5/1〜5/7のSANFRECCE Diary


<16.5.8> 明日はJ1リーグ戦第11節。サンフレッチェはホームにサガン鳥栖を迎えます。
 ドイツの名将・マガト監督の就任に基本合意しながら土壇場で断られた鳥栖は、急きょFC東京を退任したフィッカデンティ監督を招聘しました。そして「まずは守備から」と宣言した通りにここまでリーグ戦9試合で9失点と守備の整備には成功しているものの、得点は下から2番目のトータル7点。「ウノゼロ」で負ける試合も多く現在14位に低迷しています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○2-1 福岡  【鳥】豊田、岡田、【福】ウェリントン
2A ●0-1 鹿島  【鹿】金崎
3H △1-1 甲府  【鳥】金民友、【甲】クリスティアーノ
4A ●1-2 横浜FM 【鳥】谷口、【横】富樫、中町
N2A ●0-1 新潟  【新】レオ・シルバ
5H △1-1 柏   【鳥】豊田、【柏】大津
N3H △1-1 仙台  【鳥】白星東、【仙】キム・ミンテ
6A ●0-1 川崎F 【川】大久保
N4A ●0-1 横浜FM 【横】伊藤
8H ●0-1 磐田  【磐】大井
9A ○2-0 仙台  【鳥】豊田2
10H ●0-1 湘南  【湘】大槻
 前節はスピーディーな展開ながらゴール前での精度が低くシュートに繋がらない、と言う流れが続きましたが、後半26分にCKのこぼれを繋がれて失点。その後は何とか追いつこうと猛攻を仕掛けたものの相手GKの好守にも阻まれて得点を奪えず敗れています。明日は相性の悪い広島が相手と言うこともあって、まずは守備を固めて凌ぎ切ろうと言う戦いをしてくる可能性が高そうです。
 対するサンフレッチェですが、体調不良で2試合先発を外れた青山が戻ってくるはず。またソウル戦で復活を印象づけた浅野も、少なくともベンチ入りする可能性が高そうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   茶島      柴崎

       ウタカ

SUB:増田、宮原、丸谷、清水、浅野、佐藤、皆川
 若手の活躍で勝利したソウル戦の結果は、レギュラー選手には大きな刺激になったはず。少なくともうかうかしているとポジションを奪われる、と言う緊張感は高まっているのではないでしょうか。明日はいつも通りのサンフレッチェらしいサッカーで、来季のACL出場権獲得に向けて再スタートを切って欲しいと思います。
<16.5.7> 日本サッカー協会は5/11に行われるガーナ代表とのチャリティマッチに臨むU-23日本代表を発表し、広島からは浅野と新潟にレンタル中の野津田が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】櫛引(鹿島)、杉本(徳島)、牲川(鳥栖)
【DF】山中(柏)、亀川(福岡)、伊東幸、植田(鹿島)、
    岩波(神戸)、ファン・ウェルメスケルケン(ドルトレヒト)、
    奈良(川崎F)、三浦(清水)
【MF】大島、原川(川崎F)、伊東純(柏)、橋本(FC東京)、
    矢島、豊川(岡山)、野津田(新潟)、井手口(G大阪)
【FW】富樫(横浜FM)、金森(福岡)、浅野(広島)、オナイウ(千葉)
 ポルトガル遠征のU-23代表から中村、中谷(柏)、遠藤、関根(浦和)、南野(ザルツブルグ)、鎌田(鳥栖)、久保(ヤングボーイズ)と追加招集だった秋野(柏)と小泉(新潟)が外れ、櫛引、伊東幸、岩波、三浦、伊東純、橋本、矢島、野津田、富樫が選ばれています。このメンバーは明日のリーグ戦終了後に鳥栖に集合することになります。
<16.5.6> 森山佳郎監督率いるU-15日本代表は、デッレナツィオーニトーナメントで決勝まで進んだものの惜しくも準優勝に終わりました。全試合の結果とメンバーは次の通り。
【グループリーグ】
○4-3 ノルウェー 【日】栗原2、山崎稜、西川
 [GK]鈴木、[DF]遠藤(→岩井HT)、狩野、西尾、石田(→熊田55分)、[MF]山崎大、
 食野、山田(→松本HT)、小田(→山本55分)、[FW]栗原、山崎稜(→西川62分)

