5/21〜5/27のSANFRECCE Diary


<17.5.27> サッカーダイジェストWebなどによると、磐田の中村俊輔選手は肉離れで全治3週間と診断されたとのことで、今日は欠場することになりそう。またここまで全試合で先発していた川辺も契約の関係で出場できないため、今日の先発メンバーは前節から大幅に入れ替わるそうです。ただ「ホットニュース」によると森保監督は「磐田は危機感を持って、そのぶん必死に走って戦う、チームとして結束力を持って粘り強く戦ってくると思う」と語っていて警戒感をあらわにしています。堅い守備からカウンターを狙ってくる相手に対しては、攻めているときのリスク管理が何よりも重要。今日は焦らず、慌てず、落ち着いてゲームを進めて、そして今日こそリーグ戦のホーム初勝利を挙げて欲しいと思います。
 今日の試合会場はディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては「明治安田生命サッカー教室」が10時から、「フォリアチャレンジ」が12時18分ごろから行われます。スロープ下のサンチェ広場では、「サンフレッチェ応援スタンプラリー」「子育て応援!カルビーパーク」「サンチェふわふわドーム」「てぶらで観戦、てぶらで帰宅」、そしてビールスタンド重富が出店する「軽食エリア」が10時からオープンします。またおまつり広場では、ヤマメの塩焼きや縄文あいすを提供する「安芸高田市ブース」やサンフレッチェ応援カラーブレスレット等が作れる「ガラス細工を楽しもう」「中国電力コラボメニュー獲得ブース」「サンフレッチェカード入会キャンペーン」がこちらも10時から。SPL∞ASHやフリースタイルフットボール、大山百合香などが登場する「にぎわいステージ」も10時スタートです。更にいつものように「フェイスペイント」が11時から、「バルーンアート」が12時から始まります。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、柴崎選手のプレミアムカード。選手コラボメニューは廣永選手の「北海道味噌ラーメン」800円と、茶島選手の「そばめし」700円となっています。今日はサンフレッチェクラブ会員は50%、一般の方は40%割引になる「ワゴンセール」を開催しますので、グッズを買い足したい方はぜひどうぞ。
 テレビ放送は今日はDAZNのほかNHK-BS1でも生中継が予定されています。今日はブログ速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はJリーグ公式サイトやモバイルサイトの速報をどうぞ。
<17.5.26> 明日はJ1リーグ戦第13節。サンフレッチェはホームにジュビロ磐田を迎えます。
 J1昇格1年目の昨年は得点力不足に悩みながらも粘り強い戦いで残留を成し遂げた磐田は、攻撃の核となる選手として中村俊輔と川又を獲得。また守備もしっかりと整備して、ここまで勝ち点15を取って10位につけています。今季の公式戦の戦績は次の通り。
1A △0-0 C大阪
2H ●0-1 仙台  【仙】奥埜
3A ○2-1 大宮  【磐】中村、川又、【宮】清水
L1H ●0-2 札幌  【札】上原、都倉
4A ●0-1 神戸  【神】大森
5H ○3-1 清水  【磐】森下、ムサエフ、川辺、【清】鄭
6A ●1-2 横浜FM 【磐】大井、【横】マルティノス、金井
L2A ●0-2 仙台  【仙】クリスラン、佐々木
7H ○2-1 鳥栖  【磐】アダイウトン、ムサエフ、【鳥】豊田
8A ○3-0 鹿島  【磐】川又、中村、川辺
L3H ○3-1 FC東京 【磐】小川3、【東】吉本
9H △2-2 札幌  【磐】川又、上田、【札】横山、都倉
L4A ○2-1 柏   【磐】川辺、小川、【柏】オリヴェイラ
10A △0-0 甲府
L5A ○4-2 清水  【磐】アダイウトン2、藤田、上原、【清】金子、北川
11H ●0-2 川崎F 【川】阿部、長谷川
12H ●0-2 柏   【柏】クリスティアーノ、中川
 前節は今季初めて3-4-1-2の布陣で臨み、序盤から次々とチャンスを作ったものの決めきれず、逆に前半終了間際に失点。後半にはPKの判定が取り消される、と言う幸運に恵まれながらもその後追加点を奪われ敗れています。ここ2試合に連敗するなど一時の勢いが落ちた感のある磐田ですが、だからこそ明日の試合は是非とも勝ちたい、と思っているはず。広島同様にルヴァンカップの試合がなかった利点を生かして、十分な広島対策を練って来るに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、モバイルサイトによると甲府からの長距離移動の疲れから休養を優先していた森崎和幸選手ですが、昨日の紅白戦に出場して存在感を見せていたそうです。また皆川やアンデルソン・ロペスも好調を持続しているとのことなので、メンバーは前節と同じになる可能性が高そうです。
        林

