1/8〜1/14のSANFRECCE Diary
<17.1.14>
昨日サンフレッチェは、今季のユニフォームを発表しました。サプライヤーは7年連続でナイキで胸スポンサーも6年連続でエディオン。背中の上部にマツダ、左袖にイズミ、パンツにテラルと言うのも昨年と同様ですが、これらに加えて背中の下に広島銀行が入っています。ホーム用の1stユニフォームのデザインは一昨年同様に縦縞ですが、昨年のメインカラーだった濃い紫を全体に配し、2本の紫のストライプが縦に走っています。またこのストライプは線の太さに強弱をつけることによって「スピード感と躍動感を与えるグラデーションを表現」しているそうです。そして左袖のユメタウンのロゴの下にはクラブ創立25周年を記念したロゴを付けています。一方、アウェイ用の2ndユニフォームのメインカラーは鮮やかな蛍光グリーン。ナイキの衣類やシューズなどで使われるヴェノム・グリーンと言う名の色は2年前の2ndユニフォームのアクセントカラーとして用いられたものと同じで、昨年同様に1stユニフォームの差し色にも使われています。2ndユニフォームに白以外の色が用いられたのは2012年以来5年ぶりとなっています。
今シーズン用のユニフォームの予約受付はe-VPOINT限定で1/21(土)〜1/29(日)。1stオーセンティックが20,520円、1stレプリカと2ndレプリカが14,040円、ボーイズ用の1stレプリカが9,720円、ネーム&ナンバー加工代は4,644円となっていて、1stオーセンティックが650枚、1stレプリカが5,000枚、ボーイズ用が350枚、2ndレプリカが750枚販売予定となっています。1stオーセンティックと2ndレプリカが先行予約販売(シーズンパス予約者が12/11までに申し込んだ場合)にて完売した場合の一般販売はありませんのでご注意下さい。
<17.1.13>
Jリーグは昨日、今シーズンの各クラブのホーム開幕戦のカードを発表しました。それによるとサンフレッチェのホーム開幕戦の相手は新潟。2/25(土)にエディオンスタジアム広島で行われます。また第2節、第3節がホーム開幕戦となる試合のカードも発表されていますが、広島絡みの試合はなし。従って第2節の相手は横浜FM、清水、札幌のいずれかになります。キックオフ時刻やTV放送などの詳細情報は1/25(水)に発表されるとのことです。
<17.1.12>
サンフレッチェは昨日、今季のスタッフと選手及び背番号を発表しました。
1 林卓人 12 【サポーター】 23 34○中林洋次
2 野上結貴 13 24 長沼洋一 44 アンデルソン・ロペス
3 高橋壮也 14 ミキッチ 25 イヨハ理ヘンリー 50○工藤壮人
4 水本裕貴 15○稲垣祥 26 川崎裕大
5 千葉和彦 16 清水航平 27
6 青山敏弘 17 28 丸谷拓也
7 茶島雄介 18 柏好文 29 森島司
8 森崎和幸 19 佐々木翔 30 柴崎晃誠
9 20 31 宮吉拓実
10○フェリペ 21 廣永遼太郎 32◎松本泰志
11 22 皆川佑介 33 塩谷司
◎は新加入、○は完全移籍
昨年から変更があったのは高橋、茶島で、それぞれ3番と7番を付けることになりました。また新加入のフェリペは10番、稲垣は15番、工藤は50番。中林は以前在籍していたときと同じ34番を付けることになりました。一方ウタカの9番と佐藤寿人の11番は欠番。レンタル中の増田、野津田、吉野、大谷、川辺、宮原の背番号も空いたままになっています。なおこちらに97年以来の背番号の変遷をまとめてありますのでご覧下さい。
<17.1.12>
中国新聞によると昨日契約更改交渉を行い、野上、高橋、廣永、川崎、長沼、森島の6人が更改しました。野上は新たに2年契約を結んで現状維持の1,200万円。高橋は50万円増の700万円、廣永は100万円増の600万円で合意。川崎、長沼、森島は現状維持の480万円だとのことです。
なおウタカについては広島との期限付き移籍期間は完了しているものの、契約期間の関係から今月まで広島で登録されているとのこと。年俸は50万ドル(5,800万円)から増額が見込まれるため国内クラブへの移籍は難航しているそうで、代理人が広島のほか海外クラブとも交渉しているものの折り合いが付いていないそうです。昨年は19得点で得点王を獲得したウタカですが、夏場以降のパフォーマンスの低下や守備への貢献度等を考えるとチームにフィットさせるのが難しいのも確か。何とか良いチームが見つかると良いのですが...