○2-1 メキシコ 【日】西川、瀬畠
 [GK]高山、[DF]熊田、岩井、井上、西尾、[MF]山本(→栗原61分)、瀬畠、松本、
 食野(→山崎大69分)、[FW]ブラウンノア(→山崎稜43分)、西川

○6-2 オーストリア 【日】石田、ブラウンノア、小田、遠藤、山田
 [GK]鈴木、[DF]井上、狩野(→熊田57分)、山崎大(→栗原49分)、[MF]山田、
 遠藤、石田、小田、瀬畠(→松本HT)、山本(→山崎稜HT)、[FW]ブラウンノア

【準決勝】
○2-2 ロシア(PK5-4) 【日】食野、西尾
 [GK]高山、[DF]岩井、西尾、熊田、山崎大、[MF]瀬畠、食野、松本、
 山本(→小田66分)、[FW]山崎稜(→西川HT)、栗原

【決勝】
●1-2 スロベニア 【日】栗原
 [GK]高山、[DF]岩井、西尾、狩野(→山崎稜59分)、井上(→山崎大43分)、
 [MF]瀬畠、食野、松本、山本(→小田50分)、[FW]西川、ブラウンノア(→栗原HT)
 サンフレッチェユースから選出された山崎大地選手はキャプテンを務めたそうで「優勝できなかったことは非常に悔しいですが、得るものが大きい大会でした」と述べています。いろいろと課題も見つけたようなので、今後のユースでの成長に期待したいと思います。
<16.5.5> 昨日ホームで行われたACLグループステージMatch Day6のFCソウル戦は、浅野と皆川のゴールで2-1で勝ちました。
 森保監督は磐田戦から吉野、丸谷以外の先発を全員入れ替えて、以下のメンバーで戦いました。
       増田

    大谷 吉野 金範容

     森島  丸谷

高橋            清水

   浅野      宮吉
   (→森崎浩80分)
       皆川

SUB:廣永、塩谷、千葉、長沼、青山、佐藤
 対するソウルは、GK:ユ・ヒョン、DF:シム・ウヨン、キム・ナムチュン、MF:キム・チウ(→ユン・ジュテ59分)、イ・ソクヒョン、シム・サンミン、イ・サンヒョブ、ユン・イルロク、FW:シム・ジェヒョク、キム・ジョンファン(→パク・ヨンウHT)、アドリアーノ、と言うメンバーでした。全体的に緊張していたからかいきなり右サイドを破られクロスにキム・ジョンファンが飛び込む、と言うシーンを作られ、その後もソウルにボールを回されてなかなか奪えない時間帯もありましたが、しかし徐々に落ち着いて広島らしいサッカーを展開できるようになります。17分には後方からのパスを皆川がシュートしましたが惜しくも枠外。18分には森島のクサビのパスを受けた浅野が反転してシュートしましたがGKの好セーブに阻まれます。そして前半26分、清水のFKにニアに飛び込んだ浅野が右足でコースを変えて流し込むとポストに当たってゴールへ。GKが抑えたもののゴールラインを割っていたと言う判定で、広島が先制点を奪いました。
 その後ソウルも押し返す時間帯があったものの広島はカウンターからチャンスを作り、33分には浅野がドリブルからDFをかわしてシュートしたものの、バーに当たったボールは惜しくも手前に跳ねます。また37分には大谷のアーリークロスに浅野が飛び込んだがぎりぎりでクリアされます。そして前半38分、森島のマイナスのパスを受けた清水が左足でクロス。ここに頭から飛び込んだ皆川がゴールネットに突き刺して、リードを2点に広げました。そしてこの後も高橋の突破などでチャンスを作りつつ2点リードで前半を折り返しました。
 後半に入るとペースを上げて攻め込んでくるソウル。1分と4分にはユン・イルロクにシュートを打たれましたが増田がしっかりと抑えます。20分には高橋が遠目から狙いましたが枠外。34分には森崎浩が久々に出場すると、ファーストタッチでシュートしましたが惜しくも上に外れます。終盤はソウルがパワープレーに出て放り込んできますが、広島のDF陣は負けずに競り合って跳ね返します。41分にはロングボールの競り合いからPKを与え、アドリアーノに決められて1点差にされてしまいます。更に48分にはユン・ジュテのミドルを増田が弾き、こぼれ球を押し込まれましたがオフサイドのジャッジに救われます。そして長いアディショナルタイムを耐えて、勝利のホイッスルを聞くことができました。
 プロとしてのデビュー戦となった森島。広島では初めての公式戦出場になった大谷。山東魯能戦で先発したものの勝利に貢献できなかった高橋。そして磐田戦で先発しながら悔しい思いが残った吉野。経験の浅い選手を多く起用したサンフレッチェでしたが、試合内容は素晴らしいものだったと思います。森島はフィジカルの強いソウルの選手に寄せられてもボールをしっかりとキープして前線やサイドにボールを供給して、攻撃にスイッチを入れる役割を果たしました。吉野はDFラインを統率しつつ右に左にカバーに走ってボールを奪い、また攻撃の起点にもなりました。そして、何と言っても得点シーンだけでなく何度もチャンスを作った浅野と皆川、そして2アシストを決めた清水ら経験のある選手がしっかりと役割を果たすことで、若手も躍動できたのではないかと思います。森保監督は「サポーターの方々に魂のこもったプレーをお見せしたかった。そして選手たちはタフに粘り強く戦い、結果を以てプライドを見せてくれた」と語っていますが、まさにその言葉通りの試合だったと言えるでしょう。残念ながらACLは敗退し、しばらくはリーグ戦だけが続くことになるため試合出場のハードルは高くなると思いますが、いつでも試合に出場できるようにしっかりと準備しておいて欲しいもの。そしていずれはレギュラーからポジションを奪い取って、明日のサンフレッチェを作って欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  試合経過  浅野
サッカーダイジェストWeb  浅野がゴール