    塩谷 野上 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   A・ロペス   柴崎

       皆川

SUB:中林、千葉、高橋、清水、丸谷、フェリペ・シウバ、工藤
 前節ようやく今季2勝目を挙げて「両目」を開けたサンフレッチェですが、復調への道はまだまだこれから、と言うところ。掴みかけた自信を本物にするためには、次の試合で勝つことが何よりも重要です。明日も前節同様にピッチ上もベンチも「一心」となって、リーグ戦のホーム初勝利を挙げて欲しい、と思います。
<17.5.26> 日本サッカー協会は昨日、W杯予選のイラク戦に臨む日本代表メンバーを発表しました。今回選ばれたのは次の25人。
【GK】川島(FCメス)、東口(G大阪)、中村(柏)
【DF】酒井宏(マルセイユ)、酒井高(ハンブルグ)、長友(インテル)、昌子(鹿島)、
    吉田(サウサンプトン)、宇賀神、槙野(浦和)、三浦(G大阪)
【MF】山口(C大阪)、遠藤(浦和)、加藤(ベロエ・スタラ・ザゴラ)、
    今野、倉田、井手口(G大阪)、香川(ドルトムント)
【FW】久保(ヘント)、本田(ACミラン)、原口(ヘルタ)、乾(エイバル)、
    大迫(1FCケルン)、岡崎(レスター)、浅野(シュツットガルト)
 「3月ラウンド」のメンバーから西川(浦和)、林、森重、高萩(FC東京)、植田(鹿島)、長谷部(フランクフルト)、清武(C大阪)、宇佐美(アウグスブルグ)が外れ、東口と乾を再招集。また中村、宇賀神、三浦、加藤を新たに選出しています。このメンバーは5/28からトレーニングを開始して、6/7のシリア代表戦を経て6/13にアウェイで行われるイラク戦に臨みます。
<17.5.25> 昨日行われたU-20ワールドカップのグループリーグ第2戦でU-20日本代表はウルグアイに0-2で敗れ、得失点差で3位に転落しました。この日のメンバーは南アフリカ戦から3人入れ替えて、GK:小島、DF:藤谷、中山、冨安、舩木、MF:堂安、三好(→高木88分)、原(→坂井81分)、市丸、FW:小川(→久保20分)、岩崎。10分には岩崎がミドルを打ったのに対して11分にはウルグアイに1対1のシーンを作られるなどイーブンの立ち上がりでしたが、前半16分にエース・小川が左膝を痛めて負傷退場。急きょ久保を投入して立て直そうとしたものの、38分に個人技からシュートを決められ先制点を奪われてしまいました。日本は後半に入ってペースを取り戻すと何度もゴール前に迫ったものの決めきれず、逆に後半アディショナルタイムに決定的な2点目を奪われ敗れました。今大会2勝目を挙げたウルグアイはグループリーグ突破を決定。日本は1勝1敗でイタリアと並んだものの、得失点差で3位となってイタリア戦にグループリーグ突破を賭けることになりました。
<17.5.24> 7/1に行われる浦和戦のアウェイ応援ツアーの募集が始まっています。ツアーは2種類で、「バスツアー」は6/30の午後11時に広島ヘリポート、11時30分に広島駅新幹線口に集合し、昼過ぎに埼玉スタジアムに到着。ビジター自由席で観戦した後、翌日の9時10分ごろに広島駅、9時40分ごろに広島ヘリポートに戻ってくる、と言うスケジュールになっています。旅行代金は試合のチケット付きで大人35,800円、小中学生32,000円。ちゅーピーくらぶ会員とサンフレッチェクラブ会員は1,000円割引になります。またチケットをお持ちの方は、旅行代金から大人は2,100円、小中学生は800円引きとなります。
