2/21〜2/27のSANFRECCE Diary


<16.2.27> 「ホットニュース」によると森保監督は「Jリーグ開幕戦は何としてもホームで我々を応援して下さる方々に勝利をお届けしたい」と言いつつも、「意気込みは大切だが、勢いばかりになってしまってチームとしての結びつきができなければ結果を出すにはより難しくなる」とも述べています。攻撃サッカーが持ち味の川崎Fが相手と言うことで攻め合いになる可能性もありますが、大事なことは攻められる局面でしっかりと我慢して、ペースが戻ってくるのを待つことでしょう。ここまで2試合失点ゼロに抑えることができていないだけに、まずは守備を頑張って、ここぞと言うところで点を取ると言うしたたかなサッカーで勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-8&U-9とU-11が9時から、「フォリアチャレンジ」が12時18分ごろから、丸本莉子さんによるミニトーク&ライブが12時55分ごろから行われます。ファンクラブサロン前(場外)では「子育て応援!カルビーパーク」が12時から。おまつり広場では「サンフレッチェカード入会キャンペーン」「サンフレッチェゆめか(2014年間優勝記念)スタジアム発行」「スカパー!体験ブース」「沼田町商工会ブース」が10時から、「フェイスペイント」が11時から、「バルーンアート」が12時から行われます。またフリースタイルフットボールショーやスプラッシュ、アクターズスクール、丸本莉子さんらのライブが行われる「にぎわいステージ」も10時から開催されます。
 先着プレゼントは「エディオン・オリコ応援フラッグ」を10,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは2016新加入会見のプレミアムカードです。選手コラボメニューは柏選手の「麻婆炒飯丼」と佐々木選手の「皿うどん」をそれぞれ800円で提供。試合会場限定グルメは開幕に因んだ「開戦(海鮮)鍋」800円となっています。臨時駐車場はこころエリアに用意されますが数が限られていますので、なるべく横川駅からのシャトルバスかアストラムラインなどの公共交通機関をご利用下さい。
 テレビはNHK総合とスカパー!のch581及びCS801で生放送が予定されています。今日のブログでの速報はできればやりますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<16.2.26> 明日はJ1リーグ開幕戦。サンフレッチェはホームエディオンスタジアム広島に川崎フロンターレを迎えます。
 昨年の主力はほぼ全員がチームに残った上に、韓国代表GKのチョン・ソンリョンや元日本代表の森本、U-23代表の原川と奈良など能力の高い選手を補強した川崎Fは、悲願のタイトル獲得に向けてここ数年では最高の布陣を揃えました。そしてキャンプ中の練習試合では札幌に無得点で敗れたものの、岐阜と水戸相手の試合では点の取り合いを制して勝っています。明日はチームコンディションを完全に整えて、広島を倒して勢いに乗ろうとしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、ゼロックススーパーカップで筋肉に違和感を感じて途中退場した佐藤寿人選手ですが大きな怪我ではなく、練習にも復帰しているとのこと。従って明日の試合では先発するのは間違いなさそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 佐々木

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   茶島       柴崎

       佐藤

SUB:廣永、水本、丸谷、清水、宮原、浅野、ウタカ
 寿人と大久保の「通算得点ランキング争い」が注目される明日の試合ですが、それ以上に楽しみなのは5年目を迎えて熟成度の上がった川崎Fとの対決です。昨年はお互いに持ち味を出しつつ1点ずつを取り合って、後半アディショナルタイムに山岸の「涙のゴール」で勝って優勝に向けて加速しています。明日も昨年同様にJリーグの面白さを表現するような試合を見せて、連覇に向けて好スタートを切って欲しいものです。
<16.2.25> 日本サッカー協会は一昨日ウズベキスタンに遠征するU-16日本代表を発表し、広島からはジュニアユースの桂陸人選手が選ばれました。今回選ばれたメンバーは次の18人。
【GK】大内(横浜FCJrユース)、谷(G大阪Jrユース)
【DF】監物(清水Jrユース)、瀬古(C大阪U-15)、菅原(名古屋U15)、
    小林(神戸U-15)、桑原(福岡U-15)、狩野(JFAアカデミー福島U15)
【MF】平川(FC東京U-15むさし)、福岡(京都U-15)、喜田(C大阪U-15)、
    桂(広島Jrユース)、上月(京都U-15)、瀬畠(JFAアカデミー福島U15)
【FW】山田(C大阪U-18)、宮代(川崎FU-15)、中村(三菱養和巣鴨)、
    久保(FC東京U-15むさし)
 このメンバーは3/1から始まる「スポーツ・フォー・トゥモロープログラム」に参加して、イラン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの各U-16代表と対戦します。またこの年代の代表は今後海外遠征を繰り返しながらチーム作りを進めて、9/15から始まる「AFC U-16選手権インド2016」に臨みます。
<16.2.24> 昨日行われたACLグループステージ初戦は清水のゴールで先制したものの逆転で山東魯能に敗れました。
 ゼロックススーパーカップで先発した寿人、森崎和、ミキッチはベンチにも入らずお休み。また佐々木に代えて水本を起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  丸谷

