6/28〜7/4のSANFRECCE Diary


<15.7.4> 広島パルコでは明日の午後2時から森保監督、佐藤寿人選手と岩本輝雄氏のトークショーを行います。場所は広島パルコ本館1F正面入口イベントスペースで、参加は無料となっています。また3時からは、9FのサッカーショップKAMOでサイン会を行います。こちらは6/26(金)以降にサンフレッチェ広島グッズを3,000円以上お買い上げの方が対象で、サイン会参加整理券を配布します。先着100名様となっていますので、ご購入はお早めにどうぞ。
<15.7.4> プレスリリースによると、U-22日本代表のコスタリカ戦で負傷した高橋壮也選手は昨日広島市内の病院で検査を受けた結果、右肩関節亜脱臼で全治3週間と診断されました。
<15.7.3> 日本サッカー協会は昨日天皇杯(第95回全日本サッカー選手権大会)の大会要項と1〜3回戦の組み合わせを発表しました。これによると、サンフレッチェの2回戦の相手は広島県代表と徳島県代表の勝者。9/5(土)か9/6(日)に福山市の竹ヶ端運動公園陸上競技場で戦います。また3回戦は(熊本×福岡県代表)×(岡山×鳥取県代表)の勝者との対戦で、10/10(土)か10/11(日)の開催。4回戦以降の組み合わせはその後の抽選で決まります。今年の決勝は2年ぶりの元日で、会場は味の素スタジアム。サンフレッチェは2年ぶりの決勝進出を狙います。
 ところでJ1クラブの多くは今回も2回戦から登場するものの、ACLの準々決勝に進出したG大阪と柏は「Jリーグ推薦シード」として4回戦から戦うことになります。また4チーム分あるこの枠を使って、ナビスコカップ準々決勝進出かつ1st stage上位の浦和とFC東京もシードされることになりました。これまでACLに出場し勝ち抜くと過密日程に悩まされることになり、結果的に上位進出を逃すと言う悪循環になっていましたが、それを緩和する措置の一つと言うことになります。今年のサンフレッチェはナビスコカップ準々決勝進出を逃し、しかも1st stage3位に終わったことでぎりぎりでこの権利を逃したことになるわけですが、来年以降はぜひともこの権利をゲットして欲しいもの。そのためにはまずは今季のリーグ戦3位(できれば2位)以内か天皇杯優勝を勝ち取って、来季のACL出場権を得たいところです。
<15.7.3> プレスリリースによると、レノファ山口にレンタル中のキム・ジョンソク選手が、東海社会人リーグ1部のFC刈谷に期限付き移籍することになりました。昨年の熊本への期限付き移籍を経て今季から山口に移籍していたキムですが、ここまでJ3の18試合で出場0でベンチ入りもなしに終わっています。2006年にJFLのデンソーから引き継いで市民クラブチームとして再出発したFC刈谷は、2009年シーズン末に金沢との入れ替え戦に敗れて東海リーグに降格。その後は財政難による運営費削減などもあって、なかなか東海リーグを勝ち抜けないままここまで来ています。今季の東海リーグはここまで首位・鈴鹿と勝ち点1差の2位。また全国社会人サッカー選手権も愛知県予選を勝ち抜いて本大会出場出場を決めており、JFL昇格のチャンスが見えている状態です。キムにはまずこのチームで出場機会をつかんで、刈谷のJFL昇格に貢献して欲しいと思います。
<15.7.2> 昨日U-22日本代表はU-22コスタリカ代表の親善試合を行い、野津田のゴールなどで2-0で勝ちました。メンバーは、GK:櫛引政、DF:伊東(→川口73分)、岩波、植田、亀川(→高橋83分)、MF:遠藤(→奈良88分)、井手口(→喜田HT)、野津田(→金森70分)、中島(→小屋松79分)、前田(→オナイウ54分)、FW:浅野(→矢島61分)。最初にビッグチャンスを作ったのは日本で、6分に浅野がドリブル突破から強烈なシュートを放ちましたがGKが触ってポスト直撃。逆にコスタリカも10分にビッグチャンスを作りましたが櫛引政が防ぎます。日本は遠藤と中島を起点に攻撃を構築し、20分には前田のシュートをDFがブロック。21分には野津田のCKを遠藤が頭で狙いましたがGKが弾きます。更に34分には前田のクロスに中島が合わせたもののぎりぎりでDFがクリアします。そして36分、左サイドを深くえぐった亀川のクロスに野津田が右足で合わせて、日本が先制点を奪いました。
 これで勢いがついた日本は38分にも浅野のパスから野津田がシュート。39分にはCKから植田が狙い、44分には中島が決定的なシュートを放ちます。後半も6分に喜田のクロスに野津田が合わせたシーンを皮切りに何度もチャンスを作り、9分にはCKの流れから岩波がネットを揺らしましたがオフサイド。18分には野津田がミドルで狙いましたが枠を外れます。そして後半32分、高い位置で相手ボールを奪った金森がドリブルで持ち上がると右足を一閃。これが見事にゴールネットに突き刺さって点差を2点に広げます。そしてその後も選手交代をしながらペースを譲らずそのまま逃げ切りました。
 昨年のW杯での躍進が記憶に新しいコスタリカ、と言うことで厳しい戦いが予想されましたが、試合はほぼ90分間にわたって日本のペース。高い位置でのパス回しと機を見た両サイドの攻撃参加が冴えてチャンスを量産しました。また守備面でも集中力を切らすことなく守りきって、ほとんどチャンスを与えることなく無失点に抑えました。昨日の先発の中で所属クラブでレギュラーを取っているのは櫛引政、岩波、植田、亀川、遠藤、前田ぐらいですが、多くの選手が出場機会を増やしてきており成長してきているのは確か。五輪予選はまだ半年先ですが、そこに向けて着々とチーム全体の力が上がってきていることを示した試合だ、と言えるのではないでしょうか。
 ところでサンフレッチェから選ばれた3人ですが、野津田は先制ゴール以外にも2列目からの飛び出しやセットプレーで何度もチャンスに絡み、強い印象を与えることができました。一方の浅野はスピードに乗った突破は見せたもののシュートは2本に終わり、「もっと自分に厳しく、もっと上を目指してやっていかないといけない」と厳しい表情だったとのこと。手応えはあったものの今後に向けての課題も見つかった、と言う感じだったのではないでしょうか。そして最後の交代選手として入った高橋は、時間が短かったこともあって見せ場はなかったものの、初めての代表ユニフォームでのプレーは良い経験になったと思います。3人とも今後はクラブでのポジション争いを勝ち抜いて、出場機会を増やして行くことが代表での活躍に繋がって行くのではないでしょうか。
<15.7.1> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第7節で、サンフレッチェユースはG大阪ユースと2-2で引き分けました。メンバーは、GK:長坂、DF:鶴、加藤威、MF:竹本、中川、前田、河本(→山根87分)、川村、川井(→藤原75分)、FW:加藤陸、満田(→村山75分)。前半11分にCKのクリアボールを決められて先制点を奪われましたが、24分にCKから前田が決めて同点に追いつきました。しかし33分に中央を割られてG大阪が勝ち越し。その後苦しい時間帯が続いたものの、後半40分に加藤陸が頭で決めて引き分けました。第7節の全結果と順位表は次の通り。
【第7節】
広島ユース 2-2 G大阪ユース
東福岡高  0-2 大分U-18
名古屋U18  3-1 履正社高
神戸U-18  0-1 C大阪U-18
京都U-18  5-0 京都橘高

