催の合同トライアウト第1回が実施され、主にJ2とJ3のクラブに所属していた74人が参加しました。この中には井波や横竹、西嶋ら元広島の選手も参加したとのこと。7対7のミニゲームと11対11の試合でアピールしました。
<14.12.4> 建設通信新聞によると広島市の松井市長は定例会見で、サッカースタジアム検討協議会が2候補地を最終報告に併記する方針を固めたことを受けて今後の進め方について言及したそうです。松井氏は候補地について「絞り込みのための視点を十分検証するなど、具体化する上でどういう調整がベストなのかを協議して行きたい」と語るとともに、建設費等を含めて広島市、広島県、商工会議所、広島県サッカー協会の4者が当事者意識を持って議論を深める、との考えを示しました。
 もともと「サッカースタジアム検討協議会」は、サッカー専用スタジアムの早期実現を求める40万件近い署名をもとに県サッカー協会とサンフレッチェなどが要請したことにより始まったものです。公式サイトでも表明しているように、サッカー協会やサンフレッチェが求めているのは旧広島市民球場跡地にスタジアムを建設すること。「スタジアムは、街づくり」の観点から、広島市中心部の活性化のためにも、紙屋町でのスタジアム建設を訴えています。松井市長がそれを無視して2つの候補地が同等であるかのように語るのは何らかの意図があるからに違いないのですが、ファン・サポーターの声を結集して、市民球場跡地へのスタジアム建設を実現して欲しいと思います。
<14.12.3> 日曜日に高円宮杯プレミアリーグウエストの第17節が行われ、サンフレッチェユースは東福岡高に0-2で敗れました。広島のメンバーは、GK:白岡、DF:伊藤、荒木、MF:柄脇、濱中(→石津79分)、渡辺(→阿部72分)、横山、長沼(→岡村59分)、津留、FW:椿本、加藤陸。最初の失点は後半23分で、CKを加奈川に直接叩き込まれました。また2点目は後半36分で、三宅のスルーパスを木藤に決められました。第17節の全結果と順位表は次の通り。
【第17節】
名古屋U18  3-1 G大阪ユース
京都橘高  0-0 富山第一高
東山高   2-0 京都U-18
東福岡高  2-0 広島ユース
C大阪U-18 1-1 神戸U-18

         勝点 勝 分 負 得失差
1 神戸U-18    36   11   3   3   +16
2 C大阪U-18   35   11   2   4   +12
3 G大阪ユース  34   11   1   5   +22
4 名古屋U18    34   11   1   5   +10
5 京都U-18    26    8   3   6    +7
6 広島ユース   26    8   2   7    +4
7 東福岡高    25    8   1   8    +9
8 富山第一高   10    2   4  11   -28
9 京都橘高     9    2   3  12   -23
10 東山高      9    2   3  12   -29
 サンフレッチェユースの最終戦の相手は名古屋U18。名古屋にとっては優勝を、広島にとっては5位を賭けた試合となります。
<14.12.2> 一足先にシーズンを終了したJ2クラブは来季の契約を結ばない選手を発表していますが、その中には元サンフレッチェの選手も何人か目につきます。その中での一番の大物は熊本の藤本主税選手で、10月7日に今季限りでの引退を発表しました。1999年から2002年に広島に在籍して主にトップ下で活躍し、2001年には日本代表にも選ばれました。ゴール後の阿波踊りパフォーマンスが有名ですが、サンフレッチェの代名詞ともなっている弓を引くポーズも彼が最初だったはず。今季は膝の悪化もあって7試合出場に留まりましたが、主将として最後までチームを引っ張るなど完全燃焼の現役生活だったのではないでしょうか。
 2001年から2003年まで広島に在籍し、その後神戸、札幌、徳島を経て昨年から横浜FCに在籍していた西嶋弘之選手も退団が決まっています。今季は10試合の出場に留まりましたが、ボランチもストッパーもサイドもできるユーティリティー性が評価されれば、またプレーのチャンスを得ることができるのではないでしょうか。
 その他には広島のジュニア〜ユース出身で2008年にトップ昇格し、2013年から鳥取でプレーしていた横竹翔選手も退団が決定。鳥取移籍からしばらくは中心選手として活躍したもののJ2残留を果たすことができず、J3で戦った今季も10試合の出場に終わるなど期待に応えることができませんでした。また1999年から2001年に広島に在籍し、その後福岡、山形を経て一昨年から徳島でプレーしていた宮崎光平選手も退団が決まりました。更に2004年から2007年に広島に在籍したあと札幌、愛媛等を経て今季はJFLのレノファ山口でプレーした吉弘充志選手も、今季限りでの退団が発表されました。
<14.12.1> 昨日FC今治との練習試合を行い、3-1で勝ちました。失点は前半7分。得点は後半34分にOG、後半8分にパク、10分にイヨハ(ユース)でした。
<14.12.1> 昨日のスポーツ紙各紙によると、石原直樹選手の浦和への移籍が濃厚になった、とのことです。前節首位を陥落して優勝が難しくなった浦和ですが、ACLの出場権獲得が決まったこともあって選手層を厚くする補強に動いているとのこと。そのためペトロヴィッチ監督の戦術にフィットしそうな石原に白羽の矢が立ったものと思われます。中国新聞によると石原とは単年契約だったためこのままでは契約満了となりますが、広島も複数年契約を提示して残留を打診しているとのこと。前節ベンチ入りもしなかった裏には、契約に絡んだ事情もあったのかも知れません。
<14.11.30>  昨日等々力で行われたJ1リーグ第33節川崎F戦は1-1の引き分けに終わり、賞金圏入りの可能性がほぼ消滅しました。
 皆川、野津田、浅野の3人を先発起用したのに対して寿人と高萩はベンチスタート。また石原はベンチにも入れずに次の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

