9/27〜10/3のSANFRECCE Diary


<15.10.3> 中国新聞によると、左サイドは清水が先発する可能性が高そう。また森崎浩は清水戦の練習前に内転筋を痛めていたそうで、戦線を離脱中だそうです。お互いに守備の堅いチーム同士の戦いと言うことで、1点を争うクロスゲームになるのは間違いないところ。今日はベンチに控えるメンバーを含めた総力戦で、勝ち点3を目指すことになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては午後2時からU-7とU-9による「サンフレッチェカップ」、4時から「明治安田生命サッカー教室」、5時18分頃から「フォリアチャレンジカップ」が行われます。ファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が5時から。メインスタンド前のおまつり広場では、3時から様々なブースが並びます。まず「スカパー!Jリーグからのおもてなしブース」ではスカパー!ご契約者の方先着500名様にオリジナルスマホ対応手袋をプレゼント。「フレンドリータウン浜田市」ブースでは、のどぐろ一夜干し700円やおつまみセット400円などを販売します。また「3Dプリンタイベント」ではサンチェ、フレッチェなどのフィギュア販売を行います。更に「JICA PR」ブースで、中島浩司氏の写真展やクイズ&ガラポンくじなどが行われます。更に「にぎわいステージ」ではSPL∞ASHステージや中島浩司氏のトークショーなどが行われます。
 先着プレゼントは「マツダロードスターオリジナルタオルマフラー」を7,000名様にプレゼント。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは塩谷選手のプレミアムカードです。また今月の選手コラボメニューは、林選手の「仙台風芋煮 タコ飯セット」700円と、清水選手の「明太わかめ茶漬け」600円。今日の利き酒セットは東広島市の「桜吹雪 辛口純米」と呉市の「千福 純米酒」及び東京の「澤乃井 純米銀印」を900円で提供します。今日は多くの方の来場が予想されますので、なるべく公共の交通機関でご来場下さい。
 テレビはNHK-BS1とスカパー!ch607及びCS250で生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<15.10.2> 明日はJ1リーグ戦2nd stage第13節。サンフレッチェはホームにFC東京を迎えます。
 1st stageは2位でフィニッシュしたFC東京でしたが、武藤嘉紀が移籍した影響もあって2nd stage序盤は4試合で1勝1分け2敗と出遅れました。しかし徐々に新戦力がフィットするとともに前田がゴールを量産して勝点を積み重ね、年間順位3位をキープするとともにステージ順位も5位に上げてきています。2nd stageの戦績は次の通り。
1A ●0-2 川崎F 【川】エウシーニョ、レナト
2H ○3-1 新潟  【東】東、高橋、森重、【山】レオ・シルバ
3H △0-0 山形
4A ●1-2 鹿島  【東】バーンズ、【鹿】柴崎、昌子
5H ○3-1 仙台  【東】森重、前田2、【仙】金久保
6A ○1-0 甲府  【東】高橋
7H ○2-1 G大阪 【東】米本、バーンズ、【G】パトリック
8A △0-0 名古屋
9A △1-1 清水  【東】太田、【清】鄭大世
10H ○3-0 神戸  【東】前田3
11A ●0-1 横浜FM 【横】富樫
12H ○1-0 松本  【東】前田
 前節は残留に向けて燃える松本のアグレッシブなサッカーに押し込まれるシーンもありましたが、堅い守備で耐えるとセットプレーからの前田の一発で勝ちを収めています。2nd stageの広島との勝点差は7、年間の勝点差は6となっているので広島戦で勝つか負けるかは天地の差。明日はリーグ最少失点の堅い守備をベースに、何とか勝ち点3を取ろうと戦いを挑んで来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、柏が怪我で全治4週間と言うことで左サイドに誰を使うか、がポイント。山岸の可能性もありますが、今季の実績を考えれば清水が起用される可能性が高そうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

