7/13〜7/19のSANFRECCE Diary


<14.7.19> J's GOALの記事によると大宮は、右SBの今井をCBに、CBの高橋を左サイドにコンバートしているとのこと。またボランチは守備的な和田と攻撃的な橋本の組み合わせにするなど、布陣を入れ替えて再開に備えているそうです。これに対して森保監督は大宮のメンバーに関して「正直なところ、分からない」と語っています。「いままでも、相手の分析をしたところで実際に試合をしたら戦い方が違うことが何度もあった。それを我々は乗り越えてきた」サンフレッチェですが、そのためにはまずは走ること、戦うこと、そして勇気を持ってチャレンジすることが重要です。今日はチーム全員の力で、関東のサポーターに今季のリーグ戦初勝利を見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場はNACK5スタジアムで、午後7時キックオフ。テレビ放送はスカパー!ch583とCS805で生中継が予定されています。今日はブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報をご覧下さい。
<14.7.18> 明日からいよいよJ1リーグの本格再開。サンフレッチェは第15節をアウェイで大宮と戦います。
 大熊監督を迎えて再スタートを切った大宮ですが、ここまで14試合で稼いだ勝ち点は13。第5節以降7試合勝ちなしだったのが響いて、現在降格圏の17位に沈んでいます。ここまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1A ●0-2 横浜FM 【横】藤本、伊藤
2H ●1-2 名古屋 【宮】高橋、【名】玉田、小川
3A ○4-3 川崎F 【宮】菊地2、家長、チョウ、【川】OG、レナト、大久保
4H ○4-0 仙台  【宮】渡邉、今井、家長2
5A △2-2 柏   【宮】高橋2、【柏】橋本、工藤
6H ●0-3 神戸  【神】マルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、森岡
7A ●0-2 清水  【清】ノヴァコヴィッチ、大前
8A ●1-2 G大阪 【宮】菊地、【G】丹羽、今野
9H ●0-2 甲府  【甲】佐々木、盛田
10A △1-1 C大阪 【宮】スラタン、【C】杉本
11H △2-2 新潟  【宮】ズラタン、高橋、【新】田中、岡本
12A ○1-0 FC東京 【宮】長谷川
13H ●0-2 浦和  【浦】興梠、柏木
14A △1-1 鳥栖  【宮】長谷川、【鳥】豊田
 先週土曜日に行われた天皇杯2回戦ではJFL9位のヴァンラーレ八戸と対戦し、前半早々にセットプレーから先制点を許す苦しい展開となりました。しかし前半のうちに追いつくと、後半はJ1の底力を見せて突き放して勝利を収めています。中断期間中にチョ・ヨンチョルとラドンチッチが退団した一方で、チョ・ウォニとムルジャを補強して後半戦を迎える大宮。ここまでリーグで2番目に失点が多いことも考えると、降格圏脱出を目標にまずは守備を整備して戦いを挑んでくる可能性が高いのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると青山選手がW杯後初めて主力組で練習していたとのことなので、明日は先発起用が濃厚です。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

柏             山岸

    高萩    石原

       佐藤

SUB:増田、ファン、柴崎、清水、野津田、森崎浩、皆川
 第7節には首位に立ったサンフレッチェでしたが、その後は連戦が祟って1勝3分け3敗。リーグ戦では4/29の鳥栖戦以来勝利がありません。昨年、中断期を首位で迎えながらその後の思わぬ失速で14位に終わった大宮の例を見るまでもなく、何が起きるのか分からないのがJリーグの恐ろしいところ。ここで勝ち点が稼げないようだと、ずるずると落ちていく可能性もあると思います。明日は何としても勝利して、流れを変えて欲しいと思います。
<14.7.17> 先週末にホームで行われた高円宮杯プレミアリーグWESTの第8節で、サンフレッチェユースは東福岡高に2-4で敗れ4位に後退しました。広島のメンバーは、GK:白岡、DF:伊藤、荒木、石津(→田中64分)、MF:柄脇、岡村、渡辺(→阿部78分)、横山、長沼、津留、加藤(→佐藤75分)。先制点は前半39分に広島で、石津のクロスを岡村がドリブルからシュート。そのこぼれを拾った渡辺が右足で決めました。しかし後半に入ってから守備が乱れて、11分に同点に追いつかれるとその2分後に勝ち越し点を許します。更に後半28分と32分に続けざまに失点。後半43分に阿部のゴールで一矢報いたものの、痛い敗戦となりました。第8節の全結果と順位表は次の通り。
富山第一高  1-0 京都橘高
G大阪ユース 2-1 名古屋U18
広島ユース  2-4 東福岡高
神戸U-18   3-1 C大阪U-18
京都U-18   5-3 東山高

