4/3〜4/9のSANFRECCE Diary


<16.4.9> 明日はJ1リーグ戦1st stage第6節。サンフレッチェはアウェイで鹿島アントラーズと戦います。
 昨年は石井監督への交代が功を奏し、3年ぶりにナビスコカップのタイトルを獲得した鹿島。しかしリーグ戦は2nd stage第9節までは首位に立っていたものの、G大阪と浦和に敗れたのが響いてステージ優勝を逃し、年間順位も5位に終わっています。ここまでリーグ戦は最多の7度の優勝をしている鹿島ですが、最後の優勝は2008年。従って今季は監督自らが「Jリーグ全勝優勝宣言」して開幕に臨み、ここまで5試合で勝点10とまずは順調なスタートを切っています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ○1-0 G大阪 【鹿】鈴木
2H ○1-0 鳥栖  【鹿】金崎
3A ●0-1 仙台  【仙】金久保
4H ○2-0 FC東京 【鹿】金崎2
N1H ●1-2 甲府  【鹿】山本、【甲】セレスキー、ニウソン
N2A ●1-4 神戸  【鹿】山本、【神】ペドロ・ジュニオール2、渡邉、相馬
5A △1-1 川崎F 【鹿】カイオ、【川】エウシーニョ
N3A ○3-1 名古屋 【鹿】遠藤、カイオ、昌子、【名】野田
 前節はカイオが相手のミスにつけ込み先制点を奪いましたが前半のうちに追いつかれると、その後は両者とも決定的なチャンスを決め切れずに勝ち点1ずつを分けあっています。また水曜日に行われたナビスコカップ名古屋戦では金崎以外はレギュラーを起用して後半に逆転して、ナビスコカップの初勝利を挙げています。明日は金崎も戻ってくるはずなので、ベストメンバーで広島を迎え撃とうとしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、タイ遠征を回避したウタカ、ミキッチが先発して前節同様のメンバーで戦う可能性が高いのではないかと思われます。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  宮原

ミキッチ           柏

   茶島      柴崎

       ウタカ

SUB:増田、丸谷、森崎和、清水、佐藤、宮吉、皆川
 中国新聞によるとブリーラム戦で約1ヶ月ぶりに公式戦出場した森崎和幸選手は、昨日の千葉県内での練習で居残りをして敏捷性を高める練習を繰り返していた、とのこと。宮原、丸谷ら若手の突き上げでポジションが保証されない立場になってしまいましたが、「試合に出ることがすごく嬉しかった。新人の頃を思い出して、初心に戻れた」と語っていたらしく、きっとここぞと言うところでチームを救ってくれるはず。明日はブリーラムへの遠征による身体的なダメージが残る中での試合となりますが、これまで通りにチーム全員で助け合って勝ち点3を広島に持ち帰って欲しい、と思います。
<16.4.8> 先週末にJ-GREEN堺で行われた「2016ジュニアワールドチャレンジJクラブ予選<西日本予選>」に参加したサンフレッチェ広島ジュニアは7チーム中3位の成績となり、G大阪ジュニア、名古屋U12とともに本大会出場を決めました。広島ジュニアの戦績は次の通り。
【Aグループ】
広島ジュニア 0-3 C大阪U-12
広島ジュニア 3-2 神戸U-12
広島ジュニア 1-1 長崎U-12

【準決勝】
広島ジュニア 0-2 名古屋U12

【3位決定戦】
広島ジュニア 2-0 長崎U-12
一方東日本予選からは川崎FU-12、新潟U-12、柏U-12、大宮ジュニア、鹿島ジュニア、甲府U-12が予選を突破。本大会では海外からのチームを含めた16チームが戦うことになります。
<16.4.7> 高校年代の日本一を決める「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグ」は今週末から始まります。その中で4年ぶりの優勝を狙うサンフレッチェユースの日程は次の通り。
1 4/10 (日)11:00 京都U-18(万博記念競技場)
2 4/17 (日)11:00 大分U-18(吉田サッカー公園)
3 4/24 (日)11:00 大津高(吉田サッカー公園)
4 5/1  (日)11:00 名古屋U18(トヨタスポーツセンター)
5 5/8  (日)11:00 神戸U-18(吉田サッカー公園)
6 6/25 (土)11:00 G大阪ユース(吉田サッカー公園)
7 7/2  (土)16:30 東福岡高(東福岡高)
8 7/9  (土)15:00 神戸弘陵学園高(吉田サッカー公園)
9 7/17 (日)18:00 C大阪U-18(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
10 8/28 (日)10:00 京都U-18(吉田サッカー公園)
11 9/3  (土)11:00 大津高(大津町運動公園球技場)
12 9/11 (日)11:00 大分U-18(大分スポーツ公園県協会グラウンド)
13 9/19 (月)11:00 名古屋U18(吉田サッカー公園)
14 9/24 (土)15:00 神戸U-18(いぶきの森球技場)
15 10/1 (土)15:00 G大阪ユース(G大阪グラウンド)
16 11/27(日)11:00 東福岡高(吉田サッカー公園)
17 12/4 (日)11:00 神戸弘陵学園高(三木総合防災公園陸上競技場)
18 12/11(日)13:00 C大阪U-18(吉田サッカー公園)

