9/20〜9/26のSANFRECCE Diary


<15.9.26> 森保監督は清水に関して「非公開練習を3日間やっているんで」出方は分からない、としながらも「相手が前節までのやり方とは違う戦いを仕掛けてくることは過去に何度もあった。優勝を争うと言うことはそう言うこと」と意に介していない様子。J1残留に向けて死に物狂いでやってくる相手に対して「タイトルを取るために前進しようと言う気持ちが上回る試合」をして、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
 今日の試合会場は静岡市のIAIスタジアム日本平で、午後3時キックオフ。テレビは静岡放送のほか、スカパー!ch581とCS801で生中継が予定されています。今日はブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報をどうぞ。
<15.9.25> 明日はJ1リーグ戦2nd stage第12節。サンフレッチェはアウェイで清水エスパルスと戦います。
 1st stage第3節から5連敗して16位に沈んだ清水は、その後も低空飛行が続いて1st stageは最下位でフィニッシュ。2nd stageも調子が上がらず、第5節終了後には監督交代を決断したものの効果は薄く、その後も天皇杯を含めて勝利がないままに来ています。2nd stage開幕以降の公式戦の戦績は次の通り。
1H ●0-5 神戸  【神】森岡、高橋峻、レアンドロ、マルキーニョス、高橋祥
2A △0-0 鹿島
3H △2-2 名古屋 【清】ウタカ2、【名】川又、ノヴァコヴィッチ
4A ●2-3 川崎F 【清】ウタカ2、【川】大久保2、武岡
5A ○2-1 横浜FM 【清】大前2、【横】齋藤
6H ●1-2 湘南  【清】大前、【湘】OG、島村
7H △1-1 新潟  【清】大前、【新】指宿
8A ●0-1 G大阪 【G】パトリック
9H △1-1 FC東京 【清】鄭大世、【東】太田
天2 ●2-4 藤枝  【清】河井、石毛、【藤】大石2、枝本2
10A △0-0 鳥栖
11H ●1-4 浦和  【清】鄭大世、【浦】森脇、興梠、武藤、柏木
 前節は浦和に先制されながら追いつく粘りを見せたものの、後半は地力の差を見せつけられて失点を重ね4失点で敗れています。6試合を残して15位甲府とは勝点差8となった清水は、J1残留のためには相手がどこであろうと勝点3が欲しいところ。明日は前線の個の力を活かして得点を取って、後はとにかく守って逃げ切ろう、と言う展開を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、水曜日にJ3の試合に出た野津田と浅野は45分間のプレーだったので明日の出場は問題なさそう。明日は鳥栖戦と同じメンバーで戦う可能性が高そうです。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   ドウグラス   柴崎

       佐藤

SUB:増田、佐々木、丸谷、清水、野津田、森崎浩、浅野
 今節は鹿島と浦和が直接対決で潰しあうため是非とも勝ち点3を積み上げておきたいところ。2010年まで15年間勝てなかった日本平ですが、昨年は寿人が11年連続2桁ゴールを決めて勝つなど相性の悪さは払拭しているはず。願わくば明日も寿人のメモリアルゴールで勝利して、ステージ優勝と年間首位に向けて前進して欲しいと思います。
<15.9.24> 昨日、JリーグU-22選抜は町田とJ3第30節を戦い、0-1で敗れました。U-22選抜のメンバーは、GK:櫛引、DF:川口(→岩波HT)、上田、奈良、山中、MF:、野津田(→喜田HT)、大島(→宮原HT)、井手口、豊川、中島、FW:浅野(→鈴木優HT)。ゲキサカの記事によると序盤は町田のペースで、何度も決定機を作られたそうです。逆に攻撃面ではなかなか前線までボールを運べなかったそうで、野津田が29分にはミドルレンジから、36分には右からのクロスに合わせてシュートしましたが、どちらもゴールを脅かすには至らなかったとのこと。そして4人を入れ替え3-4-2-1に変更した後半もなかなかシュートまで持ち込めず、逆に後半27分にはCKを戸島にヘッドで決められて町田に先制点を許します。その後は反撃を試みるものの不用意なミスが目立って効果的な攻撃ができず、終盤のパワープレーも実らず無得点のまま敗れました。
<15.9.23> 先週末に高円宮杯プレミアリーグウェストの第15節を戦ったサンフレッチェユースはC大阪U-18に6-0で勝ち、プレミアリーグ残留に向けて大きく前進しました。この日のメンバーは、GK:大迫、DF:東野(→前田72分)、川越(→中川90分)、加藤威、MF:竹本、藤原、佐藤、川村(→イヨハ90+2分)、FW:加藤陸、山根(→河本82分)、満田(→長沼61分)。前半はC大阪のシュート8本に対して広島は3本で攻め込まれることが多かったようですが、前半39分に山根のパスを受けた加藤陸が左足で蹴り込んで先制点を奪いました。そして後半は一転して優位に試合を進め、17分に佐藤のパスを長沼が決めて追加点を奪うと、25分にはPKを加藤陸が決めて3点目。そして後半40分以降の河本、加藤陸、河本が決めて突き放しました。第15節の全結果と順位表は次の通り。
【第15節】
名古屋U18   1-4 神戸U-18
広島ユース  6-0 C大阪U-18
東福岡高   4-0 京都橘高
G大阪ユース 2-0 大分U-18
京都U=18   2-3 履正社高

