3/27〜4/2のSANFRECCE Diary


<16.4.2> 昨日ホームで行われたJ1リーグ1st stage第5節仙台戦は、ウタカの2ゴールと茶島のプロ入り初ゴールで3-0で快勝し、暫定で4位に浮上しました。
 浅野が右太ももの負傷で直前に欠場したため茶島が開幕戦以来2度目の先発出場して、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  宮原

ミキッチ           柏(→清水83分)

   茶島       柴崎

       ウタカ(→皆川90分)

SUB:増田、丸谷、森崎和、佐藤、宮吉
 対する仙台は、GK:関、DF:大岩、平岡、渡部、石川直、MF:富田、三田、水野(→野沢73分)、奥埜(→藤村58分)、FW:金園(→ハモン・ロペス58分)、ウイルソン、と言うメンバーでした。やや引き気味の布陣でブロックを作る仙台に対して、広島はいつもと同様にDFラインからのビルドアップで攻めを構築します。10分にはウイルソンのドリブルを塩谷がクリーンに奪って青山のパスからウタカ、更に茶島がチャンスを作り、16分には柏の高い位置からのクロスがDFが引っかけ、こぼれを柴崎が狙いましたが枠を外します。25分にはミキッチの低いクロスをウタカがダイレクトで打ちましたがわずかに外。30分には中央突破から茶島が狙い、33分にはミキッチ、35分には塩谷、37分には青山、39分には柴崎、41分には塩谷と茶島、と次々とゴールを狙いましたがなかなかゴールを割れません。対して守備も集中が高く仙台の前半のシュートを4本に抑えて、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半のファーストシュートは仙台で、金園のミドルが林の正面を突きます。しかしその後は前半同様に広島がボールを支配して、3分にミキッチのパスを受けた塩谷が強引にペナルティエリアの中に持ち込むと三田の後ろからのチャージで倒れてPKをゲットします。そしてボールをセットしたウタカが冷静にGKの動きを見て逆に蹴り込んで、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いがついた広島はその後も追加点を狙って攻めます。そして9分の青山のミドルは阻まれ柏のクロスはクリアされましたが、その直後のスローインのボールを茶島が横パス。柴崎のシュートは当たり損なったもののウタカが叩き込んでリードを2点に広げます。続いて16分には低い位置でボールを奪うと柏がドリブルで駆け上がり、シュートはDFに当たったものの茶島への絶妙なスルーパスとなります。茶島はこれを落ち着いてゴールネットに突き刺して、決定的な3点目を奪いました。
 サンフはこの後も攻めの姿勢を続けて23分には柏が決定的なシュート。26分には柴崎がドリブルからシュートしたものの枠外に外れ、29分には茶島が、36分と41分にはウタカが狙います。しかしさすがに攻め疲れたか終盤は仙台に攻め込まれる場面が増え、30分には藤村のシュートを林がセーブ。35分にはウイルソンの強烈なシュートが林を襲い、46分にはウイルソンがペナルティエリア内からシュート。更にアディショナルタイムにはウイルソンに決定的なシュートを打たれたものの林が弾き、これがバーが防いで得点を許さず今季リーグ戦初の無失点での勝利を収めました。
 ドウグラスの退団により今季も攻撃陣の再構築から取り組まなければならなかったサンフレッチェですが、その最大の問題はウタカをどう活かすか、と言うことだったのではないかと思われます。そしてその答えが今日のウタカのワントップ。この試合の得点こそDFやサイドからの攻撃参加から生まれているものの、決定的チャンスの多くはウタカを起点に、あるいはウタカをフィニッシャーとして中央の崩しから作っていました。彼の高いキープ力を活かして前線に起点を作り、柴崎、茶島に両サイドが絡んで相手の守備を崩すと言う「2016年型サンフレッチェ」が確立しつつあると言うことで、今後に向けて重要な試合内容と結果だったと言えるのではないでしょうか。
 一方この試合でプロ入り後初得点を上げた茶島ですが、先発メンバーに入っていることは移動中にモバイルサイトで知ったとのこと。浅野の怪我により急きょ先発することになった、ということですが、それで得点と言う結果を出せたのは、これまで出場機会が限られていても準備を怠らなかったと言うことなのだと思います。昨年も「レギュラー」が欠場しても代わりに出場した選手の活躍で勝点を積み重ねたことが優勝の要因になったわけで、今年もそれと同じ流れになりつつあるのかも。ここからブリーラム、鹿島、新潟、山東、横浜FM、磐田、ソウル、鳥栖、柏、と中3〜4日で続く連戦を勝ち抜くためには、「レギュラー」でない選手も含めたチーム全員の力が必要なのは間違いないところ。今日は出場機会が無かった選手も含めていつでも活躍できるように良い準備をしつつ、連戦を戦い抜いて欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  仙台公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  茶島
日刊スポーツ  スコア速報  試合経過  ウタカ  茶島
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  マッチレポート

