9/13〜9/19のSANFRECCE Diary


<15.9.19> 中国新聞によると今週の練習では柴崎がトップ下に入って絶妙なラストパスを出すなど良い動きを見せていた、とのこと。森保監督は「野津田、森崎浩も好調。考えたい」と明言を避けたそうですが、コンディションが良いのであれば柴崎がファーストチョイス、と言うことになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後7時キックオフ。試合前イベントとしてはU-8による「サンフレッチェカップ」が午後2時から、「朝日新聞サッカー教室」が3時から、「フォリアチャレンジ」が5時18分ごろから行われます。また5時50分ごろからはメインスタンド前で、「ゆるキャラ大運動会」と称してサンチェ、フレッチェのほか、のん太(東広島市)、てつぞー(呉市)らが大縄跳びにチャレンジします。ファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が5時から。おまつり広場では「くれしん 寿人のゴン越えはいつだ?クイズ」を行う「呉信用金庫ブース」や様々な自衛隊絡みのカレーを食べることのできる「フレンドリータウン呉市ブース」のほか、「キャンプ地みやざきPRキャンペーン」「朝日新聞PR」「西条酒まつりPR」「国勢調査PR」「バッティングゲーム」を3時から、「にぎわいステージ」を3時20分から、「フェイスペイント」を4時から、「バルーンアート」を5時から開催します。
 先着プレゼントは宮崎市提供の「クリアファイル」を先着10,000名様、「出前一丁」を2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、野津田選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメは「サンフレッチェ秋まつり」として「松茸入りお好み焼き」などの秋の食材を用いたメニューを販売。選手コラボメニューは、林選手の「仙台風芋煮 タコ飯セット」700円と、清水選手の「明太わかめ茶漬け」600円です。今日は敬老の日に因んで、65歳以上のお客様には前売り券価格で当日券を販売する「シニア割引」を実施しますので、ぜひご家族でご来場下さい。
 テレビはスカパー!のch607とCS250で生放送が予定されています。今日もできればブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<15.9.18> 明日は2nd stage第11節。サンフレッチェはホームにサガン鳥栖を迎えます。
 1st stage当初は上位を争っていたものの、終盤の4連敗が響いて11位に終わった鳥栖。特にリーグで2番目に失点が多かったと言うことで、守備の再建をテーマに2nd stageに臨みました。しかしここまで10試合を戦っての失点は19点とリーグ最多で、順位も13位に沈んでいます。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
17H △2-2 広島  【鳥】豊田2、【広】青山、ドウグラス
1A ○3-2 柏   【鳥】金民友、水沼、豊田、【柏】クリスティアーノ
2H △1-1 川崎F 【鳥】豊田、【川】中村
3A ●0-1 新潟  【新】小泉
6A △1-1 G大阪 【鳥】鎌田、【G】遠藤
4H △1-1 湘南  【鳥】水沼、【湘】山田
5H ●0-3 鹿島  【鹿】柴崎2、赤崎
7A ○3-1 山形  【鳥】鎌田、水沼、白、【山】アルセウ
8H ●1-2 横浜FM 【鳥】谷口、【横】伊藤、ファビオ
9A ●1-7 神戸  【鳥】豊田、【神】渡邉2、レアンドロ2、岩波、石津、森岡
10H △0-0 清水
 神戸戦の大量失点を受けて前節清水戦はこれまで以上に高い守備意識で戦い、シュート17本を浴びながら5ヶ月ぶりの無失点試合で勝点1を確保しました。ただ守りの意識が強過ぎたか攻撃への良い循環はなく、残留争いを展開する清水を相手にチャンスらしいチャンスも作れずに終わっています。明日は守りを固めつつ、あわよくばカウンターかセットプレーで点を取って勝てれば、と言う感じで来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節7試合ぶりに出場した柴崎の先発があるかどうか、がポイント。野津田の守備も含めた貢献度も高かったのですが、40分ほどの出場でシュート2本を放つなど攻撃面で目立っていた柴崎を先発起用する可能性が高いのではないかと思われます。と言うことで、私は次のようにメンバーを予想します。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   ドウグラス   柴崎

