1/25〜1/31のSANFRECCE Diary


<15.1.31> 連日ハードなメニューが続いていた鹿児島キャンプの4日目は、午前中のみの練習で終了しました。しかし体力作りがメインと言うこともあってハードさは変わらなかったとのこと。ランニングと鳥かごの準備運動に続いてフリーマンを付けた2対2のパス回し、ハーフラインからスタートしてゴールに向かう3対2の対人練習と、体力を使うメニューを1時間半以上こなしました。
 なお中国新聞によると「早くも正GK争いが熱を帯び」てきたとのこと。「正月しか(3が日しか、と言う意味か)休まなかった」と言う林と、廣永が「下半身の安定感が違う」と舌を巻くほどの仕上がりを見せている増田が、激しいポジション争いを展開しているようです。
<15.1.30> 鹿児島キャンプ3日目の昨日は、前日を上回る厳しいトレーニングが待っていたそうです。特に午前中は「階段ダッシュ」を繰り返した後に50m、70m、100mと距離を伸ばしつつスプリントトレーニングを行ったそうで、最後には座り込む選手もいたそうです。そして午後は一転してゲーム形式のメニューで、8対8のポゼッションや9対9のハーフコート等のトレーニングが組み込まれたとのこと。中国新聞によるとその中で皆川が2本のゴールを決めるなど元気なところを見せていた、とのことです。
<15.1.29> 鹿児島キャンプ2日目の昨日はやや雲が多く肌寒い天候の中、9時半から行われました。ジョギングからスタートした午前中の練習メニューは前日同様にランニング中心でしたが、4時から始まったトレーニングではボールを使いながら負荷をかけるメニューで、3人一組でのシュート練習や7対7のミニゲーム等でみっちりと鍛えました。中国新聞によるとその中で目立っていたのは佐藤寿人選手だったそうで、スロー調整が目立った近年とは一転して若手や新加入選手を鼓舞しながら率先して取り組んでいたそうです。
<15.1.28> サンフレッチェの選手とスタッフは昨日の昼過ぎに鹿児島県の霧島市に到着し、夕方からトレーニングを開始しました。中国新聞によると森保監督が「走ってもらう」と宣言した通りに初日はランニング漬けだったとのこと。松本フィジカルコーチのもと走りをメインにしたメニューで、1時間半の練習をこなしました。昨年、一昨年は2月下旬から公式戦が始まったためペースを早めて仕上げる必要がありましたが、今季は「基本はハードワーク」と言うチームコンセプトを実現するため、まずはじっくりと身体作りすることからスタートすることになります。
<15.1.27> 中国新聞によるとサンフレッチェの久保会長は昨日の「励ます会」で、広島市長選への立候補のため辞任を表明している小谷野社長の後任は、2/12に臨時の取締役会とその後の株主総会で決定したい、と語ったそうです。
 一方ひろスポ!の記事によると現職で2回目の当選を目指す松井市長は、広島市民球場跡地をスタジアム候補地から外して宇品の「広島みなと公園」に絞ったことを関係者に伝えていたとのこと。1/13に広島市、広島県、広島商工会議所、広島県サッカー協会の4者会談を開いた時には来年度中に建設場所決定も含む「事務レベルの作業部会」の設置を決めましたが、その時には既にその方針は伝えられていた可能性もありそうです。広島市民球場跡地の活用策としては既に3年前から「何らかの美術館的箱もの誘致の相談の動きを見せていた」そうで、「スタジアムづくりは街づくり」の考え方から広島市中心部へのスタジアム建設を要望してきたサンフレッチェ及び小谷野社長とは、最初から噛み合わなかったことになります。サッカーファンの声を聞くようなポーズを取りながら、実は背中を向けていた広島市の姿勢を変えるには、市長を帰るしかない。小谷野社長の立候補は、広島市民球場跡地へのサッカースタジアム建設のための最後の手段なのかも知れません。
<15.1.27> サンフレッチェは昨日、安芸高田市の吉田サッカー公園で今季最初の練習を行いました。日本代表としてアジアカップに参加していた塩谷以外の28選手とスタッフが参加。高萩、石原、ファンらが退団した一方で5人が加わり「新しい選手が入ってきて、競争しようというすごくいい雰囲気だった」(青山・中国新聞による)そうです。今後鹿児島、宮崎と続くキャンプでポジションを固めて、覇権奪還に向けてチーム作りを進めることになります。
<15.1.26> 1/17(土)に行われた「第13回サポーターズ・カンファレンス」の議事録が公開されています。これによるとサンフレッチェ側の出席者は小谷野社長、織田強化部長のほか6名。サポーターは83名が参加しました。
 小谷野社長は最初にチーム編成について説明し、無冠に終わったことを「残念で申し訳なく思う」と言う一方で、ACLベスト16、ゼロックススーパーカップ連覇、ナビスコカップ準優勝など、選手やスタッフの頑張りについて「感謝の言葉しかなく、彼らを誇りに思う」と述べました。経営面については、昨年の総入場者数は29.7万人と3年連続の30万人越えは果たせなかったものの、GW中の横浜FM戦と夏休み中の鳥栖戦が平日開催になってしまったことが原因だったとのことで、それほど深刻には思っていない様子。逆に優勝争いから脱落した終盤でも当初計画を上回る動員があったそうです。また入場料収入も5億円を確保していると言うことで底堅さはかなり出ているとのことですが、シーズンパスの売り上げ増や会場でのイベント、他のスポーツや企業とタイアップした企画など、サポーターからの商品アイディアも募集しながら積極的に展開していくとのことです。そしてサッカースタジアム問題については「サンフレッチェにとっても広島の街の活性化にとっても最重要課題」として、相当な危機感を持って取り組んで行く、と述べました。そして最後にサポーターからの事前質問に答えて、セカンドチームをJ3に参入させる可能性や女子チームを持つことについての考え、海外クラブとの提携などについて説明しました。
 続いてチーム強化・選手育成については織田強化部長が「2014シーズン総括」と「2015シーズンに向けて」「選手の移籍・加入について」「外国籍選手について」「育成について」と5つのテーマで話しています。また試合運営については高尾事業本部副本部長が、「試合日程について」「観客動員について」「アクセス問題について」「サービス向上について」と言うことで説明しています。そして最後は森脇企画部長が観客動員関連の補足説明をして、質疑応答でカンファレンスを終了しました。2時間半に渡る会議全体について詳述した議事録は貴重な記録ですが、第14回が開催されると消えてしまうのでぜひ今のうちにご覧下さい。
<15.1.25> 昨日広島市中区の広島国際会議場でキックオフイベント(ファン感謝デー)が行われ、約1,500名が集まって選手との交流を深めました。中国新聞によると選手の試合後のコメントなどを答えるクイズや、トークショーなどで楽しんだとのこと。工藤ら新加入選手も挨拶して、意気込みを語ったそうです。また午前中は毎年恒例の清神社への参拝を行って、必勝を祈願しました。トップチームの練習は明日から開始。まずは吉田サッカー公園で始動して、翌日鹿児島県の霧島市へ移動します。
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