<16.4.1> 中国新聞によると今週の練習では浅野、ウタカ、柴崎が前線に入って呼吸を合わせてきた、とのこと。左足裏の痛みでU-23代表を辞退した浅野も問題ないとのことなので、今日も寿人がベンチに置いて前節と同じ攻撃陣で戦うことになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時半キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-11/U-12が2時半から、「フォリアチャレンジ」が5時48分頃から行われます。おまつり広場では手荷物を1個500円で一時的に預かる「てぶらで観戦」を3時半から。4時半からは「金の食パン」を先着500名様にプレゼントします。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは佐々木選手のプレミアムカード。試合会場限定グルメは「牛タン〜仙台風味噌を添えて〜」を800円で提供。また「清酒呑み比べセット」は、竹原市の「誠鏡純米たけはら」と広島市の「八幡川純米酒」及び宮城県の「一ノ蔵無鑑査本醸造甘口」3種セットが900円です。更に選手コラボメニューは、皆川選手の「鶏もつ味噌煮込み丼」800円と茶島選手の「これこれ。この味と思う親子丼」700円となっています。今日もキックオフ30分以降のご来場で当日券が半額になる「駆けつけ割!」をやりますので、お仕事などで遅れそうな方もぜひご来場下さい。
 テレビはスカパー!ch607とCS250(スカイA)で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<16.3.31> 明日はJ1リーグ戦1st stage第5節。サンフレッチェはベガルタ仙台と戦います。
 2012年には広島と優勝を争って2位に入った仙台でしたが、このところ残留争いに巻き込まれることが多く2年連続14位に終わっています。しかし今年は渡辺監督の元で築き上げた土台の元に、「トップ5入り」を目標にチーム作りを進めています。そしてここまでリーグ戦は2勝2敗、ナビスコカップは2連勝と幸先良いスタートを切っています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ○1-0 横浜FM 【仙】三田
2H ●1-2 FC東京 【仙】渡部、【東】OG、前田
3H ○1-0 鹿島  【仙】金久保
4A ●1-2 名古屋 【仙】ハモン・ロペス、【名】シモビッチ、矢野
N1H ○1-0 新潟  【仙】榎本
N2A ○1-0 柏   【仙】富田
 前節名古屋戦は後半にギアアップして一度は同点に追いついたものの、後半42分にクリアボールを矢野に拾われてそのまま強烈なシュートを決められて敗れています。しかしナビスコカップでは若手を積極的に起用して粘り強く戦って、唯一の2連勝を飾るなどチームの雰囲気は良さそう。明日も堅守をベースにしたいつも通りの戦いで、勝点1以上を持って帰ろうと乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、ここまでリーグ戦4試合に先発してきた佐々木が出場できません。そしてその代わりに出場する可能性が高いのは水本。中国新聞によるとコンディションに問題は無さそうなので、次の布陣で戦う可能性が高そうです。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  宮原

