8/24〜8/30のSANFRECCE Diary


<14.8.30> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第10節で、サンフレッチェユースは京都U-18に3-2で敗れて順位を1つ落としました。メンバーは、GK:白岡、DF:伊藤、荒木、石津(→椿本79分)、MF:田中、柄脇、岡村、渡辺、横山、佐藤、津留。先制点は広島で、前半9分に田中のパスを受けた伊藤が左からのクロス。これを佐藤がダイレクトで決めました。しかし12分にGKからのボールを大西にカットされてシュートを決められ同点に追いつかれると、38分にもパスミスから失点。後半は反撃したものの33分に追加点を奪われて、終了間際にCKから柄脇がヘディングを決めて1点差に詰め寄るのが精いっぱいでした。第10節の全結果と順位表は次の通り。
【第10節】
京都橘高  1-1 東山高
京都U-18  3-2 広島ユース
富山第一高 3-6 名古屋U18
神戸U-18  1-0 G大阪ユース
C大阪U-18 5-1 東福岡高

         勝点 勝 分 負 得失差
1 名古屋U18    25    8   1   1   +15
2 C大阪U-18   24    8   0   2   +12
3 G大阪ユース  19    6   1   3   +13
4 神戸U-18    17    5   2   3    +4
5 広島ユース   16    5   1   4    +5
6 京都U-18    16    5   1   4    -1
7 東福岡高    15    5   0   5    +4
8 富山第一高    5    1   2   7   -16
9 東山高      6    1   1   6   -18
10 京都橘高     1    0   1   9   -18

<14.8.30> モバイルサイトによると森保監督は塩谷について「天皇杯を見ても、コンディションが100%近く上がってきたと感じた」と語っています。ただその一方で「カズヤもずっといいプレーを続けている。伸び盛りで全ての経験がポジティブに吸収できている」とも語っているので、どちらを先発起用するかは当日のコンディションを見てから、になるのではないでしょうか?
 今日の試合会場は鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで午後6時半キックオフ。駐車場は会場及び会場周辺にもあるそうですが、鳴門競艇場の臨時駐車場から無料のシャトルバスを運行しますのでぜひご利用下さい。テレビ放送はスカパー!のch585とBS241で生中継が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<14.8.29> 明日はJ1リーグ第22節。サンフレッチェは明日、アウェイで徳島ヴォルティスと戦います。
 開幕から9連敗するなど「J1の壁」にぶつかっていた徳島でしたが、徐々に戦い方が整理された感じ。特に中断明け以降は高崎が7試合で6点を取るなどゴールを量産して、2勝2分け3敗とサンフレッチェとほぼ同じ成績を残してきています。7月以降の公式戦の戦績は次の通り。
天2 ○1-0 鹿児島 【徳】ドウグラス
15A △1-1 名古屋 【徳】高崎、【名】闘莉王
16H ●0-2 浦和  【浦】槙野、興梠
17A ○3-1 大宮  【徳】高崎2、衛藤、【宮】ズラタン
18H △2-2 甲府  【徳】高崎、衛藤、【甲】青山、クリスティアーノ
19A ●0-1 清水  【清】村田
20H ●0-3 横浜FM 【横】中村、ラフィーニャ2
天3 ●0-1 G大阪 【G】宇佐美
21A ○2-1 新潟  【徳】高崎2、【新】成岡
 前節は前からのプレスが機能して新潟のパス回しを寸断し、開始5分に先制点。前半のうちに一度追いつかれたものの再び突き放し、後半は押し込まれながらも耐えて逃げ切っています。点を取る形が確立し、守備も整備されて勝ち点が取れるようになった徳島ですが、しかし「残留圏」である15位甲府との勝ち点差は9。またこれまでの3勝はいずれもアウェイだったということで、明日は何としても勝ち点3が欲しいと思っているはず。と言うことで、明日は広島対策を十分に練って待ち受けているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、水曜日に天皇杯があったもののリーグ戦のメンバーから9人入れ替えて戦っているので、C大阪戦のメンバーに戻して戦う可能性が高そうです。
        林

