8/13〜8/19のSANFRECCE Diary


<17.8.19> 「ホットニュース」によるとヨンソン監督は、「結果的に無得点で敗れている。我々も得点が取れていないのは事実だ」と言って守備よりも攻撃を重視する姿勢を示しています。堅い守備を持ち味とする甲府は、引き分けでもOKと言う戦い方をしてくるのは間違いないので、今日はどうやって点を取るかがポイント。これまでのようにパトリックやアンデルソン・ロペスの力に頼るだけでなく、回りが彼らをどう生かして相手の守備ブロックを崩すか、が勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、「フォリアチャレンジ」が5時18分ごろから行われます。メインスタンドスロープ下の「サンチェひろば」では、「子育て応援!カルビーパーク」「サンチェふわふわドーム」「てぶらで観戦、てぶらで帰宅サービス」「サンフレビアガーデン」が2時半から行われます。一方「おまつり広場」も2時半からで、射的やヨーヨー釣りができる「サンフレ縁日」、「近未来の乗り物試乗体験」「みらさかピオーネ販売」が行われます。また「フレンドリータウン 山梨県」のブースでは、金精軒信玄餅(6個入り1,000円)、ぶどうジュース(1カップ200円)、ワインカレー(700円)、燻製タクアン(550円)等を提供します。更に「にぎわいステージ」にはSPL∞ASHが出演するほか、森崎浩司アンバサダーと特別ゲストが本日のゲームの見どころなどを語ったり、「聞きすぎコージー」と題して選手とトークします。そしていつものように4時から「フェイスペイント」、5時から「バルーンアート」があります。
 先着プレゼントは「応援うちわ」を3,000e名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、柏選手のプレミアムカードです。選手コラボメニューは、森崎和幸選手の「広島風つけ麺」800円と、皆川選手の「タコライス」700円となっています。
 テレビですが、今日もDAZNのみの配信となっています。ブログでの速報もしますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<17.8.19> プレスリリースによると、長沼洋一選手の山形への育成型期限付き移籍が決まりました。山梨県出身の長沼はサンフレッチェユースに加入して主力として活躍し、U-17代表とU-18代表にも選ばれていました。そして昨年トップに昇格するとU-19日本代表の一員としてAFC U-19選手権に参加したもののサンフレッチェでの公式戦出場はなし。また今季はルヴァンカップの6試合に出場して1得点を挙げたものの、リーグ戦の出場はありませんでした。長沼はその突破力を生かしてWBとして起用されてきましたが、シーズンも終盤にかかるに従って若手を育てる余裕も無くなってきたため出場機会を求めて移籍することになったものと思われます。山形はJ2で現在13位と中位にいますが、プレーオフ圏の6位との勝ち点差はわずかに2。そしてその中に8チームがひしめく大混戦になっているだけに、長沼の突破力が切り札になる可能性も大いにあるのではないでしょうか。
<17.8.18> 明日はJ1リーグ戦第23節。サンフレッチェはホームでヴァンフォーレ甲府と戦います。
 リーグ戦序盤はまずまずの成績だった甲府ですが、第10節から第19節まで10試合連続で未勝利とトンネルが続き、一時は残留圏ぎりぎりの15位まで落ちました。しかし第20節にガンバに勝ってようやく連敗を止めて、14位に上がっています。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
12H ●1-2 広島  【甲】小椋、【広】柴崎、水本
13A △1-1 FC東京 【甲】堀米、【東】高萩
14A ●0-3 仙台  【仙】石原、クリスラン、梁
15H △0-0 柏
16A ●0-1 清水  【清】二見
17H △0-0 鳥栖
18A ●0-1 磐田  【磐】川又
19A ●0-3 鹿島  【鹿】金崎、鈴木、安部
20H ○1-0 G大阪 【甲】ウイルソン
21H ●0-1 浦和  【浦】柏木
22A △1-1 札幌  【甲】阿部、【札】ジェイ
 前節は前半10分に先制点を許したものの、徐々に立て直すと後半27分に追いつき、その後の札幌の攻撃を凌いで勝ち点1を分けあっています。得点は22試合でわずかに12点とリーグ最少の甲府ですが、失点は9番目に少ない24。明日も持ち味の堅い守備をベースに戦って、最低でも勝ち点1を持ち帰ろうと考えているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節出場停止だった青山が戻ってきます。サテライトの試合でツートップが機能していた、とのことなので先発から工藤を起用してくる可能性や、前節途中出場だった森崎和を先発から起用する可能性もありますが、やはりG大阪戦の布陣に戻す、と考えたほうが良さそうです。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
       中林

