5/14〜5/20のSANFRECCE Diary


<17.5.20> 中国新聞によると、今日はワントップに皆川、リベロに野上を起用する可能性が高そうだとのこと。今季初先発になる皆川は、昨日のミニゲームでは柏や柴崎と連係してゴールも決めていたそうです。一方の野上は攻撃後のリスク管理をポイントに挙げていたとのこと。今年一番の暑さが予想されている今日は厳しいゲームになるのは間違いないところですが、ぜひとも2人には最後まで走り回ってチームを勝利に導いて欲しい、と思います。
 今日の試合会場は山梨中銀スタジアムで、午後2時キックオフ。試合の中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<17.5.19> 明日はJ1リーグ戦第12節。サンフレッチェはアウェイでヴァンフォーレ甲府と戦います。
 スタートダッシュに失敗した甲府でしたが第4節以降は粘り強く勝ち点を積み重ね、ここまで勝ち点13で13位の成績となっています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L1A △0-0 広島
4H ○1-0 大宮  【甲】ウイルソン
5H ○2-0 札幌  【甲】兵働、エデル・リマ
6A △1-1 川崎F 【甲】河本、【川】奈良
L2H △0-0 C大阪
7H ●0-2 新潟  【新】原、矢野
8H △1-1 C大阪 【甲】畑尾、【C】杉本
9A ○1-0 神戸  【甲】堀米
L4H ●0-1 横浜FM 【横】OG
10H △0-0 磐田
L5A ●1-2 神戸  【甲】土屋、【神】小林、田中
11A ●0-1 横浜FM 【横】金井
 前節は守りを固めてカウンターを狙う、と言う戦術を徹底してピンチを凌いでいたものの、前半アディショナルタイムにセットプレーからのこぼれ球を押し込まれて先制点を許してしまいました。そして後半は積極的な入りを見せたもののチャンスに決めきれず、そのまま敗れています。リーグ戦は第7節以来久々の敗戦となった甲府ですが、J1残留のためにも、また上位進出のためにも連敗だけは絶対に避けたいはず。明日はいつも以上に組織的な守りを固めて、広島から勝ち点3を奪おうと考えているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、森保監督は今週の練習ではメンバーをシャッフルして行い、何かを変える意図を明確にしていたとのこと。また選手も森崎和幸選手を中心に対話を繰り返して、それぞれの考え方のすり合わせを行っていたそうです。と言うことで明日がどのようなメンバーになるかは全く分からないので、希望も込めて以下のように予想しておきます。
        林