         勝点 勝 分 負 得失差
1 名古屋U18    19    6   1   1   +11
2 C大阪U-18   18    6   0   2    +6
3 G大阪ユース  16    5   1   2   +13
4 広島ユース   16    5   1   2    +7
5 東福岡高    15    5   0   3   +10
6 神戸U-18    11    3   2   3    +2
7 京都U-18    10    3   1   4    -4
8 富山第一高    5    1   2   5   -12
9 東山高      5    1   2   5   -16
10 京都橘高     0    0   0   8   -17

<14.7.16> 昨日ホームで行われたJリーグ第12節横浜FM戦は、石原のゴールで先制したものの後半終了間際に2点を奪われて逆転負け。痛過ぎる敗戦で順位も7位に後退しました。
 青山とファンはベンチスタート。一方天皇杯の先発メンバーから林、千葉、水本以外の全員を入れ替えて、次の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     柴崎 森崎和

柏             山岸(→ファン85分)

    高萩    石原

       佐藤(→野津田80分)

SUB:増田、青山、清水、森崎浩、皆川
 対する横浜FMは、GK:榎本、DF:小林、栗原、中澤、下平、MF:中町(→端戸82分)、小倉、藤本(→兵藤64分)、中村、齋藤、FW:伊藤、と言うメンバーでした。キックオフから1分も経たないうちに藤本がシュートを打ちましたが、その後は両チームとも慎重な戦いが続きます。広島は18分に山岸のクロスに逆サイドから柏が飛び込みましたがボールは身体に当たってシュートできず。32分には柏の突破からクロスがゴール前を横切って逆サイドに抜け、33分には山岸が突破してシュートしましたが枠を捉えることができません。前半はお互いに様子見の時間帯が長かったもののやや広島が押し気味、と言う展開でハーフタイムを迎えました。
 後半、まずペースを握ったのは広島で、立ち上がり早々に柏が抜け出してチャンスを作ると、4分にも山岸が抜け出してクロス。6分にも高萩のFKのボールを寿人がヒールで狙います。そして10分、柏のクロスは相手DFが当てたもののこぼれ球が石原へ。これをダイレクトボレーで叩き込んで、遂に広島が先制点を奪いました。
 その後もゲームを支配したのは広島。16分には山岸のクロスを塩谷が打ち、CKから寿人がダイレクトで狙いましたが枠外に外れます。更に27分には柴崎のクロスのこぼれを寿人が狙ったもののDFに当たります。広島の攻撃を耐え続けていた横浜でしたが、広島の運動量が落ちた30分過ぎから逆襲を開始。長めのボールを中心に広島ゴールを狙います。押し込まれた広島は野津田を投入して前線で時間を作ろうとしましたが、しかしこれがまったくの誤算。野津田はボールを持ってもことごとく奪われ、横浜の波状攻撃を受けます。そして44分、小林のロビングのパスを受けた齋藤が胸トラップから反転してシュート。これには誰にも触れずにゴールネットを揺らして同点に追いつかれます。更に48分には榎本からのロングフィードをクリアできずに伊藤にシュートを許し、わずか4分間で逆転を食らってその直後に終了のホイッスル。雨の中戦った選手たちもサポーターもがっくりと肩を落とすしかない、得るところの無い敗戦となってしまいました。
 まるで剣豪同士が刃を合わせたままで動けなかったような前半。先に動いた広島が先制点を奪い、そのまま逃げ切るかに思われながら終盤ぎりぎりに横浜が逆転した後半。単純なエンターテインメントとして見れば、面白いものだったかも知れません。しかしサンフレッチェサポーターとしては、とても受け入れることのできない内容と結果でした。このような無様な試合がいつ以来だったかはっきり覚えていないのですが、たぶん2007年の第30節千葉戦(終了間際に2点取られて引き分けに終わった試合。因みに相手チームには水本、山岸、中島、楽山がいた)が最後だったのではないかと思います。サッカーは何が起こるか分からない、とは良く言われることですが、降格のプレッシャーに押しつぶされそうになっていた7年前ならともかく、3連覇を狙って戦っている今年こんな目に遭うとは思いもよりませんでした。
 この結果をどのように受け止めるか。この敗戦によるダメージは、勝ちを積み重ねることによってしか癒えることはないと思います。次の大宮戦はアウェイで、しかもこちらは中3日なのに対して相手は中6日と不利な状況での戦いとなりますが、今こそACLと平行した過密日程で鍛えたチーム一丸となった力を見せる時です。森保監督と選手たちには短い期間で立て直すことを期待したい。そして次節こそ、チャンピオンチームらしい力を見せて欲しいもの。加えてこの試合に途中出場して流れを変えるどころか全くキープできず、「敗因」の1つとなった野津田の奮起にも期待したいと思います。

