今週のSANFRECCE Diary


<14.2.15> 日本サッカー協会は昨日、ゼロックススーパーカップの前座として行われる「NEXT GENERATION MATCH」と4月の欧州遠征に向けての日本高校サッカー選抜を発表し、サンフレッチェの高橋壮也選手が選ばれました。今回選ばれたのは次の21人。
【GK】永井(京都橘高)、志村(市船橋高)、蔦(前橋育英高)
【DF】高橋(立正大淞南高)、寺田(星稜高)、柴戸(市船橋高)、
    竹澤(富山第一高)、坂(四日市中央工高)、北谷(興國高)
【MF】成田(市船橋高)、山田武(青森山田高)、寺村(星稜高)、
    松田(東福岡高)、渡辺夏(國學院久我山高)
    中野(京都橘高)、森島(四日市中央工高)
【FW】石川(水戸啓明高)、木戸(東福岡高)、山田貴(帝京長岡高)、
    渡辺仁(富山第一高)、小林(四日市中央工高)
 選考合宿に選ばれたメンバーからは、森下、仲谷(星稜高)、藤井、野澤(富山第一高)、渡邉黎(修徳高)、オナイウ(正智深谷高)が外れました。
 一方Jリーグは「NEXT GENERATION MATCH」のU-18Jリーグ選抜のメンバーを発表し、サンフレッチェユースの加藤と横山が選ばれました。こちらで選ばれているのは次の18人。
【GK】吉川(神戸U-18)、林(G大阪ユース)
【DF】進藤(札幌U-18)、上島(柏U-18)、石田(磐田U-18)、
    山口、藤谷(神戸U-18)
【MF】中野、三竿(東京Vユース)、宮本(清水ユース)、
    茂木(浦和ユース)、和田(横浜FMユース)、中井(神戸U-18)
【FW】北川(清水ユース)、奥川(京都U-18)、米澤(神戸U-18)、
    加藤、横山(広島ユース)
 この「NEXT GENERATION MATCH」は2/22(土)の10時20分キックオフで、試合は前後半35分ずつの70分で行われます。
<14.2.14> 宮崎キャンプ4日目の昨日は富山との練習試合を2試合(45分×4本)行い、1試合目は2-0で、2試合目は3-1で勝ちました。携帯サイトによると1試合目のメンバーは、GK:林、DF:塩谷、千葉、水本、MF:ミキッチ、青山、森崎和、清水、石原、高萩(→浅野85分)、FW:佐藤(→野津田75分)。先制点は前半32分に青山で、軽快なパス交換からミキッチのクロスのこぼれを青山がループで決めました。また2点目は前半ロスタイムで、清水がドリブルで仕掛けてそのままゴールを陥れました。森保監督によると「最初のチームは落ち着いてゲームを展開してくれた」とのこと。バー直撃のシュートや危うく清水がゴールライン際でクリアするシーンもあったものの、守備はほぼ安定していたようです。
 2試合目のメンバーは、GK:増田(→原HT)、DF:宮原、丸谷、パク、MF:浅野、柴崎、茶島、山岸、野津田(→高橋62分)、川辺、FW:皆川。得点は前半18分に川辺が倒されて得たPKを野津田が決め、33分には相手パスをカットした川辺からのパスを野津田がゲット。続いて37分には浅野が右から突破して最後は山岸が決めました。失点は後半38分で、スルーパスで抜け出した西川に決められました。森保監督によるとこちらの試合は「見ていて気持ちが良かった」とのこと。選手たちのポジションを奪おうと言う気持ちが見れたゲームだったようです。今年最初のJリーグクラブ相手の試合と言うことで1試合目は昨年の主力を起用しましたが、次は過密日程に向けてメンバーを入れ替えながら戦うかも知れません。
<14.2.14> プレスリリースによると、柏好文選手が宮崎産業経営大との練習試合で負傷し、左ハムストリングス筋損傷で全治2〜3週間と診断されました。森保監督によると「開幕は難しいかも」とのことで、焦らずに治してチームが苦しい時に復帰して欲しいと思います。
