1/11〜1/17のSANFRECCE Diary


<15.1.17> サンフレッチェは昨日、今シーズンのユニフォームとユニフォームスポンサーを発表しました。それによると今季はNIKEのデザインコンセプトである"HIGH SPEED BRILLIANCE"をモチーフに紫と濃紺の縦縞を採用。「クラブエンブレムに使用されているデザインからインスピレーションを得て、ストライプ・シェブロン・グラデーションを巧みに用いた、非常に斬新で力強いデザイン」になっているそうです。(写真からはどこがグラデーションなのか良く分からないのですが。)一方アウェイユニフォームはホワイトが基調で、左肩に鮮やかな"Venom Green"とグレーをあしらった非対称デザインとなっています。ユニフォームの予約受付は来週土曜日(1/24)の午前10時からで、V-POINTでの店頭販売はなくe-VPOINTのみとなっています。選手着用モデルのオーセンティックが650枚、1stレプリカが6,000枚、2ndレプリカが400枚でトータルでは昨年の倍以上の枚数を用意していますが、オーセンティックと2ndレプリカは枚数が限られていますので、欲しい方はお早めにどうぞ。
<15.1.17> 日本代表は昨日アジアカップのグループリーグ第2戦をイラクと戦い、1-0で勝ってグループ首位を守りました。日本代表の先発はパレスチナ戦と同じで、GK:川島、DF:酒井高、森重、吉田、長友、MF:遠藤(→今野64分)、長谷部、香川、FW:本田(→武藤89分)、岡崎、乾(→清武64分)。対するイラクは、GK:ハッサン、DF:イブラヒム、アドナン(→ヤスィーン67分)、シャキル、イスマイル、サレム、MF:サファ、カラフ(→ジャバール82分)、アブドゥル、アブドゥラミル、FW:マフマード(→ヒクマト55分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に攻める日本は前半4分に本田のスルーパスで岡崎が抜け出しましたがオフサイド。11分にも本田のパスで香川が抜け出しましたがシュートは枠外に外れます。15分にはCKから決定的なシュートを打たれましたが川島が好セーブ。17分には長友の右足のクロスに本田が頭で合わせましたがシュートはポストを叩いて外れます。そして23分、遠藤のスルーパスで抜け出した乾がマイナスのパス。香川のシュートはGKに弾かれたもののこぼれを拾った本田が倒されてPKを得ます。そしてこのPKを本田が決めて、良い時間に先制点を奪いました。
 この後も日本がペースを握り続けて、33分には酒井のクロスに岡崎が頭で合わせましたがGKの正面。後半早々には本田の右足のシュートがクロスバーに弾かれ、20分にも香川のスルーパスから清武のクロスに本田が合わせましたがまたもやポストに弾かれます。更に日本は28分には香川の強烈なシュートがGK正面を突き、31分には清武、44分には岡崎が決定機をつかみましたが決めることができません。日本の足が止まった終盤にはイラクにパスを回されゴール前に迫るシーンを作られたものの得点は許さず、そのまま逃げ切りました。
 2007年の大会で優勝したイラクが相手と言うことでグループリーグ最大の難敵、と言う前評判でしたが、試合を全体的に支配したのは日本でした。運動量、切り替えの速さ、パススピード、球際の強さ、とあらゆる面で相手を上回り、付け入る隙はほとんど与えなかった、と言って良いでしょう。前半から何度かあった決定機をしっかりとものにしていれば、大差で勝利することもできた試合だったと言えるのではないでしょうか。ただグループリーグはまだ2試合を終えたばかりで、オーストラリアや韓国などライバル達も順当に勝利を積み重ねています。そのライバル達に勝ってアジアを制するためには、まだまだチーム力の積み上げが必要。この日出場した選手だけでなく、ベンチに控えていた選手も含めて一丸となって戦って行くことが今後重要になっていくのではないでしょうか。
<15.1.16> ウエスタン・シドニー・ワンダラーズへの移籍が決まった高萩洋次郎選手が昨日、広島市内で会見しました。中国新聞によると高萩は「サッカー人生は長くない。ベストな状態で挑戦したいと思っていた」と広島を離れる覚悟を語ったとのこと。そして「人生で言えば(引退後の方が)長い。選手だからこそ経験できる場でなおかつ人生にプラス」「ACL、クラブW杯で海外チームと対戦して、技術は差を感じなかったのに勝てなかった。それが何か?肌で知りたい」「海外のチームと戦って勝てるようになるためにはその場所に行ったり経験することが一番いい」「今までの経験が覆されるのを肌で感じたい」とこの決断に至った経緯を説明したそうです。ウエスタン・シドニーとの契約はACLだけの半年限りとなっていますが、それはおそらくAリーグのサラリーキャップ制のため。小野伸二の移籍によりウエスタン・シドニーはゲームメーカー不足に悩んでいる、とのことなので、クラブも契約延長を視野に入れているのは間違いない、と思われます。一方サンフレッチェも千葉〜京都で10番だった工藤に15番を与えたところを見ると、万一の場合には呼び戻す可能性も考えているのではないでしょうか。高萩の挑戦が彼の成長に繋がるように、応援して行きたいと思います。
<15.1.16> サンフレッチェは昨日、今季のスタッフと選手及び背番号を発表しました。選手の数は昨年と同じ29人。
1 林卓人       12 【サポーター】  23       37 宮原和也
2           13 増田卓也     24 野津田岳人 38 吉野恭平
3 ビョン・ジュンボン 14 ミキッチ     25 茶島雄介
4 水本裕貴      15○工藤浩平     26◎川崎裕大
5 千葉和彦      16 山岸智      27 清水航平
6 青山敏弘      17          28 丸谷拓也
7 森崎浩司      18 柏好文      29 浅野拓磨
8 森崎和幸      19○佐々木翔     30 柴崎晃誠
9△ドウグラス     20          33 塩谷司
10           21○廣永遼太郎    34 高橋壮也
11 佐藤寿人      22 皆川佑介     36 川辺駿

