6/4〜6/10のSANFRECCE Diary


<17.6.10> スポーツ報知などの報道によると、塩谷の獲得に向けてUAEのアルアインから正式オファーがあった、とのことです。アルアインは昨年ドウグラスが移籍したクラブで、UAEではリーグ優勝12回を誇る強豪。昨年はACLでも準々決勝まで勝ち進んでいます。ただこの5月に閉幕した16-17シーズンでは4位に終わったそうで、失点が多かったことから塩谷に白羽の矢を立てた、と言うことのようです。塩谷とは今年から新たに5年契約を結んでいるため獲得のためにはかなりの違約金がかかりますが、アルアインは高額の移籍金と違約金を提示しているとのことです。
<17.6.10> 「第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」の中国地域予選の決勝リーグが先週末から行われています。ここにシードされて参加しているサンフレッチェ広島ユースは、6/3に行われた第1節で2次予選から勝ち上がってきたレノファ山口U-18に3-2で勝ち、幸先の良いスタートを切りました。
広島ユース 3-2 山口U-18 【広】明比、仙波、川井、【山】増田、OG
岡山U18   0-6 鳥取U-18
 第2節は今日の午後1時からで、政田サッカー場で岡山U18と戦います。また第3節は6/17の午後1時から、吉田サッカー公園で鳥取U-18との対戦の予定です。
<17.6.9> 中国新聞によると、サンフレッチェは3日間のオフを挟んで昨日から練習を再開したそうです。森保監督はその中で2度にわたって「目標は15位」と明言したとのこと。J1残留のため理想を棚上げして守備重視の戦いを徹底する、と宣言しました。思い返してみればJ2に降格した2002年も2007年も、最後までそのへんの「割り切り」が無かったように思います。特に2007年はペトロヴィッチ監督のもと、内容は悪くないにも関わらず勝てない、と言う試合を続けるうちに入れ替え戦に回り降格しました。それに対して2006年は望月監督が小野監督の後を引き継ぐと、ひたすら守ってロングボールを蹴る、と言うサッカーである程度の勝ち点を稼いでペトロヴィッチ監督に繋げました。2年前にはリーグ優勝したサンフレッチェですが、それはもう過去のこと。森保監督が語っているように「今の力を認めること」からスタートして、その中でできる戦い方をしなければならないのだと思います。残り20試合、選手にとってもサポーターにとっても苦しい試合が続きますが、こう言うときこそ心を一つにして戦い抜かなければなりません。
<17.6.8> 日本代表は昨日シリアとの親善試合を行い、1-1で引き分けました。この日のメンバーは、GK:川島、DF:酒井宏、吉田、昌子、長友、MF:香川(→倉田10分)、山口(→井手口53分)、今野(→浅野63分)、FW:原口(→乾58分)、久保(→本田HT)、大迫(→岡崎85分)。ワールドカップ出場20周年を記念して炎をモチーフとした一夜限りのユニフォームで登場した日本代表でしたが、10分に香川が負傷交代すると言うアクシデントに見舞われると、その後はシリアの厳しい寄せと速い切り替えに対応できず押し込まれます。特に中盤の出来が最悪で、コンビネーションで崩すシーンはほとんどなく、シュートにも持ち込めないままスコアレスで前半を折り返しました。そして後半も立ち上がりからシリアに押し込まれ、3分にはショートコーナーからヘッドを決められ先制点を許してしまいました。しかしその後山口に代えて井手口を入れると日本がペースをつかみ、後半13分には長友のクロスに今野が走り込んで同点弾を叩き込みます。更に直後に投入された乾がリズムを作り、何度もチャンスを作る日本。右アキレス腱痛で練習を休んでいた浅野も投入して攻め続けたものの、なかなか得点できません。結局スコアは1-1のまま動かず、イラク戦に向けて課題と収穫の見えた試合となりました。
<17.6.7> 先週行われたトゥーロン国際大会に出場したU-19日本代表は2分け1敗に終わり、グループステージで敗退しました。
 日本サッカー協会のサイトによると、初戦のU-20キューバ代表との試合のメンバーは、GK:大迫、DF:三国、立田(→麻田HT)、中川、田中康、MF:吉尾(→田中陸67分)、伊藤、住永(→黒川79分)、針谷、FW:安部(→安藤52分)、小松。立ち上がりにピンチを迎えたもののその後は落ち着きを取り戻し、前半を0-0で折り返すと後半15分に伊藤がミドルを決めて先制点を奪いました。しかし後半32分にロングボールで相手FWに抜け出されて同点にされると、その後の決定機を決めることができず引き分けました。
 続いてU-20アンゴラ代表と対戦した第2戦のメンバーは、GK:沖、DF:田中陸、橋岡、麻田(→立田HT)、杉山、MF:佐々木、金子、伊藤、黒川(→吉尾HT)、FW:小松、安藤(→安部57分)。日本サッカー協会のサイトによるとこの試合も主導権を握って戦ったそうですが、なかなか決めきれず前半は0-0。後半13分に佐々木が奪ったPKを自ら決めて先制したものの後半アディショナルタイムにCKから失点し、またもや勝ちを逃しました。
 グループステージ第3戦となるU-20イングランド代表との対戦のメンバーは、GK:大迫、DF:橋岡、立田、麻田、MF:針谷(→金子53分)、伊藤、田中康、田中陸(→吉尾68分)、FW:黒川(→安部53分)、小松(→安藤46分)、佐々木。日本サッカー協会のサイトによると、勝ち抜きのためには勝利が必要な日本は前半からボール支配率もシュート数も上回っていたそうですが、前半26分にPKを与えてしまって失点。その後もゲームを支配して後半19分に安藤が同点弾を決めましたが、チャンスを作りながらも堅い守備を崩せず勝ち越し点を奪えなかったそうです。そして後半33分に再びPKで失点すると、最後のパワープレーも実らず敗れました。試合後に影山監督は「3試合を通し非常に良く戦っていた」と評価。今後経験を積むことで、チームを成長させて行きたいと語りました。またサンフレッチェユースから選ばれていた大迫は「2試合とも無失点で終わることができなかったのは悔しい」と語り、「今後はゴールキーパーの自分が守備の中心となって行けるような選手を目指したい」と語りました。
<17.6.6> 日本サッカー協会は先週ポルトガルに遠征するU-18日本代表を発表し、サンフレッチェユースの川村が選ばれました。今回選ばれたのは次の20人。
【GK】猿田(柏U-18)、若原(京都U-18)
【DF】西(福岡U-18)、松田(前橋育英高)、入間川(甲府U-18)、宮本(柏U-18)、
    早坂(平塚学園高)、阿部(東福岡高)、荻原(浦和ユース)
【MF】高橋(神村学園高)、郷家(青森山田高)、山田(横浜FMユース)、
    川村(広島ユース)、佐々木(神戸U-18)、杉浦(名古屋U18)、
    田中(桐光学園高)
【FW】中島(C大阪U-18)、中村(青森山田高)、平墳(清水ユース)、
    奥抜(大宮ユース)

