5/4〜5/10のSANFRECCE Diary


<14.5.10> 携帯サイトによると森保監督は「次のWSW戦に向けて温存する選手もあるか」との質問に対して「温存などと言う余裕もない。少しでもフレッシュな選手を使いたい。総力戦でやっていくしかない」と語っています。今日はWSW戦に先発しなかった寿人や森崎兄弟、清水らが出場するのは間違いないと思われますが、疲れが溜まっている仲間たちの分も走って、ホームのサポーターに勝利を見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-9とU-11が9時から。「フォリアチャレンジ」が12時20分から行われます。場内のファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が12時から。場外のおまつり広場では10時から「タカキベーカリー スポンサーブース」(ミルクフランスを先着5,000名様にプレゼント)「ゲーフラを作ろう!」(材料費200円)「銅像パフォーマンス」「ジャグリングパフォーマンス」「バンジートランポリン」(参加費800円)「ファミリーで母の日のプレゼントを作ろう」「サッカースタジアム建設署名ブース」が、11時から「フェイスペイント」が、12時から「バルーンアート」が開催されます。
 先着プレゼントは「オリジナルキラカード ピッチのピカチュウ」を小学生以下3,000名様に差し上げます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、柴崎選手のプレミアムカードを3,000名様に。試合会場限定グルメは、静岡産の桜海老を使った「桜海老のペペロンチーノ」700円を限定500食提供します。また4,5月の選手コラボメニューは、千葉選手の「韓流雑炊」650円と石原選手の「デミカツ丼」700円です。なお母の日に因んで、親子で一緒にご来場の上「お母さんを連れてきました」とお申し出頂くと、当日券を前売り価格でお買い求め頂けますのでぜひお誘い下さい。
 テレビ放送はスカパー!ch285(SD画質)とch607(HD画質)及びCS250で生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをご覧下さい。
<14.5.10> プレスリリースによると、5/14(水)にアウェイで行われるACL Round16のオフィシャル応援ツアーの参加者を募集します。これはシドニー市内発着のツアーで、5/14の午後4時15分にWynyard Park(予定)に集合してバスでパラ待ったスタジアムへ行き、試合終了後に出発地に戻ってくるスケジュールで、チケット代別で3,300円となっています。詳細は西鉄旅行大阪支店のサイトで。〆切は5/12(月)の午後5時までとなっていますので、お早めにお申し込み下さい。
<14.5.9> 明日はリーグ戦中断前の最後のホームゲーム。サンフレッチェは第13節を清水エスパルスと戦います。
 ゴドビ監督が率いて4年目の清水は、ノヴァコヴィッチ、ヤコヴィッチや高木善ら弱点を補強して今シーズンを迎えました。そして第6節から4連勝して6位まで上がったものの、このところ3連敗で10位まで順位を落としています。今季ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ○2-1 名古屋 【清】高木俊、平岡、ノヴァコヴィッチ、【名】ケネディ、闘莉王
2H ●0-1 横浜FM 【横】齋藤
3A ●1-4 C大阪 【清】大前、【C】丸橋、山下、ゴイコ・カチャル、杉本
N1H ○4-0 仙台  【清】長沢、大前、ノヴァコヴィッチ2
4A △1-1 浦和  【清】長沢、【浦】原口
5H ●1-3 FC東京 【清】長沢、【東】河野、森重、米本
N2H ○1-0 G大阪 【清】長沢
6A ○1-0 甲府  【清】長沢
7H ○2-0 大宮  【清】ノヴァコヴィッチ、大前
8A ○4-0 徳島  【清】ノヴァコヴィッチ2、高木俊、大前
9H ○1-0 仙台  【清】河井
10A ●1-2 鹿島  【清】ノヴァコヴィッチ、【鹿】OG、ルイス・アルベルト
11H ●0-1 鳥栖  【鳥】藤田
12A ●1-2 新潟  【清】平岡、【新】田中亜、OG
 前節はホームチームに押し込まれながらも粘り強く戦い、ロスタイムのゴールで一度は追いつきました。しかし終了間際のラストプレーで相手のクロスがヨン・ア・ピンの頭に当たってGKを越えてゴールネットへ。ショッキングなオウンゴールで連敗脱出を逃しています。連戦で疲れが溜まっているのはどのチームも同じですが、休みが一日長いことを生かして広島対策を十分に練って乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、明日は中2日での試合になる上にオーストラリアへの遠征を控えていることを考えて、メンバー構成を考えるのではないかと思います。と言うことで例によって予想は難しいのですが、私は次のように考えます。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

