9/17〜9/23のSANFRECCE Diary


<17.9.23> 中国新聞によると、ヨンソン監督は横浜FM戦の先発メンバーのうち水本と野上以外は全員入れ替えて臨むとのこと。左SBには椋原が広島加入後初先発することになりそうです。3日前に120分間の激闘を終えたばかりで、しかも広島には戻らずに調整したと言うことで難しい試合になりますが、相手に走り負けないようチーム全員が協力して、勝利を持ち帰って欲しいと思います。
 今日の試合会場はIAIスタジアム日本平で、午後3時キックオフ。試合会場での当日券販売は11時半からとなっています。今日のテレビ放送は、静岡放送とDAZNとなっています。今日はブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はTSSサンフレッチェ広島の速報などをご覧ください。
<17.9.22> 明日はJ1リーグ戦第27節。サンフレッチェはアウェイで清水エスパルスと戦います。
 第2節の広島戦で2年ぶりのJ1での勝利を挙げた清水は、苦しい時期もあったものの3連敗は1回だけ、と言う粘り強い戦いで13位あたりをキープしています。7月以降の公式戦の戦績は次の通り。
17A ●1-0 札幌  【札】ヘイス
18H ○2-0 G大阪 【清】松原、鎌田
天3 ○2-0 いわき 【清】長谷川、竹内
19A △2-2 横浜FM 【清】長谷川、鄭、【横】マルティノス、天野
20A ●1-2 鳥栖  【清】長谷川、【鳥】福田、原川
21H ○3-2 C大阪 【清】金子、北川2、【C】山村、木本
22H ●1-4 柏   【清】鎌田、【柏】伊東、クリスティアーノ2、武富
23A ●0-2 鹿島  【鹿】レアンドロ、金崎
24H ●1-2 浦和  【清】角田、【浦】遠藤、ラファエル・シルバ
25H ○1-0 甲府  【清】北川
25A ●0-3 川崎F 【川】谷口、小林、森本
天4 ●1-4 川崎F 【清】デューク、【川】森本3、エドゥアルド
 前節は川崎Fに主導権を握られ次々と失点し、逆に攻撃は少ないチャンスを生かせず完封負け。また7人を入れ替えて臨んだ天皇杯は前半のうちに同点に追いついたものの前半終了間際に勝ち越され、後半はチャンスを生かせず逆に突き放されて敗れています。ここまでの勝ち点は28で16位とは7差あるため残留争いには巻き込まれていませんが、早いうちに勝ち点を35以上にして安心したい、と思っているのは間違いないところ。肉離れで離脱していた鄭大世も戻ってきているとのことなので、明日は下位チームから勝ち点を稼ぐ、と言うつもりで待ちかまえているに違いありません。
 対するサンフレッチェは横浜FM戦で水本、高橋、野上が120分間プレーしているのが気になるところですが、コンディションがよほど悪くなければC大阪戦と同じメンバーで戦うと予想します。
       中林

丹羽   千葉  水本   高橋

     青山  野上

A・ロペス          柏

       柴崎

      パトリック

SUB:廣永、稲垣、森島、森崎和、茶島、フェリペ・シウバ、皆川
 前節「降格圏」を抜け出したとは言え16位との勝点差はわずかに2で、次節に負けるか引き分ければまた元に戻ってしまいます。明日はアウェイゲームではありますが、何としても勝って勝ち点3を広島に持ち帰って欲しい、と思います。
<17.9.21> 昨日三ツ沢で行われた天皇杯4回戦(Round 16)の横浜FM戦は、前半に2点リードしたものの後半終了間際に追いつかれ、延長に勝ち越されて悔しい敗退となりました。
 先発はC大阪戦から8人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       廣永

茶島   野上  水本   高橋

     森崎和 稲垣

森島          フェリペ(→柏80分)
(→A・ロペス89分)
     工藤  皆川(→青山87分)