柏             清水

   浅野     ウタカ
   (→野津田85分)
       皆川(→柴崎65分)

SUB:廣永、佐々木、宮原、キム、茶島
 対する山東魯能は、GK:ワン・ダーレイ、DF:ジャオ・ミンジエン、ジウ、ジェン・ジェン、ダイ・リン、MF:ジュシレイ、モンティージョ(→ジャン・ウェンジャオ71分)、リュウ・ビンビン(→ウー・ジングァン75分)、ハオ・ジュンミン、FW:ジエゴ、ヤン・ジュ(→ジャン・チ)、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのは広島で、1分には柏のクロスに皆川が頭で合わせましたがクリア。3分には清水のクロスに浅野が合わせ、こぼれを拾って青山がシュート。続くCKに水本が頭で合わせましたが枠を外れます。山東の最初のシュートは16分で、ジエゴが遠目から打ちましたが枠を外れ、その直後には飛び出した林の後ろを狙われます。18分には柏のクロスに丸谷が合わせましたが枠外。30分にはペナルティエリア内からのFKを取られますが壁が跳ね返します。37分にはウタカがループ気味に狙いましたが惜しくも上。37分には塩谷が遠目から狙いましたが枠を捉えることができません。39分には柏のクロスにウタカが頭で合わせましたがヒットせず枠外に外れます。43分にはCKのこぼれを清水がループで狙いましたが枠外。44分には清水のCKが直接ゴールに入ったものの、GKが勝手に転んだのにも関わらずファウルを取られて取り消されます。前半は広島が圧倒的に攻めたもののゴールは奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も引いて守る山東に対して広島が攻めます。2分には青山のスルーパスで抜け出した浅野が右から狙いましたがGKが飛び出してキャッチ。4分にはミドルレンジから丸谷が狙いましたが枠を外します。14分にはカウンターからウタカのパスを柏が打ちましたが枠を捉えることができません。そして後半18分、右サイドを駆け上がった塩谷のクロスのこぼれをワントラップした清水が左足で見事なシュートを決め、広島が先制点を奪いました。
 その直後に柴崎を投入した森保監督は、ウタカをワントップに上げて追加点を狙いに行きます。しかし山東もジュシレイの攻め上がりからチャンスを作ると、CKのボールをヤン・ジュにニアで逸らされて決められ同点に追いつかれてしまいます。続いて後半33分にはウー・シンハンに左サイドを破られ、クロスをジエゴに押し込まれて逆転を許してしまいました。
 逆転されたままで終わらせるわけにはいかない広島。41分には丸谷が至近距離から狙いましたが枠外に外れ、42分には柴崎のパスが惜しくも枠外に流れていきます。44分には野津田のCKに千葉が頭で合わせましたがGKのスーパーセーブに阻まれ、46分にも柴崎がミドルを打ちましたがGKが弾きます。広島は最後まで点を取りに行ったもののどうしても2点目を奪えず、今年のACLも敗戦からのスタートになってしまいました。
 ブラジルとアルゼンチンの代表クラスを4人(一人はパレスチナ国籍だそうですが)並べた山東に対して、持ち味の組織力で対抗した広島はゲームを全体的に支配していたと思います。特に中盤から後ろのパス回しは芸術的とも言える域に達していて、プレッシャーをかけられてもかい潜ってオープンスペースに出して相手陣内に攻め込む、と言うシーンを作っていました。また山東の選手全員が自陣に引いてブロックを作ってもサイドの突破から、あるいはコンビネーションを駆使して決定的な形を作ることはできていました。シュートが入るか入らないか、と言うのは運の側面もあるので(特にCKからのゴールが取り消されたのは運が悪かった、としか言いようがない)「決定力不足」と言う言葉は使いたくないのですが、それでもゴール前での落ち着きや精度等の点はもっと突き詰めなければならないと、としか言えないように思います。
 ただその一方で、強力な「個の力」の怖さを改めて思い知らされた試合だった、とも言えるでしょう。失点はいずれも相手の何でもない攻撃からで、落ち着いて対応すれば守り切れたはずのもの。特に2点目はウー・シンハンに水本が振り切られて、しかもジエゴのマークが外れていたと言うミスが重なった失点だったわけですが、それを見逃してくれないのがACLレベルの戦い、と言うものだと言えます。昨年はリーグ優勝に加えてクラブワールドカップも経験したサンフレッチェですが、しかし今年のチームとしての戦いはまだ始まったばかり。この悔しい経験を糧にして、チームとしても選手としてもより成長し続けなければならないのだろう、と思います。