清水            パク

    森崎浩   石原

       佐藤

SUB:増田、ファン、柴崎、ミキッチ、山岸、高萩、野津田
 前節は試合がなかったサンフレッチェですが、鳥栖以外の上位チームが勝てなかったため暫定順位は4位のまま。首位との勝点差も3となっています。明日も厳しい試合が予想されますが、これまで同様にチーム一丸となって乗り越えて欲しいと思います。
<14.5.9> 韓国サッカー協会は昨日FIFAワールドカップブラジル大会の韓国代表メンバーを発表し、ファン・ソッコ選手が選ばれました。ファンは「ワールドカップの韓国代表メンバーに選出されて、とても光栄に思います。これまで自分を支えてくれたクラブやファン・サポーター、家族のみんなに感謝したいと思います。大会では、国を代表して戦う誇りと責任感を持ちながら、一戦一戦ベストを尽くします。応援をよろしくお願いいたします 」と語っています。これまで毎回のように代表に選出されながら怪我が多くAマッチは3試合の出場に留まっているファンですが、それでも選ばれると言うことはそれだけ期待されている、と言うことでしょう。力いっぱい頑張ってきて欲しい、と思います。
<14.5.8> 昨日、ACLラウンド16の1st legでウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)と対戦したサンフレッチェは、石原の2ゴールなどで3-1で先勝し、ベスト8進出に向けて一歩前進しました。
 神戸戦の先発から寿人、森崎和、森崎浩、清水、パクを外し、塩谷、青山、石原、柏、野津田を起用して以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  柴崎

柏             山岸(→ファン80分)
(→ミキッチ80分)
    高萩    野津田
    (→佐藤80分)
       石原

SUB:増田、パク、森崎浩、川辺
 対するWSWは日曜日のグランド・ファイナルのメンバーから9人(GKとスピラノビッチ以外全員)を入れ替えて、GK:コビッチ、DF:コール(→小野64分)、ビューチャン、スピラノビッチ、ヘファーナン、マレン、ゴレッチ、MF:トリフィロ(→ラロッカ75分)、FW:ハリティ、ユリッチ、アッピアークビ(→ヘルシ64分)、と言うメンバーでした。ホームゲームでは絶対に勝ちたい広島は、立ち上がりから積極的に攻めます。1分には野津田がファーストシュートを放ちましたが枠外。8分には高萩がCKをマイナスに流して青山が打ちましたがDFにクリアされます。また12分には高萩のクロスを石原が受けてGKと1対1になりましたが枠を捉えることができません。フレッシュなメンバーを揃えてきたWSWは高いDFラインを保ち、積極的に前からプレスをかけてきます。そして16分にはクリアボールを拾ってスピラノビッチが決定的なシュートを放ちましたが、枠を外れて助かります。また32分には野津田のシュートがまたもや枠外。その後は両チームともあまり有効な攻撃ができず、得点の香りが少ないままに前半を折り返すことになりました。
 後半に入るとサンフレッチェは攻撃のギアを上げて、主に両サイドから攻め込みます。そして1分の山岸のクロスはDFにクリアされましたが、後半6分に青山のスルーパスで抜け出した柏がドリブルで仕掛けます。そしてフェイントでマークを外すと中央へ鋭いクロス。ここに走り込んだ石原がダイレクトで叩き込んで、広島が待望の先制点を奪いました。
 流れを変えたいポポヴィッチ監督は、ここで切り札・小野伸二を投入します。しかし広島はそのすぐ後の後半20分、高萩が持ち上がって出したパスを野津田がシュート。これはDFにブロックされましたが後方から石原がワンタッチでループシュートを放つとこれが見事にネットに収まって、広島がリードを2点に広げました。
 このまま負けるわけには行かないWSWは、後半30分に攻撃のコマを2枚投入して反撃を試みます。そして32分には高い位置で広島からボールを奪ってユリッチがドリブルで左サイドを駆け上がります。追走した塩谷が接触したようには見えなかったのですが、しかしユリッチが倒れたと言うことで主審のジャッジはPK。ユリッチのキックのコースは甘かったものの林の読みが外れて、1点差に迫られました。
 このまま2-1で終わると2nd legが厳しくなる(例えば0-1でも敗退決定)と言うことで、森保監督は両サイドを同時に交代させるとともに寿人も投入して、果敢にゴールを狙いに行きます。そして後半ロスタイムに左サイドの高い位置でファウル(これも微妙なジャッジだったが)をもらうと、柴崎がカーブをかけて中に放り込みます。ゴール前の混戦からファンが蹴り込んだようにも見えましたが、公式記録は柴崎のゴール。柴崎の広島移籍後初の得点でサンフレッチェがアドバンテージを2点に広げて、2nd legに臨むことになりました。
 この試合のポイントは過密日程&長時間移動のハンディキャップを抱えるWSWの戦い方と、それをサンフレッチェがどう崩すか、と言うことだったと思います。そしてWSWのポポヴィッチ監督は、前の試合からほぼ全員を入れ換える、と言う思い切った手を打ちました。結果として特にビルドアップでのミスが多く攻撃面での迫力不足は否めなかったのですが、しかし少なくとも前半はコンパクトな陣形を保って危険な場所での広島のパス回しを封じ込め、高さを生かした守備でクロスはことごとく弾き返してシュートを打たせませんでした。前半16分のスピラノビッチのシュートに至るシーンは「事故」のようなものでしたが、仮にあそこで点が決まっていれば後は守備を固めて守りきる、と言う狙い通りの試合ができたのではないでしょうか。
 それに対してサンフレッチェは、なかなか点が取れなくても焦れずに落ち着いて試合を進めることができました。試合を通じて野津田の判断が周囲と合わないことが多くなかなか中央から崩せなかったのですが、後半からは両サイドから積極的に仕掛けることによって相手の守備を揺さぶりました。特に柏は何度も単独で突破して鋭いクロスを入れていて、石原のゴールはある意味必然、とも言える形でした。後半終了間際にまたもや「疑惑のPK」を取られてアウェイゴールを許してしまったのは残念でしたが、最後の最後に3点目を取ったことで俄然有利になりました。サンフレッチェは土曜日に清水戦を戦った後にシドニーまで移動して戦うのに対して、シーズンが終わっているWSWは1週間じっくりと準備することができます。従って2nd legは相当厳しい戦いになるのは間違いないのですが、2点のアドバンテージを生かして勝ち抜いて欲しいと思います。

