8/20〜8/26のSANFRECCE Diary


<17.8.26> 「ホットニュース」によるとヤンセン監督は「今のチームの雰囲気はいい。集中力も高いし、いい形で大宮戦に臨めると思っている」と語っています。対する大宮は前節イバルボを止められずに守備が崩壊したことから、いつも以上にパトリック対策を練ってくるのは必定。そして堅い守りから鋭いカウンターを繰り出してくるのは間違いないだけに、「あまりにも前がかりになってしまって後ろを空けてしまう形になってはいけない」と言うヨンソン監督の言葉通りにプレーできるかどうか、が勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場はNACK5スタジアム大宮で、午後7時キックオフ。テレビ放送はDAZNのみとなっています。今日もそのDAZNを見ながらブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<17.8.25> 明日はJ1リーグ戦第24節。サンフレッチェはアウェイで大宮と戦います。
 伊藤監督に交代してから息を吹き返した感のあった大宮ですが、広島に勝って以降は5試合勝ちなし。また新潟との「残留争い決戦」には勝ちましたが前節も敗れて、なかなか降格圏を抜け出すことができていません。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
16A ○3-0 広島  【宮】江坂、マテウス、渡部
17H ●1-2 横浜FM 【宮】菊地、【横】マルティノス、山中
18H △2-2 札幌  【宮】大前、江坂、【札】福森2
19A ●1-3 神戸  【宮】トスカーノ、【神】ポドルスキ2、田中
20A △2-2 浦和  【宮】マテウス、瀬川、【浦】興梠、柏木
21H ●1-2 FC東京 【宮】カウエ、【東】前田、大久保嘉
22H ○1-0 新潟  【宮】江坂
23A ●0-3 鳥栖  【鳥】イバルボ
 前節はイバルボの爆発に導かれた鳥栖の攻撃に圧倒され、また伊藤監督就任以来続いていた連続試合得点も途切れていいところ無く敗れています。ただ、前回の対戦で広島の攻撃を耐えながら少ないチャンスを生かして勝った、と言う良いイメージは残っているはず。明日も守備を固めながらチャンスをうかがって、しぶとく勝利を挙げて残留に前進したい、と思っているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節途中交替も無しに90分戦って勝ったメンバーをそのまま起用する可能性が高そうです。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
       中林

