今週のSANFRECCE Diary


<17.7.8> 中国新聞によると昨日の練習では浦和戦の後半の布陣が基本で、ボランチに柴崎、トップ下にアンデルソン・ロペスと森島が並んでいたとのこと。また怪我のミキッチに代わって右サイドに起用されるのは高橋になる可能性が高そうです。青山は森保前監督について「親のように思っていたが、親離れしないといけない時。新しい風を吹かせる」と語っていたそうですが、監督が誰になろうとプレーするのは選手たち。相手よりも走って球際で負けないようにしない限りは勝利はつかめません。今日はこれまで以上に最後まで身体を張って、全員の力で勝利をつかみ取って欲しいと思います。
 今日の試合会場はニッサンスタジアムで、午後7時キックオフ。テレビ放送はDAZNのみとなっています。今日も出張の関係で速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方は、モバイルサイトの速報などをどうぞ。
<17.7.7> 明日はJ1リーグ戦第18節。サンフレッチェはアウェイで横浜Fマリノスと戦います。
 第10節には11位まで落ちていた横浜FMですが、その後7試合は負けなし。特にこのところ5連勝と絶好調で、順位も5位まで上げてきています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L7H ●1-2 広島  【横】仲川、【広】工藤、宮吉
14H ○2-0 川崎F 【横】ウーゴ・ヴィエイラ、富樫
15A ○1-0 FC東京 【横】天野
16H ○2-0 神戸  【横】中町、ウーゴ・ヴィエイラ
17A ○2-1 大宮  【横】マルティノス、山中、【宮】菊地
 前節はお互いに堅い守備で崩せないままに推移しましたが、後半14分にクリアボールを繋いでマルティノスがミドルを決めて横浜が先制点。23分にもカウンターから山中が決めてリードを広げると、大宮の反撃を1点に抑えて逃げ切っています。明日も残留争い中の広島が相手と言うことで、堅い守備と速攻を武器に連勝を伸ばそうと考えているのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、退任した森保監督に代わって横内ヘッドコーチが指揮を執ります。横浜FM戦と天皇杯の岐阜戦限定と言うことなので劇的に変えることはないと思いますが、ただミキッチと宮吉が怪我で離脱したと言うことで多少の入れ替えはあるはず。メンバーは全く予想がつかないのですが、とりあえず浦和戦のメンバーを基本に考えておくことにします。
       中林

