9/11〜9/17のSANFRECCE Diary


<16.9.17> 「ホットニュース」によると森保監督は鳥栖について「守備が堅いチーム。攻撃の時もはっきりしている」と警戒しています。このところ甲府、大宮と堅守のチーム相手に点を取れずセットプレーから敗れる、と言う試合が続いているだけに、今日もいかに相手の守備を崩すか、そしてカウンターやセットプレーから失点しないかが勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場は鳥栖のベストアメニティスタジアムで午後7時キックオフ。当日券販売は午後3時半からで、前半終了後には「後半半額チケット」を販売します。また女性のアウェイサポーターの先着200名様限定で「手作りお菓子キット」をプレゼントするそうですので、広島サポーターの女性の方はお早めにご来場ください。
 テレビはスカパーのch606とBS244(J SPORTS 3)で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<16.9.16> 明日はJ1リーグ2nd stage第12節。サンフレッチェはアウェイでサガン鳥栖と対戦します。
 昨年はFC東京を率いていたマッシモ・フィッカデンティ監督が就任したサガン鳥栖は、シーズン当初は調子が上がらず1st stageは降格圏ぎりぎりの15位に終わりました。しかし2nd stageは第6節まで負けなしで勝点を積み重ねるなどスタートダッシュに成功して、現在首位との勝点差4の6位に付けています。2nd stage開幕以降の公式戦の戦績は次の通り。
1H ○3-2 FC東京 【鳥】富山、池田、豊田、【東】ムリキ、河野
2A △2-2 神戸  【鳥】金民友、鎌田、【神】レアンドロ、渡邉
3A ○2-0 湘南  【鳥】豊田2
4H △0-0 名古屋
5A ○3-2 福岡  【鳥】鎌田、藤田、富山、【福】OG、實藤
6H ○1-0 鹿島  【鳥】豊田
7A ●1-2 G大阪 【鳥】豊田、【G】OG、長沢
8H ○1-0 川崎F 【鳥】金民友
9A △1-1 磐田  【鳥】鎌田、【磐】ジェイ
10H ○1-0 新潟  【鳥】豊田
天2 ○3-1 琉球  【鳥】エル・カビル、鎌田、岡田、【琉】田辺
11A ●0-2 浦和  【浦】宇賀神、武藤
 前節浦和戦は序盤は速いプレスで浦和の攻撃を封じていたものの、前半41分と44分に立て続けに失点してしまうとその後はなかなか攻撃の形を作れず敗れています。首位との勝点差4は決して悲観すべき差では無いものの、上位との直接対決で敗れたダメージは大きくこれ以上負けられない、と言う気持ちは強いはず。明日はこれまで通り堅守をベースにした粘り強い戦いで、勝点3を取るつもりで迎え撃つつもりだろうと思われます。
 対するサンフレッチェですが、前節は試合内容では圧倒していたものの敗れた、と言う事実をどう見るかがポイント。目だって悪いところがあるわけではないので戦い方を変えない、と言う選択肢もありますが、微修正をしてくる可能性もありそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   茶島      柴崎

