3/29〜4/4のSANFRECCE Diary


<15.4.4> 中国新聞によると、今週の練習では主力組のトップ下はずっとドウグラスがプレーしていたそうで「状態が上がってきて高さ、強さ、シュート力が出せるようになった」(森保監督)とのこと。昨日のミニゲームでも開始早々に左足で強烈なシュートを放っていたらしく、今日の先発起用が濃厚です。ドウグラスの開幕戦以来の得点で、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後6時半キックオフ。試合前イベントとしては午後1時半から「サンフレッチェカップ」のU-10が、4時48分ごろから「フォリアチャレンジカップ」が行われます。ファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が4時半から。おまつり広場では2時半から「スカパー!平畠啓史さん×中島浩司さんトークショー」や「サンフレッチェレディース SPL∞ASHダンスステージ」等が行われる「にぎわいステージ」が行われます。また「春のガラス細工イベントブース」「映画 たまこちゃんとコックボーPRブース」「サッカースタジアム建設PRブース」が、3時半からは「フェイスペイント」、4時半からは「バルーンアート」が行われます。
 先着プレゼントはJAの「オリジナルクリアファイル」と「オリジナルボールペン」を10,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、森崎浩司選手のプレミアムカードです。今月の選手コラボメニューは、水本選手の「伊勢うどん 塩むすび付」500円と山岸選手の「濃厚!親子丼」700円を2時半から提供。また桜満開に合わせて「花より団子」と題して桜ご飯やスイーツ等限定メニューを用意しています。スタジアム周辺はお花見にも絶好ですので、ぜひ家族や友人を誘ってご来場下さい。
 テレビ放送はスカパー!のch585とBS241で生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<15.4.3> 1週間空いたJ1リーグは今週末が第4節。サンフレッチェは明日ホームにヴィッセル神戸を迎えます。
 昨年は第8節に首位に立つなど序盤は好調だった神戸でしたが徐々に尻すぼみ。最後は4連敗で賞金圏もキープできずに11位でフィニッシュしています。そこで今季はネルシーニョ監督を招聘。また渡邉や安田ら実績のある補強してタイトル獲得を目標にスタートしました。しかしリーグ戦は3試合勝利が無く現在のところ最下位に沈んでいます。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ●0-1 柏   【柏】工藤
2A △2-2 川崎F 【神】渡邉、高橋祥、【川】大久保、レナト
3H ●0-2 FC東京 【東】森重、武藤
N2H ○3-1 山形  【神】石津、渡邉2、【山】松岡
 前節は序盤からチャンスを作り続けたにも関わらず得点できず、セットプレーと武藤の個人技にやられて敗戦を喫しています。しかしメンバーを大きく入れ替えて臨んだナビスコカップの山形戦では、一度は追いつかれたものの終盤に突き放して今季初勝利を挙げています。明日はこの勢いをリーグ戦に繋げるため、広島対策を十分に練って来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは代表でチームを離れていた4人が戻ってきています。国内の試合だった青山と水本はともかく、マレーシアから一昨日帰国した浅野と野津田は疲れも溜まっているはず。トップ下に誰を起用するかは、コンディションを見てから決めることになりそうです。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

