2/7〜2/13のSANFRECCE Diary


<16.2.13> 昨日横浜FM、町田とトレーニングマッチを行い、横浜FMには1-0で、町田には2-0で勝ちました。
 モバイルサイトによると横浜FM戦のメンバーは、GK:林、DF:塩谷、千葉、佐々木、MF:ミキッチ(→清水67分)、丸谷、青山、柏、柴崎、FW:ウタカ、佐藤(→浅野67分)。対する横浜FMは現状のほぼベストメンバーで、榎本、ファビオ、三門(→中町61分)、中村、齋藤、小林、伊藤(→仲川72分)、中澤、下平、前田(→兵藤61分)、喜田、と言う布陣でした。広島は4分に柏のクロスを寿人がフリーでヘディングで狙い、12分には柴崎のクロスに千葉が頭で合わせるなど序盤から決定機を作り、30分には横パスを受けたミキッチが左足で強烈なミドルを叩き込んで先制点を奪いました。その後も広島は前半44分の塩谷のクロスからウタカのヘッド、後半2分のミキッチのクロスから寿人、後半30分には柴崎のFK等からチャンスを作ったとのこと。中国新聞によると「サイドを起点に主導権を握り...守備陣もほぼ好機を作らせず、無失点に抑えた」と言うことで、良い内容の試合ができていたようです。
 続く町田戦は、GK:増田、DF:大谷(→高橋HT)、吉野、水本(→練習生79分)、MF:清水(→長沼HT)、宮原、森島(→宮吉70分)、金範容、茶島(→練習生79分)、FW:浅野(→野津田HT)、皆川、と言うメンバー。対する町田も前半はほぼベストメンバーでした。立ち上がりはコンビネーションが合わず、またミスからチャンスを作られ前半25分には谷澤のミドル、31分には谷澤のスルーパスから中島のシュートなど危ない場面を作られたそうです。しかし後半2分に森島のスルーパスで抜け出した茶島がドリブルから決めて先制点を奪って流れをつかみ、8分にはCKから長沼が決定的なシュート。12分には野津田のシュートが惜しくも枠を外れ、20分には高橋のクロスを長沼が合わせましたが枠を外れます。そして後半27分、高橋のパスを受けた長沼がシュート性のクロスを入れると、これがDFに当たってオウンゴールを誘って追加点を奪いました。その後は町田に決定的な形を作られながらも無失点に抑えて逃げ切りました。
 森保監督は「どんな相手であってもまずは勝利すること。無失点で抑えていくこと」を求めていたそうで、まずはその点を評価しています。その上で「90分のゲーム体力をつけていくこと」「メリハリの付いた守備をやっていくこと」「ポゼッションのクォリティを上げて行くこと」を今後の課題として挙げました。開幕まで残り1週間となって、急ピッチで仕上げていくことになりそうです。
<16.2.12> 中国新聞によると、左太もも痛で別調整だった宮吉が昨日9日ぶりに合流しました。今日は横浜FM、町田と練習試合を2試合予定しており、それぞれの選手にはなるべく長い時間プレーしてもらう方針だそうですが、怪我から復帰したばかりの宮吉と野津田には「メディカルからの報告を聞いて、トレーニングのリバウンドも見て」出場を判断するとのことです。
 なお今日のトレーニングマッチは横浜FMとは午前11時から、町田とは午後1時からとなっています。モバイルサイトでの速報もあるはずなので、現地に行けない方はぜひご覧下さい。
<16.2.11> シーズン開幕に向けた最終調整の場である宮崎キャンプが昨日から始まりました。チームは午前中に広島を発って昼過ぎに宮崎に到着。地元の方々による歓迎を受けた後、夕方からトレーニングを開始したそうです。中国新聞によるとU-23選手権のあとにオフを取っていた浅野も合流し、30人全員が初めて揃って「緊張感も漂った」とのこと。10日間の間に予定されている練習試合では1人当たり2試合分プレーすることになるそうで、激しいポジション争いが繰り広げられることになりそうです。
<16.2.11> YAHOOニュースによると、サンフレッチェは会員制転職サイト「ビズリーチ」で販路開拓マネージャーの公募を開始したそうです。サンフレッチェはこのところ3期連続黒字を出すなど堅実な経営をしていますが、売上高自体はJ1の18クラブ中で真ん中へん。今後のチーム強化を考えても、これまで以上に「攻めの経営」をしなければなりません。今回は「プロフェッショナル人材戦略拠点事業」を利用するそうで、広島県での実施が全国で初めてだとのこと。募集期間は3/2までだとのことなので、我こそはと思う方は応募して見てはいかがでしょうか?
