7/23〜7/29のSANFRECCE Diary


<17.7.29> 今週末に再開するJ1リーグ戦。サンフレッチェは明日、ホームにサガン鳥栖を迎えます。
 ここまでリーグ戦18試合を終えて6勝6分け6敗の成績の鳥栖。第13節以降はカップ戦を含めて7試合連続負けなしと調子が上がってきていたように見えましたが、前節川崎F戦では2点のリードを逆転されて敗戦を喫すると、天皇杯3回戦もベストメンバーで戦ったにも関わらず松本に敗れています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L5A ●0-1 広島  【広】フェリペ・シウバ
11A △1-1 清水  【鳥】水野、【清】チアゴ・アウベス
12A ●0-3 G大阪 【G】長沢2、倉田
L6H ●1-2 横浜FM 【鳥】富山、【横】ウーゴ・ヴィエイラ2
13H ○1-0 札幌  【鳥】鎌田
L7A ○3-2 甲府  【鳥】イバルボ、水野、富山、【甲】河本2
14A △1-1 大宮  【鳥】趙、【宮】江坂
15H △1-1 仙台  【鳥】原川、【仙】中野
天2 ○3-0 松江  【鳥】豊田、田川2
16H ○2-1 浦和  【鳥】小野、福田、【浦】李
17A △0-0 甲府
18H ●2-3 川崎F 【鳥】原川、趙、【川】谷口、エウシーニョ、小林
天3 ●1-2 松本  【鳥】青木、【松】志知、セルジーニョ
 BLOGOLAによると公式戦2連敗で中断期間に入ったことを受けて、異例の6日間連続非公開練習で「夏場に向けての土台作りを図った」とのことです。7月に入って獲得した韓国五輪代表DFのチョン・スンヒョンとMFのアン・ヨンウはまだフィットしていないそうですが、もともと戦い方ははっきりしているだけに身体的・精神的なコンディションを整えれば強さは戻ってくるはず。明日は相性の悪い広島での試合ということで、しっかりと意思統一して乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、ヨンソン監督は新たに導入した4バックを浸透させることに力を入れているとのこと。その一方で攻撃に関してはコンビネーションの構築はまだまだで、1トップと2トップの両方を試している段階だそうです。FC東京戦の試合後には鳥栖戦でのパトリックの起用を示唆していましたが他がどうなるのか読めないので、次のような布陣を予想しておきます。
       中林

丹羽   野上  水本   高橋

     青山  茶島

A・ロペス          柏

       柴崎

      パトリック

SUB:廣永、千葉、清水、丸谷、森崎和、フェリペ・シウバ、工藤
 J1残留のためには勝ち点40が必要だと考えると、残り16試合で勝ち点29を稼がなければならないサンフレッチェ。ここまで18試合を消化して勝ち点11しか取っていないことを考えれば非現実的とも言える数字ですが、しかし一昨年は2nd stageの17試合で勝ち点40を取ってステージ優勝しているわけですから、できないことはないはずです。まずは監督と自分たちの力を信じて最後まで諦めずに戦い抜くこと。そしてどんな形でも勝利することができれば、それがきっかけとなって、流れを変えることができるのではないでしょうか。
<17.7.28> 昨日、前橋フットボールセンターで行われたクラセンU-18で、サンフレッチェ広島ユースは川崎FU-18にPK戦の末敗れてラウンド16での敗退となりました。広島のメンバーは、GK:大迫、DF:大越、里岡、山崎、MF:根角(→松本90+1分)、川村、川井、東(→岡野97分)、FW:仙波(→桂100分)、満田、明比(→三原74分)。前半5分に川井が右足でゲットして広島が先制点を奪いましたが、後半27分にPKを決められて同点に追いつかれます。その後一進一退の攻防から延長に入っても両者得点が奪えずPK戦に突入し、先に蹴った川崎Fが5人全員が決めたのに対して広島は3人目が止められ、2年連続で川崎Fに上位進出を阻まれました。
<17.7.27> 昨日アウェイで行われたルヴァンカッププレーオフ2nd legは、なかなかリズムが作れず0-1で敗れました。
 ヨンソン監督が選んだ布陣は4-2-3-1で、以下のメンバーで戦いました。
       中林

丹羽   野上  水本   高橋

     青山  茶島
     (→千葉79分)
A・ロペス          柏
(→フェリペ・シウバ59分)
       柴崎

       皆川(→工藤65分)

