1/15〜1/21のSANFRECCE Diary


<17.1.21> 霧島キャンプ4日目の昨日は、3日連続となった2部練習で汗を流しました。午前中のメニューは松本フィジカルコーチによる体力強化で、ボールを使わない無酸素系のトレーニングが繰り返されました。一方午後はシュート練習に励んだ後は、ゴールを使ったミニゲーム。9対9+フリーマン(佐々木)と言う構成で、1タッチ、浮球2タッチなどルールを変えながら体力だけでなく頭の回転も鍛えました。そして最後は3チームに分かれて総当たりの10分ずつのゲームを行い、塩谷、宮吉、工藤が2ゴールずつゲットしたそうです。モバイルサイトによると「疲れた身体のなかでも躍動感と激しさに溢れた戦いを見せつけた」そうで、特に森崎和や茶島、宮吉らの「紫組」が、「強さだけでなく楽しさも包み込んだサッカー」を見せていたとのことです。
<17.1.21> 中国新聞によると、ジュニアユースが今日ドイツ遠征に出発します。日程は1/29までの9日間で、現地チームと3試合を戦うほか、シュツットガルトの浅野選手を訪ねて試合を観戦します。またユースは木曜日にスペイン遠征に出発。こちらも1/27までの9日間で、3試合を戦うとのことです。先日中国新聞に掲載された織田社長のインタビューでは浅野の移籍金の一部を下部組織の海外遠征等の強化・育成に使う、と語っていましたが、それが早速実行されることになります。
<17.1.20> サンフレッチェは昨日、2次キャンプと3次キャンプの概要を発表しました。まず1/29(日)から2/6(月)に行われる2次キャンプの場所はタイ。タイリーグ2部に属するポリス・ユナイテッドのホームスタジアムである、ボーニャチンダ・スタジアム(バンコク中心から約20kmの場所にあるらしい)で行う予定です。また2/4(土)にはバンコクのスパチャラサイ国立競技場で、昨年のトヨタリーグカップ2016(ルヴァンカップのような位置づけのカップ戦)の優勝クラブであるムアントン・ユナイテッドと「トヨタプレミアカップ2016」を戦います。因みにこの「トヨタプレミアカップ」は2010年から始まった国際親善試合で、これまで湘南、仙台、名古屋、鳥栖、新潟が参加していますが、その中で勝ったのは2013年の名古屋だけ。サンフレッチェも調整段階なのでなかなか難しい試合になりそうですが、昨年ブリーラムで見せたようなサンフレッチェらしいサッカーで、勝って帰ってきて欲しいものです。
 一方、3次キャンプを行うのは例年通り宮崎シーガイア。2/8(水)〜2/18(土)の日程で、チーム作りの仕上げを行います。トレーニングマッチの予定で今のところ決まっているのは、2/12(土)のFC東京戦と金沢戦。このほか2/10(金)と2/15(水)にもトレーニングマッチを行う予定(相手は未定)となっています。
<17.1.19> 先週発売の紫熊倶楽部2月号(Vol. 228)を紹介します。
 最初の記事は、「何もしない贅沢から生まれるもの」と題する編集長からのメッセージ。年末年始に富士山の山麓でのキャンプを行った経験から、リフレッシュすることの重要性を書いています。そして最初に取り上げられているのは柏選手。Jリーグ有数のワイドアタッカーである彼の「強い気持ち」の源泉を、インタビューを元に綴っています。
 続いて取り上げられているのは茶島選手。森保、森崎浩と続いた「偉大なる紫の7番」を継承した彼が、その背番号の重さと今季に賭ける決意を述べています。  「データで語るサンフレッチェ」では、昨年のシーズンで失点が増えた原因の一つをインターセプトの減少に求めるとともに、その中心となっている森崎和幸選手の存在の大きさについて分析しています。
 「READER'S AREA」の後ろの記事は、ユースの高円宮杯準優勝について。一昨年の降格の危機を乗り越えてウェスト優勝にたどり着いたユースは、残念ながらチャンピオンシップで敗れてしまいましたが記録上は「引き分け」。優勝をPK戦で決めなければならないことの不当性と、その経験を生かすことの重要性を書いています。
 これに続くのは、昨シーズン限りで退団した佐藤寿人選手と森崎浩司氏に寄せた「歴史的なストライカーの歴史的なゴール」と「偉大なる7番の後に、道はできる」と言うコラム。次の「Jリーグアウォーズ雑感」と言う記事では、5年連続6回目のフェアプレー高円宮杯の偉業の意味を解説しています。また「電気を使うだけで、サンフレッチェを強くできる!」と言う中国電力のサービスを紹介しています。そして「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」を挟んで、最終ページには天皇杯準々決勝のマッチレポートが掲載されています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。V-POINTと広島県内の大手書店で発売中です。また通販はe-VPOINTからどうぞ。
