5/24〜5/30のSANFRECCE Diary


<15.5.30> 「ホットニュース」によると森保監督は「湘南は強い。勢いがあるし、アグレッシブに戦ってくるチームだ」と警戒心を顕にしています。広島と湘南との相性は良く1998年のアウェイゲームで敗れて以来負けていませんが、チョウ・キジェ監督の元で熟成を重ねて昨年のJ2を独走してきたチーム力は本物。実際にナビスコカップで対戦したときも、両チームともに控え選手中心ながら組織的なサッカーに苦しめられています。今日は焦らずにバランスを取りながら、チーム全員が高い集中力を保って戦うことで勝利を呼び込んで欲しい、と思います。
 今日の試合会場はShonan BMWスタジアム平塚で午後7時キックオフ。テレビはスカパー!のch603とBS242で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<15.5.29> 「5月連戦」は明日が5試合目。サンフレッチェはJ1リーグ1st stage第14節を、湘南ベルマーレと戦います。
 第5節から3連敗で14位まで後退した湘南ですが、このところ4試合は負けなしで順位も8位まで上がってきています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
N3A △2-2 広島  【湘】ブルーノ・セザル、【広】浅野2
5H ●0-1 FC東京 【東】武藤
6H ●0-2 G大阪 【G】宇佐美、遠藤
7A ●0-3 横浜FM 【横】アデミウソン、齋藤、富澤
8H ○2-4 鳥栖  【湘】大槻、高山、島村2、【鳥】谷口、豊田
9A ●0-3 名古屋 【名】永井、川又、闘莉王
10H △1-1 神戸  【湘】遠藤、【神】マルキーニョス
11A ○1-0 甲府  【湘】大槻
12A △0-0 柏
N5H ○2-1 松本  【湘】武田、山田、【松】池元
13H ○4-0 清水  【湘】菊池、永木、高山2
N6A ●0-2 新潟  【新】指宿、山崎
 前節は1996年以来18年間勝利が無かった清水相手の試合でしたが、後半早々に先制点を奪うとその後は次々と清水ゴールを陥れ、今季最多得点で快勝しています。水曜日はナビスコカップでは初めての敗戦で決勝トーナメント進出を決めることはできなかったものの、レギュラー組を温存することができたので明日は万全の準備をして広島に乗り込んでくるはず。いつも通りのアグレッシブなサッカーで、広島に挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、青山が出場停止から戻ってきます。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   ドウグラス   柴崎

       佐藤

SUB:増田、佐々木、宮原、丸谷、清水、野津田、浅野
 1st stageは残り4試合。浦和が残りを全部勝つとは思えないのですが、しかし1試合消化が多く勝点差が4あることを考えると、こちらが先に勝点を落とすわけにはいきません。明日はサポーターも含めた広島全体の力で、勝ち点3を積み上げて欲しいと思います。
<15.5.28> 昨日ホームで行われたナビスコカップ予選リーグ第6節FC東京戦は、清水のゴールで先制したものの後半アディショナルタイムに追いつかれ、痛い引き分けに終わりました。
 出場停止のビョンに代わって怪我で戦列を離れていた吉野が広島で初めて先発。また森崎浩と山岸も久々にベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
       増田

