2/2〜2/8のSANFRECCE Diary


<14.2.8> 中国新聞によると、風邪のため鹿児島キャンプの途中から離脱していた森崎和幸選手が一昨日から練習を再開し、昨日は途中から別メニューになったものの最後のフルコートでの紅白戦にも参加しました。昨年もほぼ同じ時期に左脚の張りで離脱しましたが、宮崎キャンプから本格的に調整してフルシーズン戦い抜いていることから「験がいいと思いたい」と語っているとのこと。今季も「広島の頭脳」として、チームを3連覇に導いて欲しいものです。
<14.2.7> サンフレッチェは昨日、今季のACL用のユニフォームを発表しました。デザインはリーグ戦用と同じで、ホーム用はディープバイオレットをメインに使いサンフレッチェバイオレットをサイドに配したもの。アウェイ用は袖と襟に紫と朱色をあしらった白とグレーの縦縞となっていて、いずれも胸の部分にマツダのロゴが入っています。また右袖にはACL大会ロゴが、左袖には「60 minutes campaign」のロゴワッペンが付いています。
 またプレスリリースによると、このACLモデルのレプリカユニフォームの予約販売を明日の10時から行います。今回はV-POINTでの販売はなく、e-VPOINTでのネット販売限定。販売数は1,500着で、追加販売の予定はありません。昨年よりも500着増えていますが、リーグ用のユニフォームの先行予約の3,050着があっという間に売り切れてしまったことを考えると、こちらもすぐに売り切れると考えた方が良さそう。購入希望の方は明日の10時には、パソコンの前に待機していた方が良さそうです。
 ところで今回初めてユニフォームにワッペンが付く「60 minutes campaign」とは、アジアサッカー連盟が"Don't Delay. Play!"を合言葉に昨年12月から始めたキャンペーン。アジアで行われる大会のアクチュアルプレーイングタイムは平均で52分程度とFIFAの平均より8分間少ないので、これを60分まで延ばそう、と呼びかけています。J1のアクチュアルプレーイングタイムはAFCの平均よりは長いものの、昨年のJ1では55分43秒。サンフレッチェはJ1、J2を含めた30チームの中で唯一60分を越えているのですが、それでも1試合平均60分24秒で主要ヨーロッパリーグの平均約64分には及びません。今年のACLではサッカーの内容とともに、アクチュアルプレーイングタイムの長さでもアジアを驚かせるような結果を残して欲しいと思います。
<14.2.6> プレスリリースによると、3/1(土)にアウェイで行われるセレッソ大阪との開幕戦のアウェイ応援ツアーの参加者を募集しています。ツアーは「バスツアー」と「新幹線利用」の2種類で、いずれもアウェイサポーター自由席の入場券付き。「バスツアー」は6時15分に広島ヘリポート、6時45分に広島駅新幹線口に集合し、試合観戦後に午後9時半頃戻ってきます。料金は大人12,000円、小中学生10,100円で、サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員は1,000円割引となります。一方「新幹線利用」は広島駅新幹線口に9時20分、福山駅に9時45分に集合してスタジアムに向かい、復路は午後7時半過ぎに戻ってくる予定となっています。こちらの料金は広島駅発着が大人20,000円、中学生18,600円、小学生11,400円。福山駅発着が大人18,000円、中学生16,600円、小学生10,400円で、サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員は500円引きとなっています。「バスツアー」は先着120名、「新幹線利用」は先着40名となっていますので、お申し込みはこちらからお早めにどうぞ。
 なお、セレッソ×サンフレッチェのチケットの一般販売開始は2/13(木)の10時から。「セレ女効果」と「フォルラン効果」で早めの完売が予想されますので、観戦予定の方はお早めにご購入下さい。
<14.2.5> 日本サッカー協会は昨日ゼロックススーパーカップの前座試合として行われる「NEXT GENERATION MATCH」とその後の欧州遠征に向けての日本高校選抜チームの候補メンバーを発表し、サンフレッチェから高橋(立正大淞南高)が選ばれました。今回選ばれたのは次の27人。
【GK】永井(京都橘高)、志村(市船橋高)、蔦(前橋育英高)
【DF】寺田、森下(星稜高)、竹澤、藤井(富山第一高)、坂(四日市中央工)、
    柴戸(市船橋高)、渡邉黎(修徳高)、高橋(立正大淞南高)、北谷(興國高)
【MF】寺村(星稜高)、野澤(富山第一高)、中野(京都橘高)、
    森島(四日市中央工)、成田(市船橋高)、渡辺夏(國學院久我山高)、
    山田武(青森山田高)、松田(東福岡高)
【FW】仲谷(星稜高)、渡辺仁(富山第一高)、小林(四日市中央工)、
    石川(水戸啓明高)、山田貴(帝京長岡高)、木戸(東福岡高)、
    オナイウ(正智深谷高)
 このメンバーは2/9〜11に選考合宿を行い、2/22に行われるNEXT GENERATION MATCHに出場する選手が選ばれます。