広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  青山
日刊スポーツ  試合経過
サッカーダイジェストWeb  戦評

<16.2.23> 中国新聞によると山東魯能は20日に広島入りして準備を整えてきたとのこと。GKの王大雷によると「ブラジル人選手がチームにフィットしてきている」そうなので、守備を固めて個人能力で点を取る、と言うサッカーで勝点1以上を狙ってくるのではないでしょうか。一方の広島ですが、森保監督は「一部の主力だけでは戦えない。チーム全体の力で、大事な初戦に勝てるようベストを尽くす」と語っていて、浅野やウタカ、丸谷らの先発が濃厚だそうです。これまで通りチームが一丸となって戦えば、きっと結果は付いてくるはず。ACL制覇に向けて、良いスタートを切りたいものです。
 今日の試合会場は広島広域公園陸上競技場(エディオンスタジアム広島)で、午後7時キックオフ。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、2015シーズン優勝記念のプレミアムカードを3,000名様に差し上げます。
 ACL記念グッズとして「タオルマフラー」2,160円と「ペナント」1,944円を販売。また今年のイヤーブックも1,200円で販売します。ACL限定グルメは、対戦相手に因んだおかずを揃えた(?)「ACL弁当」を800円。また「日替わりスープセット」は酢の酸味と唐辛子と胡椒の辛みを効かせたスープに中華麺を入れた酸辣湯麺を500円で提供します。
 当日券は全席種4時からの販売となりますが、キックオフ30分以降であれば全席種半額となる「駆けつけ割!」を行いますので、仕事などで遅れそうな方もぜひご来場下さい。
 テレビは「日テレG+」で生放送が、また同じく「日テレG+」で2/25(木)の9時15分から、「日テレプラス」では2/29(月)の26時(3/1の早朝2時)から録画放送が予定されています。どちらのチャンネルもスカパー!で視聴できますがJリーグ関係のセットでは見れないので、契約がまだの方はお早めにどうぞ。
<16.2.22> 明日はACLのグループリーグ初戦。サンフレッチェはホームに山東魯能を迎えます。
 これまで中国超級リーグで3回優勝し、FAカップも5回の優勝を誇る山東魯能は昨年はリーグ3位だったと言うことで今年のACLは予選から出場しました。そして2/3に行われたPreliminary Stageでインドネシアのモフン・バガンを6-0で一蹴すると、2/9のプレーオフではアウェイでアデレード・ユナイテッドを2-1で下して7回目のACL本戦の出場権を獲得しています。2010年から2012年にブラジル代表を率いたメネーゼス監督が就任し、ジュシレイ、タルデッリ(共に元ブラジル代表)、モンティージョ(元アルゼンチン代表)に加えて現役ブラジル代表のジウまで獲得した山東魯能。2010年に戦った時以上に手強い相手であることは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、G大阪戦で先制点を挙げた寿人は肉離れ寸前と言う感じだったそうで、広島に戻ってから検査を受ける予定だとのこと。明日は無理はさせずに、「2チーム分の戦力」を上手く回して戦うことになるのではないでしょうか。と言うことでメンバーは難しいのですが、私は次のように予想しておきます。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  丸谷

清水             柏

   ウタカ     柴崎

       浅野

SUB:廣永、佐々木、宮原、キム、野津田、宮吉、皆川
 これまで3回ACLに出場したサンフレッチェですが、2010年は山東魯能、2013年はブニョドコルに敗れ、2014年は北京国安と引き分けるなど初戦はいずれも勝てずに苦しい立ち上がりを強いられてきました。グループリーグを勝ち抜くためには、ホームで勝点3、アウェイで勝点1を取るのが定石。明日はチームの総力を挙げて、勝利でスタートして欲しいと思います。
<16.2.21> 昨日日産スタジアムで行われたゼロックススーパーカップで、サンフレッチェは寿人、浅野、ウタカのゴールでG大阪を破り、4度目の優勝を果たしました。
 サンフレッチェはDFの一角に佐々木を、またトップ下に茶島を起用して、次の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 佐々木

     青山 森崎和
     (→丸谷83分)
ミキッチ           柏

   茶島       柴崎(→ウタカ69分)

       佐藤(→浅野53分)

