3/5〜3/11のSANFRECCE Diary


<17.3.11> 中国新聞によると、体調不良のため前節欠場した青山の先発復帰が確定的。また、稲垣が2試合続けて先発していたボランチも丸谷が先発することになりそうです。ここ2試合で1点しか取れなかった攻撃も問題ですが、「時間帯で緩くなるところが出ている」(林・中国新聞による)守備も課題があるとのこと。今日は豊田への対応はもちろんのことこぼれ球への対応なども厳しくして、無失点で勝利を挙げて欲しいと思います。
 今日の試合会場は鳥栖市のベストアメニティスタジアムで、午後3時キックオフ。チケットは全席種当日券販売があります。今日はテレビ放送の予定は無く、DAZNでのネット配信のみの予定となっています。今日は可能であれば速報を行いますが、ネット環境によってはできない可能性もありますので、その場合はモバイルサイトの速報などをご覧ください。
<17.3.10> 明日はJ1リーグ戦第3節。サンフレッチェはアウェイでサガン鳥栖と戦います。
 昨年前半はフィッカデンティ監督の戦術が浸透せず苦しみましたが、2nd stageは上位争いにも絡むなどチーム力のアップを見せてステージ8位でフィニッシュしました。オフには金民友や林ら主力の退団があったものの、権田や小川、小林、小野など経験豊富な実力者を加えて悲願の初タイトルに向けてスタートしています。ただ、開幕戦では先制しながら逆転で敗戦。また前節も引き分けに終わり、今季はまだ勝利がありません。今季のここまでの戦績は次の通り。
1H ●1-3 柏   【鳥】原川、【柏】クリスティアーノ、ディエゴ・オリヴェイラ、武富
2A △1-1 川崎F 【鳥】高橋、【川】小林
 前節は前半早々にミスから先制点を奪われる苦しい展開となりましたが、その後は前線からのプレスが機能し主導権を奪い、高橋のボレーシュートで同点に追いついて勝点1をゲットしています。明日は「天敵」広島が相手と言うことでこれまで以上に対策を練って、ホーム初勝利を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると体調を崩している選手が続出しているとのこと。7日から皆川と松本が練習に参加できていないのに続いて、昨日は茶島が離脱してミニゲームのメンバーも足りない状況になっているそうです。ただその一方で青山が練習に復帰していて、柴崎も主力組に入って良い動きを見せていたそうなので、明日はおそらく次のようなメンバーになるものと思われます。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山  稲垣

ミキッチ          清水

   フェリペ    柴崎

       工藤

SUB:廣永、野上、丸谷、高橋、森島、宮吉、アンデルソン・ロペス
 攻撃のコンビネーションの熟成不足でなかなか結果が出ていないサンフレッチェですが、今はやっていることに間違いないと信じてやり続けるしかありません。明日は今季初のアウェイゲームと言うことで厳しい戦いが予想されますが、チームメイトを信じて「一丸」となって、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
<17.3.9> トレーニングキャンプを行っていたU-20日本代表候補は、昨日FC東京との練習試合を行い2-0で勝ちました。ゲキサカの記事によると広島から選出されていた森島は左SHとしてプレーしたそうで、前半15分には岩崎のスルーパスでペナルティエリア内に抜け出してPKをゲット。自ら蹴ったPKは一度は止められたもののこぼれを押し込んで、先制点を奪いました。競り合いで倒されたりボールを失ったり、と言う点で反省点はあるものの、ギャップを突く動きやキープ力などで持ち味を発揮していたとのこと。U-20代表の内山監督は「スペースを探す視野の広さなどを評価」していたそうです。Jリーグで2試合出場して好プレーを見せたことが、森島の自信になっているのは間違いありません。

サッカーダイジェスト 森島司を指揮官も絶賛
<17.3.8> 中国新聞によると、右膝を痛めて離脱していたアンデルソン・ロペスが昨日から全体練習に合流しました。そして早速ミニゲームでは工藤らと同じチームでプレーして全快をアピールしていた、とのこと。「90分出る準備はできている」とのことなので、鳥栖戦からの先発復帰もあるかも知れません。
<17.3.6> 森山監督が率いるU-17日本代表は先週スペイン遠征を行い、UEFA U-17選手権に出場するチームを相手に2勝3分けの戦績を残しました。今回遠征に参加したメンバーは次の通り。
【GK】青木(JFAアカデミー福島U18)、谷(G大阪ユース)
【DF】デューク(川崎FU-18)、池高(浦和ユース)、菊地(JFAアカデミー福島U18)、
    監物(清水ユース)、瀬古(C大阪U-18)、菅原(名古屋U18)、小林(神戸U-18)
【MF】井川(札幌U-18)、平川(FC東京U-18)、椿(横浜FMユース)、福岡(京都U-18)、
    喜田(C大阪U-18)、東(広島ユース)
【FW】山田(C大阪U-18)、宮代(川崎FU-18)、森(柏U-18)、棚橋(横浜FMユース)、
    中村(三菱養和ユース)

