2/19〜2/25のSANFRECCE Diary


<17.2.25> 「ホットニュース」によると新潟は先週のトレーニングマッチを非公開で行っただけでなく、今週も昨日、一昨日の練習を非公開にして広島対策を練っていたとのこと。これに対して森保監督は「新潟の情報はほぼない」と笑っていたそうですが、ただ相手が広島対策を立ててくると言うのはこれまでもあったこと。ブロックを作る守備と前からのプレスを柔軟に使い分けながら、サンフレッチェらしいサッカーで勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしてはU-10とU-12の「サンフレッチェカップ」が9時から。「フォリアチャレンジ」は12時18分頃から、本田望結さんのトークショーが12時55分ごろから行われます。
 メインスタンド入口スロープ下のスペースに新設される「サンチェひろば」では「キックターゲット」や「ゲーフラを作ろう」「サンチェふわふわドーム」「軽食エリア」「てぶらで観戦、てぶらで帰宅」サービスが行われます。「おまつり広場」では「サンフレッチェカード入会キャンペーン」「DAZNファンアクティベーション」「中国電力ブース」「沼田町商工会ブース」「公式フラワーフォトスポット」「にぎわいステージ」「フェイスペイント」がそれぞれ10時から。「バルーンアート」が12時から開催されます。
 試合会場限定グルメは「日本三大かつ丼 新潟産コシヒカリ使用新潟タレかつ丼」を600円で限定500食提供。選手コラボメニューは千葉選手の「CHIBABU丼」800円と宮吉選手の「鴨茶そば」700円です。また清酒呑みくらべセットは、新潟県上越市の「かたふね純米酒」と広島市の「旭鳳純米吟醸」及び三次市の「瑞冠純米吟醸(生)」を2オンスずつ900円となっています。
 先着プレゼントは「オリジナル応援リストバンド」を10,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、今季新加入選手のプレミアムカードです。
 今日のテレビ放送の予定はなく、DAZNのネット配信のみとなっています。今日はそのDAZNを見ながらブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<17.2.24> いよいよ明日は、Jリーグ2017年シーズンの開幕。サンフレッチェはホームにアルビレックス新潟を迎えます。
 昨年は最終節まで残留争いに苦しみ、得失点差で15位にとどまり辛くもJ1残留を果たした新潟は、今季から三浦文丈監督が就任。14人が退団した一方で19人を獲得する、と言う大幅な入れ替えをしてチームの再構築を試みています。その結果チーム内で激しいポジション争いが勃発しているらしく、先週末には大宮と非公開で練習試合を行って主力相手に2-0で勝つなど結果も出てきている様子。明日は誰が出場するにしろ、強い気持ちで戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると注目のトップ下は2年目の森島の先発の可能性が濃厚だとのこと。一方柴崎と林は練習に復帰したばかりで試合出場は無理なので、メンバーは山口戦とほぼ同じになると考えて良さそうです。
       廣永

