7/24〜7/30のSANFRECCE Diary


<16.7.30> モバイルサイトによると森保監督はアンデルソン・ロペスについて「今節は遠征に帯同させたい」と語っています。また青山については「90分プレーできるコンディションになっている」とのことで、先発もありうると示唆しています。一昨年は4回、昨年は5回戦い、今季も既に2回戦うなど「本当によく当たっている」G大阪はお互いに強いところも弱いところもよく分かっている相手。今日もこれまでどおりにどちらに転ぶか分からない激闘になるのは間違いなさそうです。
 今日の試合会場は吹田スタジアムで午後7時キックオフ。当日券はカテゴリー5とファミリーシート(上層)のみの販売となっています。午後3時半からの発売となっていますので、チケットがまだの方はお早めにどうぞ。
 テレビはNHK-BS1とスカパー!ch582とCS802で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<16.7.30> サンフレッチェユースは昨日クラセンU-18のラウンド16を戦い、Hグループ首位で勝ち上がっていた東京Vユースに1-0で勝って3年ぶりに準々決勝に進出しました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:大迫、DF:東野、イヨハ、里岡、MF:力安、川井、川村、仙波(→藤原90+4分)、FW:満田、村山、明比(→山根77分)。得点は後半8分に仙波でした。明日行われる準々決勝の相手は川崎FU-18で、前橋総合運動公園で午前9時キックオフです。
<16.7.29> 明日はJ1リーグ戦2nd stage第6節。サンフレッチェは吹田スタジアムでG大阪と戦います。
 一昨年はリーグ優勝、昨年は2位とこのところ常に優勝争いに絡んでいたガンバでしたが、今季は開幕から調子が上がらずACLは早々にグループリーグ敗退が決定。リーグ戦も勝ったり負けたり、と言う感じで結局6位に終わりました。そして2nd stageは開幕から2連勝したものの、その後失速して7位まで後退しています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
13A ○3-1 広島  【G】アデミウソン、倉田、長沢、【広】ウタカ
14A ●0-1 FC東京 【東】前田
15H △3-3 湘南  【G】今野、岩下、宇佐美、【湘】端戸、下田2
10H ○1-0 浦和  【G】宇佐美
16A ●1-2 鳥栖  【G】宇佐美、【鳥】鎌田2
17H △3-3 名古屋 【G】阿部、金正也、今野、【名】川又2、矢野
1A ○3-1 鹿島  【G】大森、今野、金正也、【鹿】赤崎
2H ○3-1 仙台  【G】米倉、パトリック2、【仙】ハモン・ロペス
3A △0-0 大宮
4H △0-0 福岡
5A ●2-3 柏   【G】アデミウソン、OG、【柏】クリスティアーノ3
 2nd stageに入って4試合で2失点と堅守が戻ってきていたガンバでしたが、前節はクリスティアーノの個人技から次々とゴールを陥れられて3失点。アデミウソンを起点に一度は同点に追いつきながらも、5年間未勝利の「鬼門」日立台でまたもや勝てず、2nd stage初の敗戦を喫しています。宇佐美の移籍や藤春と井手口の五輪代表招集などでメンバー構成が苦しいガンバですが、しかし堂安がついにJ1リーグ戦デビューするなどU23チームで鍛えてきた若手がチャンスを狙っているはず。明日は絶対に連敗したくない、という強い気持ちで広島を迎えようとしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節途中出場で試運転を果たした青山を先発起用するかどうか、がポイントになりそう。モバイルサイトによると「コンディションも少しずつ向上している」とのことですが、前節良い形で勝利したことを考えると同じ先発メンバーで戦う可能性が高い、と予想します。
        林

