1/31〜2/6のSANFRECCE Diary


<16.2.6> プレスリリースによると、2月、3月開催のJ1リーグ戦とACLのホームゲームチケットの一般販売が今日から始まります。試合は2/27(土)の川崎F戦、3/12(土)の湘南戦と、2/23(火)のプレーオフ3勝者(アデレード・ユナイテッドor山東魯能)戦、3/16(水)のブリーラム・ユナイテッド戦。席種はSS指定席(一般5,300円)、SA指定席(一般3,700円)、バックスタンド自由シート(大人2,600円、小中高生1,000円)、サポーターズシート(大人2,100円、小中高生500円)などとなっています。販売はV-POINTとサンフレッチェ広島事務所、セブンイレブン等のコンビニ各店、チケットぴあ取り扱い各店、中国新聞販売所と、Jリーグチケット等のオンライン販売となっています。また団体観戦プランや車いす席などもありますので、詳細はサンフレッチェ広島地域事業部(082-233-3233)までお問い合わせ下さい。
<16.2.5> 鹿児島キャンプ11日目の昨日は、疲労を考慮して午前のみの練習となりました。ただ、午前のみと言っても通常よりも長い約2時間の練習だったそうで、しかもハーフコートでの1対1から2対2、そしてハーフコートの6対6と厳しい対人トレーニングが続いたとのこと。しかも予期できないタイミングで「ワンタッチ」「リターンなし」「ゴール前だけフリー」と次々とルールが変更されるなど身体も頭もフル回転させなければならないトレーニングだったため、終わった後の選手たちは精根尽き果てたような表情だったそうです。森保監督によると「ギリギリのところでトレーニングするからこそタフになれる。コンディションが上がって行く」と言うことで、怪我をする直前まで追い込むようなつもりで負荷をかけているとのこと。そんな中で丸谷や茶島、宮原らの若手の躍動が目立っているそうですが、その一方でベテランも「率先して歯を食いしばってやっている」とのこと。2週間後のゼロックススーパーカップ、そしてその3日後のACL初戦のピッチに誰が立つか、ギリギリまで分からないと言う状況が続きそうです。
<16.2.4> 鹿児島キャンプも10日目に入りましたが、昨日は野津田と森崎浩、宮吉の3人は足の違和感や痛みを感じて宿舎で静養したそうです。それに対して2日の練習で太ももの根元に張りを訴えて午後の練習をキャンセルした林は、昨日の午後から復帰しました。ここまで負荷をかけてトレーニングしてきた影響が考えられますが、中国新聞によると松本コーチは「故障明けで大事を取った選手もいるが、全体的には順調」と語っていたとのこと。実際昨日の午前中は走力強化を主眼に徹底的に走り込みを行い、午後も「攻撃3人対守備2人」の練習や2/3コートでの紅白戦などみっちりと鍛えていたそうです。
 なおチームスケジュールによると、宮崎キャンプ中の練習試合の予定は次の通り。
2/12(金)11:00 横浜FM(シーガイア・スクエア1)
     13:00 町田(シーガイア・スクエア1)
2/15(月)11:00 熊本(シーガイア・スクエア1)
2/17(水)16:00 C大阪(シーガイア・スクエア1)

<16.2.3> 4/5(火)に予定されているACLグループリーグ第4節ブリーラム・ユナイテッド戦の応援ツアーの募集が始まっています。日程は4/4(月)の9時20分に広島空港を出発し、上海経由でバンコクに到着。専用バスでナコンラチャシーマーに移動して宿泊します。そして翌日は午前中にナコンラチャシーマーの遺跡を観光したあとブリーラム・スタジアムへ移動し、試合後にバスでバンコク空港に移動して再び上海経由で4/6(水)の夜に広島空港に戻ってくる、と言う日程です。料金は広島空港発着で大人89,000円、現地発着で54,000円。一人部屋をご希望の方は12,000円追加、子供料金は3,000円引きで、サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員は1,000円引きとなります。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国旅行(ちゅーピープラザ082-543-2022/福山営業所084-923-2228)まで。またホームページからもお申し込みできます。申し込み〆切は3/4(金)までですが、募集人数は20名限定ですので行く予定の方はお早めにどうぞ。