    塩谷 千葉 水本

     青山  稲垣

ミキッチ           柏

     森島 フェリペ

       工藤

SUB:中林、野上、丸谷、高橋、清水、茶島、皆川
 霧島、バンコク、宮崎と3週間にわたるキャンプで新しい戦術の浸透と新戦力の融合を図り、対外試合でも結果を出してきたサンフレッチェですが、J1相手のリーグ戦は別物。相手のプレッシャーや緊張感から、これまでやれていたことがやれなくなったりすることもあると思います。明日はどんな苦しい状況になっても「一心」となって、全員の力でホームのサポーターに勝利を見せて欲しいと思います。
<17.2.23> 中国新聞によると、左ふくらはぎを痛めていた林と左内転筋損傷だった柴崎が、昨日から全体練習に合流しました。また宮崎で右膝を痛めたアンデルソン・ロペスはジョギングが続いているそうですが重傷ではないらしく、3月中旬にはチームに合流できそうだとのことです。一方、体調不良でタイから一足先に帰国した森崎和の復帰時期は未定だとのことです。
<17.2.22> 日本サッカー協会は昨日、千葉選手の「日本アンチ・ドーピング規律パネル決定(理由書)」に基づき、個人記録を抹消した、と発表しました。千葉は9/25に実施されたドーピング検査において禁止物質のメチルヘキサンアミンが検出されたとして10/21付で暫定的資格停止の通知を受け、12/20付で解除されて「譴責」の処分を受けています。それにより規定に従って検体採取の日から暫定的資格停止開始日までの全ての競技成績が失効し、かつこの期間のメダル、得点、及び褒賞は剥奪されることになるとのことです。よって9/25の浦和戦、10/1のFC東京戦での個人記録が抹消され、千葉のJ1通算出場記録も308試合から306試合に、J1通算出場時間は26,227分から26,047分に、J1通算シュート数が87本から84本に変更されました。
 ドーピング疑惑により心身ともにすり減らすことになった千葉にとっては今さら、と思えるような酷な通知だと思いますが、意図的でなかったとは言え禁止物質が検出されたのは事実。規定に従った決定なので、受け入れるしかありません。どうせなら浦和戦のオウンゴールも無かったことになればいいのに、と思うのですが。
<17.2.21> 遅くなりましたが、「紫熊倶楽部」3月号(Vol. 229)を紹介します。表紙と最初の記事は、タイで行われた「トヨタプレミアカップ2016」について。素晴らしいホスピタリティとスタジアムの雰囲気の中で、今季初のタイトルをゲットした試合の課題と収穫について書いています。
 スペシャルインタビューは2本。最初に取り上げられているのは千葉選手で、ドーピング問題の経緯とその苦しみ、そしてこれによって得たことについて語っています。続いて取り上げられているのは工藤選手。柏のジュニアでスタートしたサッカー人生を振り返りつつ、広島でプレーすることに決めた思いと今季に向けての抱負を語っています。
 「紫熊選手たちの物語」は今回は5つ。最初の「ライバル物語・序章」では、似たようなタイプである森島選手と松本選手を取り上げています。続く「育成とは何か」ではイヨハ選手と大迫選手をテーマに、ユースからの育成の難しさについて書いています。「READER'S AREA」を挟んで3つ目の「誇りにかけて」では、今シーズンに賭ける青山選手と水本選手の思いを綴っています。そして「挑戦」と言う記事では稲垣選手を、「帰還」と言う記事では中林選手を取り上げています。
 連載記事「僕の好きな○○」ではフェリペ・シウバ選手にディナーの話を聞きながら、2月下旬に来日予定の妻とのなれ初めなどについて話を進めています。そして霧島キャンプとタイキャンプのフォトレポートとSIGMA CALENDER、紫熊短信、最終ページの「新ユニフォーム誕生」に続いています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場やV-POINT、広島市内大手書店で販売中です。また通販はe-VPOINTからどうぞ。
<17.2.20> 昨日山口で行われたプレシーズンマッチで、サンフレッチェは塩谷、フェリペ、柏、茶島のゴールで4-1でレノファ山口を下しました。サンフレッチェの先発メンバーは以下の通り。
       廣永

    塩谷 千葉 水本
       (→野上83分)
     青山  稲垣
     (→丸谷80分)
ミキッチ           柏(→高橋86分)
(→清水65分)
     森島 フェリペ(→茶島65分)

       工藤(→皆川80分)

