6/11〜6/17のSANFRECCE Diary


<17.6.17> 中国新聞によると、野上が右ストッパーに回ることによりボランチで先発するのは丸谷。左太もも裏を傷めて戦列を離れていた森崎和は、2試合ぶりにベンチ入りすることになりそうです。中村を起点にしてスイッチを入れてくる川崎Fの攻撃を防ぐためには、中盤の守備が機能することが最も重要なので、丸谷がどれだけ中盤を締めることができるか、が勝敗の鍵となりそうです。
 今日の試合会場は等々力陸上競技場で、午後7時キックオフ。当日券はビジター指定が30枚、ビジターA自由が500枚販売されるとのことですので、チケットがまだの方はお早めにご来場下さい。またテレビ放送はDAZNのみとなっています。今日は仕事の関係でキックオフに間に合わない可能性があるので、ブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをどうぞ。
<17.6.16> 明日はJ1リーグ戦第15節。サンフレッチェはアウェイで川崎Fと対戦します。
 風間監督が退任し、エース・大久保が移籍するなどモデルチェンジを余儀なくされた川崎フロンターレ。チームの主軸を担うことが期待された家長が怪我で出遅れる、と言うアクシデントがあったものの、小林の成長もあってここまでの勝ち点は22。順位は9位ながら、3位G大阪との勝点差は3と上位に食いついています。またACLではラウンド16でムアントン・ユナイテッドに圧勝して、8年ぶりにベスト8進出を決めています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
ACL1 △1-1 水原  【川】小林、【水】ソ・ジョンウォン
1A ○2-0 大宮  【川】小林、中村
ACL2 △1-1 イースタン【川】板倉、【イ】ブレダ
2H △1-1 鳥栖  【川】小林、【鳥】高橋
3H ○2-1 柏   【川】谷口、中村、【柏】武富
ACL3 △1-1 広州恒大【川】小林、【広】アラン
4A ●0-3 FC東京 【東】OG、ウタカ、大久保嘉
5A ○2-0 仙台  【川】長谷川、森谷
6H △1-1 甲府  【川】奈良、【甲】河本
ACL4 △0-0 広州恒大
7A △1-1 札幌  【川】小林、【札】都倉
8H △2-2 清水  【川】阿部、中村、【清】金子、チアゴ・アウベス
ACL5 ○1-0 水原  【川】奈良
9A ●0-2 C大阪 【C】山村、清武
10H ○3-0 新潟  【川】ハイネル、小林、阿部
ACL6 ○4-0 イースタン【川】ハイネル、谷口、長谷川、奈良
11A ○2-0 磐田  【川】阿部、長谷川
12A ○3-0 鹿島  【川】阿部、長谷川、登里
AR16 ○3-1 ムアントン【川】中村、小林、阿部、【ム】ティーラシル
AR16 ○4-1 ムアントン【川】小林、長谷川、エドゥアルド・ネット、ハイネル、【ム】ティーラシル
14A ●0-2 横浜FM 【横】ウーゴ・ヴィエイラ、富樫
 前節はいつも通りのパスサッカーを展開しながらもなかなか横浜FMの堅守を崩すことができず、後半19分の阿部の「同点弾」もオフサイドの判定でノーゴール。また後半44分の中村のシュートが手で止められたシーンでも反則を取ってもらえないなど運にも恵まれずに7試合ぶりの敗戦を喫しています。優勝争いから脱落しないためには連敗は避けたいところだけに、明日は必勝体制で広島を迎えようとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると移籍が決まった塩谷の代わりに野上の先発が濃厚だとのこと。また怪我で離脱していた森崎和も「まだ60%程度のコンディション」と言いながら、一昨日の練習ではフルメニューをこなしていたそうです。先週から今週にかけていろいろな布陣を試していた、とのことなので明日の予想は難しいのですが、一応無難なメンバーを予想しておきます。
        林