ミキッチ           柏

   ウタカ     柴崎

       浅野

SUB:増田、キム、丸谷、清水、茶島、佐藤、皆川
 前節は5-1で快勝したサンフレッチェですが、順位はまだ11位と出遅れていることに変わりはないだけに早く上位に追いつきたいところ。明日は平日のナイトゲームとなりますがぜひ多くのファン・サポーターで後押しして、連勝でタイ遠征に向かって欲しいと思います。
<16.3.30> サンフレッチェは昨日、野津田岳人選手の新潟への期限付き移籍を発表しました。
 サンフレッチェのジュニアユースからユースを経て2013年にトップ昇格した野津田は、その類い稀なる左足を武器に1年目から出場機会をつかみ、2013年は途中出場ばかりながらリーグ戦20試合に出場して4得点。翌年は7試合の先発を含むリーグ戦18試合に出場して2得点の結果を残し、昨年も19試合出場で4得点と着々と成長してきていました。しかし昨年のクラブワールドカップで膝の靭帯を損傷してリオ五輪予選代表も辞退。今季もACLこそ3試合に出場していましたが、リーグ戦はウタカ、柴崎らの壁に阻まれベンチ入りもできずにここまで来ていました。「今回の移籍は、自分自身の中でもとても難しい決断でした。本当に悩みましたが、やはり試合に出て活躍し、目標でもある五輪に出場したいという気持ちが強く、この決断に至りました」と野津田自身が語るように出場機会をつかむのが目的の移籍ですが、まずは加藤、小塚とのポジション争いに勝たなければなりません。早く吉田監督のサッカーに馴染んでレギュラーを獲得して、五輪代表への道を開いて欲しいと思います。
<16.3.30> 日本代表は昨日W杯2次予選のシリア戦で5-0で勝ち、グループ首位で最終予選進出を決めました。この日のメンバーはアフガニスタン戦から先発5人を入れ替え、GK:西川、DF:酒井高、森重、吉田、長友、MF:本田、山口(→原口58分)、長谷部、香川、FW:岡崎(→金崎78分)、宇佐美(→清武85分)。序盤からゲームを支配した日本は前半3分の酒井高のヘディングや8分の岡崎のシュート等でチャンスを作ります。そして前半17分、CKから香川が送った鋭いクロスはGKがフィスティングで弾きましたが、これが目の前にいたDFの顔を直撃。跳ね返ったボールがゴールに突き刺さって、日本が先制点を奪いました。
 この後も日本が攻勢を持続して、21分の岡崎、26分の酒井高、32分の宇佐美、43分の香川と決定機を作ります。逆にシリアも前半アディショナルタイムにCKからシュートを放ちましたが枠を逸れています。そして後半も9分と16分の本田のシュート等でシリアゴールを脅かすと後半21分、ペナルティエリア内で浮き球を胸でトラップした香川が反転ボレーを決めて追加点を奪います。その後シリアに攻め込まれて危ないシーンがあったものの西川とポストの活躍で凌ぐと、終盤に本田、香川、原口が立て続けにゴールを決めて勝負を決めました。
<16.3.29> サンフレッチェは昨日「当社からの県知事・市長・商工会議所会頭との四者トップ会談の開催要請状況について」と言うプレスリリースを発表しました。これによるとサンフレッチェは広島県知事・広島市長・広島商工会議所会頭との四者会談とメディアへの公開を求めていますが、未だに実現していないだけでなく、今日にも「三者」によるみなと公園案の「追認」が行われようとしているそうです。久保会長の3/23付の書簡によると作業部会は3/8付の書簡で「確認事項1に対する回答が四者会談実現の条件」であると明記されているそうですが、問題はその内容と扱われ方。この要請に応えたときにそれをどのように扱われるかが分からない以上(例えばこれを既成事実として進めてしまう危険性、など)、サンフレッチェとしても答えられないと書かれています。一方の松井広島市長は昨日の記者会見で一方的に「サンフレッチェが悪い」という言い方をして押し切ろうとしていますが、そもそも両者の言い分に違いがある場合にはいったん立ち止まって意見交換をすべきなのではないでしょうか。今朝の中国新聞によると「三者」は「建設の是非を含めて判断するためのトップ会談を延期する方針を固めた」そうですが、それが単にスタジアム建設への歩みを止めるためではなく、サンフレッチェとの合意を作るためのものにして欲しいと思います。