<14.2.4> 昨日、今季初の練習試合を鹿屋体育大と行い、5-0で勝ちました。携帯サイトによると1本目のメンバーは、GK:林、DF:水本、千葉、横山(ユース)、MF:ミキッチ、青山、柴崎、柏、浅野、長沼(ユース)、FW:寿人。先制点は23分で、青山の展開のパスを受けた柏が左サイドをドリブル突破してクロス。こぼれを青山がミドルで叩き込みました。広島は浅野や寿人がチャンスを作ったものの決めることができず、逆に33分にはロングボールから決定的なシュートを打たれましたが林が好セーブを見せる、と言うシーンもあったそうです。広島はミキッチと柏の両サイドが何度も突破して良い形を作ったものの、1点差のまま1本目を終えました。
 後半は浅野以外の全員を入れ替えて、GK:増田、DF:ビョン、塩谷、伊藤(ユース)、MF:山岸、森崎浩、丸谷、パク、浅野(→渡辺(ユース)21分)、清水、FW:石原、と言うメンバーで戦いました。立ち上がりから広島は森崎浩を起点にチャンスを作っていたそうで、6分には石原のスルーパスを受けた清水がドリブルからシュートを決めて1点目。続いて11分には森崎浩の浮き玉のパスを清水がシュート。これは弾かれたもののこぼれを豪快にボレーで決めて2点目を奪います。また14分にはパクのクロスで裏を取った石原がボレーで叩き込み、更に27分には石原がオーバーヘッドで決めてリードを広げました。
 試合後に森保監督は「現段階での体力的な部分を差し引いても、やろうとしていることを選手たちが表現してくれた」と語っていたとのこと。新戦力の特徴もつかむことができて、多くの収穫が得られた様子です。柏の左サイドや山岸の右サイド、清水のトップ下などこの日試した布陣を今後も使って行くのかどうか。今後の広島と宮崎での練習で、コンビネーションを含めて詰めて行くことになりそうです。
<14.2.3> プレスリリースによると、2/10から宮崎で行われる2次キャンプではJ2の富山と熊本、JFLのホンダFCとトレーニングマッチを予定していることが分かりました。最初に対戦するのは富山で、12/13(木)の12時から45分×4本。続いて12/16(日)には午後1時から熊本と45分×4本戦います。おそらくこの2試合でほぼ全選手が90分近くプレーして、実戦の勘を養うとともにメンバーを決めて行くことになるものと思われます。そして最後のトレーニングマッチは、2/19(水)の午後3時半からホンダFC戦。45分×2本で、ゼロックススーパーカップに向けての最終調整を行うことになるのではないでしょうか。
<14.2.3> 鹿児島キャンプ7日目の昨日は15℃を越える暖かな気候の中、今季初めてのフルコートでの紅白戦が行われました。携帯サイトによると風邪で出遅れていた高萩、森崎和とリハビリ中のファン・ソッコ、それに研修中の新人選手たち(野津田を含む)は不在でしたが、ユースの4人を加えたメンバーが参加して、レギュラー組、サブ組に分けずに完全シャッフルで15分×2本(オフィシャルでは20分×2本)のゲームを行いました。得点は両チームで1点しか入っていなかったそうですが、球際も激しく創造性もある面白いゲームだったとのこと。その中で林、柴崎、柏ら新加入選手たちは、それぞれ能力の高さを見せていたそうです。特に柏はサイドでアクセントとなるだけでなく、この紅白戦で唯一の得点を決めたとのこと。一方ミキッチも際立ったパフォーマンスを見せているそうで、山岸や清水も含めたサイドのポジション争いは激しさを増している様子です。今日の11時から行われる鹿屋体育大とのトレーニングマッチの様子は携帯サイトで速報をするそうですので、注目したいと思います。
<14.2.2> 携帯サイトによると、昨年は体調不良のため6試合362分間の出場にとどまった森崎浩司選手が、鹿児島キャンプは最初からずっとフル参加できているそうです。本人の言葉によると「まだまだ不安はある」そうですが「今は楽しくサッカーができている」とのこと。紅白戦でも存在感を発揮しているとのことで、これまでは順調に来ている様子です。昨年はキャンプから順調でゼロックススーパーカップにフル出場。ACLのブニョドコル戦は途中出場だったものの、開幕戦では芸術的なFKでゴールを決めるなど好調なスタートを切っていました。しかし3月下旬に左太ももの裏に張りを感じて第4節の清水戦を欠場すると、その後は体調不良に陥り戦線を離脱。8月末に一度復帰したものの、3試合出場しただけでその後シーズン終了まで戻ってくることができませんでした。昨年は高萩、石原の大車輪の活躍や野津田の成長があって何とかチームは回りましたが、やはりここぞと言うところでゴールに直結するプレーができる森崎浩司選手がいれば、と思うことはありました。今季は柴崎、茶島、川辺らトップ下ができる選手が増えて競争も激しくなっていますが、実績あるベテランの存在はチームにとって欠かせないものです。森崎浩司選手には無理せず徐々に調子を上げて、チームの苦しい時に助けて欲しい、と思います。
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