       佐藤

SUB:増田、佐々木、宮原、丸谷、清水、野津田、浅野
 前節ステージ首位に立った、とは言え2位鹿島との勝点差は2。また年間順位では浦和と勝点で並んでいるためこの試合に負けるわけにはいきません。明日は9月中唯一のホームゲームと言うことで多くのサポーターが来るはずなので、ぜひ勝利を、そして佐藤寿人選手のJ1通算156ゴールを一緒に祝いたいものです。
<15.9.17> 先週発売の「紫熊倶楽部」10月号を紹介します。今回のタイトルは「日本を獲って世界に行こう」。巻頭で登場しているのは森崎和幸選手で、「広島のプライド」と言うタイトルでチームの現状について語っています。続いて取り上げられている青山選手のタイトルは「試合に出る者の責任」。優勝争いを繰り広げる中で、どのようにチームとして、個人として戦っているか、と言うことについて語っています。二人とも「負けて学ぶことよりも、勝って学ぶことの方が大きい」と語っていることが印象的。ステージ優勝とリーグ優勝を勝ち取ることによって、「唯一、心の中からサッカーが楽しめる大会」(森崎和)だったクラブワールドカップにもう一度出場したい、と言う強い決意を持って戦えることが、サンフレッチェの持つ「勝者のメンタリティ」の源なのではないでしょうか。
 続くコラムは「日本代表と広島」と言うタイトルで、引いた相手を崩すために何が必要か、と言うことを広島と日本代表を比較しながら論じています。「紫熊戦士たちの物語/全力の男たち」で取り上げられているのは、柏戦で「敗因」とされながら新潟戦で決勝ゴールを挙げた塩谷選手と、35歳にして攻撃面でも守備面でも全力プレーで勝利に貢献しているミキッチ選手です。
 「J1リーグデータスタジアム」と「READERS AREA」を挟んで、後半のカラーページでは「魂の勝利」と題して6ページにわたって新潟戦のドキュメントを綴っています。「MATCH REPORT」は鹿島戦、柏戦、新潟戦、名古屋戦、広島経済大戦。「僕の好きな○○を、話しましょう」では、吉野選手が好きな女優について語っています。そして「SIGMA CALENDER」と「SHIGMA SHORT REPORT」の後は、編集長による「アウェイ見聞録/新潟への旅」。このところどんなに遠いアウェイでも車で行き、オートキャンプでアウトドアを楽しみながら遠征している様子を描いています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場やV-POINTのほか、広島県内の大手書店で購入できます。また通販はe-VPOINTでどうぞ。
<15.9.16> 日本サッカー協会は昨日「AFC U-19選手権バーレーン2016予選」に参加するU-18日本代表を発表しましたが、広島からの選出はありませんでした。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】小島(早稲田大)、山口(FCロリアン)、廣末(青森山田高)
【DF】浦田(千葉)、中山(柏)、岩田(大分U-18)、野田(大津高)、
    町田(鹿島ユース)、藤谷(神戸U-18)、舩木(C大阪U-18)、
    冨安(福岡U-18)
【MF】久保田(鹿島)、坂井(大分)、鈴木(筑波大)、森島(四日市中央工高)、
    高木(G大阪ユース)、岩崎(京都橘高)、堂安(G大阪ユース)、
    佐々木(仙台ユース)
【FW】岸本(C大阪U-18)、小川(桐光学園高)、一美(大津高)、
    吉平(大分U-18)
 直前に行われた中国遠征のメンバーから脇野(東福岡高)、岡野(千葉U-18)、三好(川崎F)、長沼(広島ユース)が外れ、久保田が招集されています。このメンバーは来週から静岡県内で合宿して、10/2からラオス、フィリピン、オーストラリアと戦います。
 なお中国で行われた「2015長安フォードカップCFA国際ユース(U-18)フットボールトーナメント青島」の第2戦、第3戦の結果は次の通り。
U-18日本 0-1 U-18中国
 [GK]脇野、[DF]岩田、岡野(→町田86分)、冨安、浦田、[MF]三好(→吉平64分)、
 鈴木、森島(→堂安75分)、高木、[FW]一美(→小川75分)、岩崎