   ドウグラス   柴崎

       佐藤

SUB:増田、佐々木、山岸、丸谷、森崎浩、野津田、浅野
 今季はアウェイでは1度しか負けていないサンフレッチェですが、ホームでは4敗。守りを固められてなかなか点が取れず、一発にやられて敗れるパターンが多くなっています。明日も全体的に攻め込む時間帯が多くなると思われますが、そこで焦らず落ち着いて戦えるかどうか、が重要だと思います。明日は勝点3が欲しいのは確かですが、引き分けでもOKなのは東京よりは広島。チーム全体で粘り強く戦って、ステージ優勝と年間首位に向けて前進して欲しいと思います。
<15.10.2> 日本サッカー協会は昨日シリア戦・イラン戦に向けての日本代表を発表し、サンフレッチェから塩谷が選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】東口(G大阪)、西川(浦和)、六反(仙台)
【DF】丹羽、米倉(G大阪)、長友(インテル)、槙野(浦和)、
    森重(FC東京)、吉田(サウサンプトン)、塩谷(広島)、
    酒井高(ハンブルガー)
【MF】長谷部(フランクフルト)、柏木(浦和)、香川(ドルトムント)、
    清武(ハノーファー96)、山口(C大阪)、柴崎(鹿島)
【FW】岡崎(レスター)、本田(ACミラン)、原口(ヘルタ・ベルリン)、
    宇佐美(G大阪)、武藤嘉(マインツ05)、南野(ザルツブルグ)
 カンボジア戦、アフガニスタン戦のメンバーから丸山(FC東京)、酒井宏(ハノーファー96)、遠藤(湘南)、興梠(浦和)、永井(名古屋)が外れ、槙野、塩谷、柏木、清武、南野が復帰しています。このメンバーは今週末のJ1リーグ戦終了後に集合して中東に移動し、シリアとのW杯予選とイランとの親善試合を戦います。
 ところでハリルホジッチ監督は塩谷について「彼も時間をかけて追跡している選手です。彼は怪我を抱えていたんですけども、そのために中国に呼ぶことができなかったですし、ただ今回は自分のクオリティを見せる良いチャンスだと思います。彼がこの場所にいるっていうことを証明してほしい」とコメント。CBとしてではなく右SBとして起用する方針で、酒井高と「競争して欲しい」と語っています。塩谷にはぜひ思い切ってプレーしてきて欲しい、と思います。
<15.10.1> プレスリリースによると、10/17にホームで行われる川崎F戦で行われる「JAL航空教室・折り紙ヒコーキ教室」の参加者を募集しています。対象はサンフレッチェ広島を熱く応援する小学生。サンフレッチェのスポンサーであるJALの、整備士の方々が飛行機の飛ぶ仕組みなどを説明する「JAL航空教室」と、JALスタッフが良く飛ぶ折り紙ヒコーキの作り方を指導する「JAL折り紙ヒコーキ教室」を30名様限定で行います。参加したい方は「お名前(フリガナ)、保護者氏名(フリガナ)、〒番号、住所、年齢、性別、自宅電話番号、e-mailアドレス」を書いて、官製ハガキで「〒730-0032 広島市中区立町2-27 NBF広島立町ビル10F 日本航空(株)広島支店 JAL折り紙ヒコーキ教室係」に送るか、あるいはメールかファックス(082-244-5448)をお送り下さい。〆切は10/9(金)です。
<15.9.30> プレスリリースによると、柏選手が昨日のトレーニング中に負傷し、左膝内側側副靭帯損傷で全治4週間と診断されました。これにより、少なくとも第15節甲府戦までは欠場することになりそうです。ここまで柏はリーグ戦の全28試合に先発して4得点を挙げるなどチームが上位争いする原動力となっていたので、この欠場はチームにとって痛いのは確かなのですが、ただ清水がこれまで11試合の出場ながら常に良いプレーを見せています。また山岸も復帰しているため、チーム構成的に問題はなさそう。次節FC東京、次々節川崎Fと続く強敵を、チーム一丸となって倒して欲しいと思います。
<15.9.29> 今年のJユースカップは53チームが参加して10月11日に開幕しますが、その組み合わせが発表されています。サンフレッチェユースは2回戦からの登場で組み合わせは次の通り。
広島ユース─────┐
          ├──┐
福岡U-18 ──┐  │  │
       ├──┘  │
長崎U-18 ──┘     │
             ├──
名古屋U18 ─────┐  │
          ├──┘
秋田U-18 ──┐  │
       ├──┘
山口U-18 ──┘
 2回戦は10/17(土)の午後2時から吉田サッカー公園で福岡と長崎の勝者と対戦。また3回戦は10/24(土)の1時半から時の栖で行われます。そしてこのトーナメントを勝ち抜くと、11/1にカシマサッカースタジアムと味の素スタジアム西で開催される準々決勝に進出します。
<15.9.28> 少し前のニュースなのですが、森山佳郎監督が率いるU-15日本代表はAFC U-16選手権インド2016の予選を戦い、モンゴルに17-0、香港に7-0で勝って本大会出場を決めました。まずモンゴル戦のメンバーは、GK:谷、DF:小林、岩井、瀬古、菅原、MF:平川、福岡、棚橋(→中村HT)、久保(→東61分)、鈴木(→桂HT)、FW:宮代。得点は瀬古、久保5、宮代3、棚橋、平川3、鈴木、中村2、菅原でした。続く香港戦のメンバーは、GK:谷、DF:小林、菊地、瀬古、菅原、MF:平川、福岡、中村(→棚橋58分)、久保(→三國76分)、鈴木、FW:宮代(→山田73分)。得点は中村、菅原、棚橋2、瀬古、山田、平川でした。
<15.9.27> 昨日アウェイで行われた2nd stage第12節清水戦は、浅野の2ゴールで突き放して5-1で快勝し、ステージ首位をキープしました。
 サンフレッチェのメンバーは、控えも含めて鳥栖戦と同じで以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏
(→清水73分)
   ドウグラス   柴崎(→野津田86分)