<14.2.13> 中国新聞によると、大分への期限付き移籍から復帰した丸谷がリベロに取り組んでいるそうです。高校時代はFWでU-18代表にも選ばれたことのある丸谷は、2009年のデビュー戦(ナビスコカップ大分戦)はFW、リーグの浦和戦はトップ下でプレーしました。しかし翌年から本格的にボランチに転向するとリーグ戦16試合に出場。大分でも1年目はボランチでプレーして、J1復帰に貢献しています。しかし昨年はシーズン途中からトップ下で起用されることが多くなり、ナビスコカップの鳥栖戦ではプロ入り後初のハットトリックも決めています。従って今季は前目のポジションで起用される可能性もあるかと思っていたので、リベロにチャレンジしているとは意外な感じはします。ただ、サンフの中盤はレギュラー陣が盤石な上に若手も多く競争が激しいのに対して、リベロは千葉と塩谷だけ。2人のどちらかに怪我や出場停止があれば、すぐに出番が巡ってくる可能性もあるでしょう。今はDFラインでボールを奪われるシーンも見られるそうですが、このキャンプでしっかりと練習して、チャンスに備えて欲しいと思います。
<14.2.12> 宮崎キャンプ2日目の機能は清々しい晴天の下、ハードなメニューをこなしました。午前中はフリーマンを付けた5対5やハーフコートの紅白戦で、1時間半に渡って強い負荷をかけた練習を行ったそうです。そして午後は宮崎産業経営大とのトレーニングマッチ。メンバーをシャッフルして前後半に分かれて行い、1本目は石原の2ゴールと高萩のゴールで3-0、2本目は野津田のハットトリックと浅野、皆川、川辺のゴールで6-0で大勝しました。中国新聞によると石原の2ゴールは高萩との連携でDFラインの裏を突いた得意の形でしたが、積極的にクロスに飛び込んだり、無回転シュートを練習するなど得点パターンを増やそうとしているそうです。一方皆川、茶島の大卒コンビは初めての対外試合となりましたが、共に持ち味を発揮したとのこと。青山とボランチで組んだ茶島は2本目の45分間攻守に安定感を見せたそうです。また皆川は後半途中から1トップに入りパクのクロスに頭で合わせてゴールを決めて、「うずうずしていた。結果も残せて良かった」と喜んでいたそうです。
<14.2.11> 宮崎キャンプ初日の昨日は午前中に広島を出発して昼過ぎに宮崎空港へ到着し、盛大な歓迎セレモニーが行われました。そして夕方からは雨の中、1時間半のトレーニングを行ったそうです。特に紅白戦では年齢によって分けた構成で激しい戦いが繰り広げられたとのこと。中国新聞によると増田の活躍によって年長組は無得点に抑えられたのに対して、若手組は林からボールを奪って得点したそうです。これに関して林は「早くああいう現象が出ないかなと思っていた」そうで、どういうシーンで繋ぐか蹴るかの見極めができるように精度を上げて行くつもりのようです。森保監督は「開幕戦にスタメンで出れる選手を選ぶこと」をこの2週間でやりたいこととして挙げていますが、ゼロックススーパーカップだけでなくACL初戦とリーグ開幕戦を含めて考えているはず。「プランA」だけでなく「プランB」や「プランC」も含めて決めて行くことになるのではないでしょうか。
<14.2.11> プレスリリースによると、来週水曜日(2/19)に広島国際会議場で「第4回 夢スタジアムシンポジウム」を開催します。内容はサッカースタジアム検討協議会の進捗状況の報告や検討候補地の現状などで、サンフレッチェの小谷野社長のほか昨シーズン限りで引退した中島浩司氏もコメンテーターとして出席します。定員は200名で入場無料とのことですので、ぜひ多くの人が出席して雰囲気を盛り上げて欲しい、と思います。
<14.2.10> サンフレッチェは昨日、吉野恭平選手の東京Vからの完全移籍と東京Vへの1年間のレンタルを発表しました。吉野は東京Vユースの出身で、U-16から各年代の年代別代表に選ばれてきた逸材。今年もU-21代表として、AFC U-22選手権に3試合出場しています。東京Vとしては将来の主力に育てたい選手の一人ですが、しかし深刻な資金難のため契約が残っている選手を放出して移籍金を得るしかない状況で、先月にも同じくU-21代表の中島翔哉選手をFC東京に放出(そのまま富山にレンタル)しています。今回の吉野の移籍で広島は推定2,000万円の移籍金を支払うことになるそうですが、出場機会などを考えると東京Vに所属していた方が良いのでそのままレンタルになった、とのこと。今回の「完全移籍・即レンタル」が、広島、東京V、吉野の3者にとって良い結果になると良いのですが。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る