 因みに「三者」がなぜみなと公園に固執するのか、なぜ旧市民球場跡地での建設を拒否するのかと言う点について、「NAVARまとめ」に興味深い記事が載っています。そのポイントとなるのは、広島市都市整備局が出している「旧広島市民球場跡地でイベントを行う場合の公園使用許可について」と言う文書。一見、単に「本格的な施設整備までの間」の敷地の有効活用のために定めたお役所的文書のように見えますが、これがあるために既得権を持っている組織がある、と言う点に注目する必要があります。すなわちイベント主催者が「イベント開催に伴う後援名義の使用申請の際に公共団体に提出した予算書等の書類を」広島市に提出し、あるいは「広島市等の公共団体の後援等を受け」ることによってお墨付きをもらえれば無償で跡地を利用できるわけで、イベント主催者側にとっても、また許可を出す広島市(及び後援に入る広島県などの公共団体)にとっても大きなメリットがあるわけです。一応使用目的には「公共性が高いイベント」であることを求めているものの営利を認めていないわけではなく、むしろ「イベントによる収益が開催経費を大幅に上回っ」ても「公共団体」に関連する事業活動等に利用すれば許されることになっています。つまり商工会議所が広島市や広島県を後援につけてイベント開催し、儲けの一部を広島市や広島県に還流させればお咎め無しになるわけですから、こんなに美味しい話はありません。
 これまで跡地でのイベントを開催してきたのは「春のまるごとグルメフェスタ」の中国新聞や「ひろしまフードスタジアム」のRCCと商工会議所、「広島ラーメンスタジアム」のTSS、「オクトーバフェスト」の広島テレビ、「ひろフェス」の商工会議所等々、商工会議所とマスコミ関係ばかり。つまりこの旧広島市民球場跡地に何かを作ればせっかくの既得権益を手放すことになってしまう「三者」及び地元メディアが寄ってたかって跡地へのスタジアム建設を妨害している、と言う構図が見えるわけで、こんなに人をバカにした話は無いと思います。「三者」にとってはこのような構図が明らかになるのは避けたいはずで、マスコミ公開の四者会談を開きたくないのもそれが理由だと考えれば辻褄が合います。「三者」が国有地である旧市民球場跡地を私物化していると言うのであれば、広島市民だけでなく国民に対する背信行為であるとも言えるのでは無いでしょうか?
<16.3.28> ポルトガル遠征中のU-23日本代表は金曜日にU-23メキシコ代表と対戦し、2-1で勝ちました。メンバーは、GK:中村、DF:ファン・ウェルメスケルケン(→小泉70分)、岩波(→奈良HT)、植田、亀川、MF:遠藤、原川(→金森55分)、中島(→関根70分)、豊川(→井手口HT)、南野(→鎌田65分)、FW:久保。JFAのサイトによると開始早々に中島のミドルが相手DFに当たってゴールに飛び込み先制点を奪うと、33分には中島のパスを久保がヒールで流し南野が飛び込んで2点目をゲット。後半は守勢に回り後半25分にミドルを決められて1点差に迫られましたが、そのまま集中を切らさず守り切り前回大会覇者を下しました。今回の遠征はストライキなどの影響で飛行機の乗り継ぎができず厳しい移動を強いられましたが、そのような苦しい状況でもチーム一丸となって勝つことができた、と言うのが一番の収穫ではないでしょうか。
<16.3.28> バーレーン遠征中のU-19日本代表はここまで2試合戦って1勝1敗となっています。
 まず3/22に行われたU-19マリ代表との試合のメンバーは、GK:廣末、DF:小島(→吉平90+1分)、大南、橋岡、初瀬、MF:森島(→垣田56分)、佐々木(→坂井56分)、伊藤洋(→堂安71分)、久保田(→伊藤涼56分)、FW:岩崎、小川。JFAのサイトによると前半から日本が主導権を握って攻め込んだものの得点は奪えず、逆に前半42分にカウンターから失点。後半も日本のペースだったものの7分に不用意なパスミスからボールを奪われ追加点を奪われたとのこと。その後初瀬のシュートがポストに嫌われる、等のシーンもあって得点を奪えず、0-2で敗れました。