◎は新加入、○は完全移籍、△はレンタル

(ここに97年以来の背番号の変遷をまとめてあります。)
 今季も昨年から在籍していた選手の背番号変更はなしで、レンタル中のパクの17、石川の20、鮫島の23、キムの32、大谷の35は空き番号となっています。一方移籍組ですが、甲府では6をつけていた佐々木は19番、千葉〜京都と10番だった工藤は15番となっています。
 因みにスタッフは森保監督以下全員が再任となりました。
<15.1.16> 昨シーズン限りで神戸を退団した元サンフレッチェの茂木弘人選手が、一昨日福島市内で単独記者会見を行い決断の経緯について語りました。福島市の聖光学院高から2002年に広島入りした茂木は2年目は23試合に出場して5得点を挙げるなどエースの期待もされていましたが、ブレイクし切れず2006年に神戸に移籍。左SBとFWと両方のポジションで起用されながらJ1の183試合、J2の77試合に出場しました。そして神戸との契約満了後にはJ1、J2に加えてタイのクラブからもオファーを受けたそうですが、「身体が動く間に福島の力になりたいと言う思いが増して行った」ことにより福島ユナイテッド入りを決断した、とのことです。
<15.1.15> サンフレッチェは昨日、高萩洋次郎選手がオーストラリアのウエスタン・シドニー・ワンダラーズへの完全移籍を発表しました。福島県いわき市から広島ユースに加入した高萩は、16歳8ヶ月でJリーグデビューを果たすなど将来性を見込まれ高校在学中にプロ契約。先発メンバーにも起用されてプロ初ゴールを決めるなど期待通りの活躍を見せましたが、度重なる怪我や病気もあって出場機会が減少して2006年には愛媛に期限付き移籍。すぐに中心選手として活躍して、J2昇格初年度の愛媛の躍進を支えました。そして広島への復帰後初年度はあまり起用されなかったものの2008年からレギュラーに定着。その後はサンフレッチェの「10番」としてリーグ連覇に貢献しました。クラブとしては当然今後も主力として期待していて複数年契約のオファーも出していましたが、海外でプレーしたいと言う本人の強い希望もあって契約更新をせず、英語圏でのプレーを目指してチームを探していました。
 トニー・ポポヴィッチ監督が率いるウエスタン・シドニーは2012年創設の若いチームですが、Aリーグ加入1年目にリーグ優勝を果たすと昨年はACL初出場で優勝と言う快挙を成し遂げています。昨年のAリーグは惜しくも優勝を逃したものの2位でACL出場権を獲得しており、当然のことながら目標は連覇。高萩との契約はACLの1次リーグとラウンド16までの8試合限定と言うことですが、結果次第では契約延長もあるのではないでしょうか。新しいチームに加入していきなり高萩のプレースタイルを理解してもらえるかどうか、が活躍できるかどうかのポイントになりそうです。
<15.1.15> サンフレッチェは昨日、長崎にレンタル中だったイ・デホン選手の栃木への完全移籍を発表しました。U-13からずっと年代別韓国代表に選ばれていたイは江陵中央高から2012年に広島入り。2年目の2013年にはACLの3試合に出場しましたが、リーグ戦やカップ戦の出場はなく、昨年は長崎に期限付き移籍していました。そして開幕からベンチ入りして第10節には先発フル出場するなどポジションをつかみかけましたが夏以降チャンスを失い、シーズン終了とともに契約満了となっていました。
<15.1.14> プレスリリースによると、1/26(月)の午後6時半から「サンフレッチェ広島を励ます会」を開催します。会場はメルパルク広島で、会費は大人7,000円、小中高生3,000円。サンフレッチェの選手、スタッフが参加して、食事をしながら交流できます。事前申し込みは不要ですので、参加したい方は当日会場でどうぞ。
<15.1.14> バレンティン・グラナトキン国際トーナメントに出場していたU-18日本代表は、全体の7位で全日程を終えました。2試合目以降の結果は次の通り。
【1次リーグ】
U-18日本代表 3-1 U-17ロシア代表 【日】岸本、小川、野田
 [GK]阿部、[DF]藤谷(→庄司84分)、野田、中山、浦田(→佐々木73分)、
 [MF]小林、坂井、森島、久保田、[FW]小川、岸本(→杉森60分)