SUB:中林、千葉、丸谷、柴崎
 対する横浜FMも前節から8人入れ替えて、GK:飯倉、パク・ジョンス、下平(→金井90+1分)、松原、デゲネク、MF:喜田、齋藤、遠藤、前田(→富樫75分)、バブンスキー、FW:ウーゴ・ヴィエイラ、と言うメンバーでした。序盤はホームの横浜FMがパスを回して主導権を握るか、に見えましたが、しかし先制点は広島。相手のミスから得たCKから野上がヘディングシュート。これはポストに弾かれたものの、素早く反応した皆川が右足で突き刺して幸先良くリードを奪いました。
 その後は広島がペースを握り、9分にはCKから皆川がシュートしましたが惜しくも枠外。12分には森島が突破を狙いましたが喜田に止められます。そして前半13分、森崎和の縦パスを受けて反転したフェリペ・シウバが反転してシュート。これがゴールネットを揺らして、広島がリードを2点に広げました。
 これに対して横浜FMも反撃を開始し、13分にはウーゴ・ヴィエイラにシュートを許しましたが枠外。15分と16分には齋藤が危ういシーンを作ります。逆に広島も22分、茶島のパスでDFラインの裏に抜けた工藤がフリーでシュートしましたが大きく上に外れます。また33分にも森崎和のパスで右サイドのスペースに抜け出した皆川がショートクロスを入れましたが、惜しくも工藤に合いません。続いて43分にも森島がドリブルからシュートを放つと、GKが反応してポストに弾かれます。前半は広島の2点をリードでハーフタイムを迎えることになりました。
 後半も前半同様の流れながら、広島が粘り強く守っていたのですが、8分に遠藤の右からのクロスを防いだ水本がハンドを取られます。スローで見ると当たったのは脇腹のところで手や腕には触れてもいないのですが、副審もゴールライン審判もちゃんと見ていなかったようでPKの判定。これをウーゴ・ヴィエイラに沈められて、1点差に迫られました。
 この後は徐々にスペースができて、お互いにオープンに攻め合います。15分には森島のフェリペ・シウバがシュートしましたがGKが右足1本でクリア。34分には高橋のクロスに皆川が合わせましたがGKが左足でクリアします。広島は横浜の攻撃にも落ち着いて対応していましたが、しかし後半42分、齋藤が右からドリブルで仕掛けてパス。これは水本がカットしたものの再び齋藤に渡ってしまい、中へのパスをウーゴ・ヴィエイラに決められて同点に追いつかれます。その後横浜はパク・ジョンスと遠藤、広島はアンデルソン・ロペスと柏が決定的なシーンを作ったものの決めきれず、延長に突入することになりました。
 足を攣る選手が続出した延長は、お互いに気力を振り絞っての戦いと成ります。延長前半4分には工藤のシュートがブロックされ、こぼれを拾ったアンデルソン・ロペスがシュートしましたがブロックされ、更に稲垣のシュートはGK正面。延長後半4分にはドリブルからアンデルソン・ロペスが強烈なシュートを放ちましたがGKに弾かれます。更に5分、6分、8分と続けざまに工藤にシュートチャンスが巡ってきますが、ことごとく枠を外して得点できません。逆に延長後半14分にGKからのロングフィードで抜け出したウーゴ・ヴィエイラが、角度の無いところからシュート。これがクロスを予想して外に動いた廣永の逆を突いてゴールネットに飛び込み、ついに勝ち越しを許してそのまま敗れました。
 客観的に見れば、この試合を左右したのはFWの決定力。特にウーゴ・ヴィエイラの決勝点は、120分間走り回った後だったにも関わらずDFラインの裏に抜け出して、目でフェイントをかけてGKを動かして狭いところに突き刺したわけで、納得せざるをえないゴールでした。それに対してこちらは何度も決定的なシュートを放ちながら3点目を取れなかったわけで、ある意味やむをえない敗戦だったと言えます。120分間にわたって相手以上に好パフォーマンスを見せたサンフレッチェの選手たちも称賛されてしかるべきだとは思うのですが、いつも書いているように勝敗を分けるのはほんの少しの差なので、敗戦は敗戦として受け入れるしかありません。
 ただその一方で、どうしても納得できないのは水本がPKを取られたシーンです。審判は「2人で見て判断した」と説明したそうですが、しかしビデオで見る限りは手には当たっていないのは確か。もし昨年のクラブワールドカップで採用されたビデオ・アシスタント・レフリー(VAR)があればPKは無しになった可能性は高く、そうだったとすれば試合展開は別のものになっていたに違いありません。VARの本格導入は来年のロシアワールドカップからになる、と言われていますが、ぜひ日本でも導入して欲しいものです。