    宮原 千葉 水本

     柴崎 森崎和

ミキッチ           柏

   森崎浩     高萩

       皆川

SUB:増田、塩谷、茶島、清水、山岸、野津田、佐藤
 鹿島戦の大敗以降、守備の再整備に着手してきたサンフレッチェ。その結果、その後の3試合の合計の失点は1と結果は出つつあると言って良いでしょう。ただ、どこかで攻撃にも力を注いで点を取って勝つ、と言うサッカーにシフトしなければならないはず。明日はアウェイではありますが、守備を重視しつつも積極的な姿勢で戦って、勝利を勝ち取って欲しいと思います。
<14.8.29> 日本サッカー協会は昨日9/5,9に行われる「キリンチャレンジカップ2014」を戦う日本代表を発表し、広島からは水本と皆川が選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】川島(Sリエージュ)、西川(浦和)、林(鳥栖)
【DF】水本(広島)、長友(インテル)、森重(FC東京)、
    吉田(サウサンプトン)、酒井宏(ハノーファー96)、
    坂井(鳥栖)、酒井高(シュツットガルト)、松原(新潟)
【MF】長谷部(フランクフルト)、細貝(ヘルタ)、森岡(神戸)、
    田中(スポルティング)、扇原(C大阪)、柴崎(鹿島)
【FW】岡崎(マインツ05)、本田(ACミラン)、柿谷(バーゼル)、
    大迫(1FCケルン)、皆川(広島)、武藤(FC東京)
 アギーレ監督就任後初めての代表と言うことで、W杯ブラジル大会のメンバーから権田(FC東京)、今野、遠藤(G大阪)、伊野波(磐田)、内田(シャルケ04)、青山(広島)、山口(C大阪)、大久保(川崎F)、香川(マンチェスターU)、清武(ニュルンベルク)、齋藤(横浜FM)が外れ、林、水本、細貝、田中、扇原、柴崎、が復帰。また坂井、松原、森岡、皆川、武藤は代表初選出で、「アギーレ色」が強く出た形となっています。報道によるとアギーレ監督は、年内の親善試合に多くの選手を呼んで絞り込みを行い1月のアジアカップに向けての選手選考を進めて行くとのこと。今回選ばれた選手たちはまず監督の戦術を理解して、チームの中で機能するかどうかが問われることになりそうです。
 ところで広島から選ばれた2人のうち水本は「日本代表に選出されて光栄です。今回の2試合では、自分の持っている力を出してきたいと思います。また、広島市の土砂災害で被災された方の希望となれるように全力でプレーしてきたいと思っています」と、皆川は「日本代表メンバーに選出されて、正直、驚いています。プロでの試合経験が少ない中で選ばれたのは、監督やスタッフ、チームメートのおかげだと思っています。日本代表では自分の力をすべて出し切り、アピールしてきたいと思います」と語っています。経験豊富な水本はともかく、プロとして9試合331分しか出場していない皆川の選出はビッグ・サプライズなのですが、しかしアギーレ監督が30分間ほど見ただけでポテンシャルを認めた、と言うことは逆に実力の証明とも言えるでしょう。代表では臆することなく、全ての力をぶつけてきて欲しい、と思います。
<14.8.28> 昨日エディオンスタジアム広島で行われた天皇杯3回戦水戸戦は、佐藤寿人のゴールで1-0で逃げ切り4回戦に進出しました。
 サンフレッチェのメンバーは宮原と水本以外はC大阪戦から全員を入れ替えて、次の布陣で臨みました。
       増田

    宮原 塩谷 水本

     丸谷  茶島

清水            山岸(→パク86分)

    川辺   野津田

       佐藤(→皆川75分)