       ウタカ

SUB:増田、野上、清水、丸谷、森崎浩、佐藤、皆川
 年間順位は3位との勝点差7は変わらないものの5位に後退し、2nd stageも首位との勝点差8の8位に落ちてしまったサンフレッチェ。残り6試合と言うことを考えると追いつくのは難しい、と言う状況になってしまいましたが、しかし残り2試合で首位との勝点差5をひっくり返した2014年を考えれば、まだまだ諦めるわけにはいきません。明日は鳥栖の堅守をこじ開けて、勝って上位に食らいついて行って欲しい、と思います。
<16.9.15> 報道によると昨日サッカー専用スタジアムについての湯崎広島県知事、松井広島市長、深山商工会議所会頭、久保会長の「四者会談」が行われ、建設候補地としてこれまで議論されてきた2ヶ所以外に中央公園自由広場・芝生広場等も候補地として検討することになりました。
 久保会長によるとサンフレッチェ内ではこの案について既に話し合っていて、中央公園を候補地として加えることを認めているとのこと。そしてそれを受けての独自案も作ることにしているらしく、高さ制限がないことから3万人ぐらいの収容人数を考えているそうです。また東西に長い敷地についても、専門家の意見を聞いて検討する、とのこと。12月ごろまでに住民との協議が進めば、4年後ぐらいにはスタジアムが実現するのではないか、と語っています。中央公園については市営アパートに隣接している上に、バスや自動車でのアクセスが悪いことが指摘されていますが、広域公園や宇品に比べれば遥かにましな場所であることは間違いないところ。少なくともこれまで頑なに市内中心部でのスタジアム建設を拒否してきた広島県や広島市が合意したと言うことが、大きな進歩であるのは間違いありません。
<16.9.15> プレスリリースによると、大阪産業大との練習試合で負傷した廣永選手は月曜日に広島市内の病院で検査を受け、右第3腰椎横突起骨折で全治3週間と診断されました。
<16.9.15> プレスリリースによると、大谷尚輝選手が町田ゼルビアへ育成型期限付き移籍することになりました。サンフレッチェジュニアからジュニアユース、ユースを経て2014年にトップチーム入りした大谷は、昨年は熊本に期限付き移籍してリーグ戦5試合に出場。今季は広島に戻りましたが、ここまで出場機会はACLの1試合にとどまっていました。今回の育成型期限付き移籍とは18〜23歳の選手が下部カテゴリーのクラブへの期限付き移籍を移籍期間外でも可能にする制度だとのことで、出場機会を求めてのことだと思いますが、まずは戦力として認められるよう頑張って欲しい、と思います。
<16.9.14> フランス遠征の後にUAEに遠征していたU-19代表は7日にU-19UAE代表との親善試合を行い、4-2で勝ちました。メンバーは、GK:大迫、DF:藤谷(→岩田73分)、大南(→古賀HT)、中山(→町田HT)、初瀬(→舩木63分)、MF:堂安(→垣田66分)、渡辺(→市丸63分)、神谷(→原HT)、遠藤(→杉森63分)、FW:三好(→岩崎HT)、小川(→岸本HT)。JFAの公式サイトによると、立ち上がりはパスミスが目立ち、13分にはカウンターから先制点を許します。しかし17分に小川が決めて同点に追いつくと、29分には三好が抜け出して勝ち越し。後半も日本が主導権を握りながら試合を進め、20分に杉森が決めてリードを広げました。その後UAEにFKから1点を許したものの、後半32分に岸本がゲットして、そのまま勝ちました。今回のフランスとUAE遠征を2勝1敗で終えたU-19代表。来月にはいよいよ「AFC U-19選手権バーレーン2016」を戦います。
<16.9.13> 日曜日に高円宮杯プレミアリーグウェストの第12節を戦ったサンフレッチェ広島ユースは、大分U-18にリードを許しながらも追いつき首位を守りました。広島のメンバーは、GK:大迫、DF:東野、イヨハ、里岡、川井、MF:力安、満田、松本、FW:山根(→三原HT→渡部82分)、村山(→岡野89分)、明比。日本サッカー協会のサイトによると序盤は広島が攻勢に出たもののなかなかシュートを打てず、41分にはPKを与えて先制点を奪われます。またその直後の43分にも速攻から失点して2点のリードを許してハーフタイムを迎えました。後半は4分に満田、6分に三原が決めて同点に追いつきましたが、その後は暑さのためか運動量が落ちてそのまま引き分けとなりました。第12節の全結果と順位表は次の通り。
【第12節】
神戸U-18  2-1 C大阪U-18
名古屋U18  2-2 京都U-18
大分U-18  2-2 広島ユース
神戸弘陵高 2-3 G大阪ユース
東福岡高  3-2 大津高

         試合 勝点 勝 分 負 得失差
1 広島ユース   12    29    9   2   1   +15
2 C大阪U-18   12    26    8   2   2   +15
3 東福岡高    12    26    8   2   2    +9
4 神戸U-18    12    22    6   4   2    +6
5 G大阪ユース   12    19    6   1   5    +2
6 京都U-18    12    12    3   3   6    -5
7 名古屋U18    12     9    2   3   7    -5
8 大津高     12     9    3   0   9   -12
9 神戸弘陵高   12     9    2   3   7   -13
10 大分U-18    12     8    2   2   8   -12

<16.9.12> 昨日大阪産業大との練習試合を行い、0-2で敗れました。
<16.9.11> 昨日ホームで行われた2nd stage第11節大宮戦は、チャンスを作りながらも決めきれずセットプレー一発にやられて敗戦。年間順位は5位に後退しました。
 塩谷、ミキッチ、茶島、ウタカが先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  丸谷(→佐藤82分)