    宮原 吉野 佐々木
       (→千葉58分)
     茶島  丸谷

清水           高橋壮
(→塩谷85分)
   野津田    工藤
   (→森崎浩67分)
       浅野

SUB:廣永、柴崎、山岸、皆川
 対するFC東京は名古屋戦から4人を入れ替えて、GK:権田、DF:徳永、森重、丸山、太田、MF:高橋秀、米本、羽生(→三田42分)、FW:武藤、ラサッド(→林75分)、東(→河野59分)、と言うメンバーでした。前半は広島がボールを保持して東京が守りを固めつつ速攻を狙う、と言う展開。5分には工藤のCKを清水がダイレクトで狙いましたが枠外に外れ、22分には清水のクロスを浅野がバックヘッドで狙いましたが上に外れます。東京は15分に太田のクロスに武藤が合わせましたがゴールの右に外れ、29分には東のクロスに武藤が合わせましたがこれも枠を外れて助かります。前半はお互いに持ち味を活かしつつゴールが遠く、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半は立ち上がりは東京のペース。ボールを支配して広島ゴールに迫り、5分には武藤がペナルティエリアの外から狙いましたがボールは枠外に外れます。流れを変えるために森保監督はまず千葉を投入。続いて後半22分に森崎浩を投入すると、ペースは明らかに広島に移ります。そして25分には森崎浩がペナルティエリアの外から狙いましたがボールはバーにはじかれ、26分には工藤がシュートしましたがこれも枠外。更に27分には高橋壮のクロスに工藤が合わせるなど東京を押し込みます。そして34分、工藤からのパスを受けた高橋壮が逆サイドに振ると走り込んだ清水が倒れ込みながらゲットして、ついに広島が先制点を奪いました。
 この後東京は右から左からクロスを放り込んで、力任せに攻め込んできます。これに対して広島は塩谷を入れて逃げ切りを固めます。しかし47分、広島の左サイドを突破した河野の低いクロスをDFがブロックしたもののこれが運悪く林の足に当たってゴールに飛び込み、同点に追いつかれてしまいます。この後太田に危ないシュートを打たれ、逆に塩谷がドリブル突破してシュートしたものの惜しくもボールは枠を捉えることができず、そのまま引き分けに終わりました。
 ほぼベストメンバーを並べたFC東京に対して、鳥栖戦同様にリーグ戦からほぼ総入れ替えをした広島。個人能力の高い選手が多い相手と言うことで鳥栖戦に比べれば危ないシーンを作られる回数が多かったのですが、しかし試合内容的には「レギュラー」と比べて遜色の無いものだったと思います。このメンバーで戦うのは松本戦、鳥栖戦に続いて3試合目だったと言うこともあって、全体的に落ち着いて戦えていたのではないでしょうか。そして後半途中から森崎浩を投入して流れを変えて、得点を奪って後は逃げ切る、と言うのも言わばシナリオ通りで、最後にサイドを破られて失点してしまったことだけが誤算でした。林にはマークがしっかり付いていただけに守りきれなかったのは残念でしたが、高橋壮が裏を取られてしまったのが問題だったわけで、そのへんは今後の反省として生かすべきです。この引き分けで予選リーグ突破がますます厳しくなりましたが、まだ可能性が無くなったわけではないのは運が残っている証拠。次の試合でこれまで以上にしっかり戦って勝ち点3を取って、他のグループの結果を待ちたいと思います。

広島公式サイト FC東京公式サイト
ゲキサカ 戦評
日刊スポーツ スコア速報 戦評
Jリーグ公式サイト試合データ

<15.5.27> モバイルサイトによると森保監督はメンバーについて「これまでの流れを中心に決めるつもりですが、全てを決めたわけではない」と語っています。怪我のため戦列を離れていた吉野が練習に復帰していて状態も上がっているそうで、いきなりリベロとしての先発があるかも知れません。また丸谷も「自分を使ってくれることは有り難いこと」と語っているので、3試合連続の先発出場の可能性が高そう。今日は相手が主力であろうと誰が出ようと、臆することなく戦って勝ち点3をゲットして欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後7時キックオフ。試合前イベントとしては「フォリアチャレンジ」が5時18分ごろから、ファンクラブサロン前では「ナビスコキッズイレブン クラブといっしょにファイナルを目指そう!!」が4時半から行われます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントはドウグラス選手のプレミアムカード。選手コラボメニューは野津田選手の「ネギ塩豚カルビ丼」と浅野選手の「四日市とんてきプレート」をそれぞれ800円で提供します。また今日の試合と来週の甲府戦では「名刺交換deご優待」として、サポーターズシート(当日2,600円)に特典(サンチェの名刺とチップスター)付1,500円で優待入場して頂けます。お勤め先のご自身の名刺を持参された方限定で先着320名様となっていますので、お仕事の帰りなどにぜひご来場下さい。また平日開催ゲームのキックオフ30分以降にご来場の方の当日券を半額にする「駆けつけ割!」も行いますので、試合開始に間に合わない方もぜひどうぞ。
 テレビはスカパー!のch581とCS801で生放送が予定されています。今日もブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報などをどうぞ。
<15.5.26> ナビスコカップの予選リーグは明日が第6節。サンフレッチェはホームにFC東京を迎えます。
 FC東京はリーグ戦こそ3連敗で5位に後退していますが、ナビスコカップは3勝1分0敗と負けなしで来ていて、堂々のA組首位に立っています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
6H ●1-2 広島  【東】武藤、【広】柴崎、浅野
N4H ○2-0 鳥栖  【東】三田2
7A ○1-0 山形  【東】太田
8A ○1-0 新潟  【東】森重
9H ○2-1 川崎F 【東】太田、武藤、【川】大久保
10A ○3-2 仙台  【東】森重、武藤2、【仙】石川、ハモン・ロペス
11H ●0-1 鹿島  【東】土居
12A ●1-4 浦和  【東】前田、【浦】李、関根、武藤雄、梅崎
N5H ○2-1 甲府  【東】武藤2、【甲】松本
13H ●0-1 名古屋 【名】OG
 前節は連敗脱出を目指して積極的に攻め込んだものの、なかなか楢崎の牙城を崩せないままに時間が経過し、逆にクロスが森重に当たって不運な失点。その後は数的有利になりながらもチャンスを生かせずそのまま敗れています。1st stage優勝は絶望的な状況になったものの、ナビスコカップの予選リーグは4試合で勝点10を稼いでいて勝ち抜きまでもう一歩。明日は引き分けでもOKなので、イタリア人監督らしく現実的なサッカーで勝点を取りに来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、日程を考えると鳥栖戦同様に「Bチーム」で戦う可能性が高そう。ただ丸谷が2試合連続で先発出場していることを考えると、ここに青山を起用する可能性もありそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       増田