SUB:林、千葉、柴崎、柏、森崎浩
 対する水戸も新里と中里以外はフレッシュな選手を並べて、GK:笠原、DF:新里、キム・ソンギ、尾本、MF:中里(→内田22分)、西岡、鈴木雄、船谷、小谷野(→小澤79分)、FW:馬場、鈴木隆(→三島58分)、と言うメンバーでした。立ち上がりにボールを支配したのは広島で、4分には清水がドリブル突破してクロスを入れ、5分には川辺がループシュート。6分には寿人がシュートしましたがクリアされます。また15分には宮原の素晴らしいスルーパスで抜け出した清水がクロスを入れて、混戦から野津田がシュートしましたがブロックされます。そして前半25分、山岸のインターセプトから川辺のスルーパスで右サイドに抜け出した茶島が鋭いクロス。これを逆サイドで寿人がダイレクトで決めて、広島は良い時間帯に先制点を奪いました。
 その後も27分には前線のコンビネーションからの清水のクロスがDFに当たって危うくOGと言うシーンを作り、35分には野津田、丸谷が決定的なシュートを放ちます。更に42分には野津田のスルーパスから山岸が、清水がクロスを入れましたがクリアされます。逆に43分には塩谷のパスミスから危ないシーンを作られましたが、水戸のクロスがぶれて助かります。前半は若手の躍動的なプレーで広島がチャンスを量産しつつ、1点リードで折り返すことになりました。
 後半になると水戸は柱谷監督の檄が効いたか、高い位置から潰しに来るようになりパス回しもリズミカルになって広島を押し込むシーンが増えて行きます。4分には馬場が、8分には鈴木雄がシュート。9分には鈴木隆行を起点に攻め込まれます。また15分にはCKから尾本にフリーでヘディングを許しましたが、ボールはバーの上を越えて行きます。広島はボールを回されながらも落ち着いて対応し、逆襲からの丸谷のミドルなどで反撃します。後半23分には水戸の選手がスルーパスからペナルティエリアに飛び込んできましたが清水がクリア。27分にはクロスの落としを馬場に打たれましたが、シュートは枠外に外れます。更に33分には速いパス回しから西岡に強烈なシュートを打たれましたが増田が素晴らしい反応で弾き出します。終盤には広島もカウンターからチャンスを作り、茶島のドリブルや野津田のシュート、そして皆川のキープなどで相手を脅かします。そして最後の数分間は徹底して相手陣内で時間を進めてタイムアップ。サンフはベテランのゴールを若手の頑張りで守りきって、勝利のホイッスルを聞くことになりました。
 先発のうち30代の選手は寿人、山岸、水本の3人だけ。10代の選手も2人先発するなど平均年齢が24.5歳のサンフレッチェは、その若い選手たちが躍動しました。中盤は茶島が、丸谷が、野津田が、川辺が走り回ってリズムを作り、DFラインでは宮原が落ち着きを与えました。また途中で投入された皆川はGKからのキックをDFと競り合いながら胸に収め、終盤にはフィジカルの強さを生かしてキープして時間稼ぎをしました。後半は全体的に運動量が落ちて相手にボールを回されるシーンが多かったのですが、それでも最後まで集中を切らさず失点をゼロに抑えました。加えて寿人、山岸、塩谷らの実績組も要所でしっかりと「仕事」をして、若い選手たちを支えました。J2の、しかもメンバーを落としたチームに対して圧倒的な勝利を収めることができなかったこと、また後半はかなり押し込まれたことはいささか残念ではありますが、しかしこれは何と言ってもプロ同士の真剣一発勝負。若手の力で「勝利」と言う結果を収めたことこそ評価すべきであって、その内容についてとやかく言うべきではない、と思います。このところのサンフレッチェは世代交代が重要な課題となっている、と言う感じではありますが、この日の結果を見る限りでは未来は決して暗くない。この日のメンバーからどんどん成長して来てレギュラーを取るようになるならば、きっと新しい時代が開けるのではないかと思います。