    野上 千葉 水本

     青山 森崎和

ミキッチ           柏

   A・ロペス   柴崎

       皆川

SUB:中林、清水、丸谷、フェリペ・シウバ、森島、宮吉、工藤
 「15位が目標」と監督が明言したサンフレッチェとしては、アウェイゲームはまずは勝ち点1を確保して、流れが良ければ勝ち点3を取る、と言う戦い方を選択する可能性が高そう。であれば先に失点することだけは避けなければなりません。明日は強力な川崎Fの攻撃陣を相手にすることになりますが、チーム全員で粘り強く戦って、一つでも前進して広島に戻ってきて欲しいと思います。
<17.6.16> サンフレッチェは昨日、塩谷司選手のアルアインへの完全移籍を発表しました。2012年のシーズン途中に水戸から広島入りした塩谷は、すぐには広島の戦術にフィットできずリーグ戦3試合、天皇杯1試合の出場にとどまりましたが、翌年はゼロックス・スーパーカップから右ストッパーのポジションを確保するとリーグ戦全試合に出場して連覇に貢献しました。そしてその後はレギュラーとしてチームを引っ張る活躍をして2014年から3年連続でベストイレブンに選出。また日本代表にも選出されるとともにリオ五輪にオーバーエイジで出場するなど、広島を代表する選手の一人でした。クラブ側も彼の将来に期待して昨年末に5年契約を更新していましたが、ただそれは塩谷自身の「もし移籍することになったとしても、お金をクラブに残したい」と言う思いから来たものでもあったわけで、1億6000万円とも言われる移籍金を用意されれば認めざるをえないでしょう。サッカーキングの記事によれば森保監督も足立強化部長もチームに必要だ、と訴えたそうですが、しかし本人がチャレンジしたいと思って決断したのであれば笑って送り出すしかありません。フットボールチャンネルの記事によると「気候が暑すぎるし、生活習慣が違いすぎ」て中東で日本人が活躍するのは難しい、とのことですが、そこはドウグラスとも助け合って、何としても成功してまた広島に戻ってきて欲しい、と思います。
<17.6.15> 報道によると、塩谷のアルアインへの完全移籍を地元メディアが報じた、とのことです。韓国人DFの李明柱の退団により空いたアジア枠を使っての獲得で、既に塩谷はUAE入りしてメディカルチェックを受けたとのこと。明日にも記者会見して正式発表となる予定で、川崎F戦以降の公式戦は欠場することになりそうです。中国新聞によると足立強化部長は「全力で慰留に努めたが、移籍することになり残念」と語っています。ここまでリーグ戦全試合に先発出場してきた主力中の主力の流出により夏の補強策の練り直しが必須で、クラブは即戦力DFを最優先でリストアップしているとのこと。チーム戦術に合うかどうかを見極めながら調査して獲得を目指すとともに、更に1人の補強を探るそうです。ただ、Jリーグの夏の登録期間は7/21からなのでそこまでは現有戦力で戦わざるをえず、誰かが穴を埋めなければなりません。厳しい状況にあるチームに、またもや難題が降りかかることになりました。
<17.6.14> プレスリリースによると、サテライトの清水戦で負傷退場した川崎選手が昨日広島県内の病院で検査を受け、左ハムストリングス筋損傷(いわゆる肉離れ)で全治6週間と診断されました。
<17.6.14> 昨日行われたワールドカップロシア大会のアジア最終予選で、日本代表はイラクと1-1で引き分けて出場権獲得に「王手」をかけました。ハリルホジッチ監督は中盤に若手を起用して、GK:川島、DF:酒井宏(→酒井高77分)、昌子、吉田、長友、MF:遠藤、井手口(→今野62分)、原口(→倉田70分)、本田、FW:久保、大迫、と言うメンバーでした。立ち上がりは日本の動きが良く、2分には久保が抜け出してクロス。また5分には酒井宏のクロスに大迫が合わせるなどチャンスを作り、8分には本田のCKを大迫がバックヘッドで流し込んで幸先良く先制点を奪いました。そしてその後はイラクのサイド攻撃に苦しめられながらもDF陣が集中して跳ね返し、1点リードで前半を折り返しました。後半も縦に速い攻撃で追加点を狙いにいく日本でしたがなかなかチャンスを生かせないままに推移すると、後半27分には吉田と川島の連係ミス(その上川島のキャッチミス)から同点に追いつかれてしまいます。その後は37℃を上回る暑さのため動きが悪くなり、しかも井手口に続いて酒井宏も負傷交替。日本は大迫の仕掛けや本田のシュートなどで勝ち越し点を狙ったものの決めきれず、逆にイラクの攻撃を何とか凌いで勝ち点1を分け合うことになりました。