【2次リーグ】
U-18日本代表 2-0 U-18スロバキア代表 【日】三好、小川
 [GK]小島、[DF]藤谷、庄司、中山、浦田、[MF]三好(→久保田67分)、坂井、
 佐々木、長沼(→森島87分)、[FW]杉森(→小林74分)、小川(→岸本71分)

U-18日本代表 0-0 U-18フィンランド代表
 [GK]阿部、[DF]野田(→藤谷52分)、庄司、中山、浦田、
 [MF]小林(→三好56分)、佐々木(→長沼84分)、森島(→坂井52分)、久保田、
 [FW]杉森(→小川52分)、岸本

【7位8位決定戦】
U-18日本代表 3-0 U-18ブルガリア代表 【日】三好、小川、岸本
 [GK]小島(→阿部82分)、[DF]坂井、板倉(→庄司78分)、中山、浦田(→野田78分)、
 [MF]三好(→小林63分)、久保田(→森島73分)、佐々木、長沼(→杉森57分)、
 [FW]岸本、小川

<15.1.13> 日本代表は昨日アジアカップの初戦をパレスチナと戦い、4-0で勝って幸先良いスタートを切りました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:酒井高、吉田、森重、長友、MF:遠藤(→武藤58分)、長谷部、香川、FW:本田、岡崎(→豊田80分)、乾(→清武HT)。対するパレスチナは、GK:ラムジ・サラー、DF:マハジナー(退場73分)、ジャービル、アル・バハダリ、MF:アブハビブ、アブハマド(→サルヒ71分)、サイード、FW:アルファワグラ、アラモール(→アブ・サラー82分)、ダダ(→タミール・サラー77分)、バタート、と言うメンバーでした。前半は風下に立った日本はハイボールの扱いに苦心しつつもペースを握り、前半8分には遠藤が地を這うようなミドルシュートをゴール左隅に決めて早くも先制点を奪います。続いて25分には長友のクロスのこぼれを香川がミドルシュート。これを岡崎が素晴らしい反応で方向を変えてゴールに突き刺して追加点。更に後半42分にはCKから香川が倒されてPKをゲットすると、これを本田が落ち着いて決めて3点リードでハーフタイムを迎えました。後半もゲームを支配する日本は、4分にCKの流れから左サイドを突破した香川のクロスを吉田が頭で押し込んで4点目。その後パレスチナから退場者が出たこともあって日本が攻め込み、清武が何度かチャンスを得ましたが決め切れずそのまま終了のホイッスルとなりました。
 先発全員を「W杯組」で固めた日本に対して、相手は初出場のパレスチナ。難しい大会初戦、しかも強風が吹き荒れるコンディションでしたが日本代表は落ち着いて戦い、ほぼ実力差通りに勝利を収めました。後半は相手が1人少なくなったにも関わらず追加点が取れなかった、と言う点は残念でしたが、相手に隙を見せずに押し切ったことを評価すべきでしょう。次の相手はヨルダンとの接戦を制したイラク。日本時間の1/16午後6時キックオフです。
<15.1.12> 先週末にサンフレッチェは今季のスローガンを、「WE FIGHT TOGETHER 2015 結集」と発表しました。「WE FIGHT TOGETHER」をスローガンに入れるのは2009年以来7年連続。サブタイトルは「走力結蹴」「走撃」「奪取!!」「団結」「一丸」「全力」に続いて漢字2文字で、昨年と同様に書家の紫舟さんとの紫コラボレーションとなっています。「団結」だった2012年、「一丸」だった2013年と同様に力を合わせる、と言う意味のスローガンを掲げて、タイトル獲得を目指すことになります。
<15.1.11> サンフレッチェは昨日、甲府のDF佐々木翔選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると、3年契約の年俸2,000万円。報知新聞によると甲府との契約を1年残しているため、移籍金として4,500万円を支払うことになるそうです。
 横浜FMの下部組織から城山高校、神奈川大を経て2012年に甲府入りした佐々木は、初年度から左SBのレギュラーに定着してJ2優勝とJ1昇格に貢献。翌年はボランチやSB、左ストッパー等でリーグ戦33試合にフル出場しました。そして昨年は副キャプテンに就任するとリーグ戦、ナビスコカップ、天皇杯の公式戦43試合に全て出場(うち42試合はフル出場)するなど、甲府では欠かせない選手となっていました。広島のDF陣は塩谷、千葉、水本で盤石なのでファンに代わるバックアップ、と見る向きも多いと思いますが、織田強化部長によると「決してバックアップの選手ではない。激しい定位置争いをしてもらいたい」と期待しているとのこと。彼の加入により、サイドやストッパーも含めた激しいポジション争いが勃発することになりそうです。
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