ゲキサカ
J's GOALゲームサマリー
公式記録

<14.8.27> 今日の中国新聞によると、佐藤寿人選手の鹿島戦以来の先発が濃厚だとのこと。また中盤は野津田、川辺、茶島、丸谷ら若手が並ぶ布陣になりそうです。公式戦では初めての組み合わせとなりますが、ミスを怖れずにチーム全体で助け合って、勝利を勝ち取って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。当日券販売は午後4時から、開門は午後5時となっています。リーグ戦とは違ってバックスタンド側からの入場はできませんのでご注意下さい。アクセスですが、臨時駐車場はなく広域公園の駐車場約700台分しかありませんので、なるべく公共の交通機関(アストラムラインか横川駅からのシャトルバス)をご利用下さい。またテレビ放送の予定もありませんので、スタジアムに行けない方はモバイルサイトの速報をどうぞ。
<14.8.26> 明日は延期になった天皇杯3回戦の水戸戦が行われます。
 日曜日にホームで愛媛戦を戦った水戸は、流れるようなパスワークと絶妙なコンビネーションでアウェイチームを押し込みましたが、シュートはことごとくゴールに嫌われスコアレスドローに終わっています。これでリーグ戦は6試合続けて勝利なし、とトンネルを抜け出せていませんが、ただ柱谷監督は「内容には満足」しているとのことなので、自分たちの戦い方に確信を持って来るはず。先週の3回戦でJ1勢を下した北九州、長崎、千葉、愛媛、群馬に続けと言うつもりで、全力でぶつかってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、明日の試合に勝てば3週連続で週2試合ずつ戦う過密日程になることを考えて、リーグ戦からある程度メンバーを入れ替えて戦う可能性が高そうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        林

    宮原 塩谷 パク

     丸谷  茶島

清水            山岸

    高萩   野津田

       皆川

SUB:増田、千葉、柴崎、柏、ミキッチ、川辺、佐藤
 崩壊していた守備の再構築はある程度目処が立ったものの、攻撃まで手が回っていない感じのサンフレッチェですが、チームメイトを信じて勇気を持って戦って、広島に勝利の歓喜をもたらして欲しいと思います。
<14.8.26> 中国新聞とモバイルサイトによると、腰痛のため戦列を離れていた青山が昨日から全体練習に合流したそうです。途中交代した大宮戦以来37日ぶりにフルメニューをこなしたそうで、紅白戦の2本目にボランチとしてプレーして、さすがのプレーを見せていたとのこと。森保監督は「9月中に復帰できれば」と慎重ですが、青山は「肉体的なコンディションは100%。水戸戦に出場しろと言われれば行く」と語っているので、ピッチで彼の姿を見ることができる日も遠くはなさそうです。
<14.8.25> 先々週から行われていた「クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」に参加していたサンフレッチェJrユースは、準決勝まで進んだものの清水エスパルスJrユースに敗れて3位でフィニッシュしました。Jrユースの戦績は次の通り。
【グループB】
広島 5-1 熊本   【広】藤原、明比、川井、大石、桂、【熊】津留
広島 3-0 湘南平塚 【広】明比2、三原
広島 3-2 SSS  【広】中丸、大石、藤原、【S】澤田、川俣

【ラウンド32】
広島 3-1 藤枝東  【広】明比、川村、川井、【藤】山口

【ラウンド16】
広島 4-0 長岡   【広】大石、朴、明比2

【準々決勝】
広島 4-1 横浜FM  【広】仙波、明比2、桂、【横】佐藤

【準決勝】
広島 3-4 清水   【広】OG、仙波、明比、【清】大屋2、鈴木友、鈴木魁

<14.8.25> 昨日、吉田サッカー公園で関西学院大学との30分×2本の練習試合を行い、2-1で勝ちました。得点は前半21分に川辺、後半12分に野津田。失点は後半29分でした。
<14.8.24> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第21節C大阪戦は、攻撃が今一つ機能せずスコアレスドローに終わりました。
 石原の負傷に伴い皆川がリーグ戦初先発。また林が4試合ぶりに、ミキッチが8試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
        林

