11/29〜12/5のSANFRECCE Diary


<15.12.5> 中国新聞によると今日は「先発は同じ顔ぶれになりそうだ」とのこと。G大阪はパトリックや倉田、米倉ら1st legに先発しなかったフレッシュな選手を起用してくる可能性がありますが、走り負けないよう、そして気持ちで負けないようチーム全体で助け合って90分を戦い抜いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後7時半キックオフ。試合前イベントとしては、秋川雅史氏による国歌斉唱があります。おまつり広場では午後2時から「2nd stage優勝表彰物展示」「ゲーフラを作ろう」「3Dフィギュア製作販売」「THANKSストラップorキーホルダー作り」「フェイスペイント」を開催。先着プレゼントは32,000名様にカイロを配布します。「選手コラボ」ではなく「社長コラボメニュー」として、「オリタン弁当」1,500円と「ステキなステーキ重」1,200円を販売します。またチャンピオンシップ大会記念グッズとして「タオルマフラー」2,000円、「Tシャツ」2,500円、「ペナント」1,600円、「アクリルキーホルダー」1,000円をそれぞれ限定販売します。今日も満員の入場が予想されますので、自家用車ではなくアストラムラインや広電バスをご利用下さい。
 テレビはNHK総合テレビとスカパー!のch580及びCS800で生中継が予定されています。今日は現地観戦予定のため速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方は、モバイルサイトやJリーグ公式サイトなどの速報をどうぞ。
<15.12.4> 明日はいよいよチャンピオンシップ2nd leg。サンフレッチェはリーグ優勝を賭けて、ホームにG大阪を迎えます。
 「ゲキサカ」などによると1st legの後に長谷川監督は、悔しさを滲ませながらも「残り90分ありますので、もう一度しっかり準備をして第2戦に備えたい」と語っていたとのこと。また丹羽も「半分が終わっただけ。何も決まっていない。全然何も終わっていない」と強い気持ちを見せていたそうです。G大阪が優勝するためには2点差以上の勝利が必要ですが、しかし先制点を取ってしまえば「あと1点取ればいい」と流れを持って行かれる可能性が高まります。むしろ「勝つしかない」と言う状況で戦い方がはっきりして、いつも以上に攻撃的なガンバとして戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中2日と言うことを考えて多少の選手の入れ替えの可能性はありますが、やはり「ウイニングチーム・ネバーチェンジ」の法則に従って同じメンバーで戦うのではないか、と思われます。と言うことで、予想メンバーは次の通り。

        林

    塩谷 千葉 佐々木

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

   ドウグラス   柴崎

       佐藤

SUB:増田、水本、山岸、丸谷、柏、野津田、浅野

 今季これまでリーグ戦の34試合とチャンピオンシップで24勝してきたサンフレッチェですが、これらはすべて明日の試合で優勝を決めるためにやってきたこと。明日は引き分け以上で、あるいは0-1か1-2の負けでも優勝が決まりますが、選手たちはこれまで通りに次の試合に集中して、勝利を追求して戦うに違いありません。我々ファン・サポーターも一丸となって、スタジアムを紫に染めて選手たちを後押ししたいと思います。
<15.12.3> 昨日万博で行われたチャンピオンシップ1st legは、後半アディショナルタイムに2点を加えた広島が逆転で勝って、リーグチャンピオンに向けて一歩前進しました。
 先発メンバーは前節と同じ。また水本がベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。

        林

    塩谷 千葉 佐々木

     青山 森崎和

ミキッチ          清水(→山岸89分)
(→柏69分)
   ドウグラス   柴崎

       佐藤(→浅野58分)