<17.1.11>
中国新聞によると森崎和幸選手が昨日契約更改交渉を行い、現状維持の年俸4,700万円でサインしました。昨年は怪我や体調不良などで終盤に欠場することが多く、レギュラーも丸谷に奪われたような形になっていましたが、その一方でリーグ最高のパス成功率を記録するなどチームを落ち着かせてゲームを作る選手としては不可欠な存在。今季は丸谷や稲垣とのポジション争いからスタートすることになりますが、きっと今季もチームの顔として勝利に貢献してくれるに違いありません。
<17.1.11>
プレスリリースによると、ジュニアユースでコーチを務めていた阿江孝一氏と梅田直哉氏がトップチームのコーチに就任することになりました。安芸府中高出身の阿江コーチは中央大からG大阪入り。福岡、鹿島、山形を経て引退して、2006年から下部組織のGKコーチを務めていました。これまでトップチームは下田コーチがGKを担当してきましたが、今季は阿江コーチとの2人体制になるそうです。一方梅田コーチは皆実高から明治大を経て2001年に広島でプロのキャリアをスタートし、浦和、山形、湘南、鳥取、岐阜でプレーして2013年に現役引退。瀬戸内高のサッカー部コーチを2年間務めた後、2015年からジュニアユースのコーチとなっていました。中国新聞によると梅田コーチは分析を担当することになるそうです。
<17.1.10>
今朝の中国新聞に織田社長のインタビューが載っているのですが、それによるとサンフレッチェの2016年度の収益が過去最高の37億円を越えて5期連続の黒字になる、とのことです。これは一昨年の優勝で記念グッズが6,000万円近く売れたこととスポンサーからの優勝ボーナス、ACL出場の補助金に加えて浅野の移籍金が大きかったそうです。その浅野の移籍金ですが、昨夏の補強や下部組織の海外遠征等の強化・育成のほか、サッカースタジアム建設に向けての内部留保にもしているとのこと。また今季はJリーグの配分金も2億円近く増えるので、それもまずは選手の強化と下部組織の充実に使う、とのことです。
その一方で昨年の問題は、観客動員数が前年よりも減ってしまったと言うこと。リーグ戦17試合で26万人強で、一昨年より15,611人減りました。この原因としては優勝争いに絡めなかった、と言うこともあると思いますが、ACL絡みでホームゲームの平日開催が3試合もあったことも関係があるはず。今季は平日開催はほとんど無いので、「ルヴァンカップを含めて年間20試合で30万人到達」は達成可能な目標だと思います。屋根が無く、J1リーグでも最悪クラスのアクセスの悪さを誇る?ホームスタジアムを持つサンフレッチェですが、シャトルバスをいろいろな方面から運行したり、あるいはスタジアムのアプローチに選手のパネルを並べるなど観客を呼び込む様々な工夫をして、観客動員を増やす努力をしていくそうです。
<17.1.9>
中国新聞によると、今シーズンのサンフレッチェの補強は6選手を獲得して終了しました。中でも目玉は、J1通算56得点の工藤とブラジルで15得点を挙げてきたフェリペ。実績では退団した寿人とウタカには及ばないものの、いずれも26歳と若く運動量と伸びしろが期待できます。また昨年33試合に出場して5得点を挙げた稲垣も、そのユーティリティー性を活かせばトップ下からDFラインまであらゆるポジションに食い込む可能性があります。更に岡山でレギュラーを張ってきた中林がベンチ要員で満足するはずはなく、守護神の座を狙っているのは間違いないところ。足立強化部長によると「移籍選手は相当な覚悟で来た」と言うことなので、今季はほぼ全てのポジションで激しい争いが繰り広げられることになりそうです。
因みにレンタル組も含めた全所属選手の年齢分布は以下のようになっています。
生年 | 年齢 | GK | DF | MF | WB | FW |
1980 | 37 | | | | ミキッチ | |
1981 | 36 | | | 森崎和幸 | | |
1982 | 35 | 林卓人 | | | | |
1983 | 34 | | | | | |
1984 | 33 | | | 柴崎晃誠 | | |
1985 | 32 | | 千葉和彦 水本裕貴 | | | |
1986 | 31 | 中林洋次 | | 青山敏弘 | | |
1987 | 30 | | | | 柏好文 | |
1988 | 29 | | 塩谷司 | | | |
1989 | 28 | 増田卓也 | 佐々木翔 | 丸谷拓也 | 清水航平 | |
1990 | 27 | 廣永遼太郎 | | フェリペ | 金範容 | 工藤壮人 |
1991 | 26 | | 野上結貴 | 茶島雄介 稲垣祥 | | 皆川佑介 |
1992 | 25 | | 川崎裕大 | | | 宮吉拓実 |