ミキッチ           柏

   茶島      柴崎
   (→森崎浩61分)
       ウタカ(→皆川82分)

SUB:増田、野上、清水航、森崎和
 対する大宮は、GK:塩田、DF:奥井、菊地、河本、大屋、MF:金澤(→大山68分)、横谷、マテウス(→江坂38分)、清水慎(→横山85分)、FW:ムルジャ、家長、と言うメンバーでした。立ち上がりからゲームを支配したのは広島で、速攻遅攻を交えて、またサイドからも中央からも攻め立てます。2分には右サイドライン際へのスルーパスで抜け出した茶島のクロスにウタカが合わせましたがGK正面。6分には茶島が、10分には千葉がセットプレーから狙います。22分には逆襲から柏がドリブルで持ち上がり、逆サイドへのクロスに水本が合わせましたがわずかにタイミングが合わなかったか枠を捉えることができません。その後も28分のウタカのシュートや30分の茶島のシュート等で攻め立て、39分には青山のパスでフリーになった柴崎のシュートはポスト。これを右サイドでミキッチが粘って奪い、クロスを入れましたがゴールを割れません。前半の広島は2度、3度と決定機を作るなど大宮を圧倒したものの得点を奪えずスコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も最初のシュートはウタカ。また3分にはウタカのスルーパスを青山が打ちましたがGKの好セーブに防がれ、4分には塩谷の左足のシュートがポストに弾かれます。大宮は途中から入った江坂が積極的にシュートを打って何とか押し返そうとします。広島は何度も大宮陣内への侵入を試みましたが大宮の守備は堅く、またペナルティエリア内で倒されても主審は笛を吹いてくれません。そして後半23分、微妙なジャッジで与えたCKから江坂に決められ先制点を許してしまいました。
 何とか追いつかなければならない広島ですが、しかし思わぬ失点で気落ちしたかあるいは焦りが出たか淡泊な攻撃でなかなかチャンスを作れなくなります。32分には青山が強烈なミドルを打ちましたがGKが反応。34分には柏の横パスを青山がスルーして森崎浩に通りましたが、タイミングが合わなかったかシュートを打てません。38分にはペナルティエリア内でのパス交換から柴崎がシュートしましたがわずかに枠外。44分にはミキッチのクロスからゴール前での混戦になりましたが押し込めず、皆川を狙ったクロスも有効な手だてとはならず無得点のままに悔しい敗戦となりました。
 試合後に丸谷は「失点は自分の責任」と反省の弁を述べていたそうですが、確かにあのセットプレーで相手FWに自由にヘディングを許してしまったのはミスだったと思います。ただ、それ以外にはほとんど大宮にチャンスらしいチャンスを与えていなかったことを考えると、敗戦の原因を守備に求めるのは酷と言うもの。むしろ敗因を求めるとすれば、何度もビッグチャンスを作りながら得点できなかった攻撃陣にあると言わざるをえないでしょう。シュートを引き出すパスの精度をもっと高めること、そしてチャンスにしっかりと決めること。言うは易し、行うは難し、ではあるのですが、もっと練習して精度を高めて行くしかない、と言わざるをえません。
 昨年は終盤に得点を挙げて、競った試合をものにすることによって優勝まで到達したサンフレッチェですが、今年は逆に試合を支配しながらも決めきれず、競り合いながらも敗れると言う試合が多くなっています。これは怪我人や移籍が相次いだ中でなかなかメンバーが固定できず、広島の持ち味であったコンビネーションが発揮できないことが大きいのではないか、とは思います。また浅野の移籍もあって、昨年武器となっていた「終盤の切り札」を欠いているところにも原因があるように思います。この状況をクリアするためにはこれまで以上にしっかりと練習してチーム力を高めるしか無いのですが、それ以上に若手が成長してベテランを押しのけることが必要なのではないか、と思います。丸谷にしても茶島にしても、先発メンバーに選ばれたからにはチームを勝利に導く責任があるし、皆川も途中から起用されたからには点を取ると言うミッションを果たさなければなりません。個人的なミスを反省することも必要ですが、それ以上に試合に出ながらチームを勝たすことができなかった責任を痛感して欲しいもの。その悔しさを噛みしめてよりいっそう成長することが、サンフレッチェがチャンピオンに値するチームとして復活する道なのだと思います。

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