SUB:増田、水本、丸谷、野津田

 対するガンバは長沢を先発起用した以外は浦和戦と同じで、GK:東口、DF:オ・ジェソク、西野、丹羽、藤春、MF:今野、遠藤、阿部、大森(→倉田62分)、宇佐美(→米倉89分)、FW:長沢(→パトリック77分)、と言うメンバーでした。立ち上がりはやや堅さが見えたサンフレッチェに対してガンバは積極的で、1分に阿部がファーストシュートを放ったのに続いて8分には阿部のシュートや22分の宇佐美のシュートなど広島ゴールを脅かします。広島も10分の清水の突破や16分の清水のシュート、続いてミキッチのクロスに合わせた寿人のシュートなどチャンスを作るものの決めることができません。前半はガンバがやや優勢ながらどちらも堅い守備を崩すことができず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がりはガンバが優勢。5分には阿部が中央から狙い、7分には宇佐美のカットインからのクロス、10分には長沢が、宇佐美がシュートするなど広島に我慢を強いる時間帯が続きます。早めに寿人に代えて浅野を投入して前への推進力を増やそうとする森保監督。しかし後半14分、佐々木のバックパスを森崎和と千葉がお見合いしたところに長沢が走り込み、そのままゴールを決められ先制点を許してしまいました。
 負けるわけにはいかない広島は、その後ギアをあげて同点を狙いに行きます。20分にはミキッチのクロスに浅野が飛び込んだものの合わず、30分には柴崎のCKのこぼれを清水が打ったものの枠を大きく外します。逆に後半34分、遠藤のFKにパトリックが合わせたボールが枠を外して冷や汗をかかされます。そしてその直後、浅野が快速を飛ばして右サイドに抜け出し、GKもかわしてシュート。これはポストを叩いたもののこぼれを打った柏のシュートをドウグラスが頭で軌道を変えて、広島が同点に追いつきました。  しかしその1分後のセットプレーで、遠藤のボールは跳ね返したもののこぼれ球を今野に決められて勝ち越されてしまいます。広島は残り時間に追いつこうと、人数をかけて前からプレスをかけて点を取りに行きます出ます。そして後半40分には清水が左サイドから右サイドまでボールを持ち込むと、マーカーとして付いていたオ・ジェソクが清水を突き倒して一発退場となります。これで勢いを増す広島。逆にG大阪は落ち着きを失ったかミスが増えます。そして45分、柏が倒されて得たFKで、柴崎はそのまま放り込まずに戻したボールを青山がクロスを入れると佐々木が頭で突き刺して同点に追いつきます。更に50分には今野のスローインのボールを森崎和がカットすると、山岸のクロスにドウグラスが合わせ、浅野のシュートは弾かれたもののこぼれ球を柏が決めて遂に逆転。そしてその直後に終了のホイッスルが鳴り響き、劇的な逆転勝利にピッチもアウェイ側スタンドも歓喜に沸きました。
 中9日でこの試合に臨んだ広島に対してガンバは中3日。よってコンディション的に上回る広島が押し込む展開になるかと思えばさにあらずで、試合は全体的にガンバのペースだったと思います。失点シーンは広島のミスからでしたが、それ以外にも(少なくとも途中までは)ガンバの決定的な場面が多く、我慢の時間帯が長かった印象でした。ただ、そこで慌てないのが今年の広島。攻め込まれても集中を切らさずに守り、逆襲の機会を虎視眈々と狙いました。そしてリードされれば攻撃のパワーを上げ、しっかりと得点に結びつけました。特に今年の広島らしかったのは、途中交替で出た選手が結果を出したこと。浅野は1点目のきっかけとなる突破とシュートを見せましたし、柏は2点目のアシストと3点目を決めることでMOMにも選ばれました。湘南戦から先発に起用された佐々木がゴールを決めたことも含めて、チーム全体の力を結集したことが劇的な勝利につながった、と言えるでしょう。
 この試合の結果広島は、2nd legで勝ちか引き分けで優勝決定。また負けた場合で0-1か1-2であれば優勝と言う有利な立場に立ちました。ただ森保監督も選手たちも言うように、この試合で何かを得たわけではなくもう1試合しっかり戦わなければなりません。この試合以上に圧力をかけてくるであろうG大阪をどう受け止めてとどめを刺すか。これまで以上にチームの総力を結集して、集中して戦って欲しいものです。

ブログ速報 前半 後半
広島公式サイト G大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ 戦評 テキスト速報 佐々木1 柏1 森保監督 今野 千葉 長谷川監督 G大阪 柏2 佐々木2 丹羽
日刊スポーツ スコア速報 試合経過 戦評
サッカーダイジェストWeb 採点&寸評 マッチレポート 森崎和 佐々木 寿人 森保監督  宇佐美 遠藤 長沢 G大阪 今野 阿部