    塩谷 野上 清水

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   A・ロペス フェリペ

       工藤

SUB:中林、千葉、丸谷、松本、高橋、宮吉、柴崎
 11試合を消化して勝ち点がわずか6と完全に「残留争いモード」に陥っているサンフレッチェとしては、13位の甲府は絶対に勝ち点3をやってはいけない相手の一つです。勝ち点3が欲しいのは確かですが、状況次第では勝ち点1でも確保する、と言う判断が必要になるかも。そしてそれ以上に先に失点しないようにチーム全体で集中して、手堅いゲーム展開で浮上のきっかけを掴んできて欲しい、と思います。
<17.5.19> 日本サッカー協会は昨日トゥーロン国際大会に参加するU-19日本代表を発表し、広島からはユースの大迫が選ばれました。今回選ばれたのは次の20人。
【GK】大迫(広島ユース)、沖(鹿島ユース)
【DF】三国(順天堂大)、立田(清水)、麻田(京都)、田中康(立命館大)、
    橋岡(浦和ユース)、杉山(市船橋高)、中川(柏U-18)
【MF】佐々木(仙台)、吉尾(横浜FM)、金子(神奈川大)、住永(明治大)、
    針谷(磐田)、田中陸(柏U-18)、伊藤(磐田U-18)
【FW】黒川(大宮)、小松(産業能率大)、安部(鹿島)、安藤(長崎総科大附高)
 このメンバーは5/27からトレーニングを行って5/29開幕のトゥーロン国際大会2017に参加し、キューバ、アンゴラ、イングランドとグループリーグを戦います。
<17.5.18> モバイルサイトによると、G大阪戦で負傷して離脱していた宮吉が北九州との練習試合に後半から出場し、シャドーと1トップでクオリティの高さを見せたそうです。どん底にあるチームを救うには、新戦力の台頭が不可欠。宮吉の復帰が良い刺激になればよいのですが。
<17.5.17> 先週発売の紫熊倶楽部6月号(Vol. 232)を紹介します。最初の記事は「紫熊戦士たちの物語」で、森崎和幸選手の復帰について書いています。続くインタビュー記事で登場しているのは柴崎選手。川崎F在籍時代に8連敗の苦境を経験した彼が、信じることの大切さについて述べています。次のインタビューはアンデルソン・ロペス選手で、初めての海外で成功したい、と言う強い気持ちを語っています。
 中野編集長によるスペシャルコラムは「クラブ創設25周年に寄せて」。1992年当時の自分自身やサッカー界の状況から始まって、この25年の間の広島と社会の状況の変化について書いています。また次の記事では「ワイドの輝き」と題して、高橋選手と柏選手を取り上げています。
 「READER'S AREA」を挟んで後ろのカラーページの最初は森島選手。残念ながら今回はU-20代表から離脱せざるをえなかったものの、プロ入り以来何度も勝負強さを見せてきた彼の将来に期待する記事となっています。これに続くインタビュー記事では、先日の25周年記念試合に訪れたセザール・サンパイオ氏が広島時代の思い出やその後の生活、クラブとブラジル人選手へのアドバイスなどとともに、サポーターへのメッセージなどを語っています。
 「Match Report」はリーグのG大阪戦、横浜FM戦、仙台戦、FC東京戦、神戸戦と、ルヴァンカップの新潟戦、神戸戦、C大阪戦。そして「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」を挟んで、最終ページではユースの大迫選手のプロ契約について書いています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場やV-POINT、広島市内大手書店で販売中です。また通販はe-VPOINTからどうぞ。
<17.5.16> 昨日吉田サッカー公園で北九州との練習試合を行い、1-0で勝ちました。広島のメンバーは不明ですが、おそらくルヴァンカップの出場メンバーが中心だったと思われます。対する北九州は、GK:中山(→練習生80分)、DF:西嶋、鈴木、福田(→梶原40分)、石神(→浦田45分)、MF:小谷、内藤、中原(→孫70分)、神崎、FW:平井(→石神70分)、小松、と言うメンバー。得点は前半28分に松本でした。
<17.5.15> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第11節C大阪戦は、久々に先制点を奪ったもののその後失点が続いて今季最多の5失点。大宮が勝ったため順位も17位に後退しました。
 森崎和が今季リーグ戦初先発。他は前節と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和(→フェリペ65分)

ミキッチ           柏
(→高橋83分)
   A・ロペス   柴崎

       工藤(→皆川73分)