    宮原 千葉 水本
    (→塩谷HT)
     柴崎 森崎和

ミキッチ           柏
(→清水77分)
   森崎浩     高萩
   (→野津田81分)
       皆川

SUB:増田、茶島、山岸、佐藤
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:藤本、丸橋、安藤、山下、MF:扇原、長谷川、キム・ソンジュン(→杉本83分)、FW:フォルラン、平野(→吉野67分)、カカウ(→永井74分)、と言うメンバーでした。広島は序盤から積極的に前に出ようとしますが、コンビネーションが合わずになかなかシュートまで持ち込めません。ファーストシュートは前半19分で、高萩がミドルシュートを放ったもののGKにキャッチされます。逆にセレッソは、フォルランとカカウが前線に上がったり中盤に下りたりしながらゲームメイク。21分にはカカウがフォルランを狙ったクロスを入れ、34分にはフォルランのシュートが枠外に外れて助かります。広島は徐々にコンビネーションから良い形を作れるようになったもののシュートまでは行かずに潰されるシーンが多く、スコアレスで前半を折り返しました。
 後半からサンフレッチェは塩谷を右ストッパーに入れて、塩谷の攻撃参加からチャンスを作ろうとします。そして6分には皆川の落としから柴崎が狙いましたがDFがブロックされます。逆にセレッソはカカウが徐々にフィットしてきたか攻撃が整理され、何度も広島陣内に迫ります。7分にはカカウのポストプレーからフォルランがシュートしましたが林が好セーブ。9分にはフォルランのFKを林が弾き、19分には高萩のパスミスからセレッソの逆襲を受けたものの何とか防ぎます。23分にはミキッチのクロスを皆川が胸トラップからシュートしたもののGK正面。42分には高萩と野津田が速いパス交換から中央突破を図りますがラストパスが合わずにシュートを打てません。ロスタイムには相手FKからのカウンターから清水がフリーでクロスを入れましたが誰にも合わず、再びカウンターから柏がシュートしましたがGKが収めます。結局セレッソに崩されたシーンはほとんど無かったものの打たれたシュートは12本。逆にサンフはチャンスの一歩手前までは行くもののシュートは3本しか打てず、2試合連続の無得点で引き分けに終わり順位も9位に後退しました。
 試合後に森保監督は、まずは「被災地の方々に勝利をお届けしたかっただけに、引き分けてしまったことは残念」と語っています。そして「試合内容は非常に難しく、どっちが勝ってもおかしくない試合でした」と振り返っています。ただ、ボールはそれなりに支配したもののシュート数はセレッソの12本に対して広島は3本。この数字は内容通りのもので、どちらかといえば「負けなくて良かった」試合だった、と言えるでしょう。選手たちから勝ちたい気持ちは伝わってきていたとは思いますが、やはり全体的にスムーズにできていないのは明らか。特にアタッキングサードに入ってからのパスのスピードと精度が悪く、チャンスを創造できていませんでした。前線の選手の間の距離感が悪く、また動き出しのタイミングが合っていないのが問題のようにも思うのですが、ただ森崎和幸選手によれば「全体でミスを怖れたようなボール回しになっていた」とのこと。守備を重視するあまりに重心が後ろにかかってしまって前への推進力が出なくなっている、ということであって、結局のところ全体的なバランスが悪いということなのだと思います。中断期間中に攻撃を重視した練習をしていたことが中断後の3試合で9得点と言う「爆発」に繋がったのだとは思いますが、それは言わば両刃の剣。逆に守備のバランスが崩れて失点が止まらない、と言う副作用があったため、修正せざるをえない状況になってしまいました。全体的なバランスを取り戻すためにはまずは守備から、と言うことなので、しばらくはとにかく失点しないことを最優先に、我慢しながら戦わなければならないのだろうと思います。これから2週間はリーグ戦は1試合だけなのに対してナビスコカップ2試合と天皇杯と、タイトルを目指した試合が続きます。そこで結果を出しつつチームのバランスも取り戻して行くと言う戦いに、挑戦して欲しいと思います。

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