<16.5.4> 中国新聞によると、今日は増田や金範容、森島らリーグ戦出場の無い選手5人が先発する可能性が高いとのこと。また股関節などを傷めて昨年9月以来出場が無かった森崎浩も、少なくともベンチ入りはすることになりそうです。今日は試合経験の少ない選手が出場することになりますが、ぜひともこれまで練習で培ってきた成果を見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島広域公園陸上競技場で、午後7時半キックオフ。試合前イベントとしては、おまつり広場で「キックターゲット&ガラポンWチャレンジ」「サンチェふわふわドーム」が3時半から、李翔雲さんやアコースティックユニットMameのライブと中島浩司氏のトークショーがある「にぎわいステージ」が4時から行われます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、茶島選手のプレミアムカードを3,000名様に。ACL限定グルメは、「ACL弁当」800円と、「日替わりスープセット カルビクッパ」500円です。また端午の節句に因んだ柏選手との特別コラボメニューとして「かしわもちふみ」(白とよもぎに加えて紫の柏餅をセット)を400円で限定1,000セット販売します。今日はGWのど真ん中ということで高速道路の渋滞も予想されますので、なるべくアストラムラインやシャトルバスをご利用下さい。
 テレビはスカパー!ch571とCS349の日テレNEWS24で生放送が、また明日の午前10時から日テレG+で録画放送が予定されています。今日もブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<16.5.3> 明日はACLのグループステージMD6。サンフレッチェはホームにFCソウルを迎えます。
 昨年はリーグ4位に終わりFAカップ優勝でACL出場権を獲得したFCソウルですが、今季は開幕から絶好調でリーグ戦とACLの全13試合を戦ってわずかに1敗。Kリーグクラシックは首位に立ち、ACLも首位でグループリーグ突破を決めています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
ACL2 ○4-1 広島   【ソ】キム・ウォンシク、アドリアーノ3、【広】千葉
K1 ●0-1 全北現代 【北】キム・シンウク
ACL3 ○4-1 山東魯能 【ソ】アドリアーノ2、コ・ヨハン、ダミヤノヴィッチ、【山】ジュシレイ
K2 ○4-0 尚州尚武 【ソ】オスマル、アドリアーノ、ダミヤノヴィッチ、イ・ソクヒョン
K3 ○3-1 仁川   【ソ】パク・チュヨン2、アドリアーノ、【仁】ソン・ジェヒョン
ACL4 △0-0 山東魯能
K4 ○2-1 全南   【ソ】イ・ソクヒョン、アドリアーノ、【南】ペ・チョンソク
K5 ○2-1 光州   【ソ】パク・チュヨン、アドリアーノ、【光】ソン・スンミン
K6 ○3-0 水原FC  【ソ】アドリアーノ、シン・ジンホ、ダミヤノヴィッチ
ACL5 ○2-1 ブリーラム【ソ】ダミヤノヴィッチ、パク・ヨンウ、【ブ】トゥニェス
K7 ○2-1 蔚山   【ソ】ダミヤノヴィッチ、パク・チュヨン、【蔚】キム・チゴン
K8 △1-1 水原三星 【ソ】アドリアーノ、【水】サントス
 ACLは2位山東魯能と勝ち点3をつけていて、しかも直接対決の成績で上回っているので首位は確定済み。一方Kリーグは4日後に浦項戦を控えていると言うことなので、明日は主力を休ませる可能性が高そうです。ただ、その分試合出場に飢えていた選手が勝利を目指して全力で来る、と考えておいた方が良さそう。韓国のクラブとしては日本には負けたくない、と言う気持ちも強いはずなので、主力がいなかったとしても舐めるわけにはいきません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると昨日のミニゲームでは浅野が主力組のトップ下に入って良い動きを見せていたとのこと。こちらも若手中心で戦うとのことなので、メンバーは以下のような感じになるのではないでしょうか?
       増田