<16.4.6> 昨日タイ・ブリーラムで行われたACLグループステージMD4は、宮吉と柴崎のゴールで2-0で勝ち2連勝。2位山東魯能に勝点1差に迫りました。
 森保監督は湘南戦以来4試合ぶりに寿人を先発起用。またトップ下には宮吉を入れて、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  丸谷
     (→森崎和90分)
柏             清水

   茶島      宮吉(→柴崎71分)

       佐藤(→皆川59分)

SUB:増田、高橋、吉野、キム
 対するブリーラムは、GK:シワラック、DF:ナッタポン、トゥニェス、ティーラトン、MF:コ・ソルギ、スシャオ、ジャッカパン(→サタポン52分)、ナルバディン、アナウィン、アノン(→アナン74分)、FW:カイオ、と言うメンバーでした。3分に中盤でボールを奪われカイオにミドルシュートを打たれましたが、その後は広島のペース。青山のロングパスを起点に相手陣内に攻め込み、7分には清水のクロスに寿人が飛び込みましたがシュートは枠外に外れます。しかしその後はブリーラムのペースとなり、10分にはコ・ソルギのスルーパスにティーラトンが抜け出そうとし、15分にはクロスを次々と放り込まれますが守備陣が跳ね返します。また21分にはこぼれ球をジャクラパンに狙われ、25分にもティーラトンが飛び出してきましたが林が落ち着いて処理します。陽が落ちても35℃を越える猛暑の中で、顔を真っ赤にしながら耐える広島。DFラインにプレッシャーをかけられながらもしっかりとボールを回して攻めを構築します。35分には清水のパスを塩谷がミドルで狙いましたがわずかに外れ、37分には茶島のFKに寿人が飛び込みましたが及びません。そして前半44分、水本のクサビのパスを受けた寿人が反転してスルーパス。これで抜け出した宮吉がGKの逆を突いてシュートを決めて、1点リードで前半を折り返しました。
 後半に入るとブリーラムは前半以上に前がかりになって攻め込み、11分には右サイドを崩されスシャオが決定的なシュートを放ちましたが林の正面に飛んで助かります。逆にサンフは、4分に清水のクロスに寿人が合わせようとしましたがGKが足でクリア。12分には茶島が中央を割ってシュートを放ちましたがGKに止められます。選手交代で流れを変えようとするブリーラム。広島も皆川と柴崎を投入して追加点を狙いに行きます。そして25分にはロビングのパスを受けた皆川のシュートがポストに弾かれ、そのこぼれを拾った皆川が至近距離からシュートを狙いましたが空振り。31分には茶島が中央を抜けてシュートを放ちましたがGKが横っ飛びでキャッチします。その後は同点を狙って前がかりに来たブリーラムに攻め込まれ、33分にはサタポンにペナルティエリア内から打たれましたが枠外。36分にはティーラトンが抜け出しましたが林が飛び出して抑えます。続いて38分にはカイオに遠目から狙われ、40分にもアノンにシュートを許します。しかし後半41分、丸谷の縦パスを皆川がフリックすると、DFラインの裏のスペースに抜け出した柴崎がGKの頭の上を抜くシュートを決めて、リードを2点に広げて試合を締めました。
 前節は広島がブリーラムを圧倒しましたが、この試合はさすがに同じようには行きませんでした。テレビによると現地の気温は34℃、湿度43%だとのことでしたが、モバイルサイトによるとピッチ上は38℃にもなっていたらしく、選手たちが暑さで苦しんでいるのはテレビの画面上からも明らかでした。またピッチも荒れていたからかいつもよりパスミスも多く、相手にペースを握られる時間帯が長かったように思います。ただそのような状況でもしっかりと戦えるのが今のサンフレッチェ。一人がミスをしても全員でカバーするなど、90分を通じて集中を切らせることはありませんでした。佐々木、浅野の怪我や野津田の移籍など厳しい状況は続いているものの、宮吉が移籍後初ゴールと言う結果を出し森崎和も久々にプレーするなど、勝点3だけでなくいろいろと収穫の多い試合だった、と言えるのではないでしょうか。
 今節はFCソウルと山東魯能が引き分け、それぞれ勝点を10と7に伸ばした一方でブリーラムのグループリーグでの敗退が決まりました。広島は上位2チームを勝点差4と1で追う、と言う展開になっていて、自力でノックアウトステージに進出する可能性を残しています。ただ、次節山東魯能に敗れればその時点で敗退が決定。また勝点が並んだ場合はそれらのチーム間の対戦成績で決まるので、山東魯能に勝っても1-0だと厳しい状況に追い込まれます。ただ、森保監督の方針は目の前の試合に集中して1試合1試合を勝つこと。そこまでまずはJ1リーグ戦2試合をしっかりと戦って、次の中国遠征に向かって欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  試合詳細  試合経過  宮吉  
サッカーダイジェストWeb  広島は次節が正念場