ゲキサカ 戦評 石原
Goal.com 戦評
日刊スポーツ 詳細 石原
Jリーグ公式サイトゲームサマリー

<14.5.7> 携帯サイトによると森保監督は選手の状態について「すごく選手の表情も明るいし、動きもフレッシュ。連戦を戦っていますが、チームの疲労感は見えませんでしたね」と語っています。神戸戦ではこれまで全試合に出場していた青山、塩谷、野津田を休ませましたが、それによって「よりプレーしたいと言う欲求は強まっている」とのことなので、今日の彼らの活躍に期待したいと思います。
 今日の試合会場は広島広域公園陸上競技場で、午後7時キックオフ。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、浅野選手のプレミアムカードです。またACL限定グルメは天むす、ビビンバ巻き、牛肉炒めなど12種類の料理を入れたACL弁当800円と、オーストラリア産牛肉のトマトスープ400円を提供します。当日券は午後4時から全席種を販売。またキックオフ30分以降当日券が全席種半額となる「駆けつけ割!」も実施しますので、仕事や学校の後にぜひ全力で駆けつけて頂きたいと思います。
 テレビ放送ですが、スカパー!ch180(SD画質)とch580(HD画質)及びCS800で生中継が、日テレプラスでは午後9時45分から、日テレG+では明日の午前10時から録画中継が予定されています。今日は現地観戦の予定なのでブログでの速報は行いません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報をどうぞ。
<14.5.6> 明日はACLノックアウトラウンドの第1戦。サンフレッチェはホームでウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)と戦います。
 昨シーズンはチーム創設1年目ながらリーグ優勝を果たすと言う快挙を成し遂げたWSWは、今シーズンもリーグ戦の最初の6節を4勝2分けでスタートするなど好調な出足で上位を争いました。しかしACLと並行して戦った3月に1勝しかできなかったことが響いてレギュラーシーズンは2位。「ファイナルシリーズ」も準決勝でCCMを下したものの、グランドファイナルではレギュラーシーズン優勝のブリスベーン・ロアーに敗れて優勝を逃しています。2月中旬以降の公式戦の戦績は次の通り。
2/22 AL  20A ○2-0 パース・グローリー
2/26 ACL 1H ●1-3 蔚山現代
3/2  AL  21H ●0-2 ニューカッスル・ジェッツ
3/8  AL  22A ●1-3 シドニーFC
3/12 ACL 2A ○2-0 貴州人和
3/15 AL  23H △0-0 アデレード・ユナイテッド
3/19 ACL 3H ○1-0 川崎F
3/23 AL  24H ○3-0 パース・グローリー
3/29 AL  25A ●1-2 セントラルコースト・マリナース
4/1  ACL 4A ●2-1 川崎F
4/5  AL  26H △1-1 ブリスベーン・ロアー
4/12 AL  27A ○3-2 メルボルン・ハート
4/15 ACL 5A ○2-0 蔚山現代
4/22 ACL 6H ○5-0 貴州人和
4/26 AL  SFH ○2-0 セントラルコースト・マリナース
5/4  AL  GFA ●1-2 ブリスベーン・ロアー
 グランドファイナルでは序盤からWSWが攻勢をかけて主導権をつかみ、後半10分に小野のCKをスピラノビッチが頭で決めて先制点を奪いました。しかしその後ブリスベーン・ロアーの逆襲を受けて、後半41分にセットプレーから同点に追いつかれると、延長後半開始直後に勝ち越し点を許して敗れています。明日は120分戦った後に日本まで移動して、中2日で戦う試合と言うことで体力的に厳しい状態で迎えることになりますが、この試合を乗り越えれば後は1週間後のホームゲームを残すだけ。無理に勝ちに来るのではなく引き分けで十分、と言う気持ちで来るのは間違いない、と思います。
 対するサンフレッチェですが、11連戦のまっただ中と言うことで神戸戦からメンバーを大きく入れ替えてくるのは間違いないところ。従って先発がどうなるか直前まで分からないのですが、私は次のように予想します。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  柴崎