丹羽   千葉  水本   高橋

     青山  野上

A・ロペス          柏

       柴崎

      パトリック

SUB:廣永、椋原、丸谷、森島、茶島、フェリペ・シウバ、工藤
 前節の勝利でJ1残留への光が見えたサンフレッチェですが、ここから勝って行かなければその光は大きくなることはありません。前節に続いての「6ポイントゲーム」を勝ってこそ、道は開けると言うもの。明日の試合も選手全員が心を一つにして、最後まで集中して勝利を持ち帰って欲しい、と思います。
<17.8.25> 日本サッカー協会は昨日、ワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表を発表しました。今回選ばれたのは次の27人。
【GK】川島(FCメス)、東口(G大阪)、中村(柏)
【DF】長友(インテル)、槙野(浦和)、吉田(サウサンプトン)、
    酒井宏(マルセイユ)、酒井高(ハンブルガー)、昌子、植田(鹿島)、
    三浦(G大阪)
【MF】長谷部(フランクフルト)、高萩(FC東京)、香川(ドルトムント)、
    山口(C大阪)、小林(ヘーレンフェーン)、柴崎(ヘタフェ)、
    井手口(G大阪)
【FW】岡崎(レスター)、本田(パチューカ)、乾(エイバル)、大迫(1FCケルン)、
    原口(ヘルタ・ベルリン)、武藤(マインツ05)、杉本(C大阪)、
    久保(ヘント)、浅野(シュツットガルト)
 イラク戦のメンバーから宇賀神、遠藤(浦和)、加藤(ベロエ・スタラ・ザゴラ)、今野、倉田(G大阪)が外れ、植田、長谷部、高萩、小林、柴崎、武藤が復帰。また杉本が初めて代表に選出されています。このメンバーは日曜日に集まってトレーニングを開始して、この中から23人が選ばれてオーストラリア戦を戦います。
<17.8.24> 9/20に三ツ沢球技場で行われる天皇杯4回戦のチケットが明後日から販売されます。サンフレッチェが取り扱うのは、メインスタンドのSS指定席(前売4,700円)とバックスタンドのS指定席(前売3,600円)、及びサンフレッチェ側となるベンチ右側のSAゾーン指定(前売2,600円)とバックスタンド・サイドスタンド自由席(一般1,600円、高校生1,100円、小中生900円)です。クラブ取り扱い分のオンライン販売はJリーグチケットで8/26(土)の午前10時から。また試合会場での販売は9/16(土)のC大阪戦だけで、V-POINTなどでの販売はありません。オンライン販売はチケットぴあローソンチケットでも買えますが、Jリーグチケットで買えばサンフレッチェの売り上げになるのでぜひそちらからどうぞ。
<17.8.23> 先々週発売された「紫熊倶楽部」9月号(Vol. 235)を紹介します。表紙は森崎和幸選手で、彼を取り上げた「生きることの意味」が最初の記事となっています。2006年、2009年、2010年と3度にわたって経験した「慢性疲労症候群」による長期離脱。その後は離脱はなかったものの、例えば優勝した2015年もずっと良くなかったそうです。それでも何とか症状と付き合いながらプレーし続けてきたカズですが、タイキャンプでついに耐えきれなくなって離脱。その後は辛い日々を過ごしながら、引退も考えていたそうです。しかしそれでも復帰して、そしてチームを救おうと動き出した「俺たちの誇り」。彼の壮絶なストーリーをお読みください。
 続いて取り上げられているのは皆川選手。森保監督に先発として起用されながら結果が出せず、敗戦の責任を背負い込むような形になっている彼が、今の思いを語っています。「紫熊戦士たちの物語」はパトリック、青山、丹羽、柏の4人をピックアップ。「READER'S AREA」を挟んで、後ろのカラーページはヤン・ヨンソン監督が登場して、理想を持ちながらも現実的な方法論に落とし込んで行く手法を「ロマンティックなリアリスト」と表現して、その指導スタイルを説明しています。またカラーページ2ページで「ファン感謝デー」をレポートしています。
 「MATCH REPORT」は、横浜FM戦、FC岐阜戦、FC東京戦、鳥栖戦、磐田戦。新加入のネイサン・バーンズ選手の紹介に続いて、2008年〜2009年に広島に在籍した楽山孝志さんのインタビュー。広島退団後のサッカー人生と中国で開いたサッカースクールについて語っています。そして最後は「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場とV-POINTのほか、広島県内の大手書店で販売中です。また通販はe-vpointからどうぞ。
<17.8.22> サンフレッチェユースは昨日、悪天候のため前半20分で試合中止になっていた高円宮杯U-18プレミアリーグWEST第9節の神戸弘陵高戦を戦い、2-0で勝ちました。ユースのメンバーは、GK:大迫、DF:大越、里岡、川井、MF:根角、川村、満田、仙波(→三原85分)、東(→岡野87分)、山崎、FW:明比(→村山77分)。後半5分に満田のパスを川村が決めて先制点を奪うと、後半14分に川村のパスを仙波が決めて突き放し、相手のシュートを前半0、後半2に抑えて逃げ切りました。この結果サンフレッチェユースは順位を一つ上げて暫定で3位に浮上しました。
       勝点 試合 勝 分 負 得失差
1神戸U-18   21    8   7   0   1   +15
2C大阪U-18  18    8   5   3   0   +10
3広島ユース  17    8   5   2   1   +13
4東福岡高   16    9   5   1   3    +4
5G大阪ユース 12    8   3   3   2    -1
6米子北高   8    8   2   2   4    -1
7大津高    6    8   1   3   4    -6
8神戸弘陵高  6    9   1   3   5    -7
9阪南大高   5    9   0   5   4    -6
10福岡U-18   5    9   1   2   6   -21

 なお前半27分で中止された第8節のC大阪U-18戦は、10/14(土)に再試合が行われる予定です。
<17.8.21> 昨日吉田サッカー公園で北九州との練習試合を行い、5-1で勝ちました。北九州のメンバーは、GK:高橋、DF:弓崎、西嶋(→前田71分)、鈴木、石上、MF:神崎、練習生、内藤、安藤(→茂55分)、FW:平井、小松(→練習生65分)。サンフレッチェのメンバーは不明ですが、おそらくGK:廣永、DF:椋原、稲垣、イヨハ、茶島、MF:バーンズ、丸谷、森崎和、フェリペ・シウバ、FW:工藤、皆川、と言う感じだったのではないでしょうか。先制点は前半15分でフェリペ・シウバ。38分に安藤にゴールを許して同点に追いつかれたものの、後半2分と8分にフェリペ・シウバ、29分にバーンズが決め、34分にユースの川井が5点目を奪って勝ちました。
<17.8.20> 昨日エディオンスタジアム広島に11,771人を集めて行われたJ1リーグ戦第23節甲府戦は、柴崎のゴールを守りきって今季ホーム初勝利。「残留圏」との勝ち点差を2に縮めました。
 前節出場停止だった青山が復帰して、以下の布陣で戦いました。
       中林