    宮原 千葉 清水

     丸谷 森崎和

ミキッチ           柏

   宮吉      柴崎

       ウタカ

SUB:増田、高橋、青山、茶島、アンデルソン・ロペス、佐藤、皆川
 前回の対戦ではミスから次々と失点して完敗を喫したサンフレッチェとしては、何としてもそのリベンジを果たしたいところ。明日も厳しい戦いが予想されますがチーム一丸となって、勝って上位に食らいついていって欲しいと思います。
<16.7.29> 昨日クラセンU-18のグループステージ第3試合が行われ、サンフレッチェユースは0-2で大宮ユースに敗れ2位でラウンド16進出となりました。昨日グループリーグ突破が決まっていたということでメンバーを大きく入れ替えて、GK:伊藤、DF:東野(→里岡48分)、堤、MF:松本、岡野、立花、根角、三原(→山根67分)、FW:宮本(→藤原67分)、桂、渡部(→鈴67分)。失点は後半15分と21分でした。
<16.7.28> 中国新聞によると、アンデルソン・ロペスはリーグでの登録が完了し、調子も上がってきているそうです。昨日のミニゲームではサブ組で2得点。後半は主力組のトップ下に入って、ウタカとの良いコンビネーションを見せていたそうです。森保監督も「このままいいパフォーマンスを見せてくれれば、試合で使いながらフィットさせたい」と語り、試合での起用を示唆していたとのこと。守備はまだまだなので先発は難しいものの、少なくともベンチ入りの可能性は高そうです。
<16.7.27> クラセン2日目の昨日、サンフレッチェユースは福岡U-18と戦い1-0で勝って2連勝となりました。この試合のメンバーは、GK:大迫、DF:東野、イヨハ、里岡、MF:力安、川井、川村、仙波、FW:満田、村山、明比。前半25分にCKからオウンゴールで先制すると、後半は攻められながらも無失点に抑えて逃げ切りました。Eグループのもう一つの試合は、大宮ユースが5-1でセンアーノ神戸を下して勝ち点を4に伸ばしています。勝ち点6のサンフレッチェユースはグループ2位以上が確定し、7/29からのラウンド16への進出が決まりました。
<16.7.26> 昨日、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)のグループステージ初戦が行われ、サンフレッチェユースはセンアーノ神戸に3-1で勝って幸先良いスタートを切りました。メンバーは、GK:大迫(→水田80+2分)、DF:東野、イヨハ、里岡、MF:力安、川井、川村、仙波(→岡野73分)、FW:満田(→根角80+3分)、村山、明比(→三原80+2分)。前半23分に満田が右足のシュートを決めて先制点を奪うと、後半11分に明比、25分に仙波が決めてリードを広げます。後半30分に1点を返されたもののそのまま押し切って、大事な初戦を勝利で終えました。なおEグループのもう一つの試合は大宮ユースと福岡U-18が対戦し、1-1の引き分けでした。
<16.7.26> サンフレッチェは昨日、吉野恭平選手の京都への期限付き移籍を発表しました。
 宮城県から東京ヴェルディユース入りした吉野は、U-16の頃から年代別代表に選ばれるなど、同期で五輪代表の中島(FC東京)と並んで「逸材」と言われていました。そして2013年にはトップ昇格してリーグ戦9試合に出場するとともにU-19代表としても活躍しましたが、東京Vの資金難を救うため広島が移籍金を払って獲得。そのまま東京Vにレンタルと言う形で残ったものの、8月に広島に「復帰」して練習を重ねてきました。しかし広島の守備陣の壁は厚く2014年は出場機会なし。昨年はナビスコカップと天皇杯各2試合に出場したもののリーグ戦の出場機会をつかむことはできずに終わりました。そして今年は1st stage第9節磐田戦で千葉の出場停止により先発に抜擢されたものの途中交代を余儀なくされ、2nd stageも開幕戦の後半アディショナルタイムから出場しただけに終わりました。
 中国新聞によると「J2で昇格争いを繰り広げる京都からのオファー」により出場機会を求めて移籍することにした、ということですが、吉野自身は「今後広島に戻って来れるかは自分次第だと思う。覚悟を持って行きたい」と不退転の決意を持って移籍する様子。激しい昇格争いが繰り広げられている京都で成長して、戻ってきて欲しいと思います。
 なおEL GOLAZOブログ版によると京都へは昨日合流したそうですが、早速奈良クラブとの練習試合にボランチで90分間フル出場して「積極的なプレーを見せた」とのことです。
<16.7.25> 紫熊倶楽部の8月号(Vol.222)の表紙は塩谷、清水両選手が肩を組む写真で、タイトルは「広島は俺たちだ!」。そしてインタビュー記事もこの2人となっています。塩谷選手の記事は「五輪 夢の世界から現実へ」と題して、塩谷自身が「五輪代表世代」だった8年前からスタートして、五輪代表に至るまでの経緯と五輪に向けての抱負、そして広島に対する思いを語っています。これに対して清水選手のインタビュー記事は、100試合出場を記念してのもの。なかなか出場機会がつかめずチャンスも生かせなかったプロ入り4年目までの苦しさと、森保監督就任後の変化。「与えられた環境で自分のベストを尽くす」ことを続ける中から山岸の離脱で巡ってきたチャンスを生かした2012年。その後も怪我やチームメイトとのポジション争いでなかなかレギュラーの位置を確立できないながら、ここぞと言うところで必ず結果を出してきた彼が、通算100試合出場にあたっての思いを語っています。
 8月号のもう一つのトピックは、アーセナルへ移籍した浅野選手絡みの記事です。トップ記事はリオデジャネイロ五輪日本代表選出記者会見の全文で、塩谷、浅野両選手が五輪に向けての決意を述べています。また浅野選手のアーセナル移籍決定の記者会見の全文も掲載されています。「僕の好きな○○を、話しましょう」も浅野選手で、大好きな焼肉について語っています。
 連載の「僕たちの、私たちの、スタジアム」は「20xx年8月6日 ピース・メモリアル・カップ近未来物語」として、サポーターが夢見る「ピース・メモリアル・スタジアム」で行われる近未来の国際親善試合を書いています。続く記事ではJ1通算400試合出場を果たした森崎和幸選手について、広島に在籍していた浦和の選手、スタッフとサンフレッチェのコーチングスタッフ、そして宮吉選手の言葉をまとめています。
 「PICK UP MATCH」で取り上げているのは6/18の浦和戦で、劇的だった試合をデータをもとに分析しています。「MATCH REPORT」は神戸戦、FC東京戦、甲府戦、磐田戦。最後はSIGMA CALENDERと紫熊短信となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場とV-POINTの他、広島県内の大手書店で発売中です。また通販はe-VPOINTからどうぞ。
<16.7.24> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦2nd stage第5節神戸戦は、ウタカの1ゴール1アシストの活躍で2-0で勝ちステージ6位に浮上しました。
 左ストッパーには2年ぶりに清水を起用。またトップ下には宮吉を起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