    野上 千葉 水本

     青山  茶島

清水             柏

   森島      柴崎

       皆川

SUB:林、稲垣、森崎和、丸谷、高橋、アンデルソン・ロペス、工藤
 監督退任が発表されて激震が走ったばかりの広島にとって、現在絶好調の横浜FMが相手と言うのは何とも厳しいところですが、しかし逆に相手が不調であれば「勝たなければならない」と言うプレッシャーが身体を硬くして本来の力が出せない、と言うことになっていた可能性もあります。明日はむしろ負けてもともと、と言うつもりで力を抜いて戦った方が本来の力が出せるかも。「監督交代は自分たちの責任」と言う思いは心の中に秘めながら、チーム全員で気持ちを一つにして戦い抜いて欲しい、と思います。
<17.7.7> プレスリリースによると、天皇杯2回戦の鹿児島戦に先発フル出場した長沼選手の出場時間が450分に達したため、プロA契約を結びました。中国新聞によると年俸は推定で500万円。長沼は「今後も現状に満足することなく、よりチームの力になれるように頑張ります」と語っています。
<17.7.6> プレスリリースによると、一昨日の練習中に負傷した宮吉選手が昨日、広島県内の病院で右膝外側半月板損傷の手術を行い、全治3ヶ月と診断されました。天皇杯の鹿児島戦では3点に絡み、FC東京戦では先発するなど調子が上がってきたところだっただけに痛い離脱だ、と言えます。ミキッチの離脱、森保監督の退任と激震が続くサンフレッチェに、また一つ試練が降りかかりました。
<17.7.6> 日本サッカー協会は昨日、AFC U-23選手権予選に参加するU-20代表を発表し、広島からは森島が選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】小島(早稲田大)、波多野(FC東京)、山口(エストレマドゥーラ)
【DF】板倉(川崎F)、中山、古賀(柏)、柳(FC東京)、
    藤谷(神戸)、舩木(C大阪)、立田(清水)
【MF】坂井(大分)、三好(川崎F)、森島(広島)、遠藤(横浜FM)、
    市丸、高木(G大阪)、原(新潟)、針谷(磐田)、伊藤(磐田U-18)
【FW】中坂(神戸)、旗手(順天堂大)、小松(産業能率大)、田川(鳥栖)
 U-20W杯のメンバーから初瀬(G大阪)、杉岡(湘南)、冨安(福岡)、堂安(G大阪)、小川(磐田)、岩崎(京都)、久保(FC東京U-18)が外れ、古賀、柳、立田、針谷、伊藤、中坂、旗手、小松が選ばれています。森島は7/12の天皇杯3回戦が終わった後に合流して、7/19からカンボジアで行われる予選を7/23まで戦います。
<17.7.5> サンフレッチェは昨日、森保一監督の退任と横内ヘッドコーチの暫定監督就任を発表しました。プレスリリースによると浦和戦後にシーズン前半の総括を行ったところ「森保監督から成績不振による辞意の申し出」があり、「クラブとしては慰留した」ところ本人の意思が固く辞任を了承したとのこと。「2012年に監督に就任して以降、3度のリーグ優勝を遂げるなどクラブの歴史に刻まれる素晴らしい功績を残した」監督の辞任を了承することは「苦渋の決断であり、非常に残念に思う」とのメッセージを出しています。森保監督には今後も何らかのクラブ運営に携わって欲しい、とオファーしたようで「本人からも『即答はできないが、クラブ発展のための協力は惜しまない』との言葉を頂いた」とのことです。