<17.1.18> サンフレッチェの選手29名(ユースを含む)とスタッフは昨日の午前中に広島を発ち、お昼に1次キャンプ地の鹿児島県霧島市入りしました。オフィシャルホームページによると早速夕方からトレーニングを開始。練習初日と言うことでランニングをメインにボール回しや体幹トレーニングを行い、最後にはリラックスしながらのハーフコートゲームで2時間半の練習を終えたそうです。11日間にわたる霧島キャンプ中には鹿屋体育大(1/22)、鹿児島ユナイテッド(1/27)とのトレーニングマッチが予定されていますが、始動直後と言うことで体力強化を軸に新加入選手との連携強化も図っていくとのこと。身体を作った後は森保体制下では初めてのタイキャンプでコンディションを上げて、宮崎での3次キャンプで仕上げていくことになるそうです。
<17.1.17> 中国新聞によると昨日、青山選手が代理人を通じて今季の契約に合意しました。推定年俸は200万円増の6,000万円で、「チームの顔としての期待料も込めて」(足立強化部長)チーム最高額となりました。
<17.1.17> 昨日広島市内のホテルで、サンフレッチェ広島後援会と広島県サッカー協会の主催で「サンフレッチェ広島を励ます会」が行われました。中国新聞によると出席者は455人で、湯崎知事や松井市長らが激励のスピーチを行い、加藤後援会長が「一心」と書かれた大しゃもじを森保監督に手渡しました。森保監督は「力のある選手が新たに入ってきた。これまで以上のエネルギーを発揮し、必ずタイトルを取る」とスピーチしたとのこと。選手とスタッフは今日霧島入りして、一次キャンプからチーム作りをスタートさせます。
<17.1.16> 昨日シャレオ中央広場でシーズンインイベントを行い、約1,000人のサポーターが参加しました。中国新聞によると千葉選手会場や青山主将とともに新入団の6人が登壇。中でもエースとして期待される工藤は「心待ちにしていた。来てくれてありがとう」と言う青山の言葉に「キャンプからしっかり合わせて、ホットラインを形成したい」と返答して、会場は拍手に包まれたとのことです。
 なお、昨日の午前中に予定されていた恒例の「必勝祈願・清神社参拝」は天候の影響で延期になったとのこと。今日も天気が悪いことや、明日から霧島キャンプが始まることを考えると、1次キャンプ終了後に行われる可能性が高そうです。
<17.1.15> 昨日サンフレッチェは広島市内のホテルで、新加入選手6人の入団記者会見を行いました。
 まず6年ぶりの広島復帰となった中林は「戻るという感覚よりも、僕の中では新たなチャレンジをするつもりで来ました」と語っています。自分がチームを離れてからの5年間にサンフが3回優勝したことが悔しかったらしく、「やはりJ1でチャレンジしたい」と言う思いで広島に来たとのこと。「タイトルを獲ること」を目標に掲げて、切磋琢磨しながら成長したい、と語りました。
 続いてバンクーバー・ホワイトキャップスから加入した工藤は冒頭から「優勝するために来た」と宣言。「柏時代に国内のタイトルは全て獲った」と言う経験を生かしてチームを優勝に導きたい、と語るとともに、「すべての人たちが同じ方向を向いて、一丸となって戦って下さい」と自らの言葉を結びました。
 3人目としてインタビューを受けたのはフェリペ・シウバ。中国新聞によると以前から日本に来ることを熱望していたそうで、会見では早速日本語で「タイトルを獲ります」と決意を述べていたとのこと。キャンプ後には家族を呼び寄せるそうで、日本で成功したいと言う強い気持ちを表明しました。
 続いて会見した稲垣も「タイトル獲得に貢献できるように頑張ります」と繰り返して、広島でのプレーを「新たなチャレンジ」であると強調しました。
 最後に新人の2人ですが、既に9月にプロ契約を済ませてトップチームの練習にも参加しているイヨハは「ここからがまた新たなスタート」と語りました。そして千葉選手を目標として自分自身が成長するだけでなく、ポジション争いに挑んで「タイトル獲得に貢献したい」と意気込みを述べました。一方の松本は「今も夢みたいな気持ち」と言いつつも、「試合に早くかかわれるようになること」を今シーズンの目標として掲げました。
<17.1.15> 中国新聞によると昨日水本選手との契約更改交渉を行い、現状維持の推定年俸4,800万円で合意しました。広島で7年目のシーズンを迎える水本ですが、昨年は右足の骨折で2ヶ月半離脱して、リーグ戦出場は17試合に留まっています。野上が台頭して佐々木の復帰も見込まれる今季は、DFラインで激しいポジション争いが繰り広げられるのは間違いないところ。今季は水本にとっても、正念場のシーズンになりそうです。
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