 一方の「新幹線ツアー」は試合当日の8時35分に広島駅、8時59分に福山駅を出発し、東京到着後にホテル(池袋グランドシティホテルか浦和ワシントンホテル)にチェックイン。各自で埼玉スタジアムに移動して、翌日は午後まで自由行動して午後3時50分発の新幹線で広島か福山に戻ってくる、と言うスケジュールになっています。料金はビジター自由席のチケット付きで浦和ワシントンホテル泊は大人42,800円、中学生41,500円、小学生29,500円。池袋グランドシティホテル泊はそれぞれ1,000円アップ。こちらもちゅーピーくらぶ会員とサンフレッチェクラブ会員は1,000円割引です。
 お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞旅行(082-543-2022)で、ホームページからもお申し込みできます。お申し込み締め切りは6/16(金)ですが、定員に達し次第締め切られますので観戦予定の方はお早めにどうぞ。
<17.5.23> サッカーダイジェストWebの記事によると、低迷するチームに強い責任を感じていた塩谷選手は、甲府戦の4日前に森崎和幸選手の言葉が立ち直りのきっかけになったのだそうです。チームの調子が上がらないだけでなく自らが失点の原因になってしまう、と言う状況に苦しむ塩谷は、森保監督に「メンバーから外してもらっても構わない」とまで伝えたそうですが、森崎和から「サッカーを楽しんでいないのでは」と声を掛けられたのはその直後だったとのこと。それによってもう一度自分自身を見つめ直し、甲府戦に集中できたことが勝利の要因だったそうです。「楽しんでいない」と言う言葉はFC東京戦の直後に高萩選手も言っていたので誰が見てもそうだったのかも知れないのですが、やはり信頼するチームメイトから言われたことが大きかったのかも。報道によると先週の練習では森崎和を中心にいろいろな会話が交わされていたそうなので、それによってチーム全体が本当の意味で同じ方向を向くことができたのではないでしょうか。甲府戦の勝利でようやくトンネルを抜け出すきっかけを掴んだ広島ですが、重要なのはこれを続けて行けるか、でしょう。今週末の磐田戦は、前節以上に重要な試合になるのは間違いありません。
<17.5.22> 昨日U-20ワールドカップの初戦を戦ったU-20日本代表は、逆転で南アフリカを下して好スタートを切りました。この日のメンバーは、GK:小島、DF:初瀬、冨安、中山、舩木、MF:堂安、板倉(→原45+2分)、坂井、三好(→久保59分)、FW:小川、岩崎(→遠藤68分)。立ち上がりからリズム良く攻めた日本でしたが、前半7分に南アフリカのシュートのこぼれが冨安に当たってしまい、オウンゴールで先制点を許してしまいました。その後日本は危ないシーンを防ぐと小川のクロスバー直撃のシュートや板倉のヘッドなどでチャンスを迎えながらも決めきれず、1点のリードを許して前半を折り返しました。そして後半早々に舩木のクロスを小川が押し込むと、これがビデオ判定でゴールと認められて同点に追いつきました。そしてその後はオープンな展開となり両チームともビッグチャンスを迎えながら追加点が奪えないままに推移しましたが、後半26分に途中投入の久保が左サイドに抜け出して折り返すと、これを堂安が決めて勝ち越します。そして終盤は攻め込まれましたが全員で凌ぎ、試合終了のホイッスルとなりました。
<17.5.21> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第12節甲府戦は、前半に先制点を許しながらも逆転で今季2勝目を挙げて16位に上がりました。
 前節から2人を入れ替えて皆川と野上が先発し、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 野上 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏
(→清水81分)
   A・ロペス   柴崎

