5/8〜5/14のSANFRECCE Diary


<16.5.14> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦1st stage第12節柏戦は、両GKの好守の競演でスコアレスドローに終わりました。
 メンバーは前節とベンチも含めて同じで、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏(→清水73分)

   茶島      柴崎
   (→浅野55分)
       ウタカ

SUB:増田、吉野、丸谷、宮吉、皆川
 対する柏は前節から8人入れ替えて、GK:中村、DF:湯澤、鎌田、中山、輪湖、MF:太田、秋野、栗澤、茨田、武富、FW:ディエゴ・オリヴェイラ、と言うメンバーでした。試合は主に広島がボールを支配するものの柏もしっかりとボールを繋ぎ、お互いにパスサッカーで相手を崩そうとする展開。その中で最初にチャンスを作ったのは柏で、4分にはディエゴ・オリヴェイラがシュートを放ちます。広島のファーストシュートは9分で、ミキッチのクロスにウタカが頭で合わせましたがヒットせずにキャッチされます。18分には柏好文のクロスのこぼれを青山が打ちましたがDFが身体を張って守り、ミキッチのクロスもクリア。逆に20分には武富に強烈なシュートを打たれましたが林が好反応で防ぎます。32分には茶島のパスを受けたウタカがDFラインの裏に抜け出してシュートしましたが中村が大きく広げた足に当てられてしまいます。続いて35分にはミキッチのクロスからウタカがシュートしましたが枠外。39分には柏好文のクロスに柴崎が合わせましたがオフサイドを取られます。前半は広島がボールを支配する時間が長かったものの柏も決定機を作るなどお互いに持ち味を出して、流砂無得点で折り返しました。
 後半最初にチャンスを作ったのは柏で、1分に湯澤の突破から茨田が狙いましたが林が横っ飛びで防ぎます。逆に8分には柏好文のクロスに茶島が合わせましたが枠を捉えず。10分にはミキッチのクロスに柴崎が頭で合わせましたがこれも枠外に外れます。20分には塩谷のシュートはDFにブロックされ、こぼれをショートパスで繋いで柴崎が打ちましたが中村のスーパーな反応に防がれます。逆に22分にはディエゴ・オリヴェイラが単独突破してシュートしましたが上に外れて助かります。その後は浅野の突破や清水の仕掛けなどからチャンスを作りましたがU-23代表GKの牙城は崩せず、むしろ後半になっても落ちない柏のプレスに苦しむシーンも見られなかなか柏の守備を崩すことができません。結局後半は広島のシュートは7本だったのに対して柏のシュートは2本に抑えましたが点は奪えず、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 ウタカ、柴崎、茶島の組み合わせで6試合戦って7得点を挙げるなど攻撃の連携が高まってきたこのところのサンフレッチェでしたが、この日は残念ながら不発。中村に2度、3度と決定的なシーンを止められ、浅野に代わった後もあまりチャンスを作れずに終わりました。下平監督は前節3失点したことを受けて「今日はしっかり守備をしていくということでゲームに入った」と語っていますが、そこで単に引いて守るだけでなく「栗澤、秋野、茨田とボールを保持できる選手を多めに使った。なるべく守備の時間を減らしたい」と言う戦略通りの結果になったと言えるかも。運動量を確保するために8人ものフレッシュなメンバーを起用し、得意のハイプレスもかけてくるところとステイするところのメリハリが利いて、最後までプレスの質を落とさずに戦ってきたのも効いていたように思います。広島としても決して想定していなかった形では無かったとは思うのですが、そのような相手の狙いの上を行くことができなかったのは残念だった、と言わざるをえません。
 ただその一方で、守備は全体的に落ち着いていて2試合連続無失点で締めることができました。特に林の安定感はさすがと言えるもの。前半の武富のシュートはしっかりと正対してコースを狙う余地を与えませんでしたし、後半の茨田のシュートはDFのブラインドになっていたにも関わらずしっかりと反応していました。また柏のハイプレスに慌てることもなくしっかりとパスを回していましたし、この点はまったく問題ない試合だったと言えるでしょう。
 この結果暫定順位は一つ上がったものの上位との勝点差を詰めるには至らず、ステージ優勝を考えるとやや苦しい状況になってきました。ただ今週は1ヶ月半ぶりに試合と試合の間隔が1週間空きますし、しかもホーム連戦になるのでじっくりと調整ができます。チームにも選手たちにも疲労が蓄積している状態でもあるので、ここで腰を落ち着けて準備をすれば、今後改めてスパートをかけることも可能でしょう。ここで改めて激しいポジション争いを繰り広げて、次節はよりレベルアップした戦いを見せて欲しいと思います。

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サッカーダイジェストWeb  採点&寸評 -->  主役は両GK!