<15.12.2> 中国新聞などによると森保監督は湘南戦から中9日での試合になったことについて「時間もあってスイッチをうまく切り替えられた。喜びと休息がいい練習につながった」と答えています。中3日の相手に対して体力面では優位かも知れませんが、試合の趨勢を決めるのはむしろメンタル。準決勝を勝ち抜いてきたG大阪の勢いに負けないよう、いつものように粘り強くしたたかに戦って勝利をものにして欲しいと思います。
 今日の試合会場は万博記念競技場で、午後7時半キックオフ。当日券はメインスタンド自由席(SM席)と立ち見のAアウェイ席のみ販売されるそうです。また「平日夜割」としてハーフタイム以降に入場される方は前売り価格の半額になる割引がありますが、当日券が完売した場合はありませんのでご注意下さい。テレビはTBSとスカパー!ch580とCS800で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<15.12.1> 明日はチャンピオンシップ決勝1st leg。サンフレッチェは万博でG大阪と戦います。
 今季はACLと平行して戦ったこともあってリーグ戦の順位は2位が最高。2nd stageもなかなか波に乗れず4位にいることが多かったガンバですが、最終節でFC東京をかわしてチャンピオンシップに滑り込みました。また準決勝の浦和戦ではボールを支配される時間が長く決定機も作られましたが、東口のスーパーセーブ連発で凌いで延長の末競り勝ちました。ACLは準決勝で、ナビスコカップは決勝で敗退するなど昨年ほどの勝負強さは感じさせませんが、しかしだからこそリーグ優勝に賭ける思いは強いはず。リーグ戦で広島に負けたリベンジも兼ねて、「最後の万博」に勝利したいと思っているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると骨折で戦列を離れていた水本が驚異的な回復を見せて「目は大丈夫。いつでもいけます」と出場を志願しているそうです。森保監督は「前日練習で見極める」と慎重な姿勢だとのことですが、少なくともベンチ入りはするのではないでしょうか。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。

        林

    塩谷 千葉 佐々木

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

   ドウグラス   柴崎

       佐藤

SUB:増田、水本、山岸、丸谷、柏、野津田、浅野

 昨シーズンの「3冠王者」が相手のチャンピオンシップですが、しかしG大阪の年間勝点は広島より11も少ない63。「2nd stage優勝」と「年間首位」のプライドに賭けて、優勝を譲るわけにはいきません。明日は今季のアウェイでの強さ(13勝3分け1敗)を生かして勝利して、チャンピオン獲得に向けて前進して欲しいと思います。
<15.11.30> 中国新聞とJリーグ公式サイトによると、G大阪戦で左眼窩底骨折の重傷を負って離脱していた水本選手は、昨日の練習でフルメニューをこなしたそうで「違和感はそれほどではない。自分のポジションは保証されていないし、しっかりとやらないと」とコメントしています。また柏の復帰によりサイドのポジション争いも激化しているそうで、明後日の1st legはチーム内の競争を勝ち抜いた選手がピッチに立つ、と言うことになりそうです。
<15.11.30> 広島で行われるチャンピオンシップ第2戦のチケットの一般販売は昨日からでしたが、先行予約で完売していた「セブン・イレブンフィールドシート」に続いてSS指定席とSA指定席は「瞬殺」で完売。また「サポーターズシート」と「ビジターシート」も完売して、残っているのはバックスタンド自由シートだけとなりました。中国新聞によると昨日はV-POINTに250人が並んでいたそうで、1日で2万枚以上が売れたとのこと。またJリーグチケットではアクセス集中により不具合(ログインしているのにパスワードを要求され、しかも何度やっても認証できなかった)が起きるなど、大変な思いでチケットを確保された方も多かったのではないでしょうか。昨日の夕方の段階ではバックスタンド自由シートも80%が売れていたので、たぶん一両日中には完売になるはず。購入がまだの方は、お早めにどうぞ。
<15.11.30> 昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第17節で、サンフレッチェユースは東福岡高に3-1で勝ちプレミア残留に前進しました。メンバーは今のところ不明で、得点は前半23分に山根、27分に前田、後半45分に満田。失点は後半29分でした。第17節の全結果と順位表は次の通り。
【第17節】
神戸U-18  0-2 G大阪ユース
名古屋U18  7-1 C大阪U-18
広島ユース 3-1 東福岡高
京都U-18  2-2 大分U-18
履正社高  3-0 京都橘高

