2/22〜2/28のSANFRECCE Diary


<15.2.28> サンフレッチェは昨日、川辺駿選手の磐田へのレンタルを発表しました。広島高陽FCからサンフレッチェJrユース、ユースを経て2013年に広島入りした川辺は、1年目はリーグ戦3試合とACL2試合、2年目はリーグ戦1試合、天皇杯3試合、ACL2試合に出場するとともにU-16からU-18までの年代別代表にも選ばれて経験を積んできました。そしてレギュラー獲りを目指した今季は宮崎キャンプでアピールしたものの、経験のある選手を脅かすには至っていませんでした。川辺は「今回の移籍はすごく悩みましたが、自分自身の成長のために決断しました」と語っているように、このまま広島でレギュラー獲りを目指すかそれとも磐田で出場機会をつかむか難しい判断だったと思いますが、どちらを選ぶにせよより大きく成長することが期待されます。ぜひもっともっと良い選手になって、戻ってきて欲しいと思います。
<15.2.27> 日本サッカー協会は昨日AFC U-23選手権2015予選の予備登録メンバーを発表し、広島から野津田、浅野、吉野が選ばれました。今回登録されたのは次の50人。
【GK】櫛引(清水)、牲川(磐田)、ポープ(東京V)、永井(富山)、
    中村航(福岡)
【DF】松原(新潟)、山中(柏)、亀川(福岡)、伊東(鹿島)、
    西野(G大阪)、奈良(FC東京)、湯澤(流通経済大)、
    室屋(明治大)、川口(新潟)、岩波(神戸)、安在(東京V)、
    植田(鹿島)、吉野(広島)、三浦(清水)、中谷(柏)
【MF】大島(川崎F)、遠藤(湘南)、田鍋(名古屋)、原川(京都)、
    橋本、中島(FC東京)、矢島(岡山)、井出(千葉)、
    前田凌(神戸)、野津田(広島)、野澤(FC東京)、喜田(横浜FM)、
    石毛(清水)、秋野(柏)、前田直(松本)、松本昌(大分)、
    小泉(新潟)、井手口(G大阪)
【FW】荒野(札幌)、後藤(大分)、澤上(大阪体育大)、鈴木(新潟)、
    久保(ヤングボーイズ)、金森(福岡)、南野(ザルツブルグ)、
    豊川(鹿島)、浅野(広島)、北川(清水)
 この中から最終登録メンバーの23人が選ばれ、3/3に発表されます。
<15.2.26> 昨日ACLの鹿島×ウエスタン・シドニー・ワンダラーズが行われ、高萩のMOMになる活躍でWSWが勝ちました。試合は前半から鹿島が何度かビッグチャンスを作ったもののゴールは奪えず、逆にオウンゴールから失点。一度は鹿島が追いついたものの、後半41分に高萩のゴールでWSWが勝ち越し。更に後半アディショナルタイムに高萩のラストパスをブリッジが決めて、ダメを押しました。
 高萩は昨年のACLの戦いを通して「広島の方がサッカーの完成度は高かったのに負けたのはなぜか、それを知りたい」と言ってWSWに移籍したそうですが、この試合はまさにその「違い」が出たと言えるのではないでしょうか。WSWは攻め込まれながらも粘り強く守るとロングパスを有効に使って押し返し、球際の強さを生かしてチャンスを引き寄せると見事なゴールで勝利を収めました。ゲキサカによると田中裕介選手は「技術的な面では鹿島が上かもしれないけど、球際や最後ゴールに入れるというサッカーの本質の部分で上回ったのかなと思う」と語っていますが、まさにその通りなのかも。WSWはAリーグでは16試合で8ポイントしか取れずに最下位に沈んでいますが、それでもACLで勝てるのはなぜか。Jリーグクラブは、良く研究する必要がありそうです。
<15.2.25> プレスリリースによるとJA広島果実連は、サンフレッチェの応援企画として3月から「サンフレモン」を販売することになりました。生産量日本一を誇る「広島レモン」の特徴は、防腐剤をいっさい使用していないこと。料理にもドリンクにも皮ごと安心して食べることができると言うことで、全国の消費者に支持されているそうです。サンチェをマスコットキャラクターとして使ったデザインのシールまたは袋入りで、大玉1個200円または中小玉2個入り250円。広島県内の百貨店や量販店、果物店で販売するとのことなので、広島のお土産などにぜひどうぞ。
<15.2.24> 12日間にわたった宮崎キャンプは昨日最終日を迎え、リカバリートレーニングで1時間汗を流した後、チーム全体で一本締めを行って夕方広島に戻りました。中国新聞によると森保監督は例年以上に練習試合をこなした宮崎キャンプを振り返って、「練習もハードな内容にしたが選手は集中し、体調管理にもしっかりと取り組んだ。そのために怪我人もほとんどでなかった」「新加入選手も特徴を出してくれた。拮抗したレベルで2チームできるくらいの状況だ」と評価しました。また石原と高萩が抜けたトップ下については「公式戦に誰が出てもおかしくない現状」であるものの「シュートの精度を高め、もっと多くの好機をつくっていかないといけない」と語っています。一方守備面については「きつい中で前線からプレスをかけ続けたが、攻守が切り替わった後にどれだけボールを奪えたかは課題として残った」とのこと。開幕までの2週間でコンディションを調整するとともに、「キャンプで取り組んだ部分をより詳細に突き詰めていく」ことになるそうです。