<16.5.14> 日本サッカー協会は昨日トゥーロン国際大会に参加するU-23日本代表を発表し、広島からは浅野と新潟にレンタル中の野津田が選ばれました。今回選出されたのは次の20人。
【GK】櫛引(鹿島)、中村(柏)
【DF】亀川(福岡)、三丸(鳥栖)、奈良(川崎F)、岩波(神戸)、
    ファン・ウェルメスケルケン(ドルトレヒト)、植田(鹿島)
【MF】大島、原川(川崎F)、矢島(岡山)、野津田(新潟)、
    喜田、前田(横浜FM)、南野(ザルツブルグ)、井手口(G大阪)
【FW】富樫(横浜FM)、久保(ヤングボーイズ)、浅野(広島)、
    鎌田(鳥栖)
 ガーナ戦のメンバーから杉本(徳島)、牲川(鳥栖)、山中、伊東純(柏)、伊東幸(鹿島)、三浦(清水)、橋本(FC東京)、豊川(岡山)、金森(福岡)、オナイウ(千葉)と追加招集の為田(福岡)が外れ、中村、喜田、南野、久保、鎌田が再招集されています。このメンバーは今週末のリーグ戦終了後に集合して渡仏し、5/21にパラグアイ、5/23にポルトガル、5/25にギニア、5/27にイングランドの各U-23代表と対戦します。そしてグループリーグで2位以内に入れば5/29に決勝か3位決定戦を戦います。
<16.5.13> ガーナ戦に先発出場して前半で退いた浅野ですが、中国新聞によると「全然大丈夫。監督に聞かれなくても行く」と出場の意欲に満ちていたそうです。また森保監督も「まあやれると思います」と少なくともベンチには入れることになりそう。今季は途中出場の選手のゴールがまだ無いので、今日はぜひ一つ決めてトゥーロン国際大会に向かって(選ばれれば、ですが)欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後7時半キックオフ。試合前イベントとしては、おまつり広場で4時半から「オタフクソース特設ブース」で先着900名様に「これ一本でいいんで酢300ml他」をプレゼントするほか、オタフクソース賞品が当たる「つかみ取りゲーム」や「釣り堀ゲーム」を行います。また、お客様の手荷物を1個500円でお預かりする「てぶらで観戦」と「サンチェふわふわドーム」も行います。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは青山選手のプレミアムカード。選手コラボメニューは浅野選手の「津ぎょうざ」と柴崎選手の「長崎ちゃんぽん」各700円です。試合会場限定グルメは、柏戦に因んで柏選手との怒濤のコラボ第3弾「かしわ飯ふみ」を500食限定で600円で提供します。また今日の清酒呑み比べセットは、呉市の「雨後の月特別純米酒」と北広島町の「老亀中生新千本純米酒」及び千葉県の「不動吊るし純米吟醸酒」となっています。今日も試合開始30分以降のご来場で当日券が半額になる「駆けつけ割」を実施しますので、学校や仕事で遅くなりそうな方もぜひご来場下さい。
 テレビはスカパー!ch607(スカイA)とCS250で生放送が予定されています。今日もブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<16.5.12> 明日はJ1リーグ1st stage第12節。サンフレッチェはホームで柏レイソルと対戦します。
 今季からミルトン・メンデス監督が就任した柏でしたが、開幕からの3試合で1分け2敗と結果が出なかったこともあって3月半ばに電撃辞任。(事実上の解任。)ヘッドコーチの下平氏を監督に据えて再出発しました。そしてその賭けは大当たりで、若手の積極的な起用も功を奏してナビスコカップ第3節から公式戦7連勝。リーグ戦の順位も4位まで上げてきました。今季の公式戦の戦績は次の通り。
1H ●1-2 浦和  【柏】大谷、【浦】武藤、ズラタン
2A ●0-2 大宮  【宮】ムルジャ
3H △2-2 磐田  【柏】秋野、田中、【磐】ジェイ、櫻内
4A △2-2 新潟  【柏】武富、エデルソン、【新】田中達、大野
N1A △2-2 福岡  【柏】輪湖、田中、【福】城後、ウェリントン
N2H ●0-1 仙台  【仙】富田
5A △1-1 鳥栖  【柏】大津、【鳥】豊田
N3A ○3-1 横浜FM 【柏】中川、増嶋2、【横】富樫
6H ○1-0 FC東京 【柏】田中
7A ○1-0 G大阪 【柏】ディエゴ・オリヴェイラ
N4H ○2-1 川崎F 【柏】ディエゴ・オリヴェイラ、武富、【川】エドゥアルド・ネット
8A ○2-0 鹿島  【柏】伊東、武富
9H ○2-0 神戸  【柏】山中、伊東
10A ○2-0 甲府  【柏】ディエゴ・オリヴェイラ2
11H ●1-3 川崎F 【柏】中谷、【川】エドゥアルド・ネット、大久保、小林
 前節は川崎Fに主導権を握られ前半15分にリーグ戦6試合ぶりの失点。前半のうちにセットプレーから同点に追いついたものの、なかなか主導権を握れないままに久々の敗戦を喫しています。4月初めから1ヶ月ちょっと続いた勢いも小休止、と言うところかも知れませんが、ただ選手たちがつかんだ自信は大きいはず。明日は再び勢いに再点火するつもりで、広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節体調不良でベンチからも外れた寿人は練習に復帰しているとのこと。前節から中4日と言うことでコンディション次第では先発メンバーの入れ替えもあるかも知れないのですが、今のところ情報はないので以下のメンバーを予想しておきます。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   茶島      柴崎