    茶島    森崎浩

       佐藤

SUB:増田、佐々木、柴崎、清水、野津田、浅野、ドウグラス
 第3節終了時点で浦和と並んで首位に立っている広島ですが、ここ2試合続けて無得点なのが少々気になるところ。トップ下に誰が起用されたとしても、積極的なプレーで得点に絡んで欲しいと思います。
<15.4.2> 中国新聞によると、サンフレッチェの観客動員が伸び悩みクラブは危機感を募らせているそうです。シーズンパスは先月末の時点で4,550件で、昨年より370件少なく優勝効果が薄れてきているとのこと。またカープの人気にも押されているらしく、カープのオープン戦とぶつかった甲府戦と浦和戦は集客目標を4,000人下回ったそうです。ホームゲームが3試合組まれている4月は、1人あたり700円安くなる回数券の販売や大人2枚+小中高生2枚で5,400円の「家族割チケット」にはロゴ入り特製クーラーバックを付けるなどキャンペーンを行うとのこと。また今週末の神戸戦ではスタジアム周辺のお花見スポットを紹介するとのことなので、ぜひ知り合いを誘ってご来場下さい。
<15.4.2> プレスリリースによると、新潟戦で通算出場時間450分を越えた茶島雄介選手とプロA契約を締結しました。中国新聞によると、推定年俸は700万円。茶島は「これからもより一層成長し、チームの力になれるよう頑張ります」と語っています。
<15.4.1> 日本代表は昨日ウズベキスタン代表との親善試合を行い、青山のゴールなどで5-1で快勝しました。ハリルホジッチ監督はチュニジア戦から先発全員を入れ替えて、GK:川島、DF:内田(→太田HT)、森重、昌子、酒井高、MF:今野(→水本HT)、青山、香川(→柴崎69分)、FW:岡崎(→川又83分)、本田(→大迫72分)、乾(→宇佐美63分)、と言うメンバーを送り出しました。日本は序盤から積極的に仕掛けてチャンスを作り、5分には軽快なパス回しから香川がペナルティエリア内からシュートを打ちましたがDFに当たってCKを取ります。そして乾のCKはGKに弾かれたものの、後ろから走り込んだ青山が強烈なミドルシュートを叩き込んで日本が先制点を奪いました。
 その後はウズベキスタンに攻め込まれるシーンも多かったものの守備陣が頑張り、逆に日本もチャンスを作りながらも決めることができないままに後半を迎えると、9分に乾の仕掛けのこぼれを拾った太田が逆サイドへクロス。ここに岡崎が頭から飛び込んで2点目をゲットしました。
 これで再び勢いが出た日本は、後半35分に柴崎が飛び出してきたGKの裏を狙って超ロングシュートを打って3点目。CKからの混戦で1点を失ったものの宇佐美と大迫が追加点を奪って試合を締めました。
 ハリルホジッチ監督の2試合目と言うことでまだまだ「テストモード」の日本代表は、前半はウズベキスタンの縦に速い攻めに対応できない場面もありました。しかし選手交代によって流れを引き寄せると、最後はゴールラッシュで試合をクローズすることができました。チュニジア戦と合わせてほぼ全ての招集メンバーを起用したことも含めて、良い親善試合シリーズだったと言えるのではないでしょうか。
 ところでサンフレッチェから招集された2人ですが、先発フル出場した青山は先制ゴールを決めるなどMVP級の活躍。また後半から出場した水本も、慣れないボランチでの起用だったにも関わらず持ち味を発揮していたのではないでしょうか。特に青山はワンタッチパスで何度も裏を狙うなど攻撃の起点となってましたし、また厳しい身体の寄せで何度もボールを奪っていました。ブラジルW杯ではわずか62分間の出場に留まり悔しい思いを抱えて帰国することになった青山でしたが、今後の代表では重要な戦力になるのは間違いなさそうです。一方「前日にボランチ起用を告げられた」と言う水本は最初はやや戸惑いながらのプレーだったように見えましたが、中盤の底に位置して相手のキープレーヤーをマークしただけでなく、前線に進出して惜しいミドルシュートを放つなど良い動きを見せていたと思います。こちらは新しい可能性を見せたと言う意味で、良い試合だったと言えそうです。
<15.4.1> 昨日「AFC U-23選手権2016予選」の第3戦が行われ、U-22日本代表は1-0でマレーシアを下して首位で最終予選進出を決めました。メンバーはベトナム戦から7人入れ替えて、GK:牲川、DF:室屋、植田、奈良、安在、MF:遠藤、大島(→原川66分)、野津田、FW:鈴木、荒野(→浅野82分)、久保(→中島60分)。試合は立ち上がりから日本のペースで、20分には野津田のFKをGKが触ってポストに弾かれるなどチャンスを作ります。そして前半41分、安在のクロスを久保が頭で決めて先制点を奪いました。その後も劣悪なピッチの中でもペースを握り続けましたがマレーシアの粘り強い守備を崩せず、1点差で試合終了となりました。
<15.3.31> サンフレッチェJrユースは週末に「JFAプレミアカップ2015」の中国地域大会を戦い、ハジャスとサンフレッチェびんごを下して優勝しました。
【準決勝】
サンフレッチェJrユース 4-0 ハジャス
 【広】久保、渋谷、大堀、山崎