       皆川(→工藤87分)

SUB:中林、千葉、フェリペ・シウバ、丸谷、高橋
対する甲府は、GK:岡、DF:新里、畑尾、エデル・リマ、MF:松橋、小椋(→河本81分)、兵働、ドゥドゥ(→ボザニッチ73分)、田中、阿部(→堀米81分)、FW:ウイルソン、と言うメンバーでした。先発メンバーを入れ替えた影響か立ち上がりの広島はミスが目立ち、甲府に攻め込まれるシーンが続きます。ファーストシュートは4分で、ウイルソンがミドルを打ちましたがDFがクリア。11分には松橋のクロスを逆サイドで折り返されましたが林が反応します。そして前半18分、田中のクロスにウイルソンが頭を当てたボールは柏がクリアしましたが、そこに走り込んでいた小椋がミドルシュート。ブロックに行った水本に当たって方向が変わったこともあって林も反応できず、またもや早い時間帯に先制されてしまいました。
 その後も甲府の攻勢は続き、21分には低いクロスに誰も触れずゴール前を横切り、24分にはCKから攻め込まれましたが何とか凌ぎます。甲府は追加点を奪えないと見て引いてブロックを作る時間帯が増えてくると、広島はパスを繋いで相手の守備の綻びを探す、と言う展開になって行きます。30分にはアンデルソン・ロペスが思い切って左足を振り抜くと、ボールはクロスバー直撃。続いて31分には青山のクロスに皆川が頭を合わせましたがGKのファインセーブに防がれます。また35分には青山が、36分には塩谷が遠目から狙いましたがGKに抑えられます。そして前半40分、縦パスを受けた皆川がDFを背負ってターンすると前線へのスルーパス。これで抜け出したアンデルソン・ロペスがGKとDFを引きつけて中央に入れると、走り込んでいた柴崎が押し込んで同点に追いつきました。
 これで精神的な重荷が取れたか、広島の動きがよくなり、前半終了間際から後半早々にかけてボールを支配してチャンスを窺います。そして後半4分、左からの柴崎のCKに飛び込んだ野上がスルー。これを中央で待ちかまえていた水本が頭で押し込んで、逆転に成功しました。
 この後しばらくはパスを回して打開しようとする甲府に対して、広島は引いて守って速攻を狙う、と言う展開となります。そして15分には阿部のミスからミキッチがボールを奪い、ペナルティエリアまで入ってシュートしましたがGKが反応。22分には皆川のポストプレーからアンデルソン・ロペスがGKと1対1になりましたが惜しくもシュートできずに終わります。暑さのためか足が止まってきた甲府に対して、しっかりとボールを動かしてチャンスを作る広島。24分にはアンデルソン・ロペスが左足でコントロールショットを放ちましたがGKが横っ飛びでセーブ。34分にはミキッチのクロスを皆川が決めたものの、クロスの前にゴールラインを割っていたとして得点は認められません。結局後半は広島がシュートを5本打ったのに対して、甲府のシュートはアディショナルタイムの1本に抑えて1点差で逃げ切り、試合終了のホイッスルとともにピッチもベンチも抱きあって喜びあいました。
 工藤と千葉に代わって皆川と野上が先発した広島は、序盤はコンビが合わずにボールを奪われるシーンが頻発。甲府の攻撃を低い位置で食い止めるシーンも多くなかなかペースを掴めませんでした。そして前半18分にはクリアのこぼれを叩き込まれる「安い失点」で先制を許し、またか、と思って見ていた人も多かったのではないでしょうか。少なくとも展開的にはこれまで繰り返されてきた敗戦と全く同じで、メンバーを入れ替えた効果は無かったかのような流れでした。
 しかし、選手たちの気持ちの持ちようは違いました。中国新聞によると「変化は失点直後に表れた」そうで、すぐに守備陣が集まって互いに鼓舞していたとのこと。ハーフタイムでも「森保監督が声を掛ける隙がないほど、選手がパスのタイミングなどを要求しあった」のだそうです。そしてその結果前半のうちに追いつくと後半早々に勝ち越し。その後は運動量の落ちた相手をパスワークで翻弄して、追加点を狙い続けました。そこで点が取れなかったことや終了間際に危ういシュートを打たれたことは反省材料ではありますが、とにかく試合終了までピッチ上の11人全員が助け合い、集中して戦い続けたことが勝利の要因であったことは間違いない、と思います。前節の惨敗でばらばらになりかかっていたチームが一つになって勝ち点3という結果を得たことは、今後に向けて大きなプラス材料だと言えるでしょう。とりわけ今季初めて先発に抜擢された皆川が、得点こそなかったものの良いプレーで勝利に貢献したことは他の選手にも大きな勇気づけとなったのではないでしょうか。
 今節は広島とともに新潟が勝ち、大宮が敗れたため下位3チームの順位が入れ替わったわけですが、重要なのは15位との勝ち点差が3に縮まったこと。今季は上位が混戦になってるだけでなく10位〜15位も勝ち点4の中に6チームがひしめく混戦になっているため、まずはここに追いつくことが重要です。次節はその中の一つである10位・磐田との直接対決。ぜひともここで勝利して、波に乗って行って欲しいと思います。

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