8/23〜8/29のSANFRECCE Diary


<15.8.29> 中国新聞によると戦列を離れていた柴崎と森崎浩が全体練習に部分合流しているそうで、今後のトップ下のポジション争いが激しくなりそうだとのこと。このところ5試合連続で先発している野津田ですが、献身的なプレーは目立っているものの「ゴール」と言う面では物足りないものがあるだけに、今日の試合で得点に絡むことができるかどうか、が注目点になりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-9とU-11が午後2時から、「フォリアチャレンジカップ」が5時18分ごろから行われます。また「WE FIGHT TOGETHERコーナー」では、「たまゆら〜卒業写真〜」のPRイベントとしてトークショーが行われます。
 ファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が5時から。おまつり広場では2時半から、選手似顔絵を展示する「広島信用金庫ブース」や青山選手が表紙の9月号を限定販売する「TJ Hiroshimaブース」、1房320円で販売する「みらさかピオーネ特別販売」、「日本航空ブース」「フレンドリータウン 大竹市ブース」「たまゆらコラボブース」が行われます。また「にぎわいステージ」では「DAGON和太鼓ステージ」「SPL∞SHダンスステージ」「フラダンスステージ」「たまゆら口笛パフォーマンスステージ」「アコースティックインストデュオさらさステージ」が行われます。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、浅野選手のプレミアムカードを3,000名様に。選手コラボメニューは佐藤寿人選手の「キーマカレー」と千葉選手の「おにぎらず」をそれぞれ800円で提供します。またサンチェ新グッズとして「なりきりサンチェ」と「サンチェ型ボールクッション」を販売します。特に「なりきりサンチェ」はグランパスくんとどちらが早く1,000個売り切るか、を隣同士で販売対決しますので、ぜひ見学または応援にお越し下さい。
 テレビですが、スカパー!のch583とCS805で生中継が予定されています。今日は海外出張のためブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報をどうぞ。
<15.8.28> 明日は夏休み最後のホームゲーム。サンフレッチェは2nd stage第9節を名古屋と戦います。
 1st stageは調子の波が大きく9位に終わった名古屋は、2nd stageは一時2位に上がるなどまずまずの戦いを続けています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
5H ○2-0 広島  【名】川又、矢野
6H ○3-1 清水  【名】松田、永井、川又、【清】村田
7A ●1-2 浦和  【名】田中輝、【浦】関根、武藤
8A ○1-0 神戸  【名】永井
9H ○3-0 湘南  【名】永井、川又、闘莉王
10A ●0-2 横浜FM 【横】アデミウソン、中町
11H ●0-1 川崎F 【川】大久保
12H ●0-1 鳥栖  【鳥】豊田
13A ○1-0 FC東京 【名】OG
14H △0-0 山形
15A △1-1 新潟  【名】永井、【新】山崎
16H ○1-0 柏   【名】ノヴァコヴィッチ
17A ●0-2 仙台  【仙】野沢、奥埜
1A ●1-2 湘南  【名】川又、【湘】大槻、高山
2H ○3-2 G大阪 【名】永井、闘莉王、川又、【G】大森、パトリック
3A △2-2 清水  【名】川又、ノヴァコヴィッチ、【清】ウタカ2
4H ○2-1 浦和  【名】川又、矢野、【浦】OG
5A ○3-0 山形  【名】磯村2、川又
6H ●0-3 横浜FM 【横】齋藤、アデミウソン、伊藤
7A ○1-0 松本  【名】矢田
8H △0-0 FC東京
 前節のFC東京戦は我慢比べの様相となり、終盤には両チームとも攻撃的な選手を投入して打開を図ったものの、守備組織を崩すことができずスコアレスドローに終わっています。ただ、その中でようやくレアンドロ・ドミンゲスが復帰したのが好材料。現在ステージ7位とは言え首位との勝点差は5しかないだけに、明日は広島に勝って優勝争いに食い込みたい、と言う気持ちで広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、U-22代表候補合宿を辞退した浅野の膝の具合が気になるところ。先発メンバーに変更はないと思いますが、控えを入れ替える可能性はあるかも知れません。私のメンバー予想は前節と同じにしておきます。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   ドウグラス  野津田