1993 | 24 | | | | | アンデルソン・ロペス |
1994 | 23 | | | 野津田岳人 吉野恭平 | | |
1995 | 22 | | 大谷尚輝 | 川辺駿 | | |
1996 | 21 | | | 宮原和也 | 高橋壮也 | |
1997 | 20 | | | 長沼洋一 森島司 | | |
1998 | 19 | | イヨハ理ヘンリー | 松本泰志 | | |
こうして見るとレギュラーと控えの境界は28歳前後で、ユース育ちの若手選手の多い23歳以下とは大きなギャップができています。今季新加入した3人に加えて、昨年加入した宮吉、野上、アンデルソン・ロペスもこのギャップの世代。まずは彼ら20代後半の選手たちがベテランに入れ替わり、そこにレンタル修業を終えた選手が加わってくることによって世代交代を成し遂げる、と言うのが今後のサンフレッチェの戦略だと思われます。鹿島でさえ7〜8年かかった世代交代を、今後数年で終えることができるかどうか。今年はこれまで以上に、チーム作りの難しい年になりそうです。
<17.1.8>
3年ぶりに1シーズン制に戻る今年のJリーグ。チャンピオンシップも長い「代表ブレイク」もないため全体的な日程に余裕があって、リーグ戦の平日開催は1日だけとなっています。(ただし7/15〜23に夏期中断期間が設定されていて、各クラブが海外クラブと対戦することが奨励されている。)これに対してルヴァンカップは、ACL出場チームを除くJ1所属14チームが2グループに分かれて、1回戦総当たりのグループリーグを戦います。そしてすぐにノックアウトステージには入らず、グループステージ2位と3位のチームがたすき掛けでプレーオフを戦い、勝った2チームとグループ首位の2チームがノックアウトステージに進出。ACL出場チームとともに準々決勝以降を戦うことになります。(なおG大阪がACLプレーオフで敗れた場合はAグループに入る。)一方天皇杯は早くも4月中に1回戦を開催。2回戦を6月、3回戦を7月、ラウンド16を9月、準々決勝を10月に開催し、準決勝と決勝のみリーグ戦終了後(12/23と1/1)に行います。これらの日程をサンフレッチェに関係する順番に並べると次の通り。
2/25(土)J1リーグ第1節
3/4(土)or 3/5(日)J1リーグ第2節
3/11(土)J1リーグ第3節
3/15(水)ルヴァン杯第1節
3/18(土)J1リーグ第4節
4/1(土)or 4/2(日)J1リーグ第5節
4/8(土)J1リーグ第6節
4/12(水)ルヴァン杯第2節
4/16(日)J1リーグ第7節
4/22(土)J1リーグ第8節
4/26(水)ルヴァン杯第3節
4/30(日)J1リーグ第9節
5/3(水)ルヴァン杯第4節
5/6(土)or 5/7(日)J1リーグ第10節
5/10(水)ルヴァン杯第5節
5/14(日)J1リーグ第11節
5/20(土)J1リーグ第12節
5/24(水)ルヴァン杯第6節
5/27(土)or 5/28(日)J1リーグ第13節
5/31(水)ルヴァン杯第7節
6/4(日)J1リーグ第14節
6/17(土)or 6/18(日)J1リーグ第15節
6/21(水)天皇杯2回戦
6/25(日)J1リーグ第16節
6/28(水)ルヴァン杯プレーオフ1st leg
7/1(土)or 7/2(日)J1リーグ第17節
7/8(土)or 7/9(日)J1リーグ第18節
7/12(水)天皇杯3回戦
7/26(水)ルヴァン杯プレーオフ2nd leg
7/29(土)or 7/30(日)J1リーグ第19節
8/5(土)J1リーグ第20節
8/9(水)J1リーグ第21節
8/13(日)J1リーグ第22節
8/19(土)or 8/20(日)J1リーグ第23節
8/26(土)J1リーグ第24節
8/30(水)ルヴァン杯準々決勝1st leg
9/3(日)ルヴァン杯準々決勝2nd leg
9/9(土)or 9/20(日)J1リーグ第25節
9/16(土)or 9/17(日)J1リーグ第26節
9/23(土)J1リーグ第27節
9/30(土)or 10/1(日)J1リーグ第28節
10/4(水)ルヴァン杯準決勝1st leg
10/8(日)ルヴァン杯準決勝2nd leg
10/14(土)or 10/15(日)J1リーグ第29節
10/21(土)or 10/22(日)J1リーグ第30節
10/25(水)天皇杯準々決勝
10/29(日)J1リーグ第31節
11/18(土)J1リーグ第32節
11/26(日)J1リーグ第33節
12/2(土)J1リーグ第34節
12/23(土)天皇杯準決勝
1/1(月)天皇杯決勝
なお、カレンダー形式の日程表はこちらにありますので、ご参照下さい。
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