SUB:中林、野上、清水、丸谷
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田(→田中90+2分)、丸橋、ヨニッチ、山下、MF:ソウザ、山口、山村(→茂庭83分)、清武、FW:柿谷、杉本(→木本90+1分)、と言うメンバーでした。ブロックを作って待ち構えるセレッソに対してボール支配は広島でしたが、序盤からチャンスを作ったのはセレッソ。3分には清武が抜け出してクロスに柿谷がフリーで合わせましたが林の正面。10分には杉本に抜け出されてシュートを打たれましたが枠を外れて助かります。逆に前半12分、柏の仕掛けから青山のパスで抜け出した柴崎が横パスを入れると、これをアンデルソン・ロペスが押し込んで広島が先制点を奪いました。
 その後は両チームとも積極的に攻めてチャンスを作ります。23分には山村の落としを杉本がフリーで打ちましたが枠外に外れて助かります。広島も24分に柴崎が決定的なシュートを放ちましたがGKに止められ、25分と27分にも青山のパスからチャンスを作りましたが追加点が奪えません。逆に28分、青山のタックルをかわして右サイドを抜け出した山村がクロス。これを杉本にフリーでシュートされると千葉に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らされてしまいます。続いて32分には中盤で失ったボールを柿谷に持ち込まれてシュート。これはポストが弾いたものの清武に押し込まれて逆転を許すと、42分にはCKからヨニッチに決められあっという間に3失点。先制点を守れなかったどころか2点リードされて前半を終えました。
 後半も自陣にブロックを作ってカウンター狙いのセレッソに対して、広島がボールを回して何とか相手守備を崩そうとします。そして後半10分、柏のクロスは相手DFに弾かれたものの、逆サイドに詰めていたミキッチが強烈な弾道を突き刺して1点差に迫りました。しかしその2分後にはカウンターから抜け出した杉本に決められて再び点差が2点に広がると、後半30分には再びCKからヨニッチに決められてリードを広げられます。広島は何とか追いつこうと選手を交代しながら攻めましたが単調な攻撃に終始し、3点差のままで試合終了のホイッスルとなりました。
 森崎和幸選手が復帰し、前線の2人以外は優勝メンバーで固めて今季初めて「ベストメンバー」が組めた試合でしたが、しかし結果は無残なものでした。リーグ最少失点を誇る相手から早々に先制点を奪ったにも関わらず、その後はあっという間の3失点。そして後半早々に1点を返して反撃ムードを作ったものの、わずか2分後にカウンターから失点してその後は最後まで流れをつかむことはできませんでした。失点パターンも残念なものばかりで、相手にスピードで振り切られたりマークに付いていながら遅れてしまったり。しかも本来はチームを引っ張る立場のはずの青山や塩谷がミスを繰り返して失点に繋がってしまったのですから話になりません。今季これまで何とか立て直そうとしてきたことが一瞬で潰えるような、そんな情けない敗戦だったと言わざるをえないでしょう。試合後に森崎和は「自信を失っているからなのか、それとも力が衰えているのか。どちらにしても、自分も含めて力がないということ」と語っていますが、まさにその部分を痛烈に突きつけられた試合だった、と言えます。中国新聞によると試合後にC大阪の選手が「広島やばいな」とつぶやいていたそうですが、それは誰よりも広島の選手自身が感じているのではないかと思いますし、またそうでなければならないと思います。これまで通りではダメなこと、何かを大きく変えなければならないことを、如実に示した試合だったと言えるのではないでしょうか。
 このような危機は森保監督になってからは初めてのことですが、思い返して見れば2006年も同じような状況でした。3年目の小野監督が中盤をフラットにする、と言う布陣に微修正して臨んだものの、開幕から結果が出ずにリーグ戦8試合で3分け5敗で最下位に転落。ナビスコカップの2試合でも勝てずに、10試合勝てない試合が続いて4月半ばに辞任しました。そして後を継いだ望月監督は「ひたすら守ってカウンター」と言う極端な戦術にシフトして少しずつ勝点を積み上げてペトロヴィッチ監督にバトンタッチ。ペトロヴィッチ監督は小村、ジニーニョ、ベットらベテランを外すとともにサテライトで燻っていた青山や柏木を抜擢するなど「ペトロヴィッチ改革」を行い、最終的には10位でシーズンを終えることができたのです。今がその時に匹敵する危機か、それともそこまでは行っていないのかは分からないのですが、少なくとも「優勝メンバー」からの世代交代が待ったなしの状況になっているのは確か。森保監督の大胆な改革が求められているのではないでしょうか。

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ゲキサカ  戦評  杉本  広島に異変
日刊スポーツ  スコア速報  戦評  ミキッチ  茂庭
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  C大阪が広島を一蹴  迷走する広島が今すべきこと
<17.5.14> 中国新聞によると、森崎和幸選手が今日のC大阪戦でリーグ戦初先発することになるそうです。「90分できるかはやってみないと分からないが、チームの状態を見ながらできることをしたい」と体力的な不安を口にしているものの、ここ数試合のプレーを見る限りでは少なくともサッカー・インテリジェンスの錆びつきは無さそう。「ピッチ上の指揮官」の復帰で、これまで以上に質の高いサッカーが展開できるのではないでしょうか。
 今日の試合会場は金鳥スタジアムで、午後3時キックオフ。チケットは「セブン・イレブンシート」と「メインミックスグループシート」は完売し、その他の席も残りわずかとなっていますので、観戦予定でチケットがまだの方はお早めにどうぞ。
 テレビ中継は、今日はDAZNのみとなっています。今日のブログで速報しますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
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