       ウタカ

SUB:増田、吉野、丸谷、清水、浅野、佐藤、皆川
 4/1から続いていた中3〜4日の連戦も明日が最後。これが終われば1ヶ月半ぶりに1週間の休みを取ることができます。選手もスタッフも疲れが溜まっているのではないかと思いますが、何とか勝利で乗り切ってステージ優勝争いに食らいついて行って欲しいと思います。
<16.5.12> 昨日U-23代表はガーナ代表と親善試合(チャリティマッチ)を行い、3-0で勝ちました。メンバーは、GK:櫛引(→杉本HT)、DF:伊東幸、植田、奈良(→岩波HT)、亀川(→三丸79分)、MF:野津田、大島(→前田58分)、橋本(→井手口HT)、矢島、FW:浅野(→金森HT)、富樫。先制点は前半11分で、相手のパスミスを奪った大島が矢島に展開すると、ペナルティエリアの角から右足で狙いすましたシュートを決めました。続いて前半15分、野津田のパスを伊東幸がワンタッチでクロス。これを逆サイドに詰めていた矢島が押し込んで追加点。そして前半30分には高い位置で相手ボールを奪った浅野が横パスを出すと、これを富樫がループ気味に決めてリードを3点に広げます。そしてその後はガーナの攻撃を抑えつつ何度もチャンスを作りましたが追加点を奪えず、そのまま勝利のホイッスルを聞きました。この年代としては初めてのアフリカ勢との対戦でしたが選手は落ち着いていて、日本らしい人もボールも動くサッカーができていたと思います。1月の最終予選のメンバーから大きく入れ替えたメンバーでの戦いでしたが、チームとしてレベルアップができていることが示せたのではないでしょうか。
 ところでサンフレッチェから選ばれた浅野は前半のみの出場、新潟へレンタル中の野津田はフル出場となりました。浅野は3点目のアシストとなるパスを出し、また2度ほど抜け出したシーンも作りましたがやや不完全燃焼、と言う感じかも。スピードのあるアフリカ人DFとどう戦うか、五輪本番に向けて課題が残った、と言えるかも知れません。一方の野津田ですが、開始早々に思い切ってミドルシュートを狙うなどチーム最多の5本のシュートを打つなど良い動きを見せました。特に前半は右サイドに張って前に後ろにパスを捌き、攻撃のリズムを作りました。また後半は逆サイドにポジションを移し、積極的にゴール前にも進出して追加点を狙いに行きました。ゴールが奪えなかったのは残念でしたが、チームにとって必要な選手であることは示すことができたのではないでしょうか。
<16.5.11> こちらも森山監督が率いるU-16日本代表は先週土曜日から中国に遠征していますが、そのメンバーにサンフレッチェユースの山崎大地選手が追加招集されています。今回選出されている選手は次の通り。
【GK】青木(JFAアカデミー福島)、小久保(柏U-18)
【DF】監物(清水ユース)、菅原(名古屋U18)、小林(神戸U-18)、
    関川(流経大柏高)、桑原(福岡U-18)、高畑(大分U-18)
【MF】平川(FC東京U-18)、東、桂(広島ユース)、瀬畠(JFAアカデミー福島)、
    福岡、上月(京都U-18)、鈴木、喜田(C大阪U-18)
【FW】山田(C大阪U-18)、宮代(川崎FU-18)、中村(三菱養和ユース)