 なお東京から行く場合はバンコクまでの直行便で5万円台、乗り継ぎ便で4万円前後が相場。またバンコクからブリーラムまではクルマで5〜6時間かかるらしく、タクシーなどをチャーターすると1万円ほどかかるようです。従って相当旅慣れた人以外は、このツアーに申し込んだ方が良さそうです。
<16.2.2> サンフレッチェは昨日、今季のACL用のユニフォームを発表しました。胸スポンサーはこれまで3回戦ったACLと同じマツダ株式会社。リーグ戦と同じ紫紺に縦のピンストライプが入り、襟・袖、サイドにアクセントカラーとして蛍光イエローをあしらったデザインで、胸のエンブレムの上には3度のリーグ制覇を象徴する3つの金色の☆が入っています。また右袖にはACLのロゴワッペンが入るなど、大会規定に基づいたデザインとなっています。
 このユニフォームの一般販売は1stレプリカユニフォームのみで、価格は税込みで15,120円。また枚数は限定700着となっています。最初にACLに出場した2010年の250着よりは多いのですが、2013年の1,000着、2014年の1,500着よりもかなり少なくなっていて、クラブでの追加・一般販売の予定もありません。予約受付はe-VPOINTで2/7(日)10:00〜2/9(火)23:59限定となっていますが、かなり早い段階での売り切れが予想されますので、欲しい人は予約開始と同時に申し込みした方が良さそうです。
<16.2.1> 昨日今シーズン初めての練習試合を宮崎産業経営大と45分×2+30分で行い、9-0で勝ちました。モバイルサイトによると1本目のメンバーは、GK:林、DF:塩谷、吉野、佐々木、MF:ミキッチ、青山、丸谷、柏、茶島、FW:宮吉、佐藤。得点は1分に柏がドリブルで切れ込んでシュートを決め、14分に青山のスルーパスで飛び出した茶島が引きつけて横パスを宮吉がゲット。16分には寿人とのパス交換から塩谷がフリーになり、DFを引きつけて宮吉が決めました。4点目は34分で、佐々木のクロスを茶島がボレーでゴール。そして40分には柏の横パスを寿人が押し込みました。
 2本目のメンバーは、GK:増田、DF:高橋、千葉、水本、MF:清水、森崎和、宮原、キム、柴崎、FW:ウタカ、皆川。得点は28分で、宮原のクロスを皆川が落とし、柴崎の横パスをウタカが決めました。
 3本目はGK:廣永、DF:宮原、吉野、大谷、MF:宮原、森島、茶島、キム、野津田、FW:宮吉、皆川、と言うメンバー。1点目は14分で、宮原のクサビから皆川、宮吉と繋ぎ、横パスを野津田がゲットしました。続いて16分には宮原のパスから野津田が繋いで皆川がゴール。そして19分に野津田のスルーパスで抜け出した皆川が決めました。
 試合後に森保監督は「悪くはなかった」と評価。連日の2部練習で疲れがたまっている中で「我々のコンセプトを意思統一しながらやろうとしてくれた」のだそうです。今週の第2クールでは、フィジカルに加えて戦術面でのトレーニングも行ってチーム力を上げていくことになるとのことです。
<16.1.31> 昨日行われたAFC U-23選手権の決勝で、U-23日本代表は逆転で韓国を下してこの年代としては初めてアジアチャンピオンになりました。
 この日は準決勝から4人入れ替えて、GK:櫛引、DF:室屋、岩波、植田、山中、MF:矢島(→豊川75分)、大島(→浅野60分)、遠藤、中島、FW:久保、オナイウ(→原川HT)、と言うメンバーでした。一昨年9月のアジア大会で敗れたリベンジに燃える日本でしたが、しかし序盤から韓国のパス回しに翻弄されてなかなかペースをつかめません。そして6分のチン・ソンウのシュートのこぼれをユ・ソンウに叩き込まれたシーンはオフサイドに救われたものの、前半20分、右からのクロスの落としをクォン・チャンフンがフリーでシュート。これが岩波に当たってコースが変わったためGKも反応できず、先制点を奪われてしまいました。
 この後もペースは韓国。日本は久保を起点に攻撃の糸口を探すものの、シュートも打てない時間帯が続きます。逆に35分にはチン・ソンウに危ないシュートを打たれたものの上に外れて助かります。結局前半は韓国の1点リードで前半を終えました。
 後半に入ると手倉森監督はオナイクに代えて原川を投入しスリーボランチにして中盤を落ち着けようとします。しかし後半2分、右サイドからのイ・チャンミンのクロスを受けたチン・ソンウがゴール前落ち着いて狙ってシュート。これがGKの横を抜けて、点差が2点に広がってしまいました。