U-18日本 1-1 U-18ウズベキスタン 【日】小川
 [GK]小島、[DF]藤谷、野田、町田(→冨安64分)、舩木、[MF]堂安、坂井、
 佐々木(→一美90分)、長沼(→鈴木64分)、[FW]吉平(→岩崎74分)、小川

<15.9.15> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第14節。サンフレッチェユースは神戸U-18と引き分けて勝点1をゲットし7位に浮上しました。メンバーは、GK:大迫、DF:東野(→前田61分)、イヨハ、川越、MF:竹本、藤原、佐藤、川村、FW:加藤陸、山根、満田(→村山HT→河本69分)。前半17分にパスカットから中央を破られ先制点を奪われました。しかし後半84分に加藤陸のクロスが相手のオウンゴールを誘って同点に追いつき、そのまま勝ち点1ずつを分け合いました。第14節の全結果と順位表は次の通り。
【第14節】
神戸U-18  1-1 広島ユース
履正社高  1-3 東福岡高
C大阪U-18 1-0 大分U-18
京都橘高  0-2 G大阪ユース
京都U-18  3-3 名古屋U18

         勝点 勝 分 負 得失差
1 G大阪ユース  27    8   3   3   +12
2 C大阪U-18   27    9   0   5   +11
3 大分U-18    26    8   2   4   +11
4 東福岡高    26    8   2   4    +1
5 神戸U-18    20    5   5   4    +3
6 京都U-18    18    5   3   6    +4
7 広島ユース   15    4   3   7    -7
8 履正社高    14    4   2   8    -5
9 京都橘高    13    4   1   9   -16
10 名古屋U18    12    3   3   8   -14

<15.9.14> 昨日ベガルタ仙台とのトレーニングマッチを行いましたが、0-0のまま後半3分に豪雨のため中止になりました。ベガルタチャンネルの映像によるとサンフレッチェのメンバーは、増田、茶島、皆川、丸谷、宮原、清水、山岸、ビョン、佐々木、吉野、森崎浩。(後半から?高橋。)仙台はウイルソン、野沢、上本、蜂須賀、武井らが出ていた模様です。
<15.9.13> 昨日アウェイで行われた2nd stage第10節山形戦は、先制点を奪われたものの逆転で勝って、年間首位を守るとともにステージ首位に立ちました。
 先発メンバーは前節と同じ。またベンチに久々に柴崎が入って、以下の布陣で戦いました。
       林卓

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏
(→佐々木87分)
   ドウグラス  野津田(→柴崎52分)

       佐藤(→浅野61分)