ブログ速報 前半 後半
ゲキサカ 戦評
日刊スポーツ スコア速報 戦評
Yahooスポーツテキスト速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグ公式サイト試合総括

<14.7.15> 中国新聞によると青山選手はベンチスタートになる見込みだ、とのことです。横浜FMは昨年のリーグ戦も天皇杯決勝でも敗れている「苦手」の1つですが、ゼロックススーパーカップでは「完勝」とも言える勝利を収めているだけに苦手意識は払拭されているはず。中断期間中に鍛えたコンビネーションで横浜FMの堅守を打ち破って、勝利でリーグ戦の再スタートを切って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。先着プレゼントとして「キャベツ1玉&ホルモン炒めの素1袋」を1,000名様にプレゼントします。またサンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは水本選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメは、W杯に因んだブラジル風唐揚げの「フラメンゴ・パッサリ〜ニョ」を500円で限定300食提供。7月のホームゲーム3試合限定で、「リングイッサ」「シュラスコ串」「コシーニャ」などブラジル料理を出す「ブラジルフェスタ」を開催します。また8月までのホームゲーム5試合で利用できる「生ビールセット券」(生ビール券×2枚及び500円食事券×2枚の2,200円分)を1,500円で限定2,000セット販売します。そして7月の選手コラボメニューは、水本選手の「冷やしうどん」と塩谷選手の「冷やし中華」各650円です。当日券販売は午後4時から。また平日ナイトゲーム限定でキックオフ30分後以降当日券が全席種半額となる「駆けつけ割!」を実施しますので、学校や仕事で遅れる方もぜひスタジアムまでお越し下さい。
 テレビ中継はスカパー!ch244(SD画質)とch606(HD画質)で生放送が予定されています。今日は久々にブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<14.7.14> J1リーグは明日から再開。サンフレッチェは延期されていた第12節を横浜FMと戦います。
 昨年はリーグ戦は2位に終わったものの天皇杯優勝でフィニッシュした横浜FMは、今季はACLと平行した過密日程に苦しんで、3月下旬から7試合続けて勝てない、と言う状況に陥っていました。しかしACLのグループリーグ終了によって息を吹き返し、一時は降格圏ぎりぎりまで落ちていた順位も12位まで戻しています。今季のリーグ戦の戦績は次の通り。
1H ○2-0 大宮  【横】藤本、伊藤
2A ○1-0 清水  【横】齋藤
3H ○3-0 徳島  【横】富澤、伊藤、藤本
4A ●0-1 甲府  【甲】石原
5H ●1-3 鹿島  【横】栗原、【鹿】土居、野沢、柴崎
6A △0-0 新潟
7H ●0-2 仙台  【仙】赤嶺2
8A △0-0 柏
9H ●0-1 FC東京 【東】東
10A ●0-1 浦和  【浦】李
11H ○2-0 G大阪 【横】藤田、中澤
13H ●1-2 鳥栖  【横】中村、【鳥】金民友、池田
14A ○3-0 川崎F 【横】栗原、伊藤、中澤
 一昨日の天皇杯2回戦では栗原以外の主力を温存。平均年齢26.1歳と言うフレッシュなメンバーで戦い、序盤からホンダロックを圧倒して3-0で勝っています。天皇杯連覇に向けて好スタートを切るとともに、リーグ戦に向けても弾みをつける勝利を収めた横浜FM。昨年取り逃したリーグ優勝を勝ち取るためにはもうこれ以上上位と離されるわけにはいかないだけに、勝ち点3を狙って来るに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、天皇杯で温存した主力を起用するのは間違いないと思われますが、チーム練習合流から1週間の青山とファンを起用するかどうかがポイント。私は以下のようにメンバーを予想します。
        林