【決勝】
サンフレッチェJrユース 6-0 サンフレッチェびんごJrユース
 【広】渋谷、大堀、森内2、桑畑、岩井
 本大会は5/3〜5に大阪のJ-GREEN堺で行われます。
<15.3.30> 昨日レノファ山口との練習試合を行い、2-3で敗れました。得点は前半5分にドウグラス、後半23分に宮原。失点は前半25分、後半33分、34分でした。
<15.3.30> 昨日U-22日本代表はAFC U-23選手権2016予選の2試合目をU-22ベトナム代表と戦い、2-0で勝ちました。この日のメンバーはマカオ戦から7人を入れ替えて、GK:櫛引、DF:松原、植田、西野、山中、MF:遠藤、大島、中島、矢島(→豊川66分)、FW:久保(→鈴木55分)、南野(→浅野81分)。デコボコで濡れたピッチ、と言う悪条件ながら日本はしっかりとボールを繋いで相手陣内に攻め込み、シュートまでもう一歩のシーンを作り続けます。そして前半43分、中島が南野とのコンビでゴール前に持ち込むと、左足でシュートを流し込んで先制点を奪いました。後半は6分に南野と矢島のシュート。28分には中島のFKに西野が合わせたもののオフサイドを取られるなどなかなか突き放せないままに時間が過ぎ、終盤はベトナムに押し込まれる時間帯が長く苦しみましたが、後半終了間際に浅野の横パスを受けた中島が良く狙ってゴールを決めて、勝ち点3を上積みしました。予選リーグ第3戦は明日の午後9時45分(日本時間)からで、相手はU-22マレーシア代表です。
<15.3.29> 昨日アウェイで行われたナビスコカップ予選リーグ第2節新潟戦は、厳しい試合となったものの守備陣が耐えて引き分けに持ち込み勝ち点1を分け合いました。
 トップ下には浦和戦に続いて茶島が先発。また佐々木を初めて先発起用して、次の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 佐々木

     青山 森崎和

ミキッチ           柏
(→清水80分)
    森崎浩    茶島(→ドウグラスHT)

       佐藤(→皆川62分)

SUB:増田、丸谷、宮原、工藤
 対する新潟は、GK:守田、DF:小泉、大井、大野、コルテース、MF:レオ・シルバ、小林、平松(→成岡81分)、山本、FW:田中(→山崎69分)、ラファエル・シルバ、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出たのは新潟で、3分には小泉が右から切れ込んでシュートを狙い、11分にはロングボールを受けたラファエル・シルバが抜け出そうとしましたが塩谷がカバーします。15分には塩谷の縦パスでフリーになった柴崎がファーストシュートを打ちましたが、力んでしまったか大きく枠外に外れます。しかしその後は相変わらず新潟ペースで、25分にはラファエル・シルバのシュートからCKを林がキャッチ。39分にはレオ・シルバのパスでラファエル・シルバが飛び出しましたが佐々木が何とかクリアします。前半ロスタイムには小泉のクロスがバーを叩き、こぼれ球をシュートされましたが何とか千葉がクリア。その直後にも波状攻撃を受けましたが、レオ・シルバのシュートは再びクロスバーが弾いて何とか無失点で前半を折り返しました。
 流れを変えたい森保監督は、後半の頭からドウグラスを投入します。しかしドウグラスと周囲の選手のコンビネーションが合わず、なかなかチャンスに結びつきません。9分には森崎浩が倒されて奪われカウンターからラファエル・シルバがシュートしましたが林がキャッチ。10分にはミキッチのクロスから森崎浩がシュートしましたが枠を捉えることができません。後半26分にはドウグラスのパスが合わず山崎に持ち込まれてシュート。30分には柴崎が奪われてラファエル・シルバに攻め込まれましたがDFが頑張ります。35分にはラファエル・シルバの突破からレオ・シルバに強烈なシュートを打たれましたが、DFが身体を投げ出して失点を許しません。広島は後半43分にようやく決定機を作り、塩谷の攻撃参加から柏のシュートがバーを直撃。こぼれを清水が狙いましたが惜しくも枠を外れます。結局両者ともゴールを割ることができず、そのまま終了のホイッスルとなりました。
 試合後に森保監督は「この試合でできたことは、粘り強く戦えたこと」と語っていますが、逆に言えばそれぐらいしか収穫はなかった、と言えるかも知れません。攻撃の核として期待して送り出した茶島は判断が遅れてフィジカルで潰されることが多く、浦和戦のような輝きを見せることはできませんでした。また後半から投入されたドウグラスもコンビネーションが合わない場面が目立ち、まだまだサンフレッチェのサッカーにフィットしていないような印象を受けました。更に今季初出場となった皆川もインパクトの残るようなプレーを見せることはできず、工藤に至っては出場機会をつかむこともできませんでした。浅野と野津田が不在だったとは言え、トップ下をどうするか、と言う今季最大の課題についての答えは得られなかったのは残念でした。
 それに対して今季初先発の佐々木は、十分に持ち味を出していたと思います。1対1になった時の強さ、特にクリーンにボールを奪うプレーは期待通りのものでしたし、高さとスピードを兼ね備えていてどんな相手と対峙してもストップしてくれる、と言う安心感がありました。またDFラインでのパス回しでも判断や足下の技術に問題はなく、広島のサッカーに十分に対応していたと思います。今後の攻撃面でのレベルアップ次第では、守備のポジション争いに割って入ってくることになるかも知れません。

ゲキサカ 戦評
日刊スポーツ スコア速報
Jリーグ公式サイト試合データ

SANFRECCE Diaryトップページに戻る