    宮原 ビョン 佐々木

     茶島  青山

清水            高橋

   野津田    工藤

       浅野

SUB:廣永、塩谷、千葉、丸谷、柏、柴崎、皆川
 残り2試合で首位との勝点差が5、2位とは3の広島としては、グループリーグ勝ち抜きのためには明日は何としても勝点3が欲しいところ。昨年取り逃したタイトルを獲得するためにも、「絶対に負けられない戦い」に勝利して欲しいと思います。
<15.5.25> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第13節新潟戦は塩谷の2ゴールなどで4-2で勝ち、通算300勝を(通算300敗の前に)達成しました。
 出場停止の青山に代わって丸谷が今季リーグ戦では2度目の先発で、次の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     丸谷 森崎和
     (→工藤84分)
ミキッチ           柏
(→佐々木88分)
   ドウグラス   柴崎

       佐藤(→浅野68分)

SUB:増田、宮原、清水、野津田
 対する新潟は、GK:守田、DF:大井、大野、前野、MF:成岡(→小林75分)、加藤、川口、コルテース、FW:山本(→田中74分)、指宿(→平松85分)、山崎、と言うメンバーでした。立ち上がりは右サイドの攻防で分が悪く、14分には加藤のミドル、16分には指宿のドリブルからのシュートなど、危ない場面を作られます。しかしそこで先制点を奪ったのは広島。前半19分、ミキッチのアーリークロスのクリアから得たCKで、柴崎のボールを塩谷がヘディングで決めました。これで落ち着いた広島はその後もチャンスを作り、31分には柏のリターンを受けた柴崎が狙い、35分にはFKから塩谷が頭で狙いましたがいずれも枠を外してしまいます。しかし37分、サイドをえぐった柏がふわりとしたクロスを送ると高さで勝ったドウグラスが叩き込んで、リードを2点に広げました。その後も丸谷の決定的なシュート等点差を広げるチャンスもあったものの、逆に前半アディショナルタイムに山崎への対応のミスからGKの股を抜くゴールを決められ1点リードでハーフタイムを迎えました。
 これで勢いを取り戻した新潟は、後半の最初から攻め込んできます。しかしそこで先に試合を動かしたのは広島。後半25分、前線からのプレスで相手を追い込んで森崎和が成岡からボールを奪取。そのままGKと1対1になりつつ冷静に横パスを送ると、フリーの浅野が落ち着いて押し込んで再びリードを2点に広げました。続いて35分にはまたもやCKから塩谷が頭で決めて4点目をゲット。その後1点を奪われたものの最後は佐々木を投入して逃げ切り、3試合ぶりの勝利で暫定2位に浮上しました。
 この試合は都合でハイライト映像も見れていないのですが、ほぼ練習通りのプレーで次々と加点して満足できる内容の勝利だった様子。特に3点目は連動したプレスから森崎和が高い位置で相手ボールを奪い取り、落ち着いてラストパスを送って浅野にゴールを「プレゼント」したそうです。前後半終了間際の失点は反省しなければならないと思いますが、それでも低迷から抜け出そうと必死の相手から次々と点を奪って勝ったと言う事実は称賛して良いでしょう。5連勝のあと2試合勝ちがなくやや勢いが落ちた感があったこのところのサンフでしたが、ここから再び再加速して首位・浦和にプレッシャーをかけ続けて欲しいものです。

広島公式サイト 新潟公式サイト
ゲキサカ 戦評 塩谷
日刊スポーツ スコア速報 戦評 浅野 300勝
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