         勝点 勝 分 負 得失差
1 G大阪ユース  30    9   3   3   +14
2 東福岡高    29    9   2   4    +5
3 C大阪U-18   27    9   0   6    +5
4 大分U-18    26    8   2   5    +9
5 神戸U-18    23    6   5   4    +6
6 京都U-18    18    5   3   7    +3
7 広島ユース   18    5   3   7    -1
8 履正社高    17    5   2   8    -4
9 京都橘高    13    4   1  10   -20
10 名古屋U18    12    3   3   9   -17
 サンフレッチェユースの次節の相手はG大阪ユース。この試合に勝って京都橘高と名古屋U18が引き分け以下に終われば、プレミアリーグ残留が決まります。
<15.9.22> Jリーグは昨日、明日行われるJ2リーグ第30節町田戦を戦うJリーグU-22選抜のメンバーを発表し、広島からは浅野、野津田、宮原の3人が選ばれました。今回選出されたのは次の16人。
【GK】櫛引(清水)、牲川(磐田)
【DF】山中(柏)、奈良(FC東京)、川口、(新潟)、岩波(神戸)、
    植田(鹿島)、宮原(広島)
【MF】大島(川崎F)、野津田(広島)、喜田(横浜FM)、
    中島(FC東京)、鎌田(鳥栖)、井手口(G大阪)
【FW】浅野(広島)、鈴木優(鹿島)
 先月行われたトレーニングキャンプのメンバーが中心ですが、牲川以外は全員がJ1クラブの所属。J1クラブ所属選手の中では伊東(鹿島)、吉野(広島)、前田(松本)、小泉(新潟)、小屋松(名古屋)が選外となり、山中、井手口、鈴木優が選ばれています。町田はJ3で現在2位に付けていて昇格のためには絶対に勝たなければならない試合。その真剣勝負を通じて、五輪予選に向けてのチーム力をアップさせて欲しいと思います。
<15.9.21> 昨日吉田サッカー公園で鳥栖との練習試合を行い、2-0で勝ちました。得点は前半16分に皆川、21分に山岸でした。
<15.9.20> 昨日ホームで行われた2nd stage第11節鳥栖戦は、引いた守りを崩せずスコアレスドローに終わり、ステージ順位は辛うじて首位を保ったものの年間順位は2位に後退しました。
 柴崎が浦和戦以来2ヶ月ぶりに先発。また森崎浩が横浜FM戦以来7試合ぶりにメンバー入りして、次の布陣で戦いました。
       卓人

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   ドウグラス   柴崎(→森崎浩78分)

       佐藤(→浅野71分)

