8/9〜8/15のSANFRECCE Diary


<15.8.15> 明日はJ1リーグ2nd stage第7節。サンフレッチェはホームに柏レイソルを迎えます。
 中断期間中にレアンドロを失った柏でしたが、工藤の連続ゴールなどで第2節から3連勝するなどここまでの勝点は12で2nd stageの3位に付けています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
15H ●2-3 広島  【柏】クリスティアーノ、大谷、【広】佐藤、ドウグラス、OG
16A ●0-1 名古屋 【名】ノヴァコヴィッチ
17H ○1-0 G大阪 【柏】エドゥアルド
1A △1-1 甲府  【柏】クリスティアーノ、【甲】阿部拓
2H ●2-3 鳥栖  【柏】クリスティアーノ2、【鳥】金民友、水沼、豊田
3A ○1-0 横浜FM 【柏】工藤
4H ○1-0 川崎F 【柏】工藤
5A ○1-0 仙台  【柏】クリスティアーノ
6A ●0-3 湘南  【湘】大槻、OG、遠藤
7H ○2-0 神戸  【柏】エデルソン、輪湖
 前節は先月加入したばかりのエデルソンが初先発してゴールを決め、その後は押し込まれながらも得点を許さず後半27分に突き放して「因縁の相手」に勝利を収めています。1st stageはまさかの14位で終わった柏としては、2nd stageで優勝してチャンピオンシップの出場権を獲得したいところ。明日勝てば首位に勝点で並ぶ可能性もあるだけに、アウェイながら勝ち点3を取るつもりで広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節2ヶ月ぶりに試合出場した塩谷が「もう一度(ポジションを)奪いに行く」と宣言していることから、守備陣をどのような組み合わせで戦うか予想が難しいところ。また中3日と言うことを考えると、他のポジションを入れ替える可能性もありそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        林

   佐々木 千葉 水本

     青山 森崎和

清水             柏

   ドウグラス   茶島

       佐藤

SUB:増田、塩谷、宮原、丸谷、ミキッチ、野津田、浅野
 年間順位と2nd stageの首位にいるサンフレッチェですが、年間順位では浦和と勝点で並ばれ、2nd stageは鹿島との勝点差が2となっています。優勝について意識するのはまだ早いのですが、シーズンの結果は1試合1試合の積み重ねで決まります。仮にホームで連敗、と言うことになるとチームの雰囲気も悪くなる可能性があるだけに、明日はこれまで以上に全員一丸となって戦い抜いて欲しいと思います。
<15.8.14> 週末から一昨日にかけて「Balcom BMW CUP 平和祈念広島国際ユースサッカー2015」が行われ、U-17ウズベキスタン代表が優勝しました。全試合結果は次の通り。
【第1日】
U-17広島県選抜   0-2 U-16日本代表 【日】杉浦、伊従
U-17ポーランド代表 2-2 U-17ウズベキスタン代表 【ポ】グムニ、オスタシェフスキ、【ウ】ベグソッド、ドストン
         PK5-6

【第2日】
U-16日本代表    0-1 U-17ウズベキスタン代表 【ウ】ヤスルベク
U-17広島県選抜   2-2 U-17ポーランド代表 【広】浅野、柿本、【ポ】リストコフスキ、ウルバンスキ
         PK6-7

【第3日】
U-17広島県選抜   1-3 U-17ウズベキスタン代表 【広】神車、【ウ】シャロフ2、フスニティン
U-16日本代表    0-2 U-17ポーランド代表 【ポ】ボィダク、カチェマルチッック

<15.8.13> 昨日ホームで行われた2nd stage第6節鹿島戦は、セットプレーからの失点を取り返すことができず10試合ぶりの無得点で、5/10のG大阪戦以来3ヶ月ぶりの敗戦となりました。
 先発メンバーは前節と同じ。また塩谷が2ヶ月ぶりにベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
        林

   佐々木 千葉 水本(→塩谷76分)

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   ドウグラス  野津田(→茶島61分)

       佐藤(→浅野66分)