       佐藤

SUB:増田、佐々木、宮原、丸谷、清水、浅野、皆川
 1st stageの対戦では、永井をDFラインまで下げて「ミキッチ番」とするなど守備重視の戦いを選択した名古屋の思惑通りの試合で敗れています。明日も「広島対策」と立てて来る可能性が高いだけに、それをどう打ち破るかが問題となりそうです。新潟戦の勝利で連敗を止めたサンフレッチェですが、リーグ戦が佳境となるのはまさにこれから。明日も勝ち点3を積み重ねて、2nd stageと年間順位の争いに食らいついて欲しいと思います。
<15.8.27> プレスリリースによると、9/26の清水戦と10/24の甲府戦の東京駅からのアウェイ応援ツアーの募集が始まっています。まず清水戦は8時45分に東京駅に集合して9時に出発。午後3時からの試合を応援して夜の9時に東京駅に戻ってくる、と言うスケジュールです。一方の甲府戦は7時15分に東京駅に集合して7時半に出発し、午後2時からの試合を応援して8時半に東京駅に戻ることになっています。料金は清水戦がビジター2F自由席付きで11,000円、チケット別で8,500円。甲府戦はバック指定席のチケット付が11,500円、ビジター自由席付きが9,900円、チケットなしが7,800円。お申し込み、お問い合わせは西鉄旅行のサイトからどうぞ。
<15.8.26> プレスリリースによると、吉野恭平選手が怪我のためU-22代表候補のトレーニングキャンプから離脱しました。怪我の程度については不明。また中国新聞によると、浅野選手の辞退の理由は「右膝痛のため大事を取った」とのことです。
 一方磐田にレンタル中の川辺駿選手はU-22代表候補に追加招集(この年代別代表では初招集)されて、昨日の練習から合流しました。
<15.8.25> 一昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第11節で、サンフレッチェユースは京都橘高に敗れて2連敗。履正社高に抜かれて8位に後退しました。この日のメンバーは、GK:大迫、DF:イヨハ、加藤威、MF:竹本、中川(→川井65分)、前田、川村、FW:長沼(→河本69分)、加藤陸、山根(→川越69分)、満田。最初の失点は前半39分で、ゴール前の混戦からこぼれ球を押し込まれました。また2点目は後半15分で、相手スルーパスで中央を割られての失点でした。この試合の結果勝点は11のままで最下位名古屋U18との勝点差は3となり、完全に残留争いに巻き込まれてしまいました。第11節の全結果は次の通り。
【第11節】
G大阪ユース 2-3 東福岡高
京都橘高   2-0 広島ユース
京都U-18   4-0 C大阪U-18
履正社高   3-0 神戸U-18
名古屋U18   2-3 大分U-18

         勝点 勝 分 負 得失差
1 C大阪U-18  24     8   0   3   +12
2 G大阪ユース 21     6   3   2   +10
3 大分U-18   20     6   2   3    +9
4 東福岡高   20     6   2   3    -2
5 神戸U-18   16     4   4   3    +3
6 京都U-18   14     4   2   5    +4
7 履正社高   11     3   2   6    -2
8 広島ユース  11     3   2   6    -6
9 京都橘高   10     3   1   7   -13
10 名古屋U18    8     2   2   7   -14

<15.8.24> プレスリリースによると、U-22代表候補に選ばれていた浅野選手は怪我のため辞退しました。新潟戦の試合中の怪我なのかも知れませんが、詳細は不明。特に試合中に痛がっている様子は無かったので、それほど酷いものではないと思うのですが...
<15.8.23> 昨日アウェイで行われた2nd stage第8節新潟戦は、塩谷と森崎和のゴールで2-0で勝って連敗を2でストップしました。
 ミキッチが先発に復帰。また久々に皆川がベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏
(→清水80分)
   ドウグラス  野津田(→皆川86分)

       佐藤(→浅野56分)