SUB:増田、佐々木、丸谷、清水、野津田
 対する鳥栖は豊田と水沼が欠場して、GK:林彰洋、DF:キム・ミンヒョク、菊地、谷口、MF:藤田、高橋、吉田、崔(→福田90+4分)、FW:早坂(→岡田86分)、池田(→鎌田79分)、金民友、と言うメンバーでした。立ち上がりは鳥栖が激しいプレスをかけてきて、3分には早坂のミドルを林卓人が横っ飛びでセーブ。9分には金民友が遠目から狙ってきましたが枠を外れます。そして鳥栖の攻勢は10分ほどしか続かず、その後は広島がパスを回しながら鳥栖の隙を探す展開となります。10分にはドウグラスのスルーパスで抜け出したミキッチのクロスを寿人が繋いで青山がミドルを打ちましたがGKがキャッチ。16分にはカウンターから塩谷が攻め上がり波状攻撃を仕掛けましたが攻め切れず、18分にはドウグラスのクロスに柴崎が頭で合わせましたが、叩きつけ過ぎてGKに抑えられます。また27分には塩谷がドウグラスと寿人を使ってペナルティエリアまで攻め上がりましたが、残念ながら寿人がオフサイドを取られます。続いて31分にはCKのこぼれを水本が、39分には柏が狙いましたがボールは遠く枠を外れていきます。広島は鳥栖の守備を何とか崩そうと頑張ったもののなかなかゴールを脅かすことはできず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がりは鳥栖が激しくチャージしてきます。しかしそれは5分ほどしか続かず、その後は前半同様に引いて守る鳥栖をどうやって崩すか、と言う展開となります。3分にはドウグラスがシュートしましたがDFがブロック。9分の青山のシュートもブロックされ、こぼれを塩谷が打ちましたが枠を捉えることができません。11分には青山のワンタッチパスを寿人がDFラインの裏で受けましたが、シュートを狙う余裕はなく高く上げたボールはGKにキャッチされます。後半18分に吉田の突破でヒヤリとさせられましたが、その後は鳥栖にほとんどチャンスらしいチャンスを作らせません。寿人を諦め浅野を投入する森保監督。その浅野は31分にドウグラスのパスから反転しましたがクリアされ、39分にはドリブルからシュートしましたが守備ブロックは突き崩せず。45分にはミキッチのロングパスが浅野に通りましたがトラップが乱れ、こぼれに走り込んだドウグラスが打ちましたがこれも大きく上に外れます。結局広島の必死の攻撃は実らず両者無得点のままに試合終了。鳥栖相手のホーム連勝は7でストップしました。
 リーグで最も失点が多く、2試合前に7失点を喫するなど守備再建中の鳥栖。リーグ最多得点の広島相手で、しかも攻撃の中心である豊田と水沼を欠いていると言うこともあって、完全に引き分け狙いで来ていました。これに対してサンフはトップ下に柴崎を起用して点を取りに行きましたが、それがかえって裏目に出た、と言えるかも。柴崎が休んでいる間にコンビネーションが錆びついてしまったか、前線のパスの意図が合わないシーンが多かったように思います。またこれまで1.5列目として絶大な力を発揮していたドウグラスも昨日はボールを失うシーンが目に付きました。更に引いた相手を崩すときに有効なミドルシュートも悉く枠を外れ、正直言って点が取れる気がしませんでした。今季の広島は速攻が有効でボール支配率が低い方がむしろ点が取れる、と言うことが続いていましたが、まさにそのデータ通りの試合結果だった、と言えるかも。引いて守る相手から得点を取るのは難しい、と言うのはサッカーの常識ではありますが、そう言う意味では仕方のない試合結果だった、と言わざるをえないと言えるでしょう。
 今節は浦和が勝ったため年間順位は2位に後退。また鹿島が2nd stageの勝点で並び、得失点差で辛うじて首位に立っていると言う状況になっています。リーグ戦は残り6試合。1つも落とせない戦いが続く、と言う感じになってきましたが、ただライバルが全ての試合に勝つ、というものでも無いわけで、結局は自分たち次第だ、と言えます。3年前は仙台と、2年前は横浜FMとのデッドヒートを制して勝った、と言う経験は、こう言うときにこそものを言うはずです。これまで通り目の前の試合に集中して、着実に勝点を積み上げていって欲しいもの。そうすればきっと三度目の優勝の美酒を味わうことができるのではないでしょうか。

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