6/22〜6/28のSANFRECCE Diary


<14.6.28> 7〜8月は関東でアウェイゲームが3試合予定されていますが、その応援ツアーの募集が始まっています。それぞれバスツアーと新幹線利用の2種類で、バスツアーは前日深夜に広島を出発して、翌日の10時ごろ広島に戻ってくる、と言うスケジュール。一方新幹線利用は試合当日の朝に広島駅と福山駅を出発して、試合観戦後に東京で1泊して翌日の夕方に戻ってくる、と言うスケジュールになっています。料金はアウェイ席のチケット付きで、バスツアーは大人が約25,000円、新幹線利用が大人が43,000円〜51,000円。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員は1,000円引きとなります。お申し込みの〆切ですが、大宮戦はバスツアーが7/8(火)、新幹線利用が7/4(金)。鹿島戦はバスツアーが7/22(火)、新幹線利用が7/18(金)。浦和戦はバスツアーが8/5(火)、新幹線利用が8/1(金)となっています。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞旅行(セールスセンター082-512-1010、福山営業所084-923-2228)まで。詳細はそれぞれのツアー紹介のホームページ(大宮戦鹿島戦浦和戦)をご覧下さい。
 ところでこれらの新幹線利用ツアーはいずれも東京からスタジアムへは自力で行くことになっています。大宮、浦和はそれぞれ電車で行けますが、カシマスタジアムは(電車もありますが)高速バス利用がベター。その高速バスは試合の1ヶ月前から高速バスネットなどで予約が始まり、直前になると無くなってしまいますのでご注意下さい。
<14.6.27> 日本サッカー協会は24日にU-19日本代表候補を発表し、広島から宮原と川辺が、またユース出身の越智と諸岡(追加招集)も選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】中村(柏)、吉丸(神戸)、田口(横浜FMユース)
【DF】三浦(清水)、内田(G大阪)、畠中(東京V)、広瀬(水戸)、
    宮原(広島)、中谷(柏)、石田(磐田U-18)、茂木(浦和ユース)
【MF】松本昌(大分)、関根(浦和)、大山(大宮)、安東(福島)、
    川辺(広島)、高木(東京V)、青木(名古屋)、奥川(京都U-18)
【FW】金子(清水)、越智(産業能率大)、宮市(湘南)、諸岡(福岡大)
 先日のUAE遠征のメンバーから内山(札幌)、水谷(清水ユース)、山口(神戸U-18)、望月(名古屋)、安西(東京V)、小川(G大阪)、南野(C大阪)、田村(京都)が外れ、吉丸、畠中、宮原、茂木、安東、奥川、諸岡が再び選ばれています。今回は6/30から東京でトレーニングキャンプを行い、大宮、FC東京と練習試合を行う予定です。
 ところで今月上旬に行われたUAE遠征ですが、U-19UAE代表と2試合行って2試合とも勝っています。その結果は次の通り。
6/6 U-19日本代表 2-1 U-19UAE代表 【日】越智、南野
   [GK]中村、[DF]石田(→水谷73分)、内山(→三竿HT)、中谷、内田(→山口60分)、
   [MF]関根(→小川73分)、望月(→大山HT)、川辺、金子(→青木60分)、
   [FW]南野(→田村60分)、越智(→諸岡60分)

6/8 U-19日本代表 2-1 U-19UAE代表 【日】南野、OG
   [GK]田口、[DF]水谷、内山、三竿(→中谷HT)、山口(→内田61分)、
   [MF]小川(→関根59分)、望月、大山(→川辺61分)、青木(→金子59分)、
   [FW]田村(→南野59分)、諸岡(→越智59分)