ブログ速報  前半  後半  延長前半  延長後半
広島公式サイト  横浜FM公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  ウーゴ・ヴィエイラ  水本
<17.9.20> 中国新聞によるとヨンソン監督は「チーム内の競争力が高まり、練習で出場機会を得るプレーを見せた。力を見せて欲しい」と語っていて、C大阪戦の先発から8人を変える予定だとのこと。ただレギュレーションによりパトリックやバーンズ、椋原らは4回戦までは出場できないとのことなので、工藤、皆川、森崎和、稲垣、茶島らが先発することになりそうです。
 今日の試合会場はニッパツ三ツ沢球技場で、午後7時キックオフ。テレビ放送はスカパー!ch580とCS800(スカサカ!)のみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<17.9.20> 高円宮杯プレミアリーグウェストの第13節が一昨日行われ、サンフレッチェユースは大津高に6-1で勝ち暫定首位に立ちました。メンバーは、GK:大迫、DF:大越、里岡、川井(→桂84分)、MF:根角、川村(→松本84分)、満田、仙波、東(→岡野89分)、山崎、FW:明比。JFA公式サイトによると前半8分に守備の隙を突かれて先制点を許しましたが、落ち着いて試合を進めると20分に仙波のシュートのこぼれを満田が拾い、これを明比が決めて同点で前半を折り返しました。そして後半は大津高の運動量の低下もあって広島が押し込むと、3分には川井のクロスから明比が2点目のゴール。その後は前掛かりになった大津の背後を狙って後半10分、31分、48分に満田がハットトリックとなるゴールを決め、更に19分には仙波がCKのこぼれを押し込んで大量6点を奪って勝ちました。なお第13節は台風の影響でこの試合以外は全試合が中止となり、神戸U-18を勝ち点で上回った広島ユースが暫定首位に立ちました。
【第13節】
広島ユース 6-1 大津高

       勝点 試合 勝 分 負 得失差
1広島ユース  27    12   8   3   1   +23
2神戸U-18   25    11   8   1   2   +17
3C大阪U-18  22    11   6   4   1   +10
4東福岡高   20    12   6   2   4    +5
5G大阪ユース 18    11   5   3   3   +10
6米子北高   12   11   3   3   5    -2
7大津高    12   12   3   3   6   -11
8阪南大高   9   12   1   6   5    -5
9福岡U-18   8   12   2   2   8   -31
10神戸弘陵高  6   12   1   3   8   -16