    キム 吉野 大谷

     丸谷  宮原

高橋            清水

   浅野      宮吉

       皆川

SUB:廣永、千葉、森島、長沼、森崎浩、柴崎、佐藤
 FCソウル戦と言えばMD2でアウェイ戦を戦って、前半は対等に戦えたものの後半崩れて大敗を喫した因縁の相手。特にその時に先発して悔しい思いをした選手たちにとっては、ぜひともリベンジしたいと思っているに違いありません。明日は「消化試合」ではありますがホームでしかも大勢の観客が予想されるので何としても勝利したいところ。勝ちたいと言う気持ちを前面に出して、力いっぱい戦って欲しいと思います。
<16.5.3> プレスリリースによると4/26の練習中に負傷した川崎裕大選手は昨日広島市内の病院で左アキレス腱再断裂再建術の手術を行い、全治5ヶ月と診断されました。川崎は3月中旬に左アキレス腱部血腫除去手術を行っており、そこから復帰したばかりで同じところを再び痛めたことになります。昨年サンフレッチェに加入した川崎は、3/1の練習中に右大腿前面筋損傷で全治8週間を負うなど怪我が続いたこともあって、昨年は試合出場どころかベンチ入りもありませんでした。全治5ヶ月と言うことは、復帰は早くて10月。今シーズンも苦しい1年になりそうですが、気持ちを切らさずにリハビリに励んで欲しいと思います。
<16.5.2> 昨日高円宮杯プレミアリーグウェストの第4節が行われ、サンフレッチェユースはアウェイで名古屋U18に逆転勝ちして2連勝。暫定順位を4位に上げました。メンバーは、GK:大迫、DF:東野、里岡、川井、MF:力安、満田、川村、仙波、FW:山根、村山、明比(→藤原90分)。得点は前半15分に金(名古屋)、23分に里岡(広島)、後半32分に満田(広島)でした。第4節の全結果と順位表は次の通り。
【第4節】
神戸弘陵高 0-0 東福岡高
C大阪U-18 3-4 G大阪ユース
名古屋U18  1-2 広島ユース
京都U-18  1-1 神戸U-18

         試合 勝点 勝 分 負 得失差
1 G大阪ユース    4     9    3   0   1    +6
2 C大阪U-18    4     9    3   0   1    +3
3 東福岡高     3     7    2   1   0    +3
4 広島ユース    2     6    2   0   0    +2
5 神戸U-18     4     4    1   1   2    -1
6 神戸弘陵高    4     4    1   1   2    -3
7 名古屋U18     4     3    1   0   3    -2
8 京都U-18     3     1    0   1   2    -5
9 大分U-18     1     0    0   0   1    -1
10 大津高      1     0    0   0   1    -2
 なお震災の影響で大分U-18と大津高の試合は中止になっています。
<16.5.1> オフィシャルサイトによると、5/4(水)に開催されるACLグループステージMD6のFCソウル戦の「メモリアルデザインチケット」が完売となりました。この試合の前売り券はSS指定席も完売で、SA指定席も70%が販売済みと売れ行き好調の様子。5/4は天気も良さそうなので、沢山の観客が詰めかけることになりそうです。バックスタンド自由シートやサポーターズシートの余裕はまだありますが、観戦を予定している方はお早めにどうぞ。
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