丹羽   千葉  水本   高橋

     青山  野上

A・ロペス          柏

       柴崎

      パトリック

SUB:廣永、椋原、丸谷、森島、茶島、フェリペ・シウバ、工藤
 対する甲府は前節から先発4人を入れ替えて、GK:岡、DF:新里、島川、エデル・リマ、MF:松橋、小椋、田中(→リンスHT)、新井、ボザニッチ(→堀米68分)、阿部、FW:ウイルソン(→熊谷83分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出た広島は、前半4分にパトリックの横パスに丹羽が走り込んでシュートしましたが枠外に外れます。その後は甲府も押し返してパスを回しますが、広島の守備は堅くシュートを許しません。前半22分には相手のパスをカットしたアンデルソン・ロペスのパスを柴崎が狙いましたがわずかに外。23分にはパトリックがDFと競り合いながら丹羽のクロスに頭を当てましたがポストに弾かれ、こぼれを拾った柏のシュートもはね返されます。更に44分にはアンデルソン・ロペスがゴール正面からシュートしましたが難なくGKに抑えられます。これに対して甲府の攻撃は小椋のミドル1本に抑え、広島ペースながら両者得点が無いままにハーフタイムを迎えました。
 後半の最初からリンスを投入してきた甲府。そして後半12分には松橋のクロスにリンスがヘディングで合わせましたが、枠を外れて助かります。広島は11分にCKのボールに走り込んだ青山が狙いましたが枠外。13分にも野上のパスを千葉が狙い、16分にはパトリックの落としをアンデルソン・ロペスが打ちましたがいずれも枠を捉えることができません。チャンスを作りながらもなかなか決めきれなかった広島でしたが後半25分、ついに先制点を奪います。左サイドに展開したパスを受けたアンデルソン・ロペスがシュート性のクロス。これはGKに弾かれたもののこぼれたところに詰めていた柴崎が冷静にGKの股を抜いて、ゴールネットを揺らしました。
 その直後にウイルソンに危ないシュートを打たれましたが中林がキャッチ。34分にはリンスにミドルシュートを打たれましたが枠外に外れ、終盤にも攻め込まれましたが守りを固めてシュートを打たせず。逆に35分にはカウンターからアンデルソン・ロペスがGKと1対1になりましたが、シュートは止められてしまいます。結局両者ともその後得点はなく、広島が1点差を守ったまま試合終了のホイッスルが鳴り響きました。
 試合後にヨンソン監督は「いい内容だったと思う。勝利に値する試合だった」と語っていますが、試合を通してみればその通りだったと思います。試合後のボールキープ率を見ると広島48%に対して甲府は52%となっていますが、甲府はボールを持ってもパスの出しどころが無くシュートはわずかに6本。決定的だったと言えるのは後半12分のリンスのシュートぐらいで、他に崩されたシーンはほとんどありませんでした。一方攻撃については全員が引いて守る甲府のタイトな守備に苦しんだものの、中央からの崩しを中心にチャンスを作っていました。特に得点シーンはDFラインにプレッシャーをかけられながらもワンタッチパスを繋いで打開し、青山のスルーで一気に前進してアンデルソン・ロペスが仕掛けて強烈なクロス(本人はシュートだったらしい)。GKが触らなければパトリックが押し込んでいたはずですし、また柴崎の前にボールがこぼれたのも必然と言う感じで、広島らしい得点シーンだったと言えるでしょう。その他にも丹羽、アンデルソン・ロペス、柴崎、青山がそれぞれ決定的なシュートを放っており、中央からの攻めは機能していました。ヨンソン監督も「残念なのはクロスの精度が低かったこと」と指摘しているようにクロスからのチャンスがパトリックのヘッドの1本だけだったと言うのは課題として残りましたが、とにかく「勝利に値する試合」で本当に結果を残すのが何よりも重要なこと。これまで良い攻撃をしながらも得点を奪えず、簡単な失点で勝てない試合を見せられ続けたホームのサポーターには何よりのプレゼントになったに違いありません。
 この試合の結果、サンフレッチェの勝ち点は18。順位はまだ17位のままですが、16位大宮との勝ち点差は1、14位と15位の甲府、札幌との勝ち点差も2となりました。次節は大宮との直接対決と言うことで、勝てば降格圏を脱出する可能性のある試合となります。ヨンソン監督が就任して1ヶ月。6試合を戦ってようやく戦術も馴染んできた感じですが、裏を返せば相手も対策を立ててくる、と言うこと。ここから勝ちを積み重ねて行くためには、精度を上げて戦術を熟成させるとともに、レギュラー以外の選手の押し上げとオプション作りが必要なのではないでしょうか。とにかくこの勝利を自信にして、チームとして成長し続けて残留を勝ち取って欲しいと思います。

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