丹羽   千葉  水本   高橋

     青山  野上

A・ロペス          柏

       柴崎

      パトリック

SUB:廣永、フェリペ・シウバ、丸谷、森崎和、茶島、森島、工藤
 甲府、大宮、新潟と下位チーム相手の試合が続くここからの3試合が、サンフレッチェにとっての正念場。ここで勝てば残留が見えてきますが、負けると苦しくなる、と言うぎりぎりの戦いが続きます。このような試合になると精神的なプレッシャーでいつものように身体が動かなかったりするものですが、そこはお互いに声を掛けあって乗り越えて欲しいもの。明日こそはホームの声援を力に変えて、絶対に勝ち点3を取って欲しいと思います。
<17.8.18> プレスリリースによると、川崎裕大の横浜FCへの期限付き移籍が決まりました。流通経済大から2015年に広島入りした川崎でしたがこれまで怪我が多く、3年間の在籍でリーグ戦出場は無し。また今季はルヴァンカップの6試合に先発出場して能力の高さを見せたものの、6月のサテライトの試合で左ハムストリングスの肉離れでまたもや離脱していました。横浜FCのアカデミー出身の川崎は、言わば「故郷」への移籍。このチャンスを生かして経験を積んで、良い選手になって戻ってきて欲しいと思います。
<17.8.18> クラセンU-15に参加していたサンフレッチェJrユースはグループステージの第3戦を磐田U-15と戦い、1-4で敗れて4位に終わりました。
【第3日】
広島Jrユース 1-4 磐田U-15 【広】閑田、【磐】鈴木2、増田、松井

         勝点 勝 分 負 得失差
1 鳥栖U-15    7    2   1   0    +9
2 東京武蔵野   6    2   0   1     0
3 磐田U-15    3    1   0   2    -4
4 広島Jrユース  1    0   1   2    -5

<17.8.17> 一昨日から始まった「第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」に参加しているサンフレッチェJrユースは、ここまでグループステージを2試合戦いました。その結果と順位表は次の通り。
【第1日】
広島Jrユース 1-3 東京武蔵野シティFC 【広】棚田、【武】依田、野村、佐藤