         勝点 勝 分 負 得失差
1 G大阪ユース  36   11   3   3   +20
4 大分U-18    30    9   3   5   +10
2 東福岡高    29    9   2   6    +2
3 C大阪U-18   28    9   1   7    -1
5 神戸U-18    24    6   6   5    +4
6 京都U-18    22    6   4   7    +4
7 広島ユース   21    6   3   8    -3
8 履正社高    20    6   2   9    -2
9 名古屋U18    18    5   3   9   -10
10 京都橘高    13    4   1  12   -24
 サンフレッチェユースの最終節の相手は京都U-18で、引き分け以上でプレミア残留が決まります。また負けても名古屋U18と履正社高の結果次第で残留できますが、このところの名古屋U18はJユースカップで準優勝したりプレミアで大量得点で勝ったり、と強さが目立つだけに、次節も大量得点で勝つと思っておいた方が良さそう。試合はチャンピオンシップの翌日に吉田サッカー公園で行われますので、行ける方はぜひ応援にお越し下さい。
<15.11.29> 昨日行われたチャンピオンシップ準決勝で、アウェイのG大阪が延長の末3-1で勝ち、決勝の相手に決まりました。浦和は興梠がベンチ入りもしなかったものの森脇、那須が復帰して、中盤から後ろはベストメンバー。対するガンバは倉田、米倉らをベンチスタートとしてやや守備重視の布陣でスタートしました。試合は前半から緊迫した展開で、お互いにパスワークで相手ゴールに迫るものの守備もしっかりと集中してスコアレスで前半を折り返しました。しかし後半早々にG大阪が高い位置でパスカットして今野のゴールで先制。対する浦和は東口のスーパーセーブ連発でなかなか点が取れなかったものの、後半27分にCKの折り返しがバーを直撃し、これをズラタンが押し込んで同点に追いつきました。そして試合はそのまま延長にもつれ込み、いよいよPK戦突入かと思われた延長後半13分、丹羽のバックパスが東口の頭を越えてガンバゴールに向かいます。誰もがオウンゴールか、と思ったシーンでしたが、しかし東口が足でわずかに触ったのが幸いしたかポストが弾き逆サイドにこぼれます。そしてこれを拾ったガンバが速攻を仕掛けると藤春がボレーシュートを決めて勝ち越し。更にアディショナルタイムにはセットプレーからパトリックが流し込んでダメを押しました。
 入場者数は40,696人と思っていたより少なかったのですが、試合内容はリーグ優勝を争うに相応しい緊迫したものだったと思います。全体的に浦和のボール支配率が高かったもののG大阪も持ち味を発揮し、がっぷり四つの試合でした。決勝ゴールとなったシーンは本当にわずかの差で、丹羽のバックパスの軌道がもう少しずれていればそこで浦和の勝利が決まった、と言うところでしたが、しかしだからと言って一概に「G大阪が幸運だった」「浦和が不運だった」とは言えないでしょう。浦和の選手が「入ったと思った」(確か関根選手だったかな?)と一瞬足が止まったのに対して、G大阪の選手は一気に切り返してボールを前に運んでカウンターをやりきったわけで、結局のところ勝負どころでの集中力の差が勝敗を分けたのではないかと思います。昨年は3冠を獲った経験、また今年はぎりぎりでACLとナビスコのタイトルを失った悔しさ。ガンバのタイトルに向けてのチーム全体の思いの強さが、この結果に結びついたと言えるのではないでしょうか?
 この試合の結果、チャンピオンシップ決勝の相手はG大阪に決まりました。広島は湘南戦から中9日なのに対してG大阪は中3日。しかも120分の激闘を戦った後ということで広島が有利なのは確かだと思いますが、ただ逆にガンバには厳しい試合を勝ち抜いたことによる勢いはありますし、また同様のシステムの相手と戦って勝ったと言う自信もあるでしょう。先日のリーグ戦では勝った、とは言え水曜日は広島が苦手にしていた万博での試合。またガンバとしては、今度こそ本当に最後の万博での試合を勝利で飾りたい、と言う気持ちも強いはずです。サンフレッチェの選手・サポーターの総力を結集して、第1戦に勝利を挙げて広島に戻ってきたいものです。
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