 なかなか好転しない状況に森保監督自身が「辞任しかなくなった」と決断したように見える今回の「退任」ですが、中国新聞によるとクラブ側は大宮戦と浦和戦の敗戦を受けての「事実上の解任」だった、と報じています。特に大宮戦の後には織田社長が吉田サッカー公園を激励に訪れるなど続投の意思を示していたそうですが、浦和戦での逆転負けのダメージが大きかったようで、「中断期間がチーム再建へのラストチャンス」と言うことで監督交代へ舵を切ったとのこと。森保監督自身は浦和戦後に「心が折れそうになっても15位に向け戦い続けなければいけない」と語っていたことを考えると唐突な感が拭えないのですが、ただ「チームの発展、成功の妨げになるような存在であれば、チームを去る覚悟をできている」とも言っていたらしくクラブとしての決断を受け入れざるを得なかったのではないか、と思われます。この決断が吉と出るか凶と出るかは分かりませんし、また日本人監督としては最多の3回優勝を成し遂げるなど素晴らしい実績を残した森保監督が去る、と言う事態に対応できないと言うのが正直なところなのですが、とにかく我々サポーターはクラブと選手を信じて、応援し続けるしかありません。
<17.7.5> プレスリリースによると、浦和戦で途中交代したミキッチは「右太ももの筋損傷で加療4週間」と診断されました。これにより次節の横浜FM戦だけでなく、7/12の天皇杯や7/26のルヴァンカッププレーオフ2nd legも欠場する見込みとなりました。
<17.7.4> サンフレッチェは昨日、G大阪から完全移籍で加入した丹羽大輝選手の記者会見を行いました。その中でまず足立強化部長は丹羽選手について「ミスターガンバとも言える選手です。よくぞ広島に来てくれたと思います」と感謝の言葉を述べました。続いて丹羽選手は20年間育ったG大阪を離れることになった理由として、「一緒に這い上がって行こう」と言う言葉に共鳴したと語りました。そしてこれまで積み上げてきた経験を活かしながら「リーダーシップをとってチームを勝たせることが自分の特徴である」と断言。2014年のG大阪も前半戦を終えた段階で降格圏にいた、ということから、「どうしたらチームは勝てるのかもすべて経験している」と語って、今後這い上がって行く決意を述べました。因みに大阪生まれ大阪育ちであるにも関わらず家では「広島風」のお好み焼を食べていたそうで、広島のお好み焼こそが「お好み焼」だとのこと。家族を連れて広島に来たことも含めて、並々ならぬ決意で移籍してきたことが分かるような会見だったように思います。中国新聞によると2日には塩谷の送別会に参加してチームメイトと現状について話し合ったそうで、早くもリーダーシップを発揮している様子。J1残留、そしてそれ以上を目指すためにも、大きな戦力が加入してきた、と言って良さそうです。
<17.7.3> 昨日馬入ふれあい公園サッカー場で行われたサテライトリーグで、サンフレッチェは湘南を4-2で下しました。広島のメンバーは、GK:林(→廣永HT)、DF:里岡(→川井72分)、イヨハ、稲垣、MF:長沼、松本、丸谷(→川村84分)、高橋、宮吉(→仙波75分)、フェリペ・シウバ、FW:工藤。対する湘南は、GK:後藤(→ベラピ72分)、DF:岡本(→柴田66分)、安東、武田(→早坂HT)、石原、MF:齊藤、下田、神谷(→柴田56分)、FW:新井(→表原HT)、野田(→和田76分)、藤田、と言うメンバーでした。前半26分と28分に工藤が続けざまにゴールを決めて前半を折り返すと、後半15分に表原に決められて1点差に詰め寄られましたが、その2分後に工藤がハットトリックとなる3点目を決めて勝ち越し、後半81分にはユースの仙波が決めて試合を締めました。
<17.7.2> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第17節浦和戦は、一度は2点差をひっくり返したものの再び逆転で敗れて4連敗。「残留圏」との勝点差は1つ増えて5に広がりました。
 林、森崎和、アンデルソン・ロペスを中林、茶島、森島に入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       中林