 相手は既にグループリーグ敗退が決まっているイラク。しかも政情不安のため代替地でのホームゲーム開催を余儀なくされていたと言うことで勝利を期待していた人も多かったかと思いますが、やはりワールドカップ予選に簡単な試合はない、と言うことが改めて分かったと言うことでしょうか。ピッチ状態の悪さや暑さ、そして怪我人続出により交替枠を使ってしまい、足を引きずっていた久保を替えることができなかったと言う不運もあって、終盤は気力だけで戦っていた、と言う感じだったように思います。終盤の本田の決定機を決めることができれば、とか「タラレバ」は言えますが、むしろ相手にボールを支配されて苦しい時間帯が長かったことを考えれば、勝ち点1でも持って帰れたことは評価して良いでしょう。ミス絡みの失点は頂けなかったものの、チーム全体で心を一つにして戦ったこと、またここに来て徐々に若手がレギュラーを取りつつあることなど、チーム作りと言う点でも明るい光が見えた日本代表。ぜひとも次のホーム・オーストラリア戦に勝って、ワールドカップ出場権を獲得して欲しいと思います。
<17.6.12> 昨日、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会(通称クラセン)の中国地区予選第2節が行われ、サンフレッチェユースは岡山U-18を6-1で下して2連勝で首位に立ちました。第2節の結果は次の通り。
岡山U18  1-6 広島ユース 【広】里岡、明比、三原、OG、鮎川、鈴
鳥取U-18 0-1 山口U-18  【山】澤野
 クラセン本選への出場権は2チームに与えられるので、次節の鳥取戦に勝ちか引き分けで出場権を獲得します。
<17.6.11> 昨日大阪産業大との練習試合とサテライトリーグの清水戦が行われ、大阪産業大には3-0で勝ったものの清水には1-2で敗れました。
 まず大阪産業大との練習試合ですが、モバイルサイトによるとアンデルソン・ロペスが足の痛みで欠場。また塩谷も張りがあったとのことで出場を回避して、GK:林、DF:野上、千葉、水本、DF:ミキッチ(→長沼65分)、青山、丸谷、柏、柴崎、森島、FW:皆川、と言うメンバーでした。試合は全体を通してミスが多い内容だったとのこと。全体的に躍動感が乏しかったそうですが、ただ守備や連係の確認を行いながらの試合だったそうで「90分を通してみれば成果はあった」(野上)とのことです。前半は無得点だったものの後半16分に柴崎のFKに野上がニアで合わせて先制点。2点目は後半20分で、ミキッチのくロスに柴崎が飛び込んでゲット。3点目は後半29分、丸谷のスルーパスで飛び出した柴崎が冷静に決めました。前半も後半も決定機は多く作ったものの、決めるべきところで決められなかった、と言う課題は残りました。
 続いて行われた清水戦のメンバーは、GK:中林、DF:川崎(→長沼20分)、イヨハ、稲垣、MF:高橋、松本、茶島、清水、フェリペ・シウバ、FW:宮吉、工藤。対する清水は、GK:六反(→高木和71分)、DF:鎌田、犬飼(→角田60分)、二見(→村松60分)、松原、MF:六平、竹内(→カヌ71分)、枝村(→村田63分)、デューク(→北川50分)、FW:鄭、チアゴ・アウベス(→金子46分)、と言うメンバーでした。リーグ戦でレギュラーとして出ている相手に対して健闘していたそうで、特に守備陣は強力なツートップに対して良く頑張っていたとのこと。失点は1点目(前半18分・竹内)も2点目(後半29分・鄭)もビルドアップのミスを突かれてのものでしたが、ヘンリーが鄭に身体をぶつけて戦ったり、あるいは中林が至近距離からのシュートを防いだり、と魂のこもった守備を見せていたそうです。一方攻撃はチャンスの数は多く、特に後半は宮吉のスルーパスから工藤のシュートや宮吉のヘッドなど決定機を作ったそうです。そして後半18分に工藤のポストから茶島のスルーパスに抜け出したフェリペ・シウバがPKをゲットして自ら決めました。またその5分後にはフェリペ・シウバのパスを宮吉がループでネットに沈めながらも微妙なオフサイドで取り消し。その後も高橋のクロスから工藤や宮吉が決定的な場面を作ったものの決めきれず、1点差で敗れました。勝利という結果は出せなかったものの、1試合目に比べて躍動感もアイディアも上だったそうで、次節に向けてのアピールになったとのこと。森保監督も「今日の試合は、できるだけニュートラルに見て起用を考えるため敢えてこう言う振り分けにしてみた」と語っているので、次節・川崎F戦は大きくメンバーを変えてくる可能性もありそうです。
<17.6.11> 中国新聞によると、塩谷へのアルアインからのオファーは数日前にメールであったそうで、移籍金などの提示はまだないとのこと。サンフレッチェとしては「必要な戦力。出て欲しくない気持ちは本人に伝えた」(足立強化部長)とのことですが、塩谷自身は昨日の練習試合とサテライトの試合を欠場するなど悩んでいる様子です。塩谷との契約は2021年まで残っているため本人が希望してもクラブ間の交渉が成立しなければ決まらないのですが、早ければ「17日のアウェイ川崎戦までに結論が出る可能性がある」とのことです。
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