SUB:廣永、清水、丸谷、森崎和
 対するFC東京も3バックの新布陣で、GK:林彰洋、DF:徳永、丸山、山田、MF:高萩、室屋、橋本(→米本69分)、ユ・インス(→東88分)、小川、FW:前田(→永井90+1分)、中島、と言うメンバーでした。ヨンソン監督就任後初めての試合ということで、ややぎくしゃくした立ち上がりの広島。3分にはカウンターから小川にシュートを打たれましたが枠外に外れ、7分には室屋に侵入されてシュートを打たれましたが危うく野上がクリアします。続いて10分にはパスミスから中島に打たれたミドルは中林が防ぎ、続くCKに山田が飛び込みましたがポストが防ぎます。その後は広島も落ち着きを取り戻したものの、チャンスは14分のアンデルソン・ロペスの低いパスを皆川が外したものぐらい。16分の室屋のクロスは丹羽がぎりぎりでクリアし、17分の中島のミドルは枠を外れ20分の中島のシュートも中林の正面を突いて助かります。また30分にも前田、中島に決定的なシュートを打たれます。攻められながらも何とか耐えていた広島でしたが、前半の終盤は決定機を作り、37分には柴崎のスルーから皆川が裏にだし、柴崎のシュートはわずかに外。また39分にはカウンターから柏が持ち上がり、柴崎が右から狙いましたが枠外に外れて、両者得点を奪えないままに前半を折り返しました。
 後半も立ち上がりはFC東京のペース。いきなりユ・インスにヘディングを打たれましたが中林が好反応で防ぎ、5分には中島に決定的なシュートを打たれましたが上に外れます。また12分にもこぼれ球をユ・インスに打たれましたが外れます。流れを変えたいヨンソン監督は、アンデルソン・ロペスに変えてフェリペ・シウバを投入します。すると17分、皆川のパスでDFラインの裏を取ったフェリペ・シウバがドリブルからシュートしましたが惜しくもポストに弾かれます。逆に18分、フェリペ・シウバのパスミスを奪われ室屋がミドルシュート。これが決まってしまい、ついに先制点を許してしまいました。
 勝ち抜きのためには2点が必要な広島。FC東京は全員が自陣に引いて守りを固め、時折ロングパスからカウンターを狙います。38分には左サイドの突破からフェリペのマイナスのパスを丹羽が叩きましたが枠外。32分には工藤のポストプレーから青山が狙いましたがこれも枠を捉えることができません。後半アディショナルタイムには高橋がチャンスをつかみましたがこれも枠外に外れ、得点の奪えないままに試合が終わりました。
 試合後にヨンソン監督は「形は良かったと思うし、次もやれる。展開もだんだんよくなっていた」と評価。「選手もやろうとしていることをやってくれた」とチームの雰囲気も悪くないと語っています。ただ攻撃に関しては「できれば手間をかけずに直接的にゴールを狙う形を作りたい。一方で、コンビネーションを作ってPAの近くでファンタージーを活かした攻撃も生み出したい」と語っていて、まだまだ完成は遠いことを示唆しています。終盤に千葉を入れて野上をボランチに上げた要因を「どういう化学反応が起きるか」見たかった、と語るなどまだまだ手探りの状況が続く中で、負けたとは言え収穫があった試合だった、と言えるかも知れません。ルヴァンカップでの敗退が決まったのは残念ですが、重要なのはリーグ戦で勝ち点を取ってJ1残留を勝ち取ること。この試合の結果から監督も選手も学んで、日曜日の鳥栖戦に向けて万全の準備をしなければなりません。

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<17.7.26> 昨日行われたクラセンU-18のグループリーグ第3戦で、サンフレッチェユースは名古屋U18に1-2で敗れてグループ2位となりました。メンバーは愛媛U-18戦から8人入れ替えて、GK:佐藤、DF:里岡(→大越52分)、岡野、森保、MF:松本、川村(→根角45分)、鈴、FW:渡部、大堀(→仙波47分)、桂(→満田67分)、鮎川(→三原59分)。失点ですが、後半3分にシュートのこぼれを押し込まれ、その1分後に右サイドを破られ追加点を奪われました。それに対して後半25分、CKからのこぼれを鈴が押し込んで1点差に迫りましたが、その後の攻勢も実らず敗れました。ラウンド16は今日の11時から。相手はBグループを首位で通過した川崎FU-18です。
<17.7.25> 中国新聞とモバイルサイトによると、今日のFC東京戦は4-2-3-1の布陣で戦うことになりそうで、昨日のミニゲームでは野上、丹羽、水本、高橋が4バックを組んでいたそうです。またボランチには茶島、トップ下には柴崎、FWには皆川が入ることになるようですが、ただヨンソン監督は「プランAとプランBを用意している」とのことなので、相手の出方や展開によってメンバーや布陣を変えてくる可能性もありそうです。
 今日の試合会場は味の素スタジアムで、午後7時半キックオフ。テレビ放送はスカパー!ch581とCS801及びフジテレビNEXT(ch613とCS309)で生中継が予定されています。今日は久々にブログでの速報をしますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<17.7.24> 明日はルヴァンカップのプレーオフ2nd leg。サンフレッチェはアウェイでFC東京と戦います。
 中断期間中にドイツ遠征を行ったFC東京は、7/18にアウグスブルグ、7/19にマインツと対戦しました。そしてアウグスブルグ戦は一度は中島のFKで同点に追いついたものの、後半アディショナルタイムに勝ち越されて1-2で敗戦。マインツ戦は前半は0-0だったものの後半に大量点を奪われ2-5で敗れています。森重と大久保嘉が怪我で離脱中で、復帰したチャン・ヒョンスも左足を痛めて離脱するなど苦しいメンバー構成が予想されますが、ただもともと経験豊富な選手がサブに控えるなど層の厚さを誇るFC東京なだけに、「勝てるメンバー」を揃えてくるのは間違いないところ。これまで通り堅い守備をベースに、引き分けでもOKと言う感じで戦いを構築してくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、ヨンソン監督が就任して1週間ということでまだまだメンバー固定には程遠い状況。また3バックで戦うか4バックで戦うかも確定していない感じでメンバーは全く読めないので、モバイルサイトのレポートなどを参考に勘で先発を予想しておきます。
       林