<17.9.19> 明日は天皇杯4回戦。サンフレッチェはニッパツ三ツ沢球技場で横浜Fマリノスと戦います。
 シーズン当初は勝ったり負けたりだった横浜FMですが、第11節から14試合負けなし躍進して第24節には2位まで上がりました。しかし第25節に川崎Fに完敗すると続く柏戦も引き分け5位に後退しています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
18H △1-1 広島  【横】前田、【広】アンデルソン・ロペス
天3 ○4-2 沼津  【横】喜田、齋藤2、ウーゴ・ヴィエイラ、【沼】薗田、太田
19H △2-2 清水  【横】マルティノス、天野、【清】長谷川、鄭
20A ○2-0 新潟  【横】マルティノス、天野
21A ○2-0 札幌  【横】扇原、OG
22H ○1-0 鳥栖  【横】ウーゴ・ヴィエイラ
23A △0-0 神戸
24H ○1-0 FC東京 【横】ウーゴ・ヴィエイラ
25A ●0-3 川崎F 【川】大島、小林、家長
26H △1-1 柏   【横】齋藤、【柏】クリスティアーノ
 前節は先発4人を変更して臨んだ横浜FMは、前半9分にエース・齋藤に待望の今季初ゴールが生まれてリードを奪いました。そしてその後は持ち前の堅守を武器に逃げ切りを図ったものの、後半終了間際にクリスティアーノに強烈なFKを決められて勝ち点1ずつを分け合うことになりました。首位・鹿島との勝ち点差が10に開いてリーグ戦ではこれ以上負けられない横浜FMは、リーグ戦から大幅にメンバーを変えてくる可能性が高そうですが、ただもともと選手層が厚いことを考えれば戦力が落ちる、とは考えないほうが良さそう。むしろいつもは出ていない選手が出ることで、躍動感のあるサッカーで勝利を目指してくる可能性が高そうです。
 対するサンフレッチェですが、C大阪戦前にヨンソン監督が「チームのスケジュールがタイトになる...チームとして戦わなければならない」と控え選手の起用を示唆しています。ただ誰を起用しそうか、など全く分からないので、ほぼ全員入れ替えるとすればどうなるか、と言うことで選手を並べてみます。(因みに途中移籍組はレギュレーションにより出場不可。)
       廣永

ミキッチ 丸谷  野上   茶島

     森崎和 稲垣

森島          フェリペ

     工藤  皆川

SUB:中林、千葉、高橋、柏、青山、柴崎、アンデルソン・ロペス
 ルヴァンカップで敗退し、リーグ戦の優勝の可能性もないサンフレッチェにとって、天皇杯は唯一のタイトルのチャンス。J1残留を勝ち取ることが最も重要なのは当然ですが、タイトルの可能性がある限り全力を尽くすのもまたプロとして当然のことです。明日は厳しい状況の中での試合となりますが、チーム全員の力を結集してどんな形でも勝って帰ってきて欲しい、と思います。
<17.9.18> 10/14(土)に予定されているアウェイ鹿島戦の応援ツアーの募集が始まっています。東京駅発のバス利用日帰りプランで、試合当日の10時45分に東京駅に集合して午後1時にカシマスタジアム到着。試合終了後の5時半にスタジアムを出発して、午後8時頃に東京駅に戻ってくる、と言うスケジュールになっています。料金はビジターのサポーターシートのチケット付きで9,300円、チケット無しが7,000円。大人も子供も一緒の料金となっています。お問い合わせ、お申し込みは西鉄旅行エディオン広島支店(シャレオ西通り)(082-543-2026)か、あるいは受付専用サイト(チケットつき/チケットなし)からどうぞ。
 なお東京駅からカシマスタジアムへの直行バスは、鹿島アントラーズも予約受付しています。こちらは片道料金が大人2,300円、子供1,150円と安いので、鹿島サポーターに囲まれての移動もOK、と言う方はご利用下さい。
<17.9.17> 昨日エディオンスタジアム広島で行われたJ1リーグ戦第26節C大阪戦は、後半25分のフェリペ・シウバのゴールを守りきって1-0で勝ち、第3節以来6ヶ月ぶりに降格圏を脱出しました。
 前節頭を打って途中退場した高橋は元気に復帰。また森崎和が4試合ぶりにベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
       中林

丹羽   千葉  水本   高橋

     青山  野上
     (→稲垣89分)
A・ロペス          柏(→皆川90+5分)

       柴崎(→フェリペ68分)