    宮原 千葉 清水

     丸谷 森崎和(→青山79分)

ミキッチ           柏

   宮吉      柴崎
   (→茶島86分)
       ウタカ(→皆川84分)

SUB:増田、高橋、大谷、佐藤
 対する神戸は、GK:キム・スンギュ、DF:高橋峻、北本、伊野波、橋本、MF:ニウトン、三原(→藤田69分)、小林成(→松村HT)、渡邉、FW:ペドロ・ジュニオール、レアンドロ(→石津66分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは神戸が積極的に攻めてきましたが、それを跳ね返すとファーストシュートは5分にミキッチ。また7分には柴崎がショートコーナーから強烈な左足シュートを放ちましたがGKに弾かれます。その後も広島は軽快なパス回しから何度も神戸陣内に侵入し、また神戸のカウンターは全員で守備をして防ぎます。20分ごろからは神戸もボールを繋げるようになり、22分には小林成がシュートしましたがDFに当たり、直後のCKのこぼれをニウトンがバイシクルで狙いましたが上に外れます。その後は広島が再びペースを握って、27分にはスローインのボールを受けたウタカがペナルティエリア内で反転してシュート。また33分には柏のシュートのこぼれを丸谷が打ちましたが大きく枠を外し、34分にはウタカの横パスに走り込んだ柴崎がダイレクトで打ちましたがこれも枠を捉えることができません。広島が圧倒的に支配しながら点を取れない、と言うことで少々嫌な流れになりかけていた前半アディショナルタイム、清水のクサビのパスを受けたウタカがDFに囲まれながらも前を向いてドリブルすると右足から強烈なシュート。これがバーに当たってゴールの中で弾んで、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半は同点を狙ってボールを支配する神戸に対して、広島はしっかり守ってチャンスを狙います。12分にはCKをニウトンが逸らして逆サイドに橋本が飛び込みましたが触れず助かり、13分にはカウンターから渡邉が攻め上がってレアンドロがフリーでシュートしましたがポストが弾いて助かります。そしてその直後に丸谷のロングパスで抜け出したウタカが右から低いクロスを入れると、そこに走り込んだ宮吉がシュートを決めてリードを2点差に広げました。
 何とか点を取りたい神戸は人数をかけて攻めてきますが、しかし広島は全員が集中して守りカウンターを仕掛けます。17分には相手CKを跳ね返して宮原がドリブルで持ち上がって柏のシュートはサイドネット。25分にはウタカが持ち上がってシュートしましたがこれもわずかに外れます。神戸はクロスから、セットプレーから、あるいはロングスローからハイボール攻撃を仕掛けてきますが、広島守備陣の守りは崩れません。逆に後半アディショナルタイムには柏の横パスを青山が打ちましたが惜しくもポスト。最後は神戸のセットプレーも凌いで、久々のクリーンシートの勝利を挙げました。
 このところのサンフレッチェは、怪我人続出、塩谷と浅野の離脱、そして失点増と難しい局面にあったわけですが、しかしこの試合の出来は「真逆」と言って良いものだったと思います。攻めては際どいパスをどんどん繋げて神戸の守備陣を寸断。得点シーンこそウタカの個人技に負うところが大きかったのですが、それ以外にも何度もビッグチャンスを作りました。逆に守備は鋭い読みで相手よりも一瞬早く落下地点に入って、ハイボール攻撃もしっかりと跳ね返していました。特に「本職」が千葉だけとなったDFラインはその千葉が素晴らしいリーダーシップを発揮していましたし、清水も宮原も落ち着いて相手の攻撃に対応するだけでなく、攻撃の起点にもなっていました。選手が替わっても同じサッカーができる、と言うのはチーム作りの理想ですが、まさにそのために森保監督が積み重ねてきたことが如実に出た試合だった、と言えるのではないでしょうか。
 今節の「三強」は鹿島が浦和に敗れたものの川崎Fは勝ったため、上位との差は縮まらないままに終わっています。残り12試合で首位川崎Fとの勝点差14、あるいは鹿島、浦和との勝点差9を詰めていくためには、この日見せたようなチーム一丸となって戦う姿勢がまず必要だと思います。今後も厳しい戦いが続くのは必定ですが、この日の戦いと同様にチーム全体で力を合わせて勝ち抜いていって欲しいと思います。

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<16.7.24> 中国新聞によると、吉野恭平選手が京都に期限付き移籍することが分かった、とのことです。東京Vから2014年に広島入りした吉野は怪我もあってなかなか出場機会がつかめず、今季もリーグ戦は2試合の出場に留まっていました。
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