野上  丹羽  千葉   柏

   青山    稲垣

A・ロペス       茶島

  パトリック 工藤

SUB:中林、水本、清水、森崎和、柴崎、フェリペ・シウバ、皆川
 1st legを0-1で落としたサンフレッチェとしては、2点以上取って勝つか、あるいは1-0で延長に持ち込むのが勝ち抜きの条件。従って失点しないようにリスク管理することは必要ですが、それ以上に重要なことはチャレンジです。新監督になったばかりで戦術の浸透もこれから、と言うところですが、それでも失敗を恐れずに戦い続けることが、何より重要になるのではないでしょうか。
<17.7.24> 昨日行われたクラセングループステージ第2戦で、サンフレッチェユースは愛媛U-18を2-0で下しベスト16進出を決めました。この日のメンバーは、GK:大迫、DF:大越(→森保80+3分)、里岡、山崎、MF:松本、根角(→川村79分)、川井、東、FW:三原(→満田64分)、明比(→仙波60分)、桂(→大堀74分)。前半11分に根角のシュートのこぼれを拾った三原が右足で先制点を奪うと、その2分後に東の左からのクロスを明比が頭で決めて追加点を奪い、そのまま勝ちました。なおグループCは名古屋U18も2連勝でともにグループリーグ勝ち抜きを決定。首位通過を賭けて明後日対戦します。
<17.7.24> 7/21に「AFC U-23選手権中国2018予選」のグループリーグ第2戦を戦ったU-20日本代表は、U-22カンボジア代表に2-0で勝ちました。JFAのサイトによるとメンバーは初戦から全員入れ替えて、GK:波多野、DF:柳、板倉、中山、舩木、MF:高木、市丸(→坂井88分)、伊藤、遠藤、FW:中坂(→旗手78分)、田川(→小松67分)。序盤から日本がボールを支配したものの、チャンスを決めれず前半はスコアレスで折り返しました。また後半もなかなか決めきれないままに推移しましたが、後半28分に柳のクロスを遠藤が決めて先制点を奪うと、後半39分に遠藤のドリブルから小松が決めて2-0で勝ちました。
 続いて日曜日にはU-22中国代表と対戦し、1-2で敗れたもののAFC U-23選手権の出場権を獲得しました。JFAのサイトによるとメンバーは、GK:小島、DF:藤谷、板倉、中山、舩木、MF:坂井、市丸(→伊藤51分)、原、遠藤、FW:旗手(→小松HT)、田川(→高木65分)。本大会に進出するためには引き分け以上が必要、と言うことで前半から中国の隙を突いて攻撃しようとするものの、前半40分にカウンターから先制点を許し、前半アディショナルタイムにもショートコーナーからの流れで失点して0-2でハーフタイムを迎えました。後半早々に反撃した日本は9分に遠藤のゴールで同点に追いついたものの、その後はチャンスに決めることができずそのまま敗れました。これで2勝1敗の2位でグループリーグを終えたものの2位の6チームの中に入ってAFC U-23選手権の出場権を獲得しました。
<17.7.23> 昨日開幕した「第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」のグループステージの初戦で,サンフレッチェ広島ユースは新潟U-18を2-0で下し幸先良いスタートを切りました。この試合のメンバーは,GK:大迫,DF:大越,里岡,岡野(→東72分)、山崎,MF:松本,根角、川井、FW:満田,明比(→三原54分)、仙波(→桂64分)。前半8分に8分に岡野のクロスを明比が頭で繋ぎ,これを満田が右足で決めて先制点を奪うと、27分に仙波が明比のクロスを頭で叩き込んで追加点を奪ってそのまま危なげなく逃げ切りました。
<17.7.23> 7/19に「AFC U-23選手権中国2018予選」のグループリーグ初戦を戦ったU-20日本代表は,8-0でU-22フィリピン代表を下して幸先の良いスタートを切りました。日本サッカー協会のサイトによるとこの試合のメンバーは,GK:山口,DF:藤谷、立田,古賀,坂井、MF:三好(→高木85分),針谷、原(→伊藤HT),森島,FW:旗手(→中坂64分)、小松。強い雨が降り続く中の試合となりましたが,前半10分に森島のパスを三好が右足で決めて先制点を奪うと、23分には森島のクロスを小松が決めて追加点。29分にも小松が決めると、31分には小松のパスを森島がゴールを奪いました。そしてその後も後半37分には森島のスルーパスを中坂が決めるなど、森島が4点に絡む活躍でU-20日本代表が圧勝しました。
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