      パトリック

SUB:廣永、森島、森崎和、茶島
 対するC大阪は、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田、ヨニッチ、山下、丸橋、MF:ソウザ(→木本80分)、山口、水沼、山村(→澤上80分)、FW:柿谷(→福満89分)、杉本、と言うメンバーでした。立ち上がりはセレッソのペースで、2分には水沼のクロスに杉本がフリーで合わせましたが枠外。4分には速攻から柿谷のクロスに山村が頭で合わせましたが枠外に外れて助かります。その後は広島も落ち着きを取り戻したものの、前半は守備を固めて我慢の展開が続きます。前半38分には丸橋のクロスを受けた杉本がゴール前でフリーになりましたが、高橋のゴール前でのスーパークリアで凌ぎます。前半終了間際にはCKのこぼれを丸橋に打たれましたがこれも枠外に外れて、両者無得点ででハーフタイムを迎えました。
 後半も最初のチャンスはセレッソで、0分に水沼がミドルを放ちましたが中林ががっちりとキャッチします。広島もその後は反撃して、13分には青山の縦パスで右に抜け出したアンデルソン・ロペスのクロスにパトリックが詰めましたがDFが寄せて打てず。21分には柴崎のFKのこぼれを青山が狙いましたが枠外に外れます。そして後半24分、青山が相手のボールを奪って前線に送ると、フェリペ・シウバが持ち上がりながらパトリックにスルーパス。パトリックはDFを引きつけて時間を作り、駆け上がってきたフェリペ・シウバが横パスを流し込んでついに広島が先制点を奪いました。
 追いつきたいセレッソは、その後ソウザが頻繁に攻め上がって広島ゴールに迫ります。しかし広島も速攻からチャンスを作り、31分には青山のクロスの落としをアンデルソン・ロペスが狙いましたがDFがブロック。32分にはブラジル人3人の連係からフェリペ・シウバがシュートしましたがポストに嫌われ、34分にもアンデルソン・ロペスのシュートがGKに弾かれます。その後セレッソはフレッシュな選手を投入しながら攻め込みましたが、広島は足を攣らせながらも集中を切らさず守ります。後半アディショナルタイムにはセレッソに何度もセットプレーから攻め立てられながらもはね返して無失点に抑え、ホームスタジアムは歓喜の声に包まれました。
 試合後にヨンソン監督は冒頭で「規律良くプレーできた」と語っていますが、確かに勝因は90分を通して守備組織が崩れなかったことにあった、と言えると思います。スタッツを見るとキープ率は47:53でさほど大きな違いはなかったものの、シュート数は広島の5本に対して相手は13本。こちらの攻撃をシュートの前にカットされ、速攻から、あるいはセットプレーから攻め込まれるなど我慢の展開を強いられました。ただ広島の守備陣はそのような流れでも焦れることなく90分を通して集中を切らさず戦いました。特に柿谷にはほとんど有効なプレーをさせず、水沼やソウザらと前線との関係を寸断して杉本を孤立させることができました。尹晶煥監督が言うようにセレッソが「広島の選手たちよりすべての面で劣っていた」とは思わないのですが、このような「規律」を持って戦えれば大崩れすることはない、と言うことが改めて分かった試合だったと思います。
 一方の攻撃では、やはりフェリペ・シウバのプレーがチームを救ったと言えるでしょう。ここまでリーグ戦15試合に出場して出場時間は681分と苦しい時間を過ごしてきた彼ですが、決して腐ることなく練習し、また準備を怠らなかったことがこのゴールに結びついたのだと思います。このところのサンフレッチェはメンバーが固定される傾向にありチャンスを得られない選手も多いのですが、しかし先発メンバーだけでは試合に勝てないのは確か。昨日のフェリペ・シウバのような選手がどんどん出てくることによって、試合の流れを変えて勝利を引き寄せることは非常に重要です。昨日は甲府が敗れたことで広島が勝ち点で上回り「残留圏」の15位に浮上できたわけですが、その事実以上に重要なのはチームが一丸となって勝ちきったことだと思います。ヨンソン監督就任以降徐々に積み上げてきたもののが、ここに来てようやくチームとしての自信に繋がりつつある、と言って良いのではないでしょうか。今週は水曜日に天皇杯を戦って週末には清水戦がありますが、ここで結果を出すことによって「自信」を「確信」に変えること。それによってこそJ1残留に向けての道筋を見いだすことができるのではないでしょうか。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  C大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア速報  戦評  フェリペ・シウバ  C大阪
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  広島が残留圏の15位に浮上!
SANFRECCE Diaryトップページに戻る