    塩谷 千葉 水本

     柴崎 森崎和

柏             山岸

    高萩    石原

       佐藤

SUB:増田、ファン、青山、清水、野津田、森崎浩、皆川
 現在6位のサンフレッチェの勝ち点は22。首位・浦和との勝ち点差は7と開いていますが、明日勝てば4に縮まり順位も3位に浮上します。昨年も中断時(第13節終了時点)のサンフレッチェの勝ち点は23で首位・大宮との勝ち点差は9あったのですが、大宮の大失速もあってリーグ再開後の5連勝で一気に首位に立っています。明日はしっかりと戦って勝利して、昨年の再現を狙って欲しいと思います。
<14.7.13> 昨日福山で行われた天皇杯2回戦は福岡大を逆転で下して2回戦進出を決めました。
 中2日でリーグ戦を控えていると言うことで、GKとDF2人以外はサテライトのメンバーを並べて次の布陣で戦いました。
        林

   ビョン 千葉 水本
   (→塩谷52分)
     丸谷  茶島

清水            パク

    森崎浩  野津田
    (→川辺78分)
       皆川

SUB:増田、柴崎、柏、石原、佐藤
 対する福岡大は、GK:岩崎、DF:丸尾(→瓜生70分)、大武(退場45+1分)、武内、弓崎、MF:高瀬(→中島61分)、田村、稲葉、川上、野嶽(→岡田83分)、FW:山崎、と言うメンバーでした。昨年は引いて守りを固めていた福岡大でしたが、今年はDFラインに5人を並べつつもラインを高くしてプレッシャーをかけてきた、とのこと。広島は11分に森崎浩のヒールパスから野津田がシュートしたもののなかなかチャンスを作れなかったそうです。逆に前半14分、ビョンがボールを奪われると突破する相手を倒してしまってPKを与え、これを山崎に決められて先制点を許してしまいました。
 その後22分に野津田がミドルシュートを決めて同点に追いついたものの、17分に中途半端な守備から山崎にシュートを打たれ、27分にはクリアのこぼれを打たれてバーに弾かれるなどピンチが続きます。そして43分に皆川のパスをカットされてそのまま山崎に決められて福岡大に勝ち越しを許します。しかし前半アディショナルタイムに森崎浩のスルーパスで抜け出した皆川を大武が引っ張って退場となり、後半からは数的有利で戦うことになりました。
 後半に入ると福岡大は田村をDFラインに下げて皆川のマーカーに付けます。それに対して広島も後半7分にはビョンを塩谷に代えて攻勢に出ます。そしてその1分後にはスローインからパクがドリブルで上がるとクロス。これを清水が頭で押し込んで、再び同点に追いつきました。続いて19分にはショートコーナーからパクがクロスを入れると中央で塩谷がヘディングで決めて勝ち越し。後半アディショナルタイムにはワンタッチプレーの連続から野津田が決めて突き放し、最後はクリアボールのこぼれを皆川がゲットしてダメを押しました。
 試合後に森保監督は「公式戦初出場や出場機会が少なかった選手を多く起用しました...結果を出すことと育成との両立は難しい。そう考えながら戦っていました」と語っています。実際、試合はミスを突かれて先制点を許し、一度は同点に追いついたものの再びミスから勝ち越されると言う展開だったわけで、そのまま負けてしまっても不思議ではない試合だったと思います。そんな中で監督が塩谷の投入だけで我慢したこと、選手たちがその期待に応えて逆転勝利を収めたことは、高く評価して良いと思います。火曜日から始まるJリーグではレギュラーが戻ってくるのでベンチ入りも難しい、と言うことにもなるかも知れませんが、これから夏場の連戦が続けば再びチャンスを与えられる時が来るはず。それまでしっかりとレベルアップして、次の出場機会に備えて欲しいと思います。

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公式記録

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