※荻原に代わって谷口(東京Vユース)を追加招集
 2月のスペイン遠征のメンバーから若原、郷家、山田以外の全員を入れ替え、フレッシュなメンバーとなっています。このU-18代表は今後FIFA U-20W杯2019を目指して、いろいろな選手を試しながらチーム作りを進めることになるのではないでしょうか。
<17.6.5> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第14節鹿島戦は、前半に守備が崩壊して3失点。後半は反撃したものの1点を返すにとどまり、またもやホーム初勝利を逃しました。
 森崎和が欠場したためボランチに野上、リベロに千葉が入って、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本
 (→森島HT)(→宮吉80分)
     青山  野上

ミキッチ           柏
(→清水80分)
   A・ロペス   柴崎

       皆川

SUB:中林、丸谷、フェリペ・シウバ、工藤
 いつものようにDFラインから繋いで攻撃を構築しようとした広島ですが、鹿島の規律の高い守備と縦に速い攻撃に翻弄されて次々と攻め込まれます。3分にはショートカウンターからレアンドロがシュートしましたが枠外。7分には昌子のロングパスに鈴木が走り込みましたが林がキャッチし、8分には土居のシュートをブロック。9分には千葉が奪われレアンドロにシュートを打たれましたが枠外で助かります。広島も12分、柏のクロスを皆川が戻し、走り込んだ青山が打ちましたが枠を捉えることができません。そして前半13分、鹿島の速攻を捕まえきれず土居のパスを受けた中村は完全にフリー。狙いすまして打ったシュートがゴールネットに突き刺さって、あっさりと先制点を許してしまいました。
 その後も鹿島の攻勢は続き、18分には伊東にシュートを打たれましたが林の正面。22分にはFKのこぼれを中村に打たれましたが、ポストがはね返して林がキャッチして事無きを得ます。その後広島も反撃して、23分には柴崎がペナルティエリア内でフリーになってシュートしましたがGKに弾かれ、こぼれを打ったもののこれもDFにブロックされます。また24分には柏の突破からクロスにアンデルソン・ロペスが頭を当てましたが、しっかり当てることができずクリアされます。そんな中の前半29分、またもや鹿島の速攻が発動し、レアンドロがワンツーを使って抜け出しシュートを決められ2点差。更に42分には柴崎が後ろからチャージを受け、こぼれ球を拾ったレアンドロが反転シュートを決めて3点差で前半を終えました。
 森保監督は流れを変えるため、後半の頭から塩谷に代えて森島を投入します。そしてその森島のプレーがチームを活性化させて、徐々に鹿島を押し返します。8分には流麗なパス回しから柏がフリーで受けて、クロスをアンデルソン・ロペスが後ろ向きでシュートしましたが当たり損ない。9分には森島のクサビから皆川がシュートし、12分には青山のクロスにアンデルソン・ロペスが飛び込みますがわずかに届きません。暑さのためか運動量が落ち、自陣に引いてブロックを作る鹿島。それに対して広島は前半とはうって変わってアグレッシブに戦います。そして後半21分、ミキッチのクロスは逆サイドに抜けたもののこれを柏が更に右サイドに展開すると、青山の頭での折り返しをアンデルソン・ロペスが押し込みようやく1点返しました。
 この後鹿島も、西を投入して押し返してきます。そして26分にはその西のクロスからチャンスを作られたもののDF陣が身体を張って凌ぎます。27分にはアンデルソン・ロペスが単独で抜け出してシュートしましたが、しっかり当たらずGKがキャッチ。33分には柏のクロスを皆川が収めて反転シュートしましたが枠外に外れます。続いて34分には皆川と宮吉がコンビネーションで突破を図り、こぼれを柴崎が打ちましたがわずかに外れます。広島は最後まで諦めず攻め続け、アディショナルタイムにもアンデルソン・ロペスがこぼれに反応しましたがDFの集中も高くクリア。そして最後は相手ゴール前でFKのチャンスを得たものの、柴崎のキックは壁に当たって試合終了のホイッスルとなりました。