SUB:増田、宮原、丸谷、清水
 対する山形は、GK:山岸、DF:西河、渡辺、石川、MF:宇佐美、アルセウ、宮阪、小椋(→高崎74分)、キム・ボムヨン(→林陵86分)、ロメロ・フランク(→中島69分)、FW:ディエゴ、と言うメンバーでした。立ち上がりは山形が前からの厳しいプレスをかけてきて、広島はなかなかボールを前に運べずロングボールも収まりません。5分には宮阪のFKがバーを叩き、地面に跳ね返ってもう一度バーに当たってDFがクリア。6分にはディエゴが遠目から狙いましたが枠を外れて助かります。15分過ぎからは広島も落ち着きを取り戻して前線までボールを運べるようになり、21分にはカウンターからミキッチが強烈なシュートを放ちましたが山岸の好反応に防がれます。続くCKのこぼれを折り返して寿人がバイシクルで狙いましたが枠外。25分にはロングパスにステップを合わせて寿人が狙いましたが、わずかにタイミングがずれてGKにキャッチされます。その後は再びペースが山形に移り、29分にはパスミスを奪われて石川のクロスに宇佐美がフリーで合わせる、と言うシーンを作られます。そして前半34分、パスミスから逆襲を受けてロメロ・フランクのパスをディエゴに決められ、先制点を許してしまいました。しかし広島もその後反撃し、35分のドウグラスのクロスは決めることができなかったものの、38分にドウグラスの縦パスで抜け出したミキッチが切り返して左足のクロス。これがGKの頭を越えてゴールネットに飛び込み、同点でハーフタイムを迎えることになりました。
 後半も立ち上がりは山形のペースで、開始早々にキムのクロスを宇佐美が狙いましたが林卓が倒れ込みながらセーブ。6分の宇佐美の反転シュートは林卓が好反応で防ぎ、13分のロメロ・フランクのシュートはGK正面で助かります。そして後半14分、高い位置で前を向いたドウグラスのシュートはいったんはDFに当たりますが、跳ね返りをもう一度打ってゴール右隅に決めて、広島が逆転に成功しました。
 その後同点を狙って前に出る山形。広島は浅野を走らせてカウンターを狙います。20分にはミキッチのクロスから柴崎が打ちましたがDFがブロック。21分には浅野がシュートしましたがGK正面を突きます。続いて22分にはミキッチのクロスを浅野が戻し、それをドウグラスが狙いましたが枠を捉えることができません。24分には石川のクロスにディエゴが頭で合わせましたが枠外。24分には青山のミドルがポストを叩き、こぼれを塩谷が狙いましたがこれも枠を外します。そして後半31分、クロスに競り合ったミキッチが中島を押し倒したとしてPKが与えられます。ディエゴは慎重に右隅を狙いましたが林卓が読み勝ってセーブ。続くCKを跳ね返すと浅野が70m近くをドリブルで突き進んでそのままゴールを決めて、点差を2点に広げました。
 これで山形はがっくりと来たか、運動量が落ちてなかなかシュートまで持ち込めなくなります。逆に広島は更に追加点を狙い、43分には佐々木のクロスを浅野がワンタッチで狙いましたが山岸がセーブ。続いてCKからの流れから、またカウンターから柴崎が2度狙いましたがいずれも枠を外します。最後は山形にチャンスらしいチャンスを与えないまま、広島が2点差を保ったままで逃げ切りました。
 この試合を全体で見れば、良いサッカーをしていたのは山形の方だったかも知れません。試合を通してアグレッシブなプレスで広島のパスワークを寸断し、マイボールを大切にしつつ前線のディエゴとロメロ・フランクを起点に何度も攻め込みました。また両サイドもボランチも積極的に上がって何度も広島ゴール前に顔を出して、決定的なシュートを放っています。林卓人(とクロスバー)の奮闘がなければ、早い段階で試合の行方も決まっていたかも知れません。また林のPKストップも試合の流れと言う意味では非常に大きかったと思います。少なくともあそこでゴールが決まっていればその直後のCKもなければ浅野のゴールも無かったわけで、まさに紙一重の勝利だったと言えます。粘り強く戦うことによって勝利を呼び込む、と言う今年のサンフレッチェらしい試合だった、と言って良いのではないでしょうか。
 今節は鹿島が敗れたため、サンフレッチェが再びステージ首位に立ちました。また暫定で浦和が立っていた年間首位の座も奪い返すことができました。今後も難しい試合が続きますが、我慢の戦いを続けることができるならきっと勝ち抜いて行けるはず。残り7試合ですが1試合1試合を大事に戦って、シーズン終了まで上位を走り続けて欲しいと思います。

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