<15.2.23> 昨日京都との練習試合を45分×4本行い、1試合目は0-1で敗れましたが2試合目は4-1で勝ちました。
 モバイルサイトによると1試合目のメンバーは、GK:林、DF:佐々木翔、塩谷、水本、MF:ミキッチ、森崎和、青山、柏、森崎浩、野津田、FW:ドウグラス(→皆川HT)。対する京都は、GK:清水、DF:山口、黄大城、パヤリッツァ、石櫃、MF:金南一、原川、佐々木勇、FW:ダニエル・ロビーニョ、宮吉、大黒、と言うメンバーでした。失点は開始早々の5分で、大黒に強烈なミドルシュートを決められました。中国新聞によると全体的に守りは安定していたとのことですが、攻撃では「主導権を握ったが、連係と決定力を欠いた」とのこと。これまで出ていた課題が改めて浮き彫りになったと言えそうです。
 続いて2試合目のメンバーは、GK:増田、DF:宮原、千葉、吉野(→丸谷68分)、MF:清水(→高橋HT)、柴崎、川辺(→茶島62分)、山岸(→川崎86分)、工藤、浅野、FW:佐藤。対する京都は、GK:李京泰、DF:菅沼、福村、田森、内田、下畠、MF:山瀬、伊藤、磐瀬、FW:石田、三根、と言うメンバーでした。こちらは立ち上がり3分に柴崎の浮き球のパスで抜け出した浅野がシュートをポストに当てる、と言うシーンを作ったのを手始めに次々とチャンスを作ったとのこと。そして前半28分、吉野のパスで抜け出した寿人が横パスを出し、山岸を経由して工藤が先制点をゲットしました。また後半1分には速いリスタートから浅野がドリブルで持ち込んで、右サイドから強烈なシュートを決めます。逆に後半19分には三根にゴールを許しましたが、32分には工藤のシュートのこぼれを寿人がバーに当て、これを浅野が押し込んで3-1。42分には浅野が工藤とのワンツーで抜け出して強烈なシュートを決めて、ハットトリックで試合を締めました。
 試合後に森保監督は課題として「試合の入り方」と「チャンスを決め切ること」、そして守備では「ボールを奪い切るところまではいけていない」ことを挙げました。ただ、2チーム出してもクオリティが変わらないことを評価。「チームとしてのコンセプトを保って戦えるようになってきた」と語りました。特にトップ下は「誰が出てもおかしくないレベル」になったとして、「選ぶのは大変」と嬉しい悲鳴を上げています。更に新しい組み合わせを試したDFラインについても「悪くなかった。守備で破綻していない」として、今後もこの組み合わせで戦う可能性を示唆しました。開幕に向けてそろそろメンバーを固めてコンビネーションを磨き上げていかなければならない時期に来ていますが、モバイルサイトの記事によると「今までのチーム、今までのやり方であればいつでも戻れる」と言う自信があるのだろう、とのこと。来週もう1試合練習試合が予定されているとのことなので、そこで開幕戦の形が見えてくるのではないでしょうか。
<15.2.22> 今春に予定されている広島市長選挙への立候補を表明した小谷野薫氏が、昨日「こやのかおるサポーターズクラブ」の事務所開きを行いました。ひろスポの記事によると午後1時に事務所前の赤じゅうたんの上で広島県サッカー協会名誉会長の野村尊敬氏と広島プロバスケットボール株式会社社長の中島健太氏らが並んでテープカット。こやの氏はサンフレッチェサポーターとカープファンの応援を受けながら「私たちの広島を目覚めさせる戦いが始まります」と挨拶しました。そしてこれに続くマスコミ各社による囲み取材で「市民の声をどういう風に広島の姿勢に反映させていくのか、と言う戦い。多くの市民の方々の助け、サポートを得て広島の街を変えていきたい」と抱負を述べるとともに、「広島の街を愛するすべての方に事務所に来て欲しい」と呼びかけました。そして取材後にこやの氏は「目覚めよ!広島!」と書かれた緑色の幟を掲げながらカープファン、サンフレッチェサポーターら約50名とともに本通りや紙屋町交差点を回り、支援を呼びかけました。なお、こやのかおるオフィシャルサイトによると選挙活動を応援するボランティアを募集しています。リーフレット配布やポスター張り、運転手、ウグイス嬢、事務作業などで手伝っても良いと言う方は、ぜひご参加下さい。
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