<16.2.10> 昨日AFCチャンピオンズリーグの東地区プレーオフが行われ、山東魯能がアウェイでアデレード・ユナイテッドを下してグループステージ進出を決めました。この結果、2/23に行われるサンフレッチェのACL初戦の相手は山東魯能に決まりました。またFC東京はタイのチョンブリに9-0で圧勝して2012年以来の本戦進出。浦項と上海上港も勝ち、グループステージは日韓中が各4クラブ、オーストラリアが2クラブ、タイとベトナムが1クラブずつで戦うことになりました。
<16.2.9> 少し前のニュースですが、1/11に行われた「第14回サポーターズ・カンファレンス」の議事録が公開されています。それによると最初の「クラブについて」と言うテーマで織田社長が挨拶。まずは昨年の戦いについて「森保監督の手腕を大いに評価している」と説明しました。そして今季については「獲れるタイトルは全部獲りに行く」と覚悟を表明。特にACLについては、メンバーを落とすことなくJリーグと合わせて獲りに行く姿勢を示しました。続いて経営面については、賞金やチャンピオンシップでの入場料収入、放映権収入などで35.6億円近い史上最高の売り上げがあったと同時に1.43億円の黒字が出た、と説明しました。ただ、賞金収入やチャンピオンシップの収入を除くと一昨年の28億円台の収入に終わっており、まだまだ経営努力が必要だとのこと。リーグもACLも勝ち抜くために人件費を増やしながらも、入場者増とスポンサー収入増を目指していくのだそうです。
 続いて説明に立ったのは足立強化部長で、内容はチーム強化について。1/11時点で加入が決まっていた4人をどういう基準で獲得したか、強化ポイントを説明しました。またここ数年のユースとジュニアユースの成績について不安の声がある中で、プロで活躍できる選手に育てるだけでなく、人間教育と選手教育をすることが重要であると説明しました。続く質疑では、今年からサテライトリーグを復活させる理由などについて答えました。更に川辺選手との契約が「期限付き移籍延長」になったことについて狙いを説明し、「何度も確認しましたが、必ずこの経験をサンフレッチェで活かします、と断言しております。その言葉を信じて、もう1年行って来いということになりましたので、ご理解ください」と述べました。最後にニューイヤーカップへの参加を見合わせた理由を説明しました。
 3つ目のテーマは「試合運営について」と言うことで、佐々木温運営部長が説明に立ちました。そしてまず試合日程について、「要望は出してもクラブとしては選択できない」、また試合運営に関しては入場待機列と臨時駐車場の問題について説明しました。
 最後は「観客動員についてほか」と言うことで、灘井地域事業部長が観客動員と再入場について説明し、最後の様々な質疑応答があって終了となりました。
<16.2.8> 昨日、今年からJ3を戦う鹿児島ユナイテッドとの練習試合を45分3本で行い、3-1で勝ちました。モバイルサイトによると1本目のメンバーは、GK:林、DF:水本、千葉、高橋、MF:ミキッチ、宮原、青山、清水、茶島、ウタカ、FW:寿人。先制点は12分で、ウタカがキープして右に展開。ここから高橋のクロスをウタカがワンタッチで相手を外して決めました。その後広島は青山のミドルや茶島のヘッドなど決定機を作ったものの決めることができず、逆に37分に左から浮き球で繋がれて柳崎をフリーにしてしまい同点に追いつかれました。しかし43分、ウタカが相手DFにプレスをかけてボールを奪い、最後は茶島が押し込んで1本目を終えました。
 2本目のメンバーは立ち上がりはGK:林、DF:水本、千葉、キム、MF:清水、宮原、青山、高橋、柴崎、FW:ウタカ。また21分から総入れ替えして、GK:増田、DF:大谷、塩谷、佐々木、MF:キム、吉野、丸谷、柏、柴崎、森島、FW:皆川、と言うメンバーになりました。そして23分には柏のクロスから皆川が決定的シュートを放つなどチャンスを作り、28分に皆川のシュートのこぼれに森島が詰めて3点目を奪いました。またその後も森島のヘッドや柏のクロスからの皆川、塩谷のシュートなどチャンスを作りつつ2本目を終えました。
 3本目も2本目後半と同じメンバーでスタートしましたが、12分頃に2人交代してGK:廣永、DF:大谷、塩谷、佐々木、MF:キム、吉野、丸谷、柏、長沼、森島、FW:皆川、と言う布陣になりました。そして29分の長沼のFKや31分の柏のクロスから吉野のヘッド、33分の塩谷のシュート、43分の大谷のスルーパスで長沼が抜け出したシーンなどチャンスは作ったものの得点は奪えず。逆に35分にはクロスから決定的なシュートを打たれましたが枠外に外れ、3本目は両チームスコアレスに終わりました。
 この練習試合で鹿児島キャンプ打ち上げと言うことで、森保監督はモバイルサイトで総括インタビューを受けています。それによると「怪我人が出たことは残念」と語りながらも「選手はポジティブな姿勢で...ハードトレーニングに取り組んでくれました」と評価しました。また新戦力については「ウタカは鹿児島戦でも得点してくれましたし...苦手な守備のところにトライしてくれました」と述べました。一方キャンプ後半は怪我で離脱していた宮吉については、「慣れないサッカー、慣れない練習で100%出し切りながらやってくれました...怪我をしたのは残念ですが、その姿勢は間違いなく次に繋がるだろうと思っています」と語っています。練習から試合まで選手をシャッフルしながらいろいろな組み合わせを試したのは、「2チーム分の戦力」のクォリティを上げるため。体力作りと新戦力の融合を狙いにした鹿児島キャンプは、まずは成功だったと言えるのではないでしょうか。
<16.2.7> 中国新聞によると、昨年の負傷から1/29に復帰しながらその5日後に右太もも痛で離脱した野津田が、昨日の午後から再合流しました。モバイルサイトによると「いい感じで戻ってきた時に怪我をやってしまったので、すごくショックと言うか...何をしているんだろうと言う気持ちになりました」と語っていたそうです。焦っていた、と言うよりもサッカーができる喜びを感じ過ぎていたようで、「頑張りすぎ、張り切り過ぎた」とのこと。今回の怪我をきっかけに「もう一度自分の身体に対して向き合うことができたことは良かったと思います」と語っているので、この経験を糧にしてシーズンを通してフル稼働できる身体を作り直して欲しいと思います。
 なお今日の鹿児島ユナイテッドとのトレーニングマッチはモバイルサイトで速報されるそうなので、現地に行けない方はぜひご覧下さい。
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