ミキッチ           柏

    野津田   高萩

       石原

SUB:増田、ファン、山岸、森崎和、清水、森崎浩、佐藤
 WSWにとっては「引き分けで十分」な明日の試合ですが、サンフレッチェにとっては勝利は必須。しかも中2日で清水戦が控えていて、その3日後にアウェイゲームを戦うことを考えれば少しでも多くの得点を取って(しかも相手にはアウェイゴールを与えずに)勝つことが重要です。明日もいつも通りにチーム一丸となって、勝利を勝ち取って欲しいと思います。
<14.5.6> 昨日の「JFAプレミアカップ2014」決勝で、サンフレッチェジュニアユースは柏U-15を2-0で下し、11年ぶり2回目の優勝を果たしました。広島のメンバーは、GK:大田、DF:里岡、川井、中丸、岡野、MF:川村、村山、仙波、FW:明比、藤原(→山崎46分→大石60分)、三原(→桂35分)。ゲキサカの記事によると前半から広島のプレッシングが強く柏のパス回しを寸断していたとのこと。そして前半11分に川村が右のスペースにパスを出すと明比から藤原へ。藤原の浮き球のパスを受けた川村のスルーパスで抜け出した明比がGKの股間を抜いて先制点を奪いました。続いて21分には岡野がFKを風に乗せてGKの頭の上を抜いてリードを2点に広げます。これに対して柏も後半に反撃しましたが、広島の足は止まらず危険なシーンでもDFが身体を張って得点を許さずそのまま逃げ切りました。この優勝の結果ジュニアユースは「マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ」への出場権を獲得。沢田監督は「世界仕様とかできないので、恥をさらすかもしれないですけど、形はこのままやるしかないかなと。できるだけ頑張っていくしかない」と笑顔で語っていたそうです。

ゲキサカ 戦評 中丸 仙波 明比 岡野
<14.5.5> 一昨日から始まった「JFAプレミアカップ2014」で、サンフレッチェジュニアユースはグループリーグを全勝で突破し、また準決勝もPK戦の末に勝利して決勝に進出しました。ここまでの戦績は次の通り。
【グループリーグ】
広島Jrユース 2-0 浦和Jrユース 【広】藤原、明比
  [GK]大田、[DF]里岡、川井、中丸、岡野(→石井60分)、[MF]川村、村山(→山崎46分)、仙波、
  [FW]明比(→大石55分)、藤原(→桂39分)、朴(→三原37分)
広島Jrユース 1-0 神戸U-15 【広】村山
  [GK]大田、[DF]里岡、川井、中丸、岡野、[MF]川村(→根角57分)、村山、仙波
  [FW]明比(→山崎48分)、藤原(→桂37分)、朴(→三原HT)
広島Jrユース 6-0 FCコーマラント 【広】三原2、里岡、村山、朴、山崎
  [GK]大田、[DF]里岡(→大石34分)、川井(→石井HT)、中丸、岡野、
  [MF]川村(→根角HT)、村山(→引地HT)、仙波(→山崎50分)、[FW]三原、藤原、朴