SUB:廣永、水本、清水、宮原
 対するG大阪は、GK:東口、DF:オ・ジェソク、丹羽、今野、藤春、MF:井手口、遠藤、阿部(→藤本76分)、宇佐美、アデミウソン(→倉田60分)、FW:パトリック(→長沢60分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、5分にスローインから塩谷がミドルシュートを打ちましたが枠外。ガンバは19分に阿部がシュートしましたが林がキャッチします。チャンピオンシップの時のように前からプレスをかけず、全員が自陣に引いてブロックを作るガンバ。広島はミキッチの突破から、あるいは茶島のドリブルから相手陣内に攻め込みますが、なかなかシュートまで行けません。26分には森崎和がシュートしましたが枠外。43分には広島のゴール前で阿部がシュート体勢に入りましたが空振りで助かります。結局前半は広島のシュートが2本でガンバは1本。お互いに守りを重視した堅い展開でハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると両チームとも積極性が上がり、2分にはパトリックが左から仕掛けて広島ゴールに迫ります。それに対して広島も、4分には柏がカットインからシュートしたもののDFがブロックされ、4分にはミキッチが敵陣深くまで攻め込みます。そして6分、高い位置でのボール奪取から柴崎がスルーパス。柏のクロスは弾かれたものの、逆サイドからの塩谷のクロスに飛び込んだ寿人が足裏でコースを変えてゴールに流し込み、広島が先制点を奪いました。
 この直後に足の筋肉に違和感を感じた寿人が浅野に交代すると、意外な形から追加点が生まれます。後半9分、柏のクロスをブロックした丹羽は顔に当たったことをアピールしましたが、判定はハンドでPKが与えられます。丹羽は主審に猛抗議したものの当然受け入れられず、第4審判にまで行ったものの覆るはずもなく浅野がPKのボールをセットします。そして浅野はGKが届かない高さに強烈なボールを突き刺して、点差を2点に広げました。
 これでG大阪の闘志に火がついたか、13分には阿部がシュートしましたがブロック。逆に14分には柴崎のパスで抜け出した浅野が角度の無いところから狙いましたが惜しくも枠を外れます。パトリック、アデミウソンに代えて長沢と倉田を投入する長谷川監督。21分には井手口が遠目から狙いましたが林がキャッチします。そして後半23分、カウンターから阿部が右サイドを駆け上がると中を見てクロス。これが宇佐美の頭にドンピシャで合って、1点差に迫られました。
 しかしこれでも慌てないのが王者広島。ウタカを投入して前線に納めどころを作ると、丁寧にパスを繋いでガンバ守備陣の綻びを探します。そして28分のウタカのシュートは東口の好セーブに阻まれたものの、その流れからのCKのクリアをウタカがダイレクトで叩き込んで点差を2点に広げます。そしてその後はガンバの攻勢を受けたものの落ち着いて押し返し、カウンターから浅野を走らせて相手に脅威を与えつつ逃げ切りました。
 クラブワールドカップで自信を付けた茶島と佐々木を先発起用した広島に対して、守備陣に怪我人が多かったため今野をDFラインに入れ、新戦力のアデミウソンを先発起用したG大阪。どちらも今季初の公式戦と言うことで、今後の戦いを見据えた布陣となりました。そしてその結果は、広島のチームとしての完成度の高さが目立った、と言うところではないでしょうか。茶島はボランチからのクサビのパスを受けたりミキッチとのコンビネーションを使ったりしつつ何度も前を向いて仕掛けて攻撃のリズムを作りましたし、ボールを失ってもすぐに守備に戻って取り返すなど、持ち前の運動量の多さを武器に90分に渡って貢献しました。また佐々木は「パトリックキラー」ぶりを発揮するとともに、積極的な攻撃参加も見せていました。そして彼らの動きに引っ張られるようにチーム全体の守備の連動性も素晴らしく、高い位置でのパスカットから何度もチャンスを作っていました。先制点のシーンは「さすがエース」と言える寿人の動きの鋭さとシュート技術が光りましたが、起点は高い位置での守備。チーム全体の連動性でチャンスを作り、最後は高い個人能力でゴールを陥れたと言うもので、ある意味理想的な得点パターンだった、と言えるように思います。2点目のPKは広島にとって幸運(=G大阪にとっては不運)ではあったものの、仮にそれが無かったとしても広島が勝っていたのではないか、と思えるような試合内容だったのではないでしょうか。
 ところで新戦力のウタカですが、ゴールシーンはさすが、の一言。クリアボールがこぼれてくるところに正確にポジションを取って、しっかりとミートしてボールの中心を打ち抜きました。DFに当たってコースが変わったのは確かですが、しかし触られたにも関わらずボールがゴール枠内に飛んだのは勢いが勝ったからに違いありません。そしてそのゴールシーンだけでなく、出場した20分あまりの時間を通して下がってボールを受け、捌き、機を見て前を向くなど戦術に合わせてチームに貢献しようとしていた姿勢も良かったと思います。昨年21得点を挙げたドウグラスを失って今シーズンを迎えたサンフレッチェですが、このウタカの存在は単にドウグラスの穴を埋めるだけでなく、チームを一段階レベルアップさせる役割を果たすのではないか、と言う気さえします。この日の勝利は単にタイトルの一つを取ったと言う以上の意味がある、と言えるのではないでしょうか?

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