10/28〜11/4のSANFRECCE Diary


<17.11.4> 昨日行われたJユースカップ準々決勝で、サンフレッチェユースは鹿島ユースを2-0で下し、昨年に続いて準決勝進出を決めました。サンフレッチェユースの先発は千葉戦と同じで、GK:佐藤、DF:大越、山崎、鈴、岡野(→村山84分)、MF:松本、根角、FW:桂、仙波、満田、明比(→三原88分)。広島は前半22分に満田のパスを受けた仙波が左足で決めて先制点を奪うと、後半41分には満田のパスに反応した村山が決めてリードを広げ、そのまま押し切りました。準決勝の相手は京都U-18で、11/12(日)の11時から金鳥スタジアムで行われます。
<17.11.2> 日曜日に行われたJユースカップの3回戦で、サンフレッチェユースは千葉ユースをPK戦の末に下してベスト8に進出しました。サンフレッチェユースはU-18代表に選ばれている大迫、川井、川村が欠場して、GK:佐藤、DF:大越、鈴、山崎、岡野(→東HT)、MF:根角(→土肥99分)、松本、FW:桂、満田、仙波、明比(→三原90分)、と言うメンバーでした。試合は前半41分に桂のゴールで広島が先制したもののその3分後に追いつかれ、その後は両者無得点のまま延長戦に突入。そして延長でも決着がつかずにPK戦となり、1人失敗した千葉に対して広島は5人全員が決めて勝ちました。準々決勝はベストアメニティスタジアムで明日11/3(金)の11時キックオフ。相手は高円宮杯プレミアリーグイースト4位の鹿島ユースです。
<17.11.1> 日本サッカー協会は昨日ヨーロッパ遠征に参加する日本代表メンバーを発表しました。それによると今回選ばれたのは次の25人。
【GK】川島(FCメス)、東口(G大阪)、西川(浦和)
【DF】長友(インテル)、槙野(浦和)、吉田(サウサンプトン)、車屋(川崎F)、
    酒井宏(マルセイユ)、酒井高(ハンブルガー)、三浦(G大阪)、昌子(鹿島)
【MF】長谷部(フランクフルト)、倉田、井手口(G大阪)、山口(C大阪)、
    長澤、遠藤(浦和)、森岡(ワースラント・ベフェレン)
【FW】興梠(浦和)、乾(エイバル)、大迫(1FCケルン)、原口(ヘルタ)、
    杉本(C大阪)、久保(ヘント)、浅野(シュツットガルト)
 キリンチャレンジカップの代表から中村(柏)、植田(鹿島)、香川(ドルトムント)、小林(ヘーレンフェーン)、武藤(マインツ05)が外れ、西川、三浦、長谷部、森岡、興梠が復帰。また長澤が初めて選ばれています。このメンバーは11/5からフランス国内でキャンプを行い、11/10にブラジル、11/14にベルギーと親善試合を行います。
<17.10.31> 昨日鳥取との練習試合を行い、4-0で勝ちました。鳥取のメンバーは、GK:杉本、DF:亀島、井上黎、稲森、西嶋、MF:林(→磯江HT)、曽我(→世瀬HT)、練習生、FW:岩元(→畑中82分)、山本。広島のメンバーは不明。得点は前半39分に森島、後半20分に工藤、27分に里岡(ユース)、42分に宮吉でした。
<17.10.30> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第31節浦和戦は、またもや無得点に終わって3連敗。順位は降格圏の16位のままとなりました。
 林が15試合ぶりに先発に復帰。またパトリックと柴崎も戻って、以下の布陣で戦いました。
        林

丹羽   千葉  水本   高橋
(→フェリペ・シウバ68分)
     青山  稲垣
     (→野上39分)
       柴崎(→皆川76分)