清水             柏

   野津田     浅野(→高萩57分)
   (→森崎浩73分)
       皆川(→佐藤57分)

SUB:増田、ファン、柴崎、ミキッチ
 対する川崎Fも何人か若手を起用して、GK:西部、DF:武岡、谷口、車屋(→福森85分)、小宮山(→ジェシ79分)、MF:稲本、山本、大島、森谷(→金久保90+3分)、FW:レナト、大久保、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出たのは川崎で、1分には右からゴール前に侵入したレナトが危ういシュートを放ちましたが林が好反応で防ぎ、直後のCKからの武岡のヘディングは枠を外れます。続いて10分にはカウンターからレナトが突破してシュートしましたが枠外。18分には武岡のクロスに山本が飛び込みましたがシュートミスに助けられます。広島は両サイドからの攻撃でチャンスを作ろうとするものの、2分の柏のクロスは皆川が空振り。11分に浅野が反転してシュートしたものの枠を捉えることができず、22分には野津田のクロスが浅野に通ったものの変なところに当たってシュートできません。川崎はその後も攻撃を加速して、25分には車屋のヘディングに林が反応したもののこぼれを大久保に押し込まれそうになり、27分には大島にミドルで狙われます。そして33分、レナトが右に開いた森谷にパスを出すとワンタッチでクロス。水本がスライディングでクリアしようとしたもののわずかに届かず、ファーに走り込んだ大久保に決められて先制点を許してしまいました。
 その後広島は同点を狙って前に出ますが、前線のコンビネーションが合わずになかなかシュートまで持ち込めません。逆に川崎はカウンターとセットプレーからチャンスを作り、その流れは後半になっても変わりません。しかし10分に皆川のパスから柏が決定的なシュートを放って反撃の烽火を上げると、その直後の寿人と高萩の同時投入によって完全に流れを変えます。12分には相手の横パスをカットした高萩が思い切ってシュートを打ちましたが惜しくも枠外。14分には青山がミドルを打ちましたがGK正面を突き、15分には野津田のスルーパスで抜け出した柏がシュート。そしてGKが弾いたボールを野津田がダイレクトで打ちましたが惜しくも枠外に外れます。続いて21分には森崎和が左足で強烈なミドルを打ちましたが枠を捉えることができず、22分の野津田のミドルはGK正面。25分には寿人のフリックから野津田が左足で狙いましたがポストを叩き、跳ね返りを柏が打ちましたがこれもGKに弾かれます。その後も川崎を自陣に釘付けにして次々と攻撃を仕掛け、柏が、水本が、森崎浩が決定機を迎えましたがなかなかゴールを割れません。40分前後にはさすがに攻め疲れたか川崎の反撃を受けましたが、しかしそれを跳ね返すとついに後半42分、森崎浩のCKから青山がクロス。水本の落としをDFもクリアし切れず、最後は寿人が押し込んでようやく同点に追いつきました。
 これで勢いがついた広島はその後も攻撃の手を緩めず44分には森崎浩のクロスに寿人が飛び込み、48分には高萩がドリブル突破して倒されましたがPKの笛は無し。その直後にも寿人が強引に突破してシュートしましたが枠外に外れ、お互いに勝ち切れない、と言う今季を象徴するような結果に終わりました。
 サンフレッチェの未来のためには次世代の選手を育てなければならない、と言うことで前線の3人を若手で固めて臨んだこの試合でしたが、前半のシュートは川崎が9本だったのに対して広島はわずかに1。攻撃のタクトを振るうはずの野津田はボールに絡むことが少なく、皆川も浅野もここぞと言うところで反応できないなど期待外れの出来に終わりました。それに対して後半途中から登場したベテラン3人はさすがの働き。川崎の足が止まったと言うこともあるかも知れませんが、それにしてもあっという間に流れを変えてしまったのには驚きました。特に寿人と高萩の投入後にはそれまで漂うばかりだった野津田までが生き生きとプレーし出した感じで、さすがに長年サンフレッチェで主力として戦ってきただけのことはある、と思いました。あれだけ決定的なチャンスを作り続けながら勝てなかったのは残念ですが、彼らの素晴らしさは称賛するしかありません。
 それに対して皆川、浅野、野津田の3人は、やはりまだまだ成長しなければならないと言うことを改めて実感したのではないでしょうか。森保監督は試合後に「チーム全体で総合力として、結果を残してきたことの延長上で今日の試合もメンバーを組んで臨みました」と言いつつも「まだまだ、あの、改善しなければならないところはいっぱいある」と語っています。森保監督は当然のことながら練習で良い動きをしていたからこそ3人を先発起用したのだとは思いますが、それでも練習と試合は違います。結果は出せなかったものの貴重な経験をしたことは間違いないわけで、ここで得た経験をしっかりと咀嚼して、もっともっと練習して良い選手にならなければなりません。彼らだけでなくこの日はベンチに入らなかった選手も含めて、若手が寿人や高萩のようなお手本から学び、彼らを実力で越えた時に初めて新しいサンフレッチェの時代がやって来るのではないでしょうか。

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