SUB:増田、宮原、丸谷、清水
 対する鹿島は、GK:曽ヶ端、DF:西、ファン、昌子、山本、山村(→柴崎岳63分)、MF:小笠原、遠藤、中村、FW:金崎(→ダヴィ90+2分)、赤崎(→土居73分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは鹿島が積極的に前からプレスをかけてきて、5分にはカウンターから金崎を狙ってスルーパスを出されましたがカット。7分には赤崎が抜け出しましたが林が落ち着いて対応します。広島も両サイドからのクロスで攻めて、11分には柏のクロスにドウグラスが合わせましたが枠外。15分にはミキッチのクロスを寿人がフリーで打ちましたが枠を捉えることができません。また28分には寿人が遠目から狙いましたがDFに当たってGKにキャッチされます。そして31分、金崎の仕掛けからCKを取られ、遠藤のボールを中央で山本に決められて先制点を許してしまいました。
 その後は自陣にブロックを作って守りを固める鹿島。広島はパスを何本も繋いで守備の隙を窺います。鹿島は金崎のドリブルと赤崎の飛び出しで追加点を狙いますが、広島守備陣はシュートを打たせません。後半14分にはミキッチのクロスのこぼれに森崎和が走り込んでシュートしましたが惜しくも枠外。16分には入ったばかりの浅野がハーフライン付近からドリブル突破してシュートしましたが惜しくもポストに弾かれます。27分にはドウグラスのドリブルから柏に展開してクロス。ここにドウグラスが飛び込みましたが頭にしっかり当てることができず枠外。31分と34分にもクロスにドウグラスが合わせようとしますが、鹿島の守備も集中を切らさず打ち切れません。後半アディショナルタイムにはCKから混戦になりましたが森崎和のシュートはブロックされて、とうとうゴールを割れないままに試合終了となりました。
 攻撃は水物、とは良く言われることですが、まさにその言葉を痛感した試合だったと言えるでしょう。この日の鹿島は立ち上がりに前からのプレスをかけてきたものの、それが通用しないと見るや全員が自陣に下がってブロックを作り、厳しいマークでコンビネーションを封じました。また広島のもう一つのストロングポイントである両サイドの突破に対しても、縦を十分にケアした上で中央に誘い込んで潰す守り方を徹底していました。そして高さと強さを兼ね備えた守備陣は、中央で跳ね返すことに専念していました。そんな中でもサンフレッチェの攻撃陣は、前半15分の寿人のシュートや後半14分の森崎和のシュート、そしてドウグラスの頭をターゲットにしたクロスなどでビッグチャンスを作りましたが、しかしわずかな狂いが災いして得点を奪うには至りませんでした。前節までの5試合で18得点と猛威を振るっていた広島攻撃陣でしたが、相手が十分に対策を練ってきたこととほんのちょっとのズレでこうなってしまったわけで、今後に向けての良い教訓になったと、考えるしかありません。
 連勝が5で止まり、11試合続いていた負けなしの記録も止まってしまったサンフレッチェですが、本当に大事なのはこれから。2年前も5連勝の後に浦和に敗れ、次節は磐田に勝ったもののその後5試合に勝てない、と言う苦しい状況に陥っただけに、同じことは繰り返したくないものです。次節はステージ3位の柏が相手と言うことで、また厳しい戦いが予想されます。中3日ではありますが続けてホームで戦える利点を活かして、良い準備をして欲しいと思います。

ブログ速報 前半 後半
広島公式サイト 鹿島公式サイト
ゲキサカ 戦評
日刊スポーツ スコア速報 戦評 森保監督 石井監督
Sportsnaviテキスト速報
Jリーグ公式サイト試合データ