【第2日】
広島Jrユース 2-2 鳥栖U-15  【広】閑田、光廣、【鳥】中村、西村

         勝点 勝 分 負 得失差
1 東京武蔵野   6    2   0   0    +4
2 鳥栖U-15    4    1   1   0    +5
3 広島Jrユース  1    0   1   1    -2
4 磐田U-15    0    0   0   2    -7
 サンフレッチェJrユースは2位以下が確定していますが、グループステージ3位から上位4チームがノックアウトラウンドに進出できるので、今日の磐田U-15戦は絶対に勝たなければなりません。
<17.8.16> サンフレッチェは昨日、C大阪から椋原健太選手をレンタルで獲得した、と発表しました。横浜生まれの椋原はFC東京のアカデミーで育ち、U-15代表からU-18代表まで年代別代表に選ばれていました。そしてトップチームに昇格すると主に右SBで起用されてリーグ戦3試合に出場。その後年を追うごとに出場機会を増やして、2011年には左SBのレギュラーに定着して26試合に出場しました。しかしその後は出場機会が減り、2013年からは1年ごとにC大阪とFC東京を行き来しながらポジションを狙ったものの怪我もあって果たせず、昨年の出場はわずか1試合。今季もJ1ではルヴァンカップでベンチ入りしただけで、J3で9試合出場しただけに終わっていました。サンフレッチェとしてはヨンソン監督のもとで4バックを導入したものの、サイドバックの経験者がほとんどいないのが悩みの種。サテライトの仙台戦では茶島が左SBでプレーさせるなど試行錯誤中であるところを見ると、一人でも多く欲しいところなのではないでしょうか。椋原としても、ここで成功できなければ後はない、と言うつもりで来るはずなので、ぜひともその力を広島で活かして欲しい、と思います。
<17.8.16> プレスリリースによると、林卓人選手は昨日広島県内の病院で、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け全治8週間と診断されました。中国新聞によると林は中断期間中に腰に違和感を訴えて別メニューでの調整が続いていたとのこと。椎間板ヘルニアには保存療法もありますが、手術を選んだということはよほど痛みが酷かったのではないかと思われます。8週間チームを離れるということでトップチームのGKは中林と廣永の2人になりますが、プロ契約を済ませている大迫もいるため当面はその3人で凌ぐことになるようです。
<17.8.15> プレスリリースによると、清水航平選手が清水エスパルスにレンタル移籍することになりました。
 東海大五高から2008年に広島入りした清水は、プロ入り一年目に公式戦初出場で初ゴールを決めてアタッカーとして期待されていましたが、最初の4年間のリーグ戦出場は9試合に留まり2011年のオフには移籍を考えるほどだったそうです。しかし就任したばかりの森保監督から直接残留を要請されてチームに残ると、翌年は左WBとしてポジションを確保して初優勝に貢献。その後も両WBだけでなくストッパーとしてもプレーして、貴重なバイプレーヤーとしてチームに無くてはならない存在でした。そして今季も第2節から第7節までは先発に起用されていましたが、高橋の台頭とともに出場機会が激減。特にヨンソン監督になってからは一度も出場機会がなかったと言うことで、移籍を決断したものと思われます。今季J1復帰した清水エスパルスは現在13位で降格圏とは距離があるものの、野津田の移籍や白崎の負傷などで中盤の選手の数が足りなくなっていることから即戦力MFとして白羽の矢が立った様子。これまでの経験と能力を生かして、出場機会をつかんで欲しいものです。
<17.8.15> 昨日石巻でサテライトリーグの仙台×広島が行われ、2-0で勝ちました。広島のメンバーは、GK:廣永、DF:長沼、稲垣、イヨハ、茶島(→東90分)、MF:バーンズ(→満田65分)、丸谷、森崎和(→松本57分)、フェリペ・シウバ、FW:工藤壮(→川井84分)、皆川。対する仙台は、GK:関(→イ・ユノHT)、DF:小島、ヴィニシウス(→山下HT)、鈴木、蜂須賀、MF:藤村慶、工藤蒼(→村山HT→瀧田71分))、茂木、野津田、FW:佐々木、クリスラン(→藤村涼62分→梅津83分)、と言うメンバーでした。モバイルサイトによると立ち上がりは若手が多い仙台の勢いに押されたそうで、野津田のパスからチャンスを作られたそうです。そして前半19分には野津田のスルーパスで飛び出した藤村慶のクロスに佐々木が飛び込んで決定的なシュートを打たれたそうです。しかしその後は広島がペースを握ると、33分にはフェリペ・シウバのシュートがポストを直撃。続いて茶島のクロスをフェリペ・シウバがシュートしましたが関のスーパーセーブに防がれます。そして前半37分、長沼のDFラインの裏へのパスで抜け出した工藤壮が強烈なシュートを突き刺しました。その流れは後半も続き、後半11分には工藤の左からのクロスを皆川がスルーしてバーンズへ。その横パスを丸谷が決めてリードを広げます。その後は選手交代もあって反撃を受けたものの、34分の野津田の強烈なシュートを廣永が弾き出して勝利を収めました。広島の選手の経験値が高いことを考えれば結果を鵜呑みにするわけにはいかないものの、ツートップの連動性やサイドバックなど収穫は多かったとのこと。詳細なレポートがTSSサンフレッチェ広島に書かれていますので、ぜひそちらをご覧下さい。
<17.8.14> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第22節仙台戦は、後半6分の失点を取り返せず0-1で敗れました。
 出場停止の青山に代わってボランチに入ったのは柴崎。また森島がトップ下で先発して、以下の布陣で戦いました。
       中林

丹羽   千葉  水本   高橋(→工藤81分)

     柴崎  野上
     (→茶島74分)
A・ロペス          柏

       森島(→森崎和65分)