<14.6.26> 昨日札幌と45分×3の練習試合を行い、4-2で勝ちました。携帯サイトによると1本目のメンバーは、GK:林、DF:塩谷、千葉、水本、MF:ミキッチ、丸谷、宮原、柏、石原、高萩、FW:佐藤。広島は何度も攻め込んだようで、29分にはミキッチの突破からのクロスを石原が押し込んだかに見えましたがGKがナイスセーブ。逆に決定的シュートを林が止めるシーンもあったようで、両チーム無得点のままで45分が終わりました。2本目は寿人から野津田、高萩から川辺に交代して戦いましたが、8分には小野のパスからカウンターを受けて、ポストに当たったシュートを押し込まれて札幌が先制点。続いて17分には小野のロングボールを受けた石井が豪快なミドルを決めて2点のリードを許しました。しかしサンフレッチェは23分に選手を大幅に入れ替え(GK:原、DF:大谷、ビョン、高橋、MF:清水、茶島、川辺、山岸、FW:野津田、皆川、森崎浩)ると、32分には森崎浩のクロスを皆川がダイビングヘッドで決め、その3分後には清水のドリブル突破からのクロスを皆川が再び頭で決めて、2-2で2本目を終えました。3本目は2本目と同じメンバーでスタートしましたが、26分には野津田から柴崎に交代。そして39分にこぼれ球を皆川が叩き込んで勝ち越し、アディショナルタイムにはまたもや皆川が相手ボールを奪ってドリブルからゲットして、皆川の4得点で逆転勝利を収めました。
<14.6.25> 昨日(日本時間今朝)クイアバで行われたW杯グループリーグ第3戦で、日本代表はコロンビアに1-4で敗れ最下位で敗退となってしまいました。
 グループリーグ突破のためには勝利が必要条件と言うことで、ザッケローニ監督は青山を先発起用。また大久保をワントップに据えて、GK:川島、DF:内田、吉田、今野、長友、MF:青山(→山口62分)、長谷部、FW:本田、岡崎(→柿谷69分)、香川(→清武85分)、大久保。対するコロンビアは大きくメンバーを入れ替えて、GK:オスピナ(→モンドラゴン85分)、DF:アリアス、アルメロ、バランタ、バルデス、MF:クアドラード(→カルボネロHT)、グアリン、メヒア、キンテーロ(→ロドリゲスHT)、FW:ラモス、マルティネス、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりこそコロンビアに攻め込まれたものの、その後は日本がボールを支配します。ところが先制点はコロンビア。今野が軽率なプレーでPKを与えると、クアドラードにほぼ真ん中に蹴り込まれてしまいました。しかし勝たなければならない日本代表はこれでより攻めの姿勢を強め、ほぼ一方的に押し込みます。そして前半終了間際に本田のクロスを岡崎が頭で決めて、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半はハメス・ロドリゲスを投入したコロンビアは、彼を起点に厳しい攻めを繰り出します。それに対して日本も何とか押し返そうとしたものの、後半10分にロドリゲスのパスを受けたマルティネスがDFの隙間を狙って素早い足の振りでシュート。これが川島も破って再びリードを許してしまいました。その後13分には香川が惜しいシュートを放ち、20分には内田のクロスに大久保が合わせるなどチャンスを作りつつもゴールが割れない日本。対するコロンビアはがっちり守りを固めてカウンターを狙う、と言う戦い方を徹底します。そして後半37分、ロドリゲスのスルーパスで抜け出したマルティネスに決められてリードを広げられると、後半45分にはロドリゲスにループシュートを沈められてダメを押されました。
 ザッケローニ監督が就任してから4年間、どんな相手に対しても主導権を握って戦うことを狙ってきた日本代表。コートジボアール戦とギリシア戦は戦い方がブレたか結果も内容も良くなかったのですが、この日の前半はいかにも「ザッケローニ・ジャパン」らしい戦いができていた、と思います。特にこの日初先発だった青山の存在感は抜群で、右足から繰り出される長短の縦パスが良いリズムを作っていました。守備陣、特に今野が落ち着きを失っていたためそこから失点もしてしまったものの、1失点は言わば日本代表の「仕様」のようなもの。前半終了間際に同点に追いついたことで、行ける、と言う思いを強くしたものです。ところが後半からコロンビアがシフトチェンジしてくると、それに対応できずに1失点。その後青山が下げられたことによってバランスを崩した日本代表は、ほぼコロンビアの狙い通りに試合を進められてしまいました。いくつかあった決定的なチャンスを決めきれれば勝てたかも知れませんが、それでももともとの実力差を考えればこの結果は正当なもの、と言えます。むしろここまでの2試合で勝ち点1しか取れなかったこと、特にコートジボアール相手に思うようなサッカーができずに逆転負けを喫したことが、グループリーグでの敗退の原因だったと言わざるを得ません。監督の采配次第で、あるいは選手の戦いかたによっては違う結果が得られたのではないか、と言う思いは強いのですが、しかしそれらも含めてこれが日本代表と日本のサッカーの実力なのでしょう。とにかくいろいろありながらも日本のサッカーをここまで連れてきてくれた日本代表の選手・スタッフと、ブラジルまで応援に行ったサポーターの方々には感謝の気持ちしかありません。