         勝点 勝 分 負 得失差
1 C大阪U-18  18     6   0   1   +17
2 G大阪ユース 16     5   1   1    +7
3 大分U-18   13     4   1   2    +8
4 東福岡高   13     4   1   2    -2
5 京都U-18   11     3   2   2    +5
6 神戸U-18   11     3   2   2    +4
7 広島ユース   8     2   2   3    -3
8 京都橘高    4     1   1   5   -12
9 名古屋U18    4     1   1   5   -13
10 履正社高    1     0   1   6   -11

<15.6.30> 先週開幕の「第30回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会中国地区予選」で、サンフレッチェJrユースとサンフレッチェびんごはともに3回戦に進出しましたが、サンフレッチェくにびきは1回戦で敗れました。ここまでの戦績は以下の通り。
【1回戦】
サンフレッチェJrユース 6-1 ピジョンFC 【広】閑田、桑畑、桂3、森内
サンフレッチェくにびき 1-2 YMCA  【く】川上
サンフレッチェびんご  1-0 アルコバレーノ

【2回戦】
サンフレッチェJrユース 6-0 FURUTA FC 【広】OG、桂、森内2、牛原、棚田
サンフレッチェびんご  1-1 廿日市FC
           PK6-5
 
<15.6.29> 昨日吉田サッカー公園で中国リーグ首位を走る松江シティFCとの練習試合を行い、0-1で敗れました。失点は後半24分で、得点者は山口でした。
<15.6.28> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ1st stage最終節の鳥栖戦は、試合終了間際に豊田にゴールを許して引き分けに終わり、1st stageは3位の結果となりました。
 先発メンバーは前節と同じ。またリーグ戦では第5節名古屋戦以来2ヶ月半ぶりに森崎浩がメンバー入りして、次の布陣で戦いました。
       林卓