      パトリック

SUB:廣永、フェリペ・シウバ、丸谷、皆川
 対する仙台は、GK:シュミット、DF:古林(→蜂須賀68分)、椎橋、大岩、増嶋、MF:富田、三田、奥埜(→梁83分)、中野、FW:西村、石原(→クリスラン90+4分)、と言うメンバーでした。序盤は広島のペースで、ボールを繋いで仙台を自陣に押し込みます。前半7分にはアンデルソン・ロペスのヒールパスで抜け出したパトリックが至近距離からシュートしましたがGKがクリア。11分には柴崎のCKにパトリックが頭で合わせます。また21分には野上がミドルで狙い、31分にはアンデルソン・ロペスが切れ込んでシュートしましたが枠外に外れます。前半の前半は堅く守ってカウンターを狙っていた仙台でしたが、しかし徐々に広島の運動量が落ちるとセカンドボールを拾い始めて攻勢に出ます。そして35分には富田にシュートを打たれましたが中林がキャッチ。38分には三田のFKを中林が弾きます。広島は43分にFKに野上が合わせましたが枠外に外れ、両者スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半の立ち上がりはアンデルソン・ロペスや森島がチャンスを作るものの決めることができず、再びペースは仙台に移ります。そして後半5分、左サイドからドリブルで侵入してきた西村がフリーでシュート。これには中林が反応したもののキャッチできず、後方に飛んだボールを何とか掻き出します。しかしそこに詰めていた奥埜にしっかりと押し込まれて、先制点を奪われてしまいました。
 これで意気上がる仙台はその後も素早い出足でセカンドボールを拾ってチャンスを作り、13分には西村のドリブルから古林が決定的なシュートを放ちましたが枠外。14分には三田のFKに増嶋が合わせますがこれも枠外に外れます。ヨンソン監督はボランチに森崎和を入れ、柴崎をトップ下に上げて中盤を引き締めようとします。そして24分には柏のクロスがポストに弾かれ、詰めていた選手も撃てず。逆に何度も仙台の鋭い攻撃にさらされ、31分には中野、32分には石原に狙われます。更に42分にはカウンターから石原が完全にフリーになりましたが、中林が素晴らしい反応を見せて何とか追いすがります。工藤を入れて、ロングボールから力任せに得点を奪おうとする広島。37分にはアンデルソン・ロペスが巻いたシュートを狙いましたが外れ、43分のシュートもわずかに右に外れます。最後はパトリックを狙って大放り込み作戦を展開したものの、最後の柏のクロスもはね返されて3年ぶりの仙台戦の敗戦となりました。
 青山を出場停止で欠いたため柴崎をボランチに下げて戦ったサンフレッチェでしたが、立ち上がりはボールの動きもスムーズでチャンスも作れていました。また仙台のカウンター狙いもしっかりと対応して、守備の破綻もなく守れていました。しかし前半30分ごろから足が止まるとその後は仙台のペース。セカンドボールが拾えなくなり、仙台のパス回しにも付いて行けず守備で後手を踏むようになってしまいました。失点シーンは中林のキャッチミスが原因ではあるものの、その前に西村のドリブルを止められずフリーでシュートを打たれたのが直接の原因でしょう。そして後半はその他にも何度も決定的な場面を作られていて、もっと点差を離されていても不思議ではない試合でした。一方攻撃でも選手が流動的に動けていたのは前半の途中までで、足が止まるに従ってパスの出してと受け手の関係が作れなくなり、仕方なくパトリックの頭を目がけて放り込むしか攻め手が無くなってしまいました。これはまだ多彩な攻撃パターンが作れていない、と言うこともあるとは思いますが、仙台がホーム連戦でしかも水曜日に5人入れ替えて戦ったのに対して、広島はほとんど固定メンバーで戦った、と言うのが大きかったように思います。就任したばかりで戦術の浸透がまだのヨンソン監督としては信頼できる選手がまだ多くなく、メンバーを変えることができなかったと言うのが主な要因だったと思いますが、しかしながら真夏の連戦は体力的に厳しくなることははっきりしていたわけで、チームマネージメントが上手くいかなかったのが原因だった、と言わざるをえないように思います。
 鳥栖戦、磐田戦、G大阪戦の3試合を良い内容で戦って勝ち点4とまずまずの結果を残したヨンソン監督でしたが、仙台戦までの4試合トータルで見れば1試合平均の勝ち点は1.0。「残留圏」の15位との勝ち点差は5に開いて、苦しい状況に変わりはありません。ただ、そのような現状を嘆いても何の足しにもならないのが勝負の世界。キープレヤーが出れなくても、また疲れて足が動かなくなっても勝利を目指して戦い続けなければなりません。この試合で勝ち点を1つも取れなかったのは残念ですが、悔しい気持ちを噛みしめて、反省すべきところは反省して、次の試合こそ絶対に勝って欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  仙台公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア速報  戦評  ヨンソン監督  奥埜  渡辺監督
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  「なんか、寂しい。僕がいた時は...」
<17.8.13> 中国新聞によると、出場停止の青山の代わりにボランチに入るのは柴崎。またトップ下には森島が入ることになりそうです。今節は札幌×甲府、大宮×新潟が組まれており残留争いも新たな局面に入る可能性が高いだけに、何としても勝ち点3を取って来て欲しい、と思います。
 今日の試合会場はユアテックスタジアム仙台で、午後7時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日はDAZNを見ながらブログでの速報を行う予定ですので、試合会場に行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
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