SUB:増田、佐々木、宮原、丸谷
 対する新潟は、GK:守田、DF:川口、舞行龍、大井、コルテース、MF:レオ・シルバ、小泉(→小林53分)、山本、加藤(→成岡HT)、FW:指宿、山崎(→田中88分)、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースをつかんだのは新潟。いきなり右から突破してきて危ういクロスを入れられると、1分には左からのクロスを林が横っ飛びで止め、3分には山本のクロスをDFがクリア。4分にはCKから大井に狙われ、6分には山本のシュートを林が身体に当てて抑えます。広島も0分に森崎和が、また2分には青山がシュートしましたが、しかし全体的にミスが多くなかなかボールをゴール前まで運ぶことができません。新潟は19分に加藤が遠目から狙いましたが林が横っ飛びでクリア。37分には加藤のクロスに山崎が合わせましたが枠外に外れ、続いて山崎が決定機を作りましたがシュートが枠を外れて助かります。前半は新潟に倍以上のシュートを打たれたものの精度の低さと林の好守備に助けられて、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半は広島も盛り返し、開始早々に塩谷が攻め上がって遠目からシュートしましたが枠外。3分にはCKから波状攻撃を仕掛け、ミキッチが鋭いシュートを放ちましたがGKに弾かれます。また6分には青山が、塩谷が相手ゴールに迫り、12分にはドウグラスのパスで抜け出した浅野が狙いましたが枠を外します。そして後半13分、右サイドへの展開のパスをミキッチが頭で落とし、走り込んでいた塩谷が浅野とのワンツーを使うと中央へ切れ込み左足でシュート。これが見事にニアサイドを打ち抜いて、ようやく広島が先制点を奪いました。
 先制点を奪われた新潟でしたが、気を落とすことなく丁寧にパスを繋いで広島ゴールに迫ります。20分にはクサビのパスを受けた指宿が反転して遠目から狙いましたが枠外。23分にはレオ・シルバが狙いましたがDFがブロックし、29分にはパスミスを奪われてピンチを招き、30分にはCKから狙われましたが林が好反応を見せます。また35分には速いリスタートから山崎がフリーになりましたが林が素晴らしいセーブを見せます。逆に広島は低い位置から浅野を走らせてチャンスを作り、22分にはミキッチのロングパスを受けた浅野がシュートしましたが枠を外してしまいます。そして後半39分、中盤でのパスカットからドウグラスが持ち上がって右に展開のパス。これを受けた森崎和が相手の逆を突いてスペースを作ると、左足のシュートを沈めて貴重な追加点を奪いました。そしてその後は広島が落ち着いて新潟の攻撃を受け止めつつ時計を進めて、勝利のホイッスルを聞くことができました。
 連敗脱出を賭けて新潟戦に臨んだサンフレッチェでしたが、内容的にはこれまでで一番悪かったかも知れません。新潟の前からのプレスに手を焼いて、中盤の組み立て段階でのパスミスのオンパレード。前線の選手との意図が合わないことも多く、中盤で奪われて逆襲を食らうシーンが何度あったか分かりません。また身体を寄せられたときの判断の悪さも目立ち、前線や中盤でキープできずに奪われるシーンもいつになく多かったように思います。暑さと疲労で動きが悪くなったと言うだけでなく、頭の回転も悪くなっていると言う感じの試合展開で、先制点を奪われなくて良かったと心の底から思います。相手選手のシュートの精度の低さに助けられた、と言う面もありますが、それ以上に流れが悪くても最後の最後ではやらせない、と言う集中力が切れなかったのが勝利の要因だったと言えるでしょう。
 そして「2試合連続無得点」の危機を救ったのは、やはり後ろからの攻撃参加でした。1点目のシーンはミキッチへのパスを見てスタートを切った塩谷が、ボールを受けるとそのまま攻め上がってペナルティエリア付近まで行ってシュートしたもの。本人は「まぐれ」と語っていますが浅野のパスをトラップしてからシュートするまでの速さと正確さは練習で培ってきたものに違いなく、まさに日本代表クラスのプレーだったと思います。また2点目のシーンも、低い位置で相手ボールを奪った森崎和が、そのまま攻め上がってペナルティエリア内まで入っていったからこそ取れた得点で、彼の戦術眼の高さが生み出したものだと言えます。
 今節はステージ上位の鹿島と柏も勝ち、また年間首位の浦和も勝ったため順位は前節のまま、ということになりました。苦しい試合でも、内容的に悪くても勝点を積み重ねることができるのが優勝争いするための条件だとするならば、昨日のサンフレッチェはその資格があることを示すことができたと言えます。来週の夏休み最後の試合は再びホームゲームとなるので、何としてでもホームのサポーターに勝利を届けて欲しいと思います。

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