       佐藤(→浅野59分)

SUB:増田、佐々木、丸谷、森崎浩
 対する清水は、GK:杉山、DF:鎌田、角田、平岡(→犬飼83分)、六平、MF:本田、枝村(→村田62分)、大前、デューク(→河井32分)、FW:ウタカ、鄭大世、と言うメンバーでした。序盤から前から積極的に来る清水。4分には大前のクロスからウタカに決定的なシーンを作られ、枝村にミドルを打たれるなど攻め込まれます。しかし先制点は広島。前半19分、カウンターからミキッチが飛び出すとDFラインの裏を斜めに横切るパス。これを受けたドウグラスがGKもかわして流し込み、早い時間帯にリードを奪いました。
 そのすぐ後に鄭大世に決定的なシュートを打たれ林が危うくクリアする、と言うシーンがありましたが、しかし2点目はまたも広島。前半24分、右からのCKに水本がニアで合わせて、リードを2点に広げました。その後も清水がボールを保持して攻める場面が多かったものの前線へボールを入れさせず、広島が堅い守備で隙を与えず2点リードで前半を折り返しました。
 後半も立ち上がりは清水に押し込まれます。しかし広島も機を見て攻め上がり、10分には青山のスルーパスで抜け出したドウグラスがGKの位置を良く見てシュートしましたが惜しくも枠外。逆に12分には六平がワンツーを使って左サイドを破ってシュートしましたが枠外に外れます。続いて13分には鄭大世にCKのボールを打たれ、15分にはFKで狙われます。そして後半19分、左からのFKから鄭大世にヘッドで決められて、1点差に迫られてしまいました。
 その後も清水にボールを握られる時間が長く、24分には村田のクロスからウタカのヘッド。27分には左からのクロス、そして続いてCKなどで攻め込まれます。しかし後半30分、林からのフィードを受けた浅野がそのまま裏に抜け、そのままGKもかわしDFの股を抜いてシュートを突き刺し、貴重な追加点を奪いました。
 この2分後に鄭大世が強烈なシュートを放ち林が止める、と言うシーンがあったもののその後は広島のペース。33分には清水がドリブルから内側に切れ込んでシュートしましたが惜しくも枠を外れます。そして後半35分、青山からのパスを受けたドウグラスがスルーパス。これをDFの間で受けた浅野がそのまま落ち出してループ気味に決めて、点差を2点に広げました。
 その後37分にはゴールライン際で千葉がクリアする、と言う危ういシーンを作られたもの、逆に37分にはドウグラスがフリーでシュートしたものの惜しくも外れ、38分には柴崎がミドルを打ち46分には野津田が狙うなど広島が攻め続けます。そして試合終了直前に左サイドを突破した柏がゴールライン際からクロス。これをDFがクリアしようとしたものの及ばずそのままゴールラインを割って、点差は4点に広がりました。そして程なくして試合終了のホイッスル。終わってみれば順位表通りの結果で、広島は年間2位をキープし清水は年間最下位に転落しました。
 この試合の全体的な流れを見れば、5-1と言う結果が正当だったかと言うとそうでもなかったと思います。終始ゲームを支配したのは清水の方で、実際に前半の最初に決定機を作ったのも清水でした。しかし広島はそんな中でしっかりと守備を固めて我慢して、カウンターとセットプレーから点を奪って有利な展開に持ち込みました。ここまでサンフレッチェはリーグで2番目に少ない失点で来てますが、やはり厳しい時間帯でも我慢して無失点で抑えつつ味方の反撃を待つ、と言う戦い方が身に染みているからこそできることだと思います。やはり優勝を争うためには堅い守備が基盤になる、と言うことをサンフレッチェが結果で示している、と言うことのなのではないでしょうか。
 ただサッカーは得点を取り合うスポーツ。いくら守っても点が取れなければ勝てないわけです。そう言う意味では清水は「得点を取り切る力」においてほんの少し足りなかった、と言うことなのかも。鄭大世とウタカのツートップの下に大前がいる、と言う攻撃陣はどのチームよりも強力だと思いますが、それだけでは点は(1点しか)取れないのがサッカーの面白いところだと思います。逆に広島は浅野の2得点でゲームを決めましたが、しかしこれは彼自身の個人能力の高さだけでなく、広島がチームとして浅野に点を取らせる形を持っているからだと思います。結局のところ森保監督が作ってきたチームの「チーム力」が清水を上回っていた、と言うことで、それが順位通りの結果となったと言うことなのではないでしょうか。
 今節は浦和が鹿島に勝ったため年間順位は変わらず2位。一方のステージ順位も1位のままですが、2位との勝点差が3に広がっています。ただ次節からは年間順位3位のFC東京、5位の川崎Fと上位との連戦が続くだけに、言わばここからが本番。これまでどおり1戦必勝で、優勝に向けて進んで欲しいと思います。

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