 ただそうは言ってもサッカーはこれからも続くわけで、4年後にはまたワールドカップがやってきます。日本のサッカーが積み上げてきたこと、特にJリーグを通じて作ってきた日本サッカーのスタイルと、そしてその中で育ってきている選手たち、と言う歩みを止めるわけにはいきません。日本サッカー協会にはぜひとも次に向けての舵取りを誤って欲しくないのですが、それ以上に我々サポーターがこれまで以上にスタジアムに詰めかけて、日本のサッカーとJリーグを盛り上げることが必要なのではないでしょうか。
<14.6.24> ビジネス誌「週刊ダイヤモンド」を敢行しているダイヤモンド社のビジネス情報サイト「DIAMOND online」では「Jリーグ強豪3社長インタビュー」としてこれまで横浜FM、C大阪を取り上げてきましたが、その3回目としてサンフレッチェの小谷野社長が取り上げられています。タイトルは「中規模チームとして、目の前の結果に一喜一憂しない」で、チーム運営の方針についてインタビューに答えています。内容的にはサンフレッチェサポーターにとっては目新しいことはあまり無いのですが、小谷野社長の話が一般向けのサイトで取り上げられるのは珍しいこと。人を育て、地域と密着しながら「クラブの人気が勝敗に左右されないチーム作りを目指している」と言う小谷野社長の「哲学」をぜひお読み下さい。
<14.6.24> サンフレッチェは一昨日室蘭キャンプ最初の練習試合を北海道教育大岩見沢校と45分×3本で行い、8-0で勝ちました。携帯サイトによるとW杯組の青山とファン、怪我で離脱中の浅野、森崎和、柴崎、パクはお休みで、1本目のメンバーは、GK:林、DF:塩谷、千葉、水本、MF:ミキッチ、宮原、丸谷、柏、石原、高萩、FW:佐藤。立ち上がりから丸谷がボールを散らしてチャンスを作り、19分にミキッチのクロスを柏が押し込んで先制点を奪いましたが、チャンスを作れど決めきれない、と言うシーンが多かったようです。2本目は最初は高萩に代わって川辺が入った以外は同じメンバーで、25分からGK:増田、DF:高橋、大谷、ビョン、MF:清水、川辺、茶島、山岸、FW:森崎浩、皆川、野津田、と言う布陣に替わりました。後半はシャドーの位置に入った川辺がアクセントとなってチャンスを作り、25分にはスルーパスで抜け出した石原が決めて追加点。その後は若手が躍動して、42分には清水のクロスをビョンが落とし、山岸が押し込んで3点目。続いて相手のキックオフのボールを清水が奪い、野津田のクロスを森崎浩がボレーで決めて2本目を締めくくりました。そして3本目も若手たちの躍動が続き、6分には皆川のシュートのこぼれを野津田がゲット。その1分後にも川辺のパスを野津田が決め、続けて35分には川辺のスルーパスから野津田が決めてハットトリックとなり、最後は42分に茶島のスルーパスで抜け出した山岸のクロスを皆川が押し込みました。森保監督によると「疲れた中でもトレーニングでトライしたことは出そうとしてくれた」とのこと。特に若手は「ゲームに出たい」と言う飢えた気持ちが良いプレーに繋がっているそうです。
<14.6.23> 昨日日本クラブユースサッカー選手権大会U-18(通称クラセン)の中国地区予選が行われましたが、サンフレッチェユースは鳥取U-18と1-1で引き分けて予選敗退となってしまいました。これまでサンフレッチェユースはクラセンに1993年以来21回連続して出場してきましたが、その記録は遂に途切れたことになります。
<14.6.22> 室蘭キャンプは好天の下で2日目、3日目を消化しました。両日とも午前中はフィジカル中心。松本コーチの指示の下で、飽きの来ない豊富なメニューでフィジカルを鍛え上げていたそうです。一方午後は、対人中心の練習やコンビネーションを高める練習を行った後で紅白戦で締めました。携帯サイトによると一昨日は3/4コートでアイディアのある攻防を続けたそうですが、結局ゴールを決めたのは佐藤寿人選手。山岸、塩谷のクロスと石原のスルーパスから3点をゲットしていたそうです。また昨日はフルコートでの紅白戦を行って、今日に予定されている練習試合に向けて11人でのコンビネーションを確認した、とのことです。
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