    野上 千葉 水本

     青山  茶島(→A・ロペスHT)
     (→森崎和70分)
ミキッチ           柏
(→清水37分)
   森島      柴崎

       皆川

SUB:林、丸谷、宮吉、工藤
 対する浦和は、GK:西川、DF:森脇、那須(→李73分)、槙野、MF:駒井、遠藤、阿部、関根、柏木、武藤(→ラファエル・シルバ56分)、興梠(→ズラタン84分)、と言うメンバーでした。最初のシュートは浦和で、5分には高い位置でボールを奪われ武藤にシュートましたが、中林がセーブします。広島のファーストシュートは前半21分で、茶島がFKで狙いましたが壁に当たり、23分には水本が決定的なミドルを放ちましたが枠を捉えることができません。36分にミキッチが太ももの裏を傷めて下がって、またも戦術的な理由以外で選手交替をせざるをえなくなる広島。そして前半41分、柏木の縦パスで裏をとった駒井がワンタッチで逆サイドに振ると、走り込んでいた興梠に決められ先制点を許し、続いて45分には柏木のパスを武藤に決められ2点のリードを許して前半を折り返しました。
 またもや序盤にリードを許した広島でしたが、しかしこの日はそのままでは終わらずすぐに反撃します。後半2分、青山のパスを森島が折り返すと、DFの間で受けた皆川がコースを狙ってシュートを決めて反撃の狼煙を上げます。続いて後半9分には柏がドリブルで駆け上がるり、クロスを皆川がスルーして逆サイドに詰めていたアンデルソン・ロペスが左足で叩き込んであっという間に同点。そして後半27分、またもや柏のドリブルから作ったチャンスをアンデルソン・ロペスがきっちりと決めて、広島が逆転に成功しました。
 那須に代えて李を投入し、遠藤をリベロに下げて反撃を狙うペトロヴィッチ監督。これに対して広島は、足が攣った青山に代えて森崎和を入れて逃げ切りを図ります。しかし後半40分、関根のパスで抜け出したズラタンに同点ゴールを決められると、後半アディショナルタイムには左サイドの低い位置でボールを奪った関根がドリブルを開始すると、広島のDFは誰も止められずにそのままペナルティエリア内に侵入されてシュートを決められ、痛恨の4失点で勝ち点1も持ち帰ることができずに終わりました。
 この試合、私はゴールシーンしか見ていないのですが、広島のゴールはどれも素晴らしいものだったと思います。得に2得点に絡んだ柏のドリブルとそこから2点を決めたアンデルソン・ロペスのゴールは新しい得点パターンを予感させるものでしたし、森島が90分間フル出場してアシストも決めたことや、皆川がようやくゴールを決めたことなど、収穫と言えるものも多かったように思います。これまでリーグ戦4試合で1点しか取れずにメンバーを入れ替えをせざるを得なかった攻撃陣にとっては、光の見える結果だったと言えるでしょう。
 ただ、だからこそ終盤で守りきれなかった守備陣にはがっかりした、と言う言葉しかありません。特に最後の関根の得点のシーンでは、守備の選手が次々と対応に行ったにも関わらずファイルで止めることすらできなかったわけで、守備の組織の問題の以前に「個の力が足りない」としか言いようありません。佐々木と川崎の怪我や塩谷の移籍によりDFの人数自体が少ない、と言う問題もありますが、それと同時に優勝を続ける中で中盤から後ろの選手を育てることができなかったこと、その中で吉野や宮原、大谷らをレンタルで出してしまったことが、今の苦境の遠因になっているように思わざるをえません。リーグ戦の半分が終わって勝ち点を10しか取れなかったにも関わらず「残留圏」との勝点差が5しかない、と言うのは僥倖ですが、それでも何かドラスティックな変化がないとJ1残留を勝ち取るのは容易なことではありません。リーグ戦は次の横浜FM戦後に中断に入りますが、そこで何とか連敗を止めて、その後のブレイク中に丹羽をフィットさせるしかありません。

広島公式サイト  浦和公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  関根  柏木  
日刊スポーツ  スコア速報  戦評  青山
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評  関根が衝撃的な逆転弾
<17.6.25> 中国新聞によると、川崎F戦で脳震盪のため途中交代した柏は順調に回復しているそうで、今日の試合に先発出場することが確定的。昨日のミニゲームでもミドルシュートを決めていたそうですが、「試合で決めないと意味がない」と表情を引き締めていたそうです。ホットニュースによると森保監督は「明日は重要な試合だと思うが、この試合ですべてが決まるとは思っていない」と語っていますが、しかし負ければダメージは大きいだけに何としても勝ちたいところ。ピッチ上だけでなくベンチやスタンドのサポーターも含めた広島全体の力で、大事な試合に勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後6時半キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップ」のU-9&U-10が1時半から。「親子サッカー教室」が3時半から、「フォリアチャレンジ」が4時48分ごろから行われます。メインスタンドスロープ下の「サンチェひろば」では、キックターゲットやフリースローなどが楽しめる「カルビーパーク」と「サンチェふわふわドーム」「てぶらで観戦、てぶらで帰宅」「ビールスタンド重富」がそれぞれ2時半から。「おまつり広場」では「ミニ四駆大会」が1時半から、「マツダ『コスモスポーツ』がやってくる」「広域都市圏特設ブース」が2時半から、「にぎわいステージ」が3時から、「フェイスペイント」が3時半から、「バルーンアート」が4時半から行われます。
 先着プレゼントは「ケンシン応援うちわ」を2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、千葉選手のプレミアムカードです。選手コラボメニューは、柴崎選手の「角煮めし」800円と工藤選手の「三色丼」を2時半から提供します。
 テレビ放送は今日はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はご覧下さい。
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