 続いて3/25にはU-19バーレーン代表と対戦しました。この試合のメンバーは、GK:山口、DF:小島(→岩田HT)、橋岡、野田、舩木、MF:堂安(→佐々木90+2分)、神谷、坂井、伊藤涼(→久保田80分)、FW:垣田(→岩崎80分)、吉平(→小川71分)。JFAのサイトによると前半9分に伊藤涼のシュートのこぼれを神谷が決めて幸先良く先制しましたが、31分にミスからボールを奪われカウンターから失点しました。しかしその3分後に堂安のFKから野田が決めて1点リードでハーフタイムを迎えました。後半は12分に素早いリスタートから同点に追いつかれてしまい、その後もミスから攻撃のリズムが作れないシーンが続いたそうですが、後半42分に混戦から小川が決めて勝ち越し、今大会初勝利を挙げました。
<16.3.27> 広島県サッカー協会は一昨日、広島県・広島市・広島商工会議所とサッカースタジアム作業部会に向けて「サッカースタジアムの早期建設に向けて」と言う要望を発表しました。それによると基本方針として「アクセス性」「臨場感」「広島と平和を発信できる」「街づくり」「早期建設」の5点を挙げ、サッカーに関する情報提供を行うことを表明。その上で場所の選定については、「市民アンケート調査ではアクセス重視が圧倒的多数であった」と強調しています。また収容人数は必ずしも3万人に拘らないこととサンフレッチェの意向を重視すべきであると述べるとともに、港湾地域に建設することによる事業者の懸念は解消すべきである、とした上で、「旧市民球場跡地へのスタジアム建設可能性について優先的かつ前向きな検討をお願いいたします」「早期建設に向けての最善策をまとめて頂くようお願いいたします」と結んでいます。
 これまで広島県サッカー協会はこの問題に対して「スタジアム早期建設をお願いする立場」と言うことで一歩引いたスタンスを取ってきました。そしてこの要望書でも同じことが書かれていること、また小城会長名ではなく古田専務理事名で出されていると言うこと等から協会の微妙な立場が見え隠れしてはいますが、しかしながらスタジアムの場所について「港湾に隣接する地域への建設」への懸念を表明するとともに旧市民球場跡地への「優先的かつ前向きな検討」を要望したことは大きな前進である、と言えるでしょう。ひろスポによるとマツダスタジアム建設の際には、カープも「お願いする立場」ながら意見を述べて広島市もその声に応じた、と言う経緯があったそうですし、スタジアムが必要だと思う立場からどんどん意見を言うことが重要だと思います。改めて、広島県と広島市はなぜ旧広島市民球場跡地ではダメだと考えているのかを説明するとともに、もし困難があるならばどのように解決するのか一緒に考える、と言うスタンスを取って欲しいと思います。
<16.3.27> 例年日程発表とともにアップしていたカレンダー形式の日程表ですが、ようやく今シーズンのものを作成してアップロードしました。これを改めて見ると、4/1の仙台戦から5/13の柏戦まで中3〜4日の連戦が続き、約1ヶ月半で10試合。もしACLのグループリーグを突破すれば連戦はその後も続き、5月末までの2ヶ月間で14試合を戦うことになります。同様の過密日程は一昨年も経験(やはり1ヶ月ほどで14試合)したのですが、最後はへとへとでACLの準々決勝進出を逃すとともにリーグ戦でも後半の3試合は勝ち無しに終わっています。今季はリーグ戦の4試合が金曜日開催になって中2日で試合を戦うパターンが無いので多少はましかも知れませんが、それでもチームの総力を挙げて戦い抜かなければならないのは間違いないところ。これ以上怪我人を出さないように気をつけながら、チーム一丸となって頑張って欲しいものです。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る