※東は怪我のため途中離脱
 12月に行われたチリ遠征のメンバーから、大内(横浜FCユース)、松井(矢板中央高)、山口(C大阪U-18)、原(神戸U-18)、上月(京都U-18)、桂8広島ユース)が外れ、AFC U-16選手権のメンバーだった青木、菊地、監物、宮代、棚橋が復帰。またデューク、池高、森が選ばれています。
 親善試合の結果とメンバーは次の通り。
日本 0-0 U-17スコットランド
 [GK]谷、[DF]小林、瀬古、池高、菊地、[MF]平川、福岡、椿(→菅原69分)、
 中村(→喜田61分)、[FW]宮代、森(→棚橋56分)

日本 0-0 U-17スコットランド
 [GK]青木、[DF]菅原、瀬古、監物、菊地(→平川65分)、[MF]喜田、
 井川、福岡、椿(→デュークHT)、[FW]棚橋(→宮代51分)、山田

日本 2-1 U-17ロシア 【日】喜田、宮代
 [GK]谷、[DF]池高(→椿76分)、菅原、小林、デューク、[MF]井川(→瀬古HT)、
 平川、喜田、中村(→福岡64分)、[FW]宮代、森(→山田HT)

日本 2-2 U-17ベルギー 【日】菊地、山田
 [GK]青木、[DF]監物(→小林HT)、平川、瀬古、[MF]菊地、福岡、
 喜田、菅原、[FW]宮代、山田、棚橋(→中村HT)

日本 4-1 U-17ベルギー 【日】椿2、OG、中村
 [GK]谷、[DF]デューク、池高、監物、小林、[MF]井川、椿、中村、
 平川(→福岡HT)、[FW]森(→山田61分)、棚橋
 U-17代表は2週間後に再び合流して、アメリカ遠征に向かいます。
<17.3.5> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第2節清水戦は、PKで失った1点を取り返せず0-1で敗れ、今季初勝利を逃しました。
 柏と青山が欠場したため清水と茶島が先発。また林が今季初めて出場して、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     森島  稲垣(→丸谷77分)
     (→宮吉70分)
ミキッチ          清水

     茶島 フェリペ
     (→柴崎56分)
       工藤

SUB:廣永、野上、高橋、皆川
 対する清水エスパルスは、GK:六反、DF:鎌田、犬飼、角田、松原、MF:六平、フレイレ、枝村(→杉山88分)、白崎、金子(→デューク90+3分)、FW:鄭(→北川74分)、と言うメンバーでした。立ち上がりからボールを支配する広島は千葉からのクサビのパスや塩谷のフィード、ミキッチや清水の仕掛けからチャンスを作ろうとします。しかしファーストシュートはエスパルスで、10分には松原のスルーパスで抜け出した鄭が決定的なシュートを放ち、15分にも白崎にヘディングで狙われます。なかなか守備を崩せない広島は塩谷が、稲垣が遠目から狙いましたが枠外。41分には塩谷のシュートが清水ゴールを襲いましたが、GKのファインセーブに阻まれます。前半は両チームとも慎重さが目立つ戦いで、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半最初にチャンスを作ったのは広島で、ミキッチのクロスから森島がボレーシュートを狙いましたが枠外に外れます。そしてその後はエスパルスの波状攻撃にさらされて、4分には稲垣がぎりぎりでクリアします。また5分にもエスパルスの連続攻撃を受けてペナルティエリア内で危ういシーンを作られます。そして後半5分には松原と競り合った稲垣が微妙なジャッジでPKを与えてしまいます。そしてそのボールを鄭大世に難なく決められ、先制点を許してしまいました。
 何とか攻撃を活性化させようと、森保監督は怪我上がりの柴崎をボランチに入れて森島をトップ下に上げます。しかし全員が自陣に引いて守るエスパルスの守備は堅く、なかなかシュートまでも行けません。後半27分には塩谷が工藤のパスを狙いましたがわずかに左に外れ、40分にはミキッチのクロスに工藤が飛び込みましたがこれも枠を捉えることが出来ません。結局広島が放ったシュート10本はすべて空砲に終わり、得点を奪えないままにタイムアップの笛となりました。
 開幕から2試合がホームゲーム。しかも相手は昨年ギリギリでJ1に残留した新潟と昇格組の清水と言うことで、連勝でスタートダッシュをと期待していたファンも多かったのではないかと思います。しかし得た勝点はわずかに1。得点も新潟戦の1点だけで、消化不良の結果にブーイングも出ていたそうです。この結果の一因は相手の徹底した守備戦術とここぞと言うところでチャンスを生かす力にあったのは確かですが、ただ「相手が良かったわけじゃない。探り探りやっているところがある」(中国新聞)と言う工藤の言葉に代表されるように、広島のチームとしての力に主原因があるのは間違いない、と思います。コンビネーションが重要な広島のサッカーにおいて、選手同士の相互理解がなければ結果が出せないのはこれまでも経験してきたこと。実際に毎年のように主力選手が抜けたところからチームを再構築してきたわけですが、今年のように大きく入れ替わり、しかも主力に離脱者が続出したとあっては難しいのも当然と言うものでしょう。特に今季は前からのプレスをかける戦術にトライしていることもあって、全体的に前かかりでスペースの無いところで攻撃を構築しなければならない場面が多くなっています。そこで決定機を作るためには、もっともっとコンビネーションを高め、ラストパスやシュートの精度を高めなければなりません。次節は鳥栖、そしてルヴァンカップの甲府戦を挟んで次々節は札幌と守備を固めてきそうな相手との戦いが続きますが、何とかこの状況を乗り越えて、新しいサンフレッチェを作り上げて欲しいと思います。

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