<15.8.12> モバイルサイトによると森保監督は代表組について「練習を見ていて、多少は身体が重そうな感じがした」とのこと。移動や合宿の疲れがあるようですが、ただ「コンディションを整えれば明日は問題なくプレーできると思います」と語っているので、少なくとも水本が先発から出場するのは間違いなさそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後7時キックオフ。試合前イベントとしてはU-8, 9, 10による「サンフレッチェカップ」と「フォリアチャレンジ」が行われるほか、「平和祈念広島国際ユースサッカー2015」のU-17広島県選抜×U-17ウズベキスタンとU-16日本×U-17ポーランドの試合が行われます。おまつり広場では2時半から「オタフクソース特設ブース」で焼きそばソース150gを先着1,200名様にプレゼント。「浴衣デーイベント」として、浴衣や甚平を来てご来場頂いた方先着300名様に「オリジナル手ぬぐい」と「サンフレ縁日参加券」を差し上げます。また「サンフレ縁日」ではくじ引き、射的、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、わなげ、型抜き、わたがし作り等を行います。「にぎわいステージ」ではSLOWLY BUT SURELYやSPL∞SH、文教太鼓などが演じます。また氷をさわって溶かしておもちゃをゲットする「おもちゃ入り氷柱」も行います。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントはミキッチ選手のプレミアムカード。8月の選手コラボメニューは佐藤寿人選手の「キーマカレー」と千葉選手の「おにぎらず」をそれぞれ800円で提供します。また試合ごとに異なる3種類のお酒が楽しめる「利き酒セット」は三好市の「瑞冠純米酒」と東広島市の「西條鶴蔵楽純米酒」及び茨城県の「副将軍純米吟醸」を3種900円で販売します。今日は平日夜の試合開催と言うことで、キックオフ30分以降に当日券が全席種半額となる「駆けつけ割!」を実施しますので、仕事などの都合でキックオフに間に合わない方もぜひご来場下さい。
 テレビはスカパー!のch581とCS801で生放送が予定されています。今日はブログでの速報をやりますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<15.8.12> Jリーグは昨日7月度の月間MVPを発表し、サンフレッチェの佐藤寿人選手が選ばれました。佐藤選手は7月開催の全5試合に出場して3得点で12年連続2桁得点を達成。また3アシストするなど味方を生かすプレーも多く、チームの5戦全勝の戦績に貢献しました。また「スタメンで4試合以上出場した選手のうち、1試合平均のプレー数は15.0回とリーグ内で最も少なく、プレーの間隔(4分2秒)は最長でありながら、シュート決定率は75.0%と高い数値を誇る」(Jリーグ公式サイトによる)と言うことでオフザボールの動きが評価されたとのこと。「思考するストライカー」は年を重ねるに従って、ますます成長し続けていると言えそうです。
<15.8.11> 2週間間が空いたJリーグは明日再開。サンフレッチェは2nd stage第6節をホームで鹿島と戦います。
 昨年は若手の成長もあって3位でフィニッシュし、6年ぶりの覇権奪還を狙ってシーズンをスタートした鹿島でしたが、ACLではグループリーグで敗退したのに続いて1st stageは8位に終わりました。そして2nd stageも第3節まで1勝1分け1敗と微妙な立ち上がりだったと言うことでついに監督解任を決断。石井コーチを監督に抜擢して、チームの立て直しを図っています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
12H △2-2 広島  【鹿】小笠原、ジネイ、【広】佐藤、柴崎晃
13A ●1-2 浦和  【鹿】OG、【浦】武藤、関根
14H ○3-1 松本  【鹿】赤崎2、カイオ、【松】酒井
10A ●0-2 G大阪 【G】今野、遠藤保
15A △2-2 山形  【鹿】遠藤康、カイオ、【山】ディエゴ、西河
16A ●3-0 横浜FM 【鹿】カイオ、土居、赤崎
17H ●2-3 川崎F 【鹿】金崎、赤崎、【川】エウシーニョ、レナト、大久保
1A ○3-2 新潟  【鹿】昌子、土居、遠藤康、【新】指宿、小泉
2H △0-0 清水
3A ●0-2 松本  【松】工藤、飯田
4H ○1-2 FC東京 【鹿】柴崎岳、昌子、【東】バーンズ
5A ○3-0 鳥栖  【鹿】柴崎岳2、赤崎
 前節はお互いに攻撃が機能せず我慢比べになりましたが、最後まで集中を切らさず戦い抜いたのは鹿島。後半43分以降に3点を奪い、新監督就任後2連勝を飾っています。監督交代と言う劇薬が効いて、上昇気流に乗りつつある鹿島。ここで広島に勝てばステージ首位との勝点差が2に縮まるだけに、絶対に勝つつもりで広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、モバイルサイトによると塩谷は「ほぼ万全に近いくらいまで戻った感覚がある」とのこと。佐々木も調子を上げているだけにすぐに先発は無いと思いますが、ベンチに入って展開次第では足慣らしする、と言う可能性はありそうです。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
        林