※関川に代わって山崎(広島ユース)
 このU-16代表は昨日開幕の国際ユース(U-17)4ヶ国大会に参加して、ウズベキスタン、中国、イランの各U-17代表と対戦します。
<16.5.10> 一昨日吉田サッカー公園で行われた高円宮杯プレミアリーグウェスト第5節の神戸U-18戦は、終了間際の失点で敗れ今季初黒星となりました。メンバーは、GK:大迫、DF:東野、里岡、川井、MF:力安、藤原(→宮本73分)、満田、川村、仙波、FW:村山、明比(→堤88分)。日本サッカー協会のサイトによると先制点は前半36分で、スルーパスから相手FWの向かいに決められました。これに対してチャンスらしいチャンスを作れなかった広島も後半反撃に転じ、8分に川井のCKに村山が合わせて同点に追いつきました。そしてその後は大迫の好守もあって終盤まで粘りましたが、後半44分に向井にミドルを決められ敗れました。試合後に沢田監督は「前半は守備時に自陣に引いてしまった上、攻撃でも高い位置に出ていくことができず、自分たちの目指すサッカーができませんでした」とコメント。「後半は前向きな姿勢を見せましたし、決して悪いことばかりではありません」と述べました。第5節の全結果と順位表は次の通り。
【第5節】
東福岡高   1-4 C大阪U-18
大分U-18   0-1 名古屋U18
広島ユース  1-2 神戸U-18
G大阪ユース 3-1 京都U-18

         試合 勝点 勝 分 負 得失差
1 G大阪ユース    5    12    4   0   1    +8
2 C大阪U-18    5    12    4   0   1    +6
3 神戸U-18     5     7    2   1   2     0
4 東福岡高     4     7    2   1   1     0
5 広島ユース    3     6    2   0   1    +1
6 名古屋U18     5     6    2   0   3    -1
7 神戸弘陵高    4     4    1   1   2    -3
8 京都U-18     4     1    0   1   3    -7
9 大分U-18     2     0    0   0   2    -2
10 大津高      1     0    0   0   1    -2
 なおリーグ戦は6/25の第6節まで中断しますが、震災のため中止になっていた第2節の大分U-18戦は5/22(日)の11時から吉田サッカー公園で行われます。(第3節の大津高戦は未定。)
<16.5.9> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦1st stage第11節鳥栖戦は、茶島とウタカのゴールで3-0で快勝し、暫定順位を6位に上げました。
 青山と出場停止明けの千葉が先発に復帰した一方で、寿人が体調不良でベンチにも入らず以下のメンバーで戦いました。
       林卓

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏
(→清水75分)
   茶島      柴崎
   (→浅野63分)
       ウタカ(→皆川85分)