 相手を捕まえられず身体を寄せることもできず、ゴール前で簡単にフリーにしてあっさりと失点。修正も利かず次々と失点を繰り返す姿は、まるでC大阪戦のビデオを見ているようでした。鹿島は昨年のチャンピオンチームだとは言え、今季はなかなか調子が上がらずACLでの敗退が決まったばかり。相手も決して最高の状態だとは言えなかったにも関わらず、ほとんど手出しもできないままに一方的に殴られ続けました。2年前にリーグ優勝したチームがここまで崩壊してしまうのか、と信じられないような、悲しい気持ちになってしまった前半のサンフレッチェでした。
 しかし後半になるとチームは蘇りました。その一つの要因は森島の投入だったのは明らかですが、決してそれだけではなく、チーム全体が前向きになり運動量も上がったからだと思います。3点リードを奪った相手が暑さも考えて省エネサッカーに切り替えた、と言うこともあったとは思いますが、それでもゲームをコントロールしながら失点せずに追い上げることができたということは、このチームが本来持っているポテンシャルの一端を見せた、とは言えます。惨敗の中に見えたわずかな光明を、見失わないようにしなければなりません。
 試合後に森保監督は「プレッシャーを受けながら戦っている選手たちに監督として自信と勇気を戻してやれていない」と反省の弁を述べていますが、このような不安定な戦いをしてしまう原因はメンタルにあるのは明らかでしょう。幸い今週末はリーグ戦はお休みで、次の試合まで2週間の余裕があります。そこで強い気持ちを持って戦える選手11人を選び直して、自信を持って川崎F戦に向かって欲しいと思います。

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日刊スポーツ  スコア速報  戦評  森保監督  大岩新監督
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  胸に突き刺さる柏の言葉  鹿島が大岩新体制で初陣白星
<17.6.4> 中国新聞によると森崎和幸選手は左太もも裏の違和感で欠場するとのこと。その代わりに野上がボランチに上がり、千葉がリベロに入ることになりそうです。監督が交代した鹿島ですが、森保監督が語っているように「鹿島は鹿島」。いつも以上にリスク管理をして、チャレンジャーとしてぶつかって行って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては9時から「サンフレッチェカップ」のU-11が、また12時18分ごろからは「フォリアチャレンジ」が行われます。メインスタンド入口スロープ下のサンチェ広場では、キックターゲットなどができる「子育て応援!カルビーパーク」と「サンチェふわふわドーム」「ビールスタンド重富」に加えて「ガールズフェスタスイーツ販売」が10時から行われます。おまつり広場では「ゆめタウン特設ブース」「瞬間!アセきゅん!シーブリーズ体感イベント」「ヘアアレンジ、ボディペイントブース」「ゆかた&甚平来場者イベントブース」「フレンドリータウン府中市」「にぎわいステージ」が10時から、「フェイスペイント」が11時から、「バルーンアート」が12時から行われます。
 来場者プレゼントは「サンフレきゅんきゅんジェット風船」をアウェイサポーターをのぞく全員に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは清水選手のプレミアムカードです。また今月の選手コラボメニューは、柴崎選手の「角煮めし」800円と、工藤選手の「三色丼」700円を10時から提供します。今日は「サンフレガールズフェスタ」と題してさまざまなイベントが行われますので、ぜひとも女子の皆さんには楽しんでいたたきたい、と思います。
 テレビ放送は今日はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
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