   佐々木 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   ドウグラス  野津田

       佐藤

SUB:増田、塩谷、丸谷、茶島、清水、森崎浩、浅野
 7月は全勝で終えたサンフレッチェですが、正念場と言えるのは8月の4試合。鹿島、柏、新潟、名古屋とこのところ調子の上がっているチームとの対戦が続きます。Jリーグ公式サイトのコラムにもあるように、2012〜2013の連覇時には夏場に勝点を稼いだことが優勝に繋がっただけに、今年もその再現を目指して欲しいと思います。
<15.8.10> 昨日東アジアカップの中国戦が行われ、日本代表は1-1で引き分けて最下位に終わりました。
 ハリルホジッチ監督は韓国戦から5人入れ替えて、GK:東口、DF:丹羽、槙野、森重、米倉、MF:山口、遠藤、武藤(→柴崎74分)、FW:永井(→浅野84分)、宇佐美、川又(→興梠61分)、と言うメンバーでした。試合は日本がボールを支配するのに対して中国が速攻を狙う、と言う展開。前半2分にはCKのこぼれを宇佐美が狙いましたが枠外に外れます。逆に10分、日本は左サイドを破られてマイナスのパスをウー・レイが強烈なシュート。これがゴールネットに吸い込まれて、先制点を許してしまいました。しかし日本代表は落ち着いてパスを回して相手の隙を窺うと、前半41分、槙野のスルーパスで抜け出した米倉がダイレクトでクロス。これをニアに飛び込んだ武藤がダイレクトで合わせて同点に追いつきます。後半も日本が3分の山口のシュートや4分の米倉のシュート、35分の武藤の突破などで中国陣内に攻め込んだものの決め切れず、終盤は柴崎が、浅野が仕掛けたものの中国の集中した守備を崩すことができずにそのまま引き分けに終わりました。
 連覇を目指して臨んだ大会で1勝も挙げることができず、最下位で終わった日本代表。課題が多く成果の少ない大会だったように思うかも知れませんが、個人的にはそれなりに納得できる結果だったと思います。経験不足を露呈して逆転負けした北朝鮮戦、守備重視で立て直した韓国戦、そして守備的な相手に先制されながら追いついた中国戦、と内容的には尻上がり。特に中国戦はリズミカルなパス交換や球際の強さが出ていて、代表選手たちのポテンシャルの高さを見せることはできていました。前線でボールが収まらなかったことや最後の崩しのアイディア不足、あるいはシュートの精度の問題などがあって得点は1点しか取れませんでしたが、そこは練習を積み重ねることと今回呼べなかった選手(豊田や柴崎晃ら)を入れることで解決できる、と思われます。今回の選手選考や起用法に少々疑問はあるものの、時間が少なかったり怪我人が続出したり、と言う限られた条件の中でチームの形を作り、短期間に修正したことは評価して良いと思います。
 ところで浅野ですが、この試合も後半途中からの投入で無得点に終わりました。日本代表は全体に前がかりで、しかも中国が分厚いブロックを作っていたためなかなか前を向いてボールを持つことができなかったのですが、しかし2度ほど仕掛けるシーンを作っていました。しかしDFのタイトなマークを打ち破ることができず、シュートを打つこともできずに終わりました。浅野としては不完全燃焼の試合だったのではないかと思いますが、ただその一方で課題も見えたはず。今後代表に入り続けるためには何が必要か、収穫を得て帰ってくることができるのではないでしょうか。
<15.8.9> 8/3から帯広市などで行われている「第30回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」に参加したサンフレッチェ広島Jrユースは、グループリーグで勝点1に終わりノックアウトラウンド進出を逃しました。また福山ローザスセレソンは1勝2敗で、シーガル広島ジュニアユースは3敗で、中国地区代表は全てグループリーグで敗退しました。広島Jrユースの結果は次の通り。
広島Jrユース 1-3 多摩Jrユース 【広】大堀、【多】宮崎、上野、阿部
広島Jrユース 3-7 C大阪西U-15 【広】桂、大堀、棚田、【C】渡部4、浦久保、田代、田中
広島Jrユース 2-2 鳥栖U-15   【広】久保、棚田、【鳥】鶴、塩川

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