【準決勝】
広島Jrユース 0-0(PK4-3) 新潟U-15
  [GK]大田、[DF]里岡、川井、中丸、岡野、[MF]川村、村山、仙波、
  [FW]明比(→朴38分→山崎延前開始)、藤原(→桂HT)、三原(→根角72分)
 決勝の相手は柏U-15で、午後11時半キックオフです。
<14.5.4> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第11節神戸戦は、両者とも決定機を作ったものの決めきれずスコアレスドローに終わりました。
 今日が連戦の7試合目と言うことで、森保監督は前節の先発から6人を入れ替えて、次のメンバーで戦いました。
        林

   ファン 千葉 水本

     柴崎 森崎和

清水            パク(→ミキッチ80分)

    森崎浩   高萩(→川辺69分)
    (→石原64分)
       佐藤

SUB:増田、塩谷、青山、柏
 対する神戸は前節から2人入れ替えて、GK:山本、DF:茂木、岩波、河本、高橋、MF:橋本(→松村69分)、森岡、チョン・ウヨン、FW:ペドロ・ジュニオール(→田中88分)、小川、マルキーニョス(→田代72分)、と言うメンバーでした。序盤はやや動きの重い広島に対して、神戸が積極的に攻めてきます。3分にはGKからの繋ぎのボールを奪われてマルキーニョスに遠目から打たれましたがポスト直撃。8分にはCKからマルキーニョスが頭で狙ったもののシュートはポストが弾きます。また23分には森岡が思い切って狙ってきましたが、強烈なシュートをクロスバーが弾いて助かります。なかなか反撃の機会が無かった広島でしたが、時間とともに神戸のプレスが弱まりパスが繋がるようになります。そして30分には柴崎が左足で狙いましたがシュート回転がかかったボールは枠外。36分には清水が突破して入れたクロスに森崎浩が飛び込みましたがDFがぎりぎりでクリアします。前半はお互いに攻め合ったもののシュートの精度を欠いた感じで、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がりは神戸のペース。1分には小川のパスから森岡が打ちましたが林が防ぎ、5分にはマルキーニョスがシュートしましたが枠を外れます。広島もその後反撃して、8分に清水のクロスに森崎浩が頭で合わせましたがGKが好セーブ。18分にはパクが持ち込んでシュートを放ちましたがこれも防がれます。森保監督は石原に続いて川辺を投入して攻撃のテンポを上げると、34分には寿人がペナルティエリア内からシュートしましたがGK。40分にはミキッチのクロスをファーで受けた寿人が、難しい体勢からシュートを狙いましたがGKを抜くことができません。更に後半ロスタイムには石原の右からのクロスに寿人が頭で合わせましたが、身体が伸びきったか力強く打てずに枠外に外れます。逆に神戸に何度かカウンターを受けたもののシュートが精度を欠いて、両者とも得点を奪えず勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 試合後に森保監督は開口一番「まずは勝点1が取れたことをポジティブに考えたいと思います」と語っています。上位対決、大観衆のホームゲーム、その上J2降格を決定づけられた相手との対戦と言うことで、神戸のモティベーションは非常に高かったと思います。そして実際に序盤の攻勢は見事なもので、広島に「ゴール枠」と言う最後の砦が無かったらあっという間に試合を決められていたかも知れません。しかしそのような展開でもじっと我慢できるのが、サンフレッチェの成長したところ。前節から6人を入れ替え、しかもそのメンバーでコンビネーションを合わせる時間も無かったと言うことを考えればこのような流れになることも予想はできたわけで、こちらの体勢が整うまで、あるいは相手に疲れが出てくるまでは、落ち着いて試合を進めることができました。そして実際に前半の途中からはDFラインからのパス回しからチャンスも作れるようになり、後半は広島が何度も決定的なチャンスを作ったのに対して神戸は後半37分の小川のシュートだけ。流れを考えれば勝つチャンスも十分にあったわけで、青山と塩谷を完全に休ませながらも広島らしいサッカーができたことはチームとしての成長を表していると言って良いでしょう。川辺が今季リーグ戦初出場して良い動きを見せたことを含めて、収穫の多い試合だったと言えるのではないでしょうか。
 今節は鹿島が敗れたものの浦和も鳥栖も勝ったためサンフレッチェは4位に後退しました。ただし2位〜4位は勝ち点21で並んでいて、浦和との勝ち点差もわずかに1。勝ち点20の神戸と柏も含めた6チームはほぼ横一線に並んでいると言って良いでしょう。思い返してみれば第11節終了時点の勝ち点は、一昨年は19で昨年は20。今季は過去2年よりも厳しい日程を強いられているにも関わらず、それ以上の成績を残していることになります。これからもまだまだ過密日程が続くので、これまで以上にチーム一丸になって戦い抜いて欲しいものです。

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