A・ロペス          柏

      パトリック

SUB:中林、椋原、森島、茶島
 対する浦和は、GK:西川、DF:遠藤、阿部、槙野、宇賀神、MF:青木、ラファエル・シルバ、柏木(→矢島72分)、長沢、武藤(→ズラタン81分)、FW:興梠(→梅崎87分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートはアンデルソン・ロペスで、スローインからカットインしてシュートしましたが枠外に外れます。その後はお互いに攻め手を欠く展開が続きますが、20分には交互にカウンターを繰り出して最後は武藤のシュートが枠外に外れます。24分にはCKのこぼれを青山が強烈なミドルを放ち、西川が弾いたボールにアンデルソン・ロペスが詰めましたがオフサイド。逆に29分にはラファエル・シルバが強引にシュートまで持ち込み、31分には武藤のクロスからのラファエル・シルバの横パスをぎりぎりでクリアします。両者とも手堅いゲーム展開で一進一退が続く中、最初のアクシデントは前半35分。青山がピッチの中央に座り込み、その後にいったんは戻ったものの自ら歩いてピッチを去ります。野上を交代で投入した広島は失点を防ぐことを優先して守備を固め、45分の決定的なピンチも林が前に出てプレッシャーをかけて興梠のシュートミスを誘います。結局前半のシュートは広島の2本に対して浦和も4本。互いに動きの少ない展開のまま、スコアレスで前半を折り返しました。
 後半は4分に激しい攻め合いとなり、アンデルソン・ロペスのシュートが抑えられた後の速攻からラファエル・シルバや興梠に決定的なシュートを打たれましたが林が抑えます。逆に6分には高橋のクロスにアンデルソン・ロペスがドンピシャで左足を合わせましたが枠外。10分には柴崎のFKに水本が飛び込みましたがしっかり打てずにGKにキャッチされます。そして後半16分、浦和の右のスペースへの展開のパスに遠藤が追いつくとぎりぎりでクロス。これが走り込んでいた長澤にぴたりと合って、先制点を奪われてしまいました。
 何とか追いつきたい広島は、高橋を右SBに、柏を左SBに回し、フェリペ・シウバを入れて反撃の体勢を整えます。そして25分にはフェリペ・シウバがFKを直接狙いましたがわずかに枠外。36分にはフェリペ・シウバのパスを受けたアンデルソン・ロペスのミドルは右に外れ、38分にはパトリックが落としたボールをフェリペ・シウバがフリーで狙いましたが大きく上に外れます。皆川を投入してツインタワーにしてハイボール攻撃を仕掛ける広島。アディショナルタイムにはフェリペ・シウバのパスを柏が打ちましたがこれも大きく外し、47分にはパトリックが抜け出して決定的なシュートを放ちましたが西川が反応して弾きます。結局広島の後半のシュートは9本と浦和(5本)の倍近く放ったもののゴールは割れず、またもや敗戦のホイッスルを聞くことになりました。
 守備を重視して4-2-3-1に戻して戦ったこの試合は、確かに守備は悪くなかったと思います。特に前半は高い位置からの守備が機能して、何度も中盤でのボール奪取から攻め込むシーンが見られました。またフェリペ・シウバを投入後は彼を起点にチャンスを作り、可能性を見せることはできました。そう言う意味では監督の意図は悪くなかったと思いますし、また選手もそれなりに応えていたのではないか、とは思います。
 ただ、だからと言って試合に勝てるほどJリーグは甘くない、と言うのは確か。特に青山がアクシデントで下がってからは中盤の機能性が落ちて、うまくボールを前に運べなくなってしまいました。またパトリックが生きたのも終盤のロングボール攻撃の時だけで、それまでは孤立するシーンが多く有効な攻撃が構築できていませんでした。両チームともに前監督時代に築き上げたサッカーからモデルチェンジの途上にあり、うまくいかないことが多いと言う点では似たようなものだという印象を受けたものの、やはり中位で余裕を持って戦えるチームと残留争いに渦中にあるチームの違いが出たのかも知れません。試合内容的には得点差やボール支配率の差ほどの違いは無かったように思いますが、両者の現状を反映したゲームだった、と言わざるを得ない結果だったと言えるでしょう。
 浦和にも敗れて3連敗と苦しい状況が続くサンフレッチェ。残り3試合となって崖っ縁に追い込まれたような形になっていますが、昨日は残留を争う甲府も大宮も敗れたため勝ち点差はそのまま。むしろ残留争いのライバルからに引き離されていない、と言うことは運が良いと思ったほうが良いでしょう。ここを乗り越えるためにはより一層戦術とコンビネーションを磨き上げることも大事ですが、それ以上に重要なのは戦う気持ちをもっともっと強く出すことではないでしょうか。今節は新潟が勝って降格決定の絶体絶命のピンチを凌ぎましたが、ここで新潟が見せていたのは選手全員の相手を上回る気迫でした。浦和戦の広島は確かに相手よりも多く走っていましたが、それは相手にボールを回される時間が長かったからで、相手よりも戦う気持ちで上回っていたからとは言えないように思います。残り3試合で残留争いを勝ち残るために必要なことは、技術でも戦術でもない。どんな状況になっても、どんな形でも相手よりも多く点を取って勝つこと。それを最後まで貫く気迫を選手全員で出すことが、何よりも重要なのではないでしょうか。

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<17.10.29> 中国新聞によると、ヨンソン監督は1トップにパトリックを戻して2ボランチに戻して「原点回帰」で戦うつもりだとのこと。また柴崎も4試合ぶりに先発に復帰して、縦に速い攻撃で得点を狙うことになります。対する浦和もこのところポゼッションよりも速攻から得点を奪う形が多いので、お互いに攻守の切り替えの速さが勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後4時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップU-9&10」が11時から、「フォリアチャレンジ」が2時18分頃から行われます。
 メインスタンドスロープ下の「サンチェひろば」では「子育て応援!カルビーパーク!!」(キックターゲット、フリースロー、キックボーリング各100円、ゲーフラを作ろう!200円)「サンチェふわふわドーム」(200円)「公共交通機関利用促進応援企画」(いろはすあまおうを先着10,000名様にプレゼント)「てぶらで観戦 てぶらで帰宅サービス」(500円で手荷物預かり)「軽食エリア」(「カッシーの菓子パン」限定500セット販売と「ビールスタンド重富」出店)がそれぞれ12時から行われます。一方「おまつり広場」では「中国電力ブース」(青山選手クリアファイルを先着10,000名様にプレゼント)「中電工 高所作業車試乗体験」「TJ Hiroshimaブース」(森崎和幸×ミキッチが表紙のTJ Hiroshimaを限定2,000冊販売)「広島理容美容専門学校ブース」(ヘアアレンジ、ボディペイント、ヘアカラーワックス無料体験)「サンフレッチェカード入会受付」「フレンドリータウン三次市」(霧里ポークの串焼き500円、森のパン屋さんのパン130〜160円)「沼田町商工会青年部ブース」(汁なし坦坦麺500円)「サンフレッチェクラブ会員限定ご来場ポイント引き換え企画」「にぎわいステージ」(サンフレッチェレディースSPL∞ASH、広島交響楽団金管5重奏など)が12時から、「フェイスペイント」が1時から、「バルーンアート」が2時から行われます。
 先着プレゼントは「フェイスタオル」を3,000名様に、「ケアリーヴシリーズサンプル」を5,000名様に差し上げます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、野上選手のプレミアムカードです。
 今月の選手コラボメニューは青山選手の「豚汁」と稲垣選手の「ほうとう」をおむすび2個付きで各600円で提供。また「Hot!!なメニューで熱く後押し」ではさまざまなピリ辛メニューを販売します。
 テレビ放送ですが、今日はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
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