SUB:中林
 対する山口は、GK:山田(→吉満HT)、DF:前、渡辺、香川、星、MF:三幸、清永(→岸田57分)、小塚、小野瀬(→加藤76分→パク82分)、高柳(→池上57分)、FW:米澤(→鳥養76分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから激しいプレスをかけてくる山口に対して広島はパスワークで対抗して、2分にはCKのこぼれをミキッチがファーストシュート。その直後には稲垣が前からのプレスでファウルを奪いFKを得ます。ここでボールを蹴った塩谷が鋭い弾道をネットに突き刺さって先制点を奪いました。
 その後も攻める広島。5分には柏のシュートのこぼれに森島が詰めましたがGKがセーブ。8分には塩谷のロングパスで抜け出したミキッチのクロスに工藤が飛びましたがわずかに及ばず。15分にはミキッチの突破から森島がシュートしましたが好セーブに阻まれます。そして前半18分、山口のプレスをかわして森島がドリブルで攻め上がると、DFに寄せられてもはね飛ばしてフェリペにパス。フェリペはペナルティエリア内で切り返して左足でゴールネット上部に突き刺して、リードを2点に広げました。
 その後も21分の青山のミドルや24分の森島のシュートなどで追加点を奪いに行きますが、28分に小野瀬に右サイドを破られシュートを打たれると徐々に山口のシュートも増えて、33分には小野瀬が、34分には清永がシュートしましたがいずれも廣永が抑えます。そして35分、渡辺の縦パスを高柳がワンタッチで流し、抜け出した米澤に決められて1点差となって前半を折り返しました。
 後半のファーストシュートは山口(2分に米澤)でしたが、追加点を奪ったのは広島。相手ゴール前でフェリペが工藤に預けて右に抜け出してゴール前を横切るパスを出すと、ここに走り込んだ柏が決めてリードは再び2点になりました。
 しかしその後は山口も反撃し、5分には右からのクロスに米澤がボレーで合わせましたが枠外。20分には岸田にフリーでシュートを許します。そして後半23分、塩谷のロングパスを上手くトラップした茶島がそのままドリブル突破してPKをゲットすると、工藤からボールをもらって自ら蹴ります。そして1回目はGKに反応されたものの蹴り直しのボールを決めて、リードを3点に広げました。そしてその後は両チームとも選手を入れ替えながら攻め合ったものの追加点は奪えず、そのまま試合終了となりました。
 この試合の先発メンバーのうち、昨年から広島でレギュラーだった選手は6人だけで、移籍加入した工藤、フェリペ、稲垣に加えて、昨年までリーグ戦出場がなかった廣永、森島が出場しました。ウタカ、寿人の退団と林、柴崎、森崎和らの離脱が原因ではあるのですが、しかしその不在を感じさせないほどのフィットを見せていた、と言うのがこの試合の最大の収穫だったと言えるでしょう。前線の3人は運動量も守備意識も高く、また前にボールを運ぶ力もあって中盤やサイドとの連動で攻撃も守備も機能していましたし、稲垣も前線から最終ラインまで幅広く動いてリズムを作りました。そして廣永もパス回しも守備も落ち着いてこなしていました。メンバーが変われば昨年と同じサッカーにはならないのが当然ですが、むしろ森保監督が取り組んできた「高い位置からのプレス」を実践するのに適したメンバーが並んで、これまでとは違ったサンフレッチェを見せることができた、と言えるのではないでしょうか。中国新聞によると試合後に森保監督は「選手がファイトしてくれた。これまでやってきたことの自信になる」と手応え十分の表情だったとのこと。残り1週間で体調を整えて、良い形でシーズン開幕を迎えることができそうです。

広島公式サイト  山口公式サイト
サッカーダイジェスト
 【広島】「熟成」から「変化」へ
 【山口】新旧融合と新オプションの可能性
ゲキサカ
 塩谷の弾丸FK炸裂!

<17.2.19> 中国新聞によると、宮崎キャンプ11日目の昨日は山口戦の先発が予定されている選手は約40分間の練習で終了し、その他の選手が宮崎経営産業大との練習試合を行いました。試合は前半37分に皆川のパスを受けた茶島がドリブル突破から先制点をゲットしましたが、44分、45分に続けざまにパスミスから失点。後半に猛攻を仕掛けて28分に高橋のクロスに茶島が左足を合わせて同点に追いついたものの、決勝点は奪えず2-2で引き分けました。中国新聞によると森島との開幕先発争いを続ける茶島は「疲れなんて言っている場合じゃない。山口戦も出場できれば結果を出したい」と語っていたとのことです。
 なお今日のレノファ山口とのプレシーズンマッチの会場は山口氏の維新百年記念陸上競技場で、午後1時キックオフ。テレビはスカパー!のch580とCS800で生放送が予定されています。今日は可能であればブログでの速報を行いますが、できない可能性もあるのでスタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報をどうぞ。
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