 その後も韓国の攻撃のペースは落ちず、5分にはシュート性のクロスにクォン・チャンフンが飛び込んだもののわずかに及ばず、13分にはユ・ソンウのシュートが日本ゴールを襲いましたがGK正面。17分にもユ・ソンウのシュートがポストをかすめて枠外に外れ、19分にはシム・サンミンのクロスのこぼれをムン・チャジンに狙われましたが上に外れて助かります。なかなか反撃の糸口が掴めなかった日本でしたが、しかし途中交代で入った浅野が「仕事」をします。後半22分に矢島のスルーパスで抜け出した浅野が右足でダイレクトシュートを放つと、これがGKの脇の下を抜いてゴールネットを揺らして1点差。続いてその1分後には山中の左からのクロスに矢島が頭で合わせて、あっという間に日本が同点に追いつきました。
 その後は勝ち越しを狙って激しく攻め合う両チーム。韓国は25分にチン・ソンウが強烈なシュートを放ちましたが櫛引が好反応で弾きます。そして後半36分、中島のワンタッチパスに走り込んだ浅野がDFをかわして前を向くとGKとの1対1を制して左足でゴールを決めて遂に勝ち越し。最後の韓国のパワープレーも跳ね返して、日本が見事な逆転勝利を収めました。
 グループリーグから5連勝。しかも失点はセットプレーからのみとここまで順調に勝ち上がってきていたU-23日本代表でしたが、しかし永遠のライバル・韓国はやはり一番手強い相手でした。足下のテクニックやパスの正確性等の個人戦術も連動性などのチーム戦術もこれまでの相手に比べて一枚上手で、途中までは打開策も見つからない、と言う感じでした。しかしそのような流れを変えたのが浅野でした。最初にペナルティエリア内でパスを受けたシーンこそ良いシュートが打てずに止められましたが、その後の矢島のスルーパスで抜け出して速いタイミングで打って決めたゴールは、チームに大きな勇気を与えました。そして後半36分の決勝ゴールのシーン。これは浅野のタイミングに合わせてパスを出した中島も素晴らしかったのですが、受け手の浅野がDFにいったん身体をぶつけてスペースを作り、爆発的なスピードで置き去りにしてGKの動きの逆を突いて決める、と言う浅野らしい見事なゴールでした。この大会、ここまでチャンスは作ってもシュートがポストに弾かれたりして点を取れなかった浅野でしたが、それで溜まっていた鬱憤を一気に晴らすような2ゴールは、まさに日本を優勝に導く働きでした。U-23代表でもサンフレッチェと同様に「スーパーサブ」としての起用が多かった浅野でしたが、最後の最後で期待に応えることができたと言えます。まさに「持っている男」の面目躍如たる働きだったと言えるのでは無いでしょうか。
 この結果日本はリオデジャネイロ五輪に「アジアチャンピオン」として臨むことになりますが、ただ五輪本番でメダルを、特に金メダルを取るためにはまだまだレベルアップが必要なのではないか、と思います。そのためには、まずは選手一人ひとりが所属クラブでレギュラーを取ること。あるいは今回は選ばれなかった選手たちが、クラブでレギュラーを取って代表に名乗りを挙げてくることだと思います。そう言う意味では浅野にはもっともっと成長して欲しいところですし、今回は出場できなかった野津田や吉野、宮原らも同じです。このところフル代表も年代別代表もアジアの壁を乗り越えることができませんでしたが、この勝利をきっかけに大きく飛躍して欲しいもの。そしてリオデジャネイロ五輪では、ロンドン五輪の4位を超える結果を出して欲しいと思います。
<16.1.31> 中国新聞によると昨日は今シーズン初めてのフルコートでの紅白戦を行い、茶島が先制点を決めたそうです。モバイルサイトによると裏に抜け出して落ち着いてゴールを決めた、と言うものだったそうですが、茶島は「天皇杯のG大阪の時もああいう感じで抜け出したチャンスがあったのに決められなかった。ちゃんと決められるようになりたい」と語っていて、結果を出すことを意識しているとのこと。昨年はボランチで起用されることの多かった茶島ですが、クラブワールドカップをつかんだ自信を胸にトップ下のポジションを狙っている様子です。なおこのキャンプ中の実戦形式での練習では寿人の4得点を筆頭に柴崎、清水、宮原が3得点、茶島が2得点と満遍なく決めているらしく、チーム全体の好調さが見てとれるとのこと。キャンプは始まったばかりながら、今のところ順調に来ていると言って良さそうです。
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