SUB:増田、吉野、丸谷、宮吉
 対する鳥栖は、GK:林彰、DF:藤田、キム・ミンヒョク、菊地、吉田、MF:崔誠根、高橋(→早坂78分)、金民友、白星東(→岡本57分)、FW:岡田(→池田68分)、豊田、と言うメンバーでした。鳥栖ボールのキックオフで始まった試合でしたが、いきなり試合を動かしたのは広島。塩谷のクサビのパスを受けた柴崎がペナの中で反転すると右のスペースへパス。フリーで受けた茶島が決めて、あっという間に先制点を奪いました。
 この後鳥栖は5分、白星東のクロスに岡田が飛び込むと言うシーンを作りましたが、逆に広島もDFラインの裏に抜け出したウタカが決定的なシュートを放ったものの枠を外れます。10分には最終ラインでの繋ぎのミスから危ないシーンを作られましたがラストパスが合わずに助かります。その後はパスを回して相手の隙を探す広島。鳥栖もサイドからのクロスで豊田を狙い、29分には左から右からクロスを入れられましたがクリア。30分には右からのクロスを豊田の手前で塩谷がクリアします。逆に前半32分、柏の右足のクロスはGKに弾かれたものの、こぼれ球を塩谷が頭で競ってミキッチに繋ぎ、クロスをウタカが頭で叩き込んで追加点を奪いました。
 その後も落ち着いてボールを回して試合を進める広島。鳥栖は時折クロスを入れてくるものの、広島DFは厳しい守備でシュートも打たせません。そして後半6分、前からのプレスをかい潜ってパスを茶島に通すと、茶島はドリブルから前線のスペースへのパス。ここに走り込んだウタカが見事な身のこなしでGKもかわしてフリーになって、「ゴールへのパス」でリードを3点に広げました。
 その後11分には鳥栖にファーストシュートを打たれたものの大きく枠外。広島は浅野と清水を投入して更に追加点を狙います。23分にはCKから青山が狙いましたが惜しくも枠外。29分にはCKのこぼれをウタカが狙いましたがGKに弾かれます。35分にもCKから流して青山が狙いましたがGKが反応。その後は両チームともシュートはなく、落ち着いて時計を進めて試合終了のホイッスルとなりました。
 寿人がベンチにも入らない、と言うアクシデントはあったものの、千葉と青山がピッチに戻ってきたサンフはやはり強かった、と言うゲームだったと思います。鳥栖は水曜日にリーグ戦を戦っていたのに対して広島は若手へのターンオーバーでソウル戦だった、と言う差もあったかも知れませんが、しかしそれ以上に違っていたのはチームの熟成度の違いでしょう。スタッツを見るとシュート数は広島の9に対して鳥栖は1。広島のシュートも決して多い方ではなかったとは思いますが、しかしそれは早い時間帯に先制点を取っていたため無理にシュートしたシーンが無かった、と言うことでしょう。2得点のウタカ、1得点1アシストの茶島だけでなく、チーム全体が連動して守備も攻撃も落ち着いてコントロールできた90分間だった、と言って良いのではないでしょうか。
 この試合の結果暫定順位を1つ上げた広島ですが、首位浦和も勝ったため勝点差は8のままとなっています。1st stageは残り7試合と追いつくのはなかなか厳しい勝点差ですが、しかし直接対決で勝てば一気に縮まるので諦める必要はありません。次節は柏、次々節はG大阪と強豪相手の試合が続きますが、こから全部勝つつもりで戦い抜いて欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  鳥栖公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア速報  試合経過  ウタカ  寿人
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評

<16.5.8> 中国新聞によると、体調不良で先発を外れていた青山が2試合ぶり(ACLを入れると3試合ぶり)に先発に復帰するのが確実だ、とのこと。また前節出場停止だった千葉も戻って来る予定です。更に前線は練習ではいろいろな組み合わせを試していたそうですが、浅野のワントップの下にウタカと柴崎が入る可能性が高そう。このところ2試合はいずれもシュート5本と攻撃面で苦しんでいるサンフレッチェですが、今日はこれまでの鬱憤を晴らすような戦いを見せて欲しいものです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後4時キックオフ。試合前イベントとしては、11時から「サンフレッチェカップ」のU-8&U-9とU-12が、12時から「親子サッカー教室」が行われます。またファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が2時から。おまつり広場では手荷物を一時的にお預かりする「てぶらで観戦 てぶらで帰宅」と小学生以下対象の「サンチェふわふわドーム」、及びレディースデー企画として「資生堂商品体感&サンプリングイベント」「レディースで〜大抽選会☆」「占い体験&恋のお悩み相談コーナー」が行われます。SPL∞ASHや尺八ライブ、石川真帆ライブ、しまひろこライブが行われるにぎわいステージも12時から。「フェイスペイント」は1時から、「バルーンアート」は2時から行われます。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、森崎和幸選手のプレミアムカード。選手コラボメニューは、浅野選手の「津ぎょうざ」と柴崎選手の「長崎ちゃんぽん」各700円で提供します。またソウル戦で好評だった柏選手とのコラボメニュー「かしわもちふみ」を400円で限定1,000セット販売します。そして本日限定の試合会場限定グルメは「佐賀牛の野菜炒め〜味噌仕立て〜」が800円。そして3種セット900円の「清酒呑みくらべセット」は東広島市の「賀茂鶴 純米酒」三原市の「酔心 ぶなのしずく 純米酒」及び佐賀県の「天吹 山廃純米 雄町」となっています。そして今日は「母の日プレゼント」として当日割引サービス「お母さんは一般価格から500円割引」のほか、先着100名様に「サンフレッチェ公式フラワー“ムーンダスト”」もプレゼントします。
 テレビはスカパー!ch583とCS805で生放送が予定されています。今日もブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
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