    宮原 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏
(→佐々木82分)
   ドウグラス   柴崎
   (→野津田87分)
       佐藤(→浅野67分)

SUB:増田、丸谷、清水、森崎浩
 対する鳥栖は、GK:林彰、DF:吉田、菊地、谷口、金民友、MF:水沼、高橋(→岡本83分)、藤田、白星東(→早坂80分)、FW:鎌田(→池田87分)、豊田、と言うメンバーでした。連敗脱出に燃える鳥栖は、序盤から積極的に前からプレスをかけてきます。これに対して広島は、全体的に動きが少なくなかなかパスワークで相手を剥がすことができません。5分には金民友のクロスに豊田が飛び込んだが枠外。11分にも金民友のクロスに豊田が頭で合わせます。広島の初シュートは前半18分で、柏のマイナスのボールを森崎和が右足で叩きましたがDFがブロック。23分には寿人のパスで抜け出したドウグラスが右からシュートしましたがGKに止められます。そして24分、金民友のアーリークロスを豊田に頭で決められて、先制点を許してしまいました。
 その後も広島は運動量が上がらずなかなかペースを掴めなかったのですが、35分ごろからようやく具体的なチャンスが作れるようになってきます。35分にはミキッチのクロスを柴崎がシュートしましたが枠外。36分にはミキッチのクロスに寿人が頭で合わせましたが枠を捉えることができず、39分には千葉のミドルをGKが横っ飛びで弾きます。前半の終盤は広島が押し込んだものの得点は奪えず、鳥栖のリードでハーフタイムを迎えました。
 後半も広島はミスが目立つ展開で、なかなか鳥栖のブロックを崩せず、逆に9分には鳥栖の波状攻撃を受けましたが何とか凌ぎます。しかし後半14分、柴崎のパスで抜け出した柏がマイナス気味のクロス。これを青山がダイレクトで叩いてゴールネットに突き刺して、ようやく同点に追いつくことができました。
 どうしても勝ちたい鳥栖は、その後は両サイドからクロスを入れて広島ゴールをこじ開けようとします。広島は浅野を前線に入れて反撃を狙い、23分には柴崎のパスで抜け出した浅野のシュートは枠外。25分には森崎和のパスを受けた浅野のシュートはDFに当たり、28分には柴崎の強烈なミドルを、続いてドウグラスのヘディングシュートをいずれも林彰洋がセーブします。そして30分、ミキッチのクロスを胸で落とした谷口がハンドを取られて広島にPKが与えられます。これをドウグラスが右上隅に決めて、ようやくリードを奪うことができました。
 残り10分と言うことで、その後は攻める鳥栖、守る広島、と言う展開が続きます。森保監督は佐々木を投入してゴール前の高さを確保するとともに、野津田を前線に入れて時計を進めようとします。しかし後半アディショナルタイム、金民友のクロスの落としはクリアしたものの、続くCKから豊田に決められて再び同点。そしてその直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、広島は惜しいところで勝ち点2を失うことになりました。
 直近の5試合で3勝2分けの広島に対して、4連敗中の鳥栖。チーム状態は正反対と言っても良いものでしたが、しかし試合全体を見ればむしろ全体的に押していたのは鳥栖の方だったと思います。点が欲しいときの前からのプレス、守りたいときのブロックを作った守備、とはっきりした戦い方を貫いていましたし、豊田をターゲットにしたハイボール攻撃は分かっていても対応が難しいところ。広島としては十分に警戒していたはずなのに2点も取られてしまった点は反省すべきですが、しかしやはり鳥栖の危機感を背景にしたチーム全体の「気持ち」に負けてしまった、と言わざるを得ないのではないでしょうか。後半アディショナルタイムが目安の4分から1分以上長かったことによって同点に追いつかれてたのは悔しいのですが、PKをもらったシーンも微妙だったことを考えれば運・不運の収支は合っている、とも言えるわけで、それだけを勝てなかった原因にすることはできません。モバイルサイトによると試合後に選手たちは口々に「最後の場面だけが問題だったわけではない。修正が必要な部分は他にもある」「全ての局面で反応が遅れていたし、球際でのバトルも後手を踏んでいた」と反省の言葉を吐いていたそうですが、それはきっとチーム全体の思いなのではないでしょうか。勝利を逃したのは確かですが、しかし負けていても不思議ではない試合で勝ち点1を取った、と言う見方もできるはず。この悔しさを、2nd stageでのリスタートのバネにして欲しいと思います。

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