<16.4.5> 中国新聞によるとブリーラムの今日の予想最高気温は39℃。またキックオフは現地時間の午後6時と言うことで、「焦熱地獄」の中での試合になることが予想されます。それに対してサンフレッチェの選手たちは1週間前から長めの入浴やサウナで代謝を上げ、サウナスーツを着込んでミニゲームを行うなど暑さ対策をしてきたとのこと。これまでブリーラムで戦ったJリーグクラブは、2012年の柏は2-3で敗れ、2013年の仙台、2014年のC大阪はいずれもドロー。昨年のG大阪も先制点を許しながら後半終了間際にようやく逆転するなど苦戦を強いられてきています。今日のブリーラムは前回の対戦時には不在だったアンドレス・トゥニェスやスシャオなど主力を入れたベストメンバーで来ることが予想されるだけに、相手の攻勢を我慢しつつ隙を突いて点を奪う、と言う戦いで勝利を目指す必要がありそうです。
 今日の試合会場はブリーラムスタジアムで、午後6時(日本時間午後8時)キックオフ。テレビは日テレNEWS24(スカパーch571とCS349)で生放送が予定されていますが、先月までの日テレG+とは違っていて別契約が必要ですのでご注意下さい。また広島テレビで深夜1時4分から、日テレG+で明日の午後2時15分から録画放送があるそうです。今日もブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<16.4.4> 明日はACLグループリーグMatch Day 4。サンフレッチェはアウェイでブリーラム・ユナイテッドと対戦します。
 前回のサンフレッチェとの対戦以降のブリーラムの公式戦の戦績は次の通り。
ACL3 ●0-3 広島    【広】浅野2、清水
TPL5 △2-2 スパンブリー【ブ】ティーラトン、アノン、【ス】プラット、ジャッカパン
TPL6 ○3-1 パタヤ   【ブ】アンドレス・トゥニェス、カイオ、アノン、【パ】ウォンサコーン
 これまでACLに4回出場してグループステージ勝ち抜きは一度だけ、と言うことで今年こそ、の気持ちは強かったと思いますが、ここまでの戦績は3戦全敗。しかも得点0に対して失点は12と言うことで崖っ縁に立たされています。ただ、明日のホームゲームは多くのサポーターが来ることが予想されるため勝ちたい気持ちはこれまで以上に強いはず。暑さも味方にして、全力で今季のACL初勝利を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると2試合連続で出番がなかった佐藤寿人選手や、左太もも痛から復帰した森崎和幸選手が遠征に帯同しているとのこと。「今、プレーすることに飢えている」(森崎和)と言うことなので、この二人が先発するのは間違いないと思われます。ただ他のメンバーはコンディションを見ながらと言うことで、監督もまだ決めていない可能性が高そうなので、メンバーは分からないのですが一応次のように予想しておきます。
        林

    塩谷 千葉 水本

     丸谷 森崎和

清水             柏

   茶島      宮吉

       佐藤

SUB:増田、吉野、キム、宮原、青山、森崎浩、皆川
 現在のところグループFは、ここまで全勝のFCソウルを、勝点6の山東魯能と勝点3のサンフレッチェが追う、と言う展開になっています。3試合を残して勝点差が6と3と言うのは十分に追いつくことのできる範囲ですが、ただソウルも山東もブリーラム戦を残しているため今後最低でも勝点3ずつを積み上げる可能性が高い、と思っていた方が良さそう。とすると明日はアウェイとは言えぜひとも勝利が必要な試合、と言うことになります。長距離移動と35℃にもなる蒸し暑い気温、と言う厳しい条件下の戦いとなりますが、これまで通りチーム一丸となって勝点3を持ち帰って欲しい、と思います。
<16.4.3> プレスリリースによると負傷のため仙台戦を欠場した浅野は昨日広島市内の病院で検査を受け、右腸腰筋損傷で全治3週間と診断されました。全治3週間、と言うことだと復帰は早くても4/24の1st stage第8節横浜FM戦とになるわけで、連戦が続くチームにとっては痛い離脱と言うことになります。
 ところで昨日の報知新聞の記事によると、シュツットガルトが浅野の獲得に乗り出しているらしく、一昨日も国際事業を統括しているギド・ブッフバルト氏が視察に来ていたそうです。足立強化部長は「正式オファーは来ていない」としながらも、これまでの方針通り「完全移籍しか認めない」と語っているとのこと。移籍金は5億円前後に設定しているらしいのでそう簡単に流出することはないと思いますが、浅野